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YOSYTOUR TOP 東北TOP Vol.1 はじまり Vol.2 名神の悲劇 Vol.3 セロー復活 Vol.4 再出発 Vol.5 降臨 Vol.6 東北へ Vol.7 青森→十和田 Vol.8 青森ねぶた Vol.9 青森→八幡平 Vol.10 八幡平→秋田 Vol.11 秋田→敦賀 Vol.12 敦賀→京都 Vol.13 京都→徳島 |
前へ 次へ 9日目 こんにちは京都 東北ツーリング 第二部〜京都編 前編〜 2004/8/6(金) 晴れ 若狭湾ツーリング 敦賀港で2人を見送って、1人残されたところから第二部は始まります。 敦賀から徳島までは、京都経由でゆっくり帰ろう。 まだあまりに時間が早いので、敦賀港のターミナルビルの中でちょっと時間をつぶしたり、フェリーの写真を撮ったりしつつ、ゆっくりめに出発する。 実は今日は、先日バイクが大阪で故障した時にいろいろと調べてメールを送ってくれたオダギリさんから、「帰りにぜひ寄って下さい」と言われていたので、寄ることになっていたのだ。 オダギリさん宅は京都の北部、美山町というところらしい。 敦賀からはさほど遠くないので、すんなり行けば時間が早く着きすぎるということもあり、若狭湾をツーリングしながら行くことにした。 コンビニで朝食をちょっと買って食ったりとか。 三方五湖レインボーラインは有料道路。自動二輪700円は高い!と思った。 まだ朝早かったおかげもあり、道路は空いていて快適ではあったが・・。 ただ、早すぎて途中の売店とかは開いてなかった。 無茶な強制的早起きのせいで眠かったので、途中の海岸で仮眠をとることにした。朝だし、日陰になっているところはちょっとは涼しい。 コンクリートにゴロンと仰向けに寝っ転がって空を見上げる。青い空、まだ月が出ていた。そのうち、右向き矢印の形をした雲が出た。面白い。 見上げると矢印。シュールである。あっち方向に何がある? 何かに行き詰まった時、空を見上げたら方向を示してくれるのだろうか? そんなこと思いつつ、つかの間の仮眠。。。 |
若狭湾 矢印雲と月 |
美山町 小浜市から南下して美山町に入る。山だ。 オダギリさんから住所は聞いていたので、町に入ったところの看板を見ると、、 看板には、シドニー7990km、南極14070km、サンパウロ19940km・・ 遠すぎて役に立たねぇー。私が知りたいのは町内の目的地なのに。 結局、オダギリ邸におじゃまするのは10時半くらいになりそうな感じだった。これくらいの時間なら、早すぎて失礼にあたることはないだろう。 分岐の三叉路まで来て電話。 目印を教えてもらう。途中まで迎えに来てくれることになっていた。 黒のミニで待ってます、とのことだったので、ミニスカ姿の男性が待ってたらどうしよう・・とドキドキしたり、ってことは全くなく、有名な小型英国車でお出迎え。 はじめまして、です。お世話になりました。ぺこぺこ。 とりあえず家へ、と案内してくれた。 オダギリ邸は、大きな茅葺き屋根の家。渋い・・。 本来の持ち主とシェアしているらしいのだが、今はもう1人の方は外国へ行っているらしく、オダギリさんが1人暮らし。 窓も戸も開けっ放し。風通しの自然冷房。ネコも自由に出入りしている。 何とも素敵な暮らしぶり。 ひとしきりくつろいだ後、一緒に蕎麦を食べに行った。 ここは蕎麦畑も結構あって、蕎麦がうまいらしい。 やはり茅葺き屋根の蕎麦屋でざるそばのセットを食う。うまい。 お世話になったので、私がおごるつもりだったのだけど、どうしても、逆におごられてしまった。すみません。次回、徳島に来られた時にはおごります。 河鹿荘(かじかそう) オダギリさんと、美山町内にあるバラ風呂で有名らしい風呂に行く。 平日だったからバラ風呂はやってなかった。残念です。でも露天風呂もあって気持ちよかった。建物も大きくて立派。 風呂上がりに、ここの地元の紙パック牛乳(美山牛乳)を飲んだらおいしかったので、思わずもう1本飲んでしまう。腹はタポタポだ。ちーぼー&ユカさんへのお土産として、オダギリさんおすすめのソーセージを買う。 ここでお別れ。本当にお世話になってしまいまして。 またお会いしましょう。 |
美山町看板 茅葺き屋根の オダギリ邸 |
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京都へ 仕事終わりのちーぼーが帰ってきてる時間を目処に、京都を目指す。 急がなくても大丈夫。むしろゆっくりめのほうが迷惑がかからないだろう。 初めて行く場所だけど、目印はちゃんと聞いていたし、何とか迷わずに到着することができたのであった。この通りからこの通りに入って、この角を曲がって10軒目。いち、に、さん、えーと、あれ?、ほにゃ・・ あった。 6時半くらいに到着。 呼び鈴を押す前にちーぼーが出てきた。おおっ、びっくり。ひさしぶりっ! ガラガラと開ける引き戸の玄関だから、前にバイクが止まったら音ですぐに分かるみたい。 荷物を下ろしてひとくつろぎ。 なんか、すでに夕食の準備にかかっているようだった。ユカさんはもうちょっと帰りが遅くなるようだったけど、そのうち近所のあかりちゃんという子がやってきた。 第一声は「あ、バイクの人だ。」 はい、そうです。はじめまして。 大阪でバイクが故障した時に、ちーぼー家にいたそうなので、事情を知っているらしい。ちーぼーとあかりちゃんが2人で夕食の支度をしてて、わしは手持ち無沙汰。 そのうち、さらに別の友達のぴろりんがやってきて、だんだんかしましくなってきたぞ。 いろんな食べ物が食卓に並んで楽しい夕食になりそうな感じ。 さらに、あかりちゃんの弟のコーメイくんがいつの間にか登場。そしてやっとユカさんが帰宅して、6人もの賑やかな食卓になりましたです。 なんで初対面なのに大勢でこんなにくつろげるのでしょ?みんなの人柄とこの家の雰囲気のおかげだと思います。 OSがぶっ壊れたあかりちゃんのPCの復旧を頼まれるが、すでに眠くなってる私には手に負えませんでした。すんません。コンピュータ関係者でも無理なもんは無理っ。 夜も更けてきたので寝る。 明日は京都観光をちょっとしてから徳島へ帰るのだ。 本日の走行距離:204.5km (敦賀市〜京都市) |
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