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YOSYTOUR TOP 東北TOP Vol.1 はじまり Vol.2 名神の悲劇 Vol.3 セロー復活 Vol.4 再出発 Vol.5 降臨 Vol.6 東北へ Vol.7 青森→十和田 Vol.8 青森ねぶた Vol.9 青森→八幡平 Vol.10 八幡平→秋田 Vol.11 秋田→敦賀 Vol.12 敦賀→京都 Vol.13 京都→徳島 |
前へ 次へ 7日目 八幡平から秋田へ 2004/8/4(水) 曇りのち晴れ いよいよみちのく旅も終盤へ。 帰りのフェリーを8/5にしているかず、AZB、私の3人は今日の夕方までに秋田へ行くことになっていた。 今回の目的地の1つとしていた八幡平アスピーテラインだが、晴れてたら是非走りたかったのだけど、あいにくの曇天。雨もパラパラ。次回のツーリングに持ち越す。 鶴の湯 午前中はみんなで乳頭温泉「鶴の湯」に行く。入浴料は400円。 どういうわけか、下記のようなレイアウトになっている。 1)女湯−2)男湯−3)女湯−4)男湯露天風呂−5)女湯露天風呂 まず2)の男湯(内湯)に入る。 露天風呂に行くには、いったん外へ出ないといけないのだけど、そこは人通りから見える通路。 でもおっちゃんとかは、タオルを巻いただけでヒョコヒョコと歩いて移動しているので、なーんだ、行けるのか、と我々もタオルを巻いてヒョコヒョコと歩いて露天風呂に移動する。 その時には気付かなかったのだけど、我々が露天風呂に腰掛けていると、その背後を奥からザッザッザッと駆け抜けていく女性がいてビックリ。それはかずであった・・。その奥が女湯露天風呂であることは後から知った。不思議なレイアウトだ。 露天風呂から再び男湯の内湯に戻ろうとしているタオル軍団を恥ずかしげもなく写真に撮られてしまう。AZBが無理矢理撮らせたとも言う。でも撮影者のかずは結構喜んでいた気もする。怪しいデジカメ画像がずっと残り続けるのであろう。あえてその写真は掲載しません。他の人のレポートでどうぞ。 鶴の湯を後にし、国道341号に出たところでタマとはお別れ。 私は翌日のフェリーで帰るが、彼はまだまだ後半の日程が残っている。 気をつけて。アデュー。 田沢湖 AZBがガソリンを入れている間に先に進み、田沢湖の辰子像の近くで待つ。しかし来ない。連絡が繋がった時には、すでにだいぶ先まで追い越されてしまっていた。 とりあえず観光名所ということで金ピカの辰子像を一瞬見てから出発。 写真ではよく見るんだけど、まあ写真通り。意外と小さかったかな。 わざわざ観光バスで見に来るほどのものでも・・と思ったけど言わないです。 ちなみに「立つ小僧」ではありません。勘違いした人がいましたので。 角館 かくのだて。 武家屋敷で有名だ(そうです)。ここで先に着いていたAZBと再び合流。 まずはお昼過ぎなのでご飯。稲庭うどんを食う。私は食べなかったが、他の2人は秋田名物きりたんぽも食ってた。 武家屋敷の「青柳家」に入る。料金は500円必要。 いろんな武器や鎧、絵画などの美術品が展示されている。全部見て回るのも大変なくらい広いお屋敷で、さぞやお金持ちだったのだろうと思わせる。 うまり侍の像もあったぞ。どうして半笑いなんですか? |
鶴の湯 立つ小僧 実存うまり侍 |
秋田へ ピンチ再び ついに秋田市へ入る。 今夜は3人ともストー夫婦(元・同じ会社の人)の家に泊めてもらうことになっていた。 旦那のあいにくストちゃんは出張中で、弥生さんしかいないそうだ。 待ち合わせの駅前で、重大な現象に気付いた。 セローを止めていた10分か20分くらいの間に、エンジンの下にオイルの染みができていたのだ( ̄□ ̄;)! えっ!?ここまで来てオイル漏れか? バイクを真っ直ぐに立ててもオイル面は見えず。それどころかオイル量の確認窓がある右側に倒してもまだオイル面は見えない。こりゃ相当減っているぞ。焼き付きが心配だ。 ここからストー家まではせいぜい3kmくらいだったが、気が気でなかった。 よくここまで持ったものだ。今回、何度も経験した「不幸中の幸い」。 何とかストー家まで到着し、弥生さんとのチョー久しぶりの再会「わー久しぶり」「お世話になります」「全然変わってないですね」・・に喜んでいたけど、挨拶もそこそこに、、 「この近くにバイク屋ないですか?」 「あるよ。」 不幸中の幸いだらけ。数百メートルのところにそこそこ大きなバイク屋があるとのことで、場所を教えてもらって1人で修理へ向かう。そこまで何とか持ってくれ。 バイク屋はすぐ分かった。着いたら、早速修理にかかってくれた。 オイルが漏れている場所は、フロントスプロケットのオイルシール。 暑さでやられたのだろうか?それとも新潟ランで無理しすぎたか? なんとエンジンオイルの8割くらいが抜けていた。人間の血液って、何割失うと死ぬんだっけ?とにかく人間なら死んでるよね。 もうちょっと気付くのが遅かったら、エンジン焼き付いてた。マジでゾッとする。 これ以上オイルが漏れないように応急処置をしてもらい、標準の安いやつでいいから、ということでオイルを入れ足す。まだ少し残っている1リットルのオイル缶を持ち帰り、いざとなれば足しながら帰ることにする。荷物は増えたが仕方ない。 ん?確か以前の北海道ツーリングでもオイル漏れでオイル缶を持って走ったような記憶が・・。2002年のことか。あの時はガスケットだったっけな?だいぶガタがきてるなぁ。 とにかく、エンジンが焼き付く前に目的地に着いてよかった。オイル漏れに気付いてよかった。近くにバイク屋があってよかった。バイク屋がまだ開いている時間でよかった。なんとかその場で修理できるレベルでよかった。 何もかも、ツイてない中でもかろうじて幸運を拾ってる。 完治じゃないけど、とりあえず一安心してストー家に戻る。 |
オイル漏れ修理中 |
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秋田竿燈祭り ストー家で一息ついたあと、19:30頃。 ちょうど「東北三大祭り」の1つである竿燈祭りのシーズンだったので、これは見ておかねばと、みんなでタクシーで会場へ向かった。 出店もたくさん出ていて、見物客もたくさん。 行く前に、弥生さんからどういうものかの説明を聞いた。 提灯がたくさんついた竿を、肩やおでこ、腰などに乗せてバランスを取るものだそうだ。要するに「動かないほど、バランスが取れているということで上手い」ということになり、見ていて動きが少ないから・・・。つまり、「動きがある祭り」のほうが面白いということだった。 しかし、やはり百聞は一見にしかず。 この日は微風があったこともあり、難易度が高かったのか、動きがあるある。 バランスを崩してどんどん倒れる竿灯。観客席は一応ワイヤーで守られているようだが、客の近くに倒れてきたりしてスリル満点だ。 1本の竿には提灯が46個付いていて、重さは50kgくらいあるそうな。 それが2百本以上立つ姿はなかなかすごい。 提灯はすべてロウソクの火だから、揺れや竿の落下で消えたりする。 もちろん、笛や太鼓のお囃子もあり、男達が次々にバトンタッチしながら竿燈を操る。かけ声は「ドッコイショー、ドッコイショー」。 我々は自衛隊の竿燈を追ってたのだが、ぶつかるわ倒れるわ火が消えるわ。バキバキと街路樹に倒れかかったり、ちょうちんがパカッと口をあけてお化け屋敷のようになったり(笑)。 想像してたより、スリリングでずいぶん面白かったぞ。 秋田竿燈祭り公式サイト http://www.kantou.gr.jp/ 祭りの後は、ちょっと高い焼き鳥とか食ったりして帰る。 ストー家では、エアコン付きの部屋と布団を与えられる待遇の良さ。寝袋でも全然OKだったのに、えろぅすんまへん。かたじけない。 明日はいよいよフェリーに乗って帰る日だ。 寝坊しないように目覚ましかけて寝よう。 本日の走行距離:172.3km (八幡平〜秋田市) |
竿燈祭り |
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