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Stevie Ray Vaughan album list

これから彼の作品を聴いて見ようかなと思う方々向けにつくってみました。
リスト中の「オススメ度」は、作品へのストレートな評価でなく、これから聴かれる方へのガイドのつもりで「★」をつけました。 「★★★★★」が「まずはこれから聴いてね!」ってことで、少なくなるほど「他がお気に入りならどうぞぉ」って具合です。
「+」は「0.5*★」ですわぁ。

これを見て一人でも、彼のギターを、唄を、ブルースを聴いてみて好きになっ
てくれる人がいらっしゃれば本望でございます。

アルバムタイトルをクリックするとさらに詳しい解説と、アルバム中のカバー曲のオリジナルのリストが見れます。(順次更新中)

◆1999年発売のリマスターCDのボーナストラックにも一部対応しました(1999/10/24 UP)


機械のリズムと、ゲートエコーのビッグなドラムサウンド、映画並みの趣向をこらした宣伝ヴィデオが POP MUSIC を席捲していた '80年代、ロリー・ギャラガーを思い出させるボロボロのフェンダー・ストラトキャスターと、「ロックの基本単位」トリオ編成のバンドを従えて忽然と登場した、どうみても、時代遅れなどさ回りの白人サザンロッカーといった風のギタリスト。それが彼でした。

1990年8月27日、35歳でこの世を去るまでに、彼はその活動を通して、ロックがどこから来たのか、また、エモーションが音楽にとっていかに大事か、その音楽で思い出させてくれました。


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Album Release オススメ度
Texas Flood '83 ★★★★+
彼のアルバムの中で一番オーソドックスにブルースを演っている作品です。ブルースファンのウケは一番かも。
Couldn't Stand The Weather '84 ★★★★★
ワタシをブルースに引っ張り込んだ作品です。"Scuttle Buttin'"の様なインスト〜 "The Thigs That I Used To Do"の様な大スローブルース大会まで、かれの全てが詰まった一枚。"Voodoo Chile"はJimiを越えてるかもしれない。
Soul To Soul '85 ★★★★
相変わらずエモーショナルでパワフルだが、多少大味。ただ、"Look At Little Sister","Change It"の様な南部ロックらしいアプローチは見逃せません。
Live Alive '86 ★★★
彼の初のLive盤ですが、冗長な感は否めません。彼のこの頃の体調を考えると仕方がないかなぁ・・・・・
In Step '89 ★★★★★
体調を戻しての起死回生のイッパツ。かつ彼名義の最後のスタジオ録音(涙)。ハネるリズムを取り入れたり、R&Bっぽいファンキーなアプローチで迫ります。白人ブルースロックの新たな展開に成るはずだったのに・・・・
Family Style(Vaughan Brothers) '90 ★★★
そして永遠のライバルである兄、ジミーとのコラボレート。これがほんとうに最後の作品となりました。タイトルからも解るように非常にリラックスしたアット・ホームな作りになっていますが、ナイル・ロジャーズが手配したバック陣にちょっと不満もアリです。"Tick Tock"は必聴の名曲です。
The Sky Is Crying '91 ★★★+
Stevie の死後残されたテープをJimmie が選曲してリリースしたもの。生前のアルバムと比べて後から手が加えられてない事もあって、ヨワイところありますが、佳曲そろいです。"Life By The Drop"でまた涙・・・
In The Beginning '92 ★★★★
Stevie のメジャーデビュー以前のDouble Trouble(ベースはトミー・ジャノンでない)のFMでのLiveテープがリリースされたもの。すでにデビュー後のクオリティを持っていたのが解ります。個人的には 彼等の2nd、"Couldn't StandThe Weather"のストラトの音に次いでここでのパキパキの音は好きだったりします。"Live Alive"よりお薦めです。
Greatest Hits '95 ★★★+
ベストアルバムの第一弾です。選曲に無駄はないので、どれか一枚という方にはお薦めなのですが、他を聴いてもらいたいんで・・・(笑)。未発表だったビートルズのカバー"Taxman"のアレンジはカッコイイの一言。
Live At Carnegie Hall '97 ★★★★
彼がメジャーデヴューして、上り調子だった頃、あの、ジョン・ハモンドの肝いりで、カーネギー・ホールで行った記念すべき Live の記録('84年)。序盤固い演奏が気になるが、ルーム・フル・オブ・ブルースのホーンズやDr.ジョンなどのサポートを得た後半にはいると乗ってきます。ただしこの頃ならもっといい演奏があるように思うんだけど・・・・
The Real Deal - Greatest Hits Volume 2 '99 ★★★+
ディック・デイルとの「Pipeline」が目玉。しかし、どうせならやはり個々のアルバムをお薦めします。そもそもこの人のベスト盤で『Greatest Hits』はいかがなものでしょうか?(笑)。「Pipeline」もライノのディック・デイルのベスト盤などで聴けます。
Albert King with Stevie Ray Vaughan / In Session '00 ★★★★
師匠 Albert King とのTV番組でのセッションの模様を納めた物。SRVを只の弾きまくりギターキッズと思ってるブルースファンは「王様」がまじに受けて立つこのアルバムを聴いてみてください。
Blues At Sunrise '00 ★★★
既発ヴァージョンを中心にスロー・ブルースを集めた企画盤。こちらの目玉は、Johnny Copeland とのモントルーでの「Tin Pan Alley」のLive(初出曲)ですが、このために買うほどのデキではないです。中古アナログ盤を模したジャケはいい雰囲気です。これのアナログ盤ってないのかなぁ?(^^; ※追記:「Tin Pan...」は『Live At Montreux..』に収録されました。
Box Set '00 ★★★★★
3CD+DVD という構成のBOX。ジャケが泣けます。内容もデビュー前のものから最後のツアーからのLive音源など盛り沢山です。3枚のベスト盤を買うのなら、こちらを強くお薦めします。これからSRVの方も既にファン方も満足出来る内容です。DVDは20分程度ですが内容ばっちり!。リージョンフリーですので輸入されてもちゃんと国内でも見れます。(てか、日本盤は出てないのよね。なんだかなぁ>SME!!)
Live At Montreux 1982 & 1985 '01 ★★★★
'82年デビュー前と'85年のモントルー・ジャズ・フェスでの演奏を収録。『In The Beginning』と同じく'82年のLiveはクオリティが高い。'85年のLiveは最悪だったという『Live Alive』収録の「Texas Flood」など5曲と同じ音源ですが、それを疑問に思うほどいい演奏です。

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