鎌倉発電送かわら版(最新版)

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日米野球に招待される

世界遺産に相応しい光景

2007年4月1日(日)
魑魅魍魎、奇々怪々の議会
28日に19年度予算議会が終わった。年度末ぎりぎりの成立であった。2月議会に議長に就任して、今議会はどうなることやらと思っていたが、魑魅魍魎、奇々怪々の議会に終始した。

なにしろ、議長就任早々、岡本マンション問題で、100条の特別委員会設置であるから、相当な波乱の議会は想定していたが、大船駅東口の市街地再開発問題で、特別会計予算が否決される結末で終わるとは予想していなかった。

途中の経過では、教師による子どもの人権侵害が発覚し、与党議員の農業委員会存在意義の質問から、農地法違反、市街化調整地区の都市計画法違反が発覚、学校パソコン問題から、新年度予算訂正と、モグラたたきのように、叩いては引っ込み、また、叩いては、別のところから問題が飛び出し、まさに、次から次へとモグラどころか、とんでもないところから、お化けが出てくるようであった。

まだ、まだ、出てくるようで、議会終了後、給食委託問題で、地労委への提訴問題も出てきた。
次の議会には、子どもの人権問題で、慰謝料請求の議案、農地法等違反のその後、これまた、深刻な事態が予想されている。

岡田議員のホームページを見ると、農地法違反が続出で、農業委員会も農地法違反の是正指導で、大忙しであろう。これでは、鎌倉に農業委員会が必要なのが分かる。違反摘発に懸命だ。岡田議員の農業委員会報告
罰則も厳しく、是正指導も厳しいようだ。

また、大船駅東口再開発事業の特別会計が暫定予算となり、次回には本予算の提出がされるであろうが、どのような内容か、3ヵ月で変化があるか、内容によってはさらに混迷を深めるであろう。

街では「議長、大船駅東口の予算、否決して良かったですね」と、声を掛けられることしきりである。突然、降った湧いたような話題になっている。

高層ビルの構想が発表され、数年経つが、まさか、そのまま出してくるとは思わなかったし、現在の構想が、失敗であったとも聞いていなかったので、高層ビル構想案の設計予算等が提案されたら混乱すると思っていた。
20年前の都市計画変更構想の失敗責任は、誰が取るのか。余りにも無責任である。助役や元助役が大船駅東口再開発の顧問であったのではないか。

そもそも、現在の再開発構想が20年前に変更されて、バブル崩壊の一言で、高層ビル建設によって、権利変換率確保を考えたことがおかしいと思う。まさに、権利変換率確保のための高層ビル構想ではないのか。

今回のことは、古都鎌倉の大船地区のまちづくりの検討を深めるための良いチャンスで、中心を大船駅から始めるか、観音様からか、鎌倉芸術館等からか、徹底した議論から始めるべきである。また、今後、深沢地区も大きなまちづくり構想としてクローズアップされてくるだけに。
2007年3月24日(土)
神経が参る
とにかく予算委員会は終わったが、かなりの疲労感がある。神経が参ってしまう。どうやら、予算委員会での理事者質疑を聞いていると、石渡市長他、質問でどこへ行くのか分からないからか。

傍聴していて、理事者の答弁次第では、崖っぷちや、迷路の入ってしまうと神経を使ってしまうからか。
「大変なことになるよと、つぶやいても」、どうってことはないよと、涼しい顔をされていては、聞いてる方が参ってしまう。

「駄目だよ、そっちに行っては、えらいことになるよ」と、昨年の予算委員会の時も、大きな声を出したのに、結果は、100条委員会まで出来ることになった大船観音前マンション問題である。

今回は大船駅東口の都市計画事業が大きな争点になっている。地権者、権利者が70%以上の賛成があればと、事業の見通しがあると言うが、市長の感触で、70%であって、データーは50%である。

地権者、権利者の賛成が70%以上が一つの目安であろうが、市民代表である議会において、賛否が拮抗している状態では、市民の血税を使っての都市計画であるので、見通しは暗い。

やはり、都市開発事業であるから、議会での賛成も70%以上でないと、これからが大変であろう。27人の70%以上ということは、18,9人の議員の賛成が、事業の見通しであろう。それが、13,4人の賛成議員では、これから、騒然たる議論が起きる。寝た子を起こした状態だ。28日の本会議でどうなることやら。神経ぴりぴりである。

20年前も大船駅東口の都市計画事業は変更されている。その時も70%以上の賛成があったと思うが、それが、頓挫したわけだから、70%の中身が問題。

今回は、50%を100%に持って行かなければ都市計画事業であろうから、これからの作業は困難極めるであろう。じっくり、70%以上の賛成の確信を得てから、計画変更しても、問題ない。

都市計画変更決定が先にあるのではない。市民、住民、権利者のコンセンサスが一番である。
ツケを回すようなことはゴメンだ。次の世代が、困るであろう。

駅前の利便性を求めるなら、環境、緑で100億円以上投入した広町を考えれば、変換率も空中権、景観権確保のため市民の血税の犠牲はあり得る。もっと、根本的議論が必要。安易に、高層ビル建設で変化率確保は、甘い。

民間の財産権確保のため、土地の立体、空中利用こそ、金の成る木に成ってしまう。鎌倉中はマンション化してしまう。現実に鎌倉は、マンションが林立しているが。さらに、マンション街に成るであろう。

かって、御成小学校の改築問題の時、閑静住宅街の木造校舎をと景観を訴えた激しい市民運動があった。
今や、木造の御成小学校は、ビルの谷間に建つ羽目となった。あの時の運動は何だったのか。閑静住宅街の声がない。

鎌倉は100メーターのビルに囲まれた古都となるか、古都の玄関に一棟が建てば、次から次へと高いビルが建つであろう。次は、旧国鉄工場跡地周辺か。立体利用で、勘定がうまくいくか?
2007年3月17日(土)
暴かれる
鎌倉市議会において19年度予算が審議されているが、とんでもないことが次から次へと発覚している。
何か自称実力者の周辺のことが多い。でも、無許可で農地、市街化調整区域に資材置き場、建築物建設されてた件では、課税だ、指名停止だと行政も是正に張り切っている。

そもそも、これらの問題は、議会で問題になる前に、市民からの通報で、市長が是正指示の通知を出していたくらいであるから、市長も先頭に立って取り組んでいたようだ。ここに来て、場所も業者名も明らかになり、いくつかの業者は、鎌倉市の指名業者である。是正を怠ってきた、10年間の行政の不作為は、ツケが大きい。

まさか、寄らば大樹の影とばかり、自称実力者に頼って良いたわけではないだろう。もしそうなら、今になって暴かれて、とんでもないツケが回っていることになる。

自称実力者は、大樹どころか、唐傘のような木で、見かけだけだったようだ。いきがっても、所詮、張り子の虎であるか。

何とかなるかなぁと思っていても、自称実力者は逃げが早いから、信用していたものにとってはツケが増えるだけである。

それにしても、問題が出るわ、出るわである。なぜ、今になっていろいろ暴かれ、問題が明らかになっているのか。
確かに、与党議員が、農業委員会の存続を質問したところ、物の弾みでとんでもないことが出てきたのだから、藪から蛇でも、大蛇が出てきた様な物だ。

大船駅東口の都市計画事業で、賛成派の把握は、職員の感触での数であると助役が答弁。言われればそうであるが、聞き取り調査による担当職員の調査であると。でも、署名等の了解は得ていないようだ。これが、また問題になってしまった。なにしろ市の計画は90メーターの駅前高層ビル建設が前提であるから、かなり慎重さが要求される。これまた、審議、資料要求も厳しく、会期も延期の予定。

教育関連では、学校でのPC教育で、機器導入経過が問題となり、不適切な入札が問題に。また、XPかビスタかと、最新のOSも問題に。XPからビスタになることが決まり、これまた、大手間だ。最初から決めておけば良かったのに、もうすでにXPが導入されているので、ビスタに移行するため増額訂正。なぜか、東芝PCが10年間続く。
2007年3月11日(日)
行くも地獄、行かぬも地獄
人は窮地に追い込まれることがある。まさに、行くも地獄、行かぬも地獄といった場面だ。
選挙をやる政治家においては、当選するも地獄、落ちるも地獄といった場面がある。

いっそのこと、逃げてしまいたい。選挙を辞退するといったこともある。責任放棄だが。
しかし、逃げられないこともある。責任を取らされ、捨てられることもある。

日本では、首相と首長は使い捨てなんて言われるが、しゃぶられるだけしゃぶられて、ハイ、それまでよなんてこともある。でも、しゃぶるだけしゃぶって来ても、最後にばれて、とっ捕まることもあるが。

しかし、ほどほどにして、逃げ切る方もいるが、身の丈を心得てか。背伸びは駄目だ、無理をすると潰れてしまうからか。

国では、安倍首相、一年足らずして、行くも地獄、行かぬも地獄といったところだ。
鎌倉の石渡市長も、不祥事が出るわ、出るわで、前に出ても地獄、退いても地獄といった窮地である。

誰が、支えてくれるのか、孤独の身か。議会でのやりとりも、出たとこ勝負のその場しのぎに見える。
本田議員の質問は、当たって砕けろの玉砕型であるが、当てられた方が、砕けてしまう無防備の手遅れ型である。

もう、黙っていられないと、立ち上がったネットの三輪議員による素朴で、素人感覚の質問でも、とんでもない政治局面になり、大いに存在感を示した。貴重な存在で、これからも頑張って欲しい。2期で終わるとは惜しい、これからなのに。大切な市民感覚は、無くしてはいけない。鎌倉ではネット感覚は着実に根付いている。

また、怒るのも無理無い。後から、問題が出るわ、出るわでは、バカにされた思いがするのは当然である。行政はその場しのぎでやって、怒らせると怖いことを知るべきだ。火がついたら当分消えないかも。

何とかなるだろうの、馴れ合い、談合型が通用しない時代である。北朝鮮関係の6ッ国協議を見ていると、日本の外交、駆け引きの下手なこと極まりない。

地方政治の談合型も、次から次へと摘発され、そのまんま東ブームで、これからの地方政治は一変するであろう。
大物ぶったリーダー型は、通用しないであろう。ウラに馴れ合い、談合が見えているからである。

また、ウラにフックサーが存在する院外政治型もお終い。当分、政治は揺れるであろう。利権型政治もお終い。これから、美味しいことを味わった方にはツケが回るかも。それを市民に回すとなると、何が起きるか分からない。覚悟が必要かも。
2007年3月10日(土)
ものの弾み
本当に何が飛び出すか分からない鎌倉市議会である。現在、鎌倉市議会の予算特別委員会において、19年度予算等が審議されているが、ここ連日空転している。

どうやら、与党議員から農業委員会の存在が問われたようで、担当の答弁が「農地の転用、是正等の業務がある」ということから、それなら、どこに問題があるのかと聞かれ、出るわ、出るわの大騒ぎに発展している。

特に笛田の市街化調整地区にある農転後の土地に、12月議会でも取り上げていたが、使用されている建築物が未だ無許可状態であることが、予算委員会において、ネットの三輪議員の勇気ある追及と資料要求で明らかになった。やるときはやるもんだ。
ここはかって、12年前にも大きく報道され問題になった場所であり、是正計画の指示も出されていた。

しかし、10年間の行政の不作為が、突然、昨年の11月、石渡市長の名において、無許可で使用している建築物に対し、是正計画の指示が使用者に再開された。
ところが、回答された文書の中に、「代替地の希望と費用の鎌倉市負担等」が明記された案文があり、油に火を注ぐ局面となってしまった。

特に土地使用者の協議会のような組織である平成会の存在が明らかになり、圧力団体ではないかと問われ、担当はタジタジとなり、多くの憶測を呼ぶこととなった。

かって、12年前に、問題になったとき、有力政治家が存在するのではないかと話題になった。確かに、某有力政治家の会報を見ると、地元後援会の会長の名もある。相当な実力者であろう。

それが、なぜ、昨年、石渡市長は、是正計画の指示再開を決断したか、まだ、理事者質疑もないから真意は分からないが、今回の石渡市長の決断は、高く評価されている。

担当もあらゆる圧力等をはねのけ、法的処置も辞さない決意を語っていた。石渡市長の決断に対し、支援の決議をしようではないかと取りざたされてもいる。

しかし、市街化調整地区の土地の使用実態、農地転用状態が深刻な問題に発展してきているので、成り行きは不透明である。それも、なぜか、有力政治家の関係者の場所が見え隠れするので、不気味だ。

それにしても、農業委員会の存在の指摘が、ここまで発展するとは、誰が考えたであろう。まさに、ものの弾みか。また、議会から農業委員も選出されているので、相当深刻であろう。
関係していたら、ぞーっとして、フリーズしてしまうような局面であるだけに。

現在は予算委員会での審議であるが、農業委員会、総務常任委員会、建設常任委員会、観光厚生常任委員会、文教常任委員会と広く関わる問題に発展する可能性があるようだ。

もう、すでに、鎌倉市議会では三特別委員会が設置されているだけに、今予算特別委員会において徹底した審議が行われることも予想される。
2007年3月3日(土)
難題は忘れないうちやって来る
「災害は忘れた頃にやって来る」と言われるが、石渡市政、難題は忘れないうちやって来るである。

これから、大船観音前マンション問題について100条の調査特別委員会で、厳しくやりとりが行われ、2度の許可取り消しの真相究明が行われることになって、緊張状態が迫ってくる。

大船観音前マンション問題一つとっても、大変な難題であるのに、次から次へと難題発生の石渡市政である。
今度は、大船駅東口市街地開発事業で、90メーターの高層ビル問題がクローズアップされてきた。
行政側は、都市計画審議会に諮問し、了解を受けていると言うが、どうも、都市計画審議会の権威が、大船観音前マンション問題で、失墜しているから、あまり、都計審の結論は頼りにならない。

問題点が、クローズアップされて、なんだそれはと、人々の目に触れ、耳に触れ、そんなの良いのかと騒然とした議論が舞上がってくる。
市の広報で知らせたと言われるが、関心の薄いときは、問題が起きないが、議員や、地権者が問題化させてくると、どうもおかしいとなってくる。

鎌倉のランドマークとして90メーターの高層ビルを建てると言っているが、大船も鎌倉、鎌倉の玄関である大船駅前に、高層ビルが建つと、鎌倉は近代都市とのイメージになり、武家の古都のコンセプトで世界遺産登録推進している鎌倉にとっては、打撃が大きい。鎌倉市の誠意が問われる。

大船駅を電車で1分も乗れば、歴史的風土であり、景観が古都法で守られている円覚寺、建長寺の世界遺産ゾーンである。

もし、強引に90メーターの高層ビルを強行すれば、世界遺産を目指す鎌倉は笑いものになる。世界遺産なんてやめて、近代的都市鎌倉に変えた方が良いと言われることにも。

鎌倉の行政だけで決めてはいけない、広く、内外にも意見を求めるべきである。鎌倉は世界の鎌倉を目指しているのだから。それにしても、石渡市政は余りにも世界遺産に対する誠意がない。

大きな難題は、次から次へと起きているようだが、大船観音前マンション問題だけでも、石渡市長は、辞職すべき責任があるのに、さらに、大船駅前の90メーター高層ビルに続き、さらに、深刻な難題が、起きているようだ。
古都法違反の場所が、解決ついたと思ったら、さらに重大で、深刻な事態が、発覚しているようだ。
さぁ、大変だ。目をつぶっていても、どうにもならない、もう火がついている。相当深刻だ。議員も絡んでいるとか。
2007年2月25日(日)
子どもたちは元気が一番
鎌倉少年野球連盟恒例である江ノ電杯争奪卒業記大会表彰式が、昨日、七里ヶ浜小学校校庭で行われた。
暖冬が続いていたのに、急に寒波が襲ったような天候であった。

しかし、寒さにも負けず、決勝戦が行われ、鎌倉レッドサンが優勝した。石渡市長も観戦に見えていただいた。
時間の関係で、メッセージを披露させていただいた。

江ノ電の城戸さんから江ノ電杯と副賞の江ノ電マウスが優勝チームに授与された。また、優勝杯を浅尾慶一郎参議院議員から授与され、準優勝杯が松尾たかし副会長から授与された。

卒業生には記念のメダルが、また卒業生の中に、3人の女子球児がおり、連盟から記念のトロフィーが贈られた。本当に子どもたちはいい。
しかし、子どもの虐待、いじめ等、最近のこどもたちにとって、災難続きである。この鎌倉でもと聞くと、悲しい。

とにかく、子どもたちは、元気が一番。決勝戦を観戦していたら、すっかり、成長した球児たちが、きびきびしたプレーを見せてくれたのには、感動した。

横浜市小学生野球連盟(約110チーム)の内藤会長が来賓で見えて、祝辞とこれからぜひ、交流大会を開催したいと申し出があった。少子化の時代、交流の場を広げ、子どもたちにとって励みのある場を作っていこうと思う。
2007年2月21日(水)
激突、激動、激震、激流、激変だ。
全く政界は一寸先は闇だ。2大政党論が成長したかと思いきや、一昨年の総選挙で、自民党、民主党の激突で、小泉自民党が圧勝した。
これで、当分の間、安定政権かと思いきや、小泉首相勇退の後、安倍政権の滑り出しは良かったが、今や、安倍政権は激震続きで、激流に呑まれそうである。まさに激変である。

石渡鎌倉市政も、女性候補と激突かと思われた一年半前の市長選挙で、石渡市長2期目の圧勝での当選以来、なぜか激動続きである。庁内には深刻な激震が続いている。石渡市長も激流に呑まれそうである。
まさに、石渡市政、1期目と2期目では激変である。

特に、大船観音前マンション問題では、関連する議会決議の結果を見ると、この1年間、激突、激動、激震、激流、激変である。

ついに、議会においては、100条の調査特別委員会の設置が検討されているようで、流れは激しくなりつつある。
澱みも、一気に流されていくようだ。谷間の岩に、激突しないよう交わしていくのも大変である。

明日の議会には、19年度予算案も上程され、この一ヶ月、気の許されない議会となるだろう。
修羅場を経験している議員も、職員も少なくなってきた。流れに逆らえば、どうなるか、経験が物言うと行っても、余りにも流れが激しい。経験には情も入る、しがらみのない新人議員の活躍の時であるが、信念が物言うか。

フラフラしてれば、吹っ飛ばされる。傍観していれば、しぶきでは済まない、呑み込まれることもあるのでご注意を。
誰が舵取り役か、管制塔か分からない石渡市政、寄らば大樹の陰といくような樹も無し。体当たりで行くしかないか。
モンゴルの大草原で、暴れ馬をこなし、疾走するがごとくの議員、ロデオ大会で暴れる馬、いや、闘牛のごとく角を出して、突進する暴れ牛のような議員もいる議会、疲れるなぁ。
次から次へと決議が連発される議会、目が回る。激しいなぁ。さぁ、さぁっと、交わさないと吹っ飛ばされてしまう?颯爽といきたいが、何を考えているか分からない?
2007年2月18日(日)
横須賀市制100周年
今日、横須賀市制施行100周年記念式典がよこすか芸術劇場であった。亡き母の実家は横須賀・衣笠の平作であるから喜んで出席した。それにしても不思議な巡り合わせである。全然予想していなかった突然の議長就任が与えてくれた機会だ。

会場には基地の町・横須賀であるので、来賓には在日米海軍司令長官はじめ多くの内外の制服関係者が参列、特に目立っていた。近隣の首長、議長も見えていた。

蒲谷横須賀市長、議長、のあいさつ、市政功労者表彰、市民表彰の後、特別招待者の、小泉前首相、松沢県知事、ノーベル物理学賞受賞者であり名誉市民の小柴昌俊名誉教授 の方々がご挨拶された。

横須賀美術館開館等多くの市制100周年記念事業が企画されているが、オープニングイベントとしてスライドによる横須賀100年のあゆみが、横須賀大使であるゲスト、サッカーの奥平康彦さん、俳優の寺泉 憲さん等のトークショー形式で紹介された。

また、横須賀のイメージソング「風を感じる街~yokosuka」が披露された。
作詞:阿木 燿子さん 作曲:宇崎 竜童さん 歌:杉山 清貴さんの豪華メンバーで、彼らもゲストとして舞台に登場した。素晴らしいイベントであった。また、レ・フレールによるピアノデュオ演奏には、驚嘆した。

イベントが始まる前に、小泉前首相が会場の席に見えた。久しぶりの再会で、感激して、写真を頼んだら、秘書の正也さんの計らいで、小泉さんの隣の席に座っての写真。秘書の方にインターネットにのせて良いですかと頼んだら、何なりと言われたので、早速、ブログに。本当に久しぶりである。
2007年2月17日(土)
どうしても大船マンション問題
2月の補正予算議会の各常任委員会は終わったが、どうしても、話題は大船観音前マンション問題がクローズアップされてしまう。昨日も総務常任委員会で、許可取り消しによる原状回復の安全対策工事の費用負担が問題となり、税金で負担するのか、事業者が全額負担するのか、市長が負担するのか、職員も負担する責任があるのか等が議論になった。

担当は、事業者に全額負担をお願いしたい、それを協議すると言っているが、石渡市長は、市長の判断ミスがあれば、自ら負担する覚悟あると答弁したようだ。

誰が責任を取るか明確になっていないので、急務とされている安全対策を市が費用を立て替え、先行しようとしている。
しかし、安全対策などの工事するにも、しなければならない協議がある。相手は隣接地の土地所有者、住民もいる、事業者もいるなどの条件の中で、安全対策のつかみの予算を計上したが、安全対策工事の見通しは不透明である。

安全対策と責任問題が絡んでいるだけに、ややこしい。そもそも、安全対策と言っても、許可取り消しになった以上、原状回復は、義務なので原状回復をすれば、安全対策もされるはずであるが、事業者が検討中なので、どうなることやら。

また、建設常任委員会や、先の一般質問でもあったが、業者の申請は生きていると言う答弁があったが、それは、あくまで手続きのこと。

許可取り消してであるから、許可前の原状に回復後、申請が生きていても、新たに申請を検討しなければならない。当然、原状回復前の申請は不許可処分になるであろう。どうもここら当たりを整理しないと、こんがらがってしまう。

それにしても、職員には、損害賠償の責任はないと思うが、職員が意図的に違法の手続きを取ることはないであろう。
それも、違法の許可をするために。やはり、市長の指示がなければやらないと思う。でも、責任問題となると、鎌倉同志会がかって、警察に告発した市民農園の問題のように、職員が1000万円負担したシッポ切りもあるので、職員の責任で終わることも考えられる。まぁ、職員が犠牲になると言うことだ。

市長は「判断ミスの責任が市長にあるなら、、自ら負担する覚悟がある」と答弁しているが、それこそ、市長の責任が明確になると、即辞職となるであろう。それでなくても、今回のことで、石渡市長は、辞職に値すると議会から決議されている。が、責任を取ることが先であるとも決議では述べられているだけに、原状回復の費用負担は、誰が持つか。事業者か、市長か、職員か、市民の税金か。当分、論議は続く。市民は、税金による負担には、納得いかないだろう。
2007年2月13日(火)
不協和音
本2月議会の一般質問も終わり、今日から各常任委員会が始まり、文教常任委員会は午前中で終わった。
先週、役選で私、松中が議長、高橋議員が副議長に選出されたが、一つの大きな問題が起きていた。

それは、すでに、役選前に一般質問の質問通告が済んでおり、副議長になった高橋議員が3番手にエントリーしていた。正義派の高橋議員は、一般質問にこだわっていたので、私もやってもらいたいと思っていたが、混乱の時の責任もある。

彼の質問内容が、大船観音前マンション問題であるだけに、共産党の小田島議員に続いて同じ質問が予定されていることは、かなり突っ込んだ場合、一週間ぐらい、空転が予想されていた。

副議長を断念して、質問をするか、副議長として質問をするか、質問をやめるか、高橋議員は選択に苦慮していた。

私としては、副議長であっても、言論の府である議会において、質問は可能であると思うが、突っ込んで議会空転となったとき、議会運営の正常化を図る責任もあるので、突っ込んだ質問は出来ないだろうと思った。
その辺のことは事務局で逐条解釈等で調査研究してもらった。会派の代表にも理解を求めた。

最終的に、役選後、正副議長が選出され、私は副議長を説得し、質問を取り下げてもらった。中途半端な質問であるならやめた方が良いからである。また、高橋議員は快諾してくれた。

残念という声もあるが、副議長として、取り組むことも出来るので、議会を前に進めることが出来たのは、良かった思う。

それにしても、大船観音前マンション問題についての質問で、小田島議員の対応は勿体ないと思った。
石渡市長の答弁は、全面的に議会決議を尊重するような内容であったが、部長の答弁は、何か市長との不協和音を感じさせるものがあった。行政内部でもっと、整理して質問に対応してもらいたいものである。

小田島議員が、石渡市長に対し、さらに、突っ込んだやりとりをすれば、局面は、変わっていたかもしれない。
また、高橋議員が、質問すれば、1週間、10日の空転はあり得たであろう。私も大きなヤジを飛ばしていただろう。

今、鎌倉市政は大きな難局を迎えているが、これからの対応が、注目されている。まだまだ、大きな波があるだろう。
議長に就任して、知り合いから「おめでとう」と声をかけられるが、後から、「大変だねぇ、ご苦労さん」とも言われる。
みんなも知っているのか、大変な時の議長だと?「副議長が大変な方だから」とも言われるが、無所属の議長であるから、3点セットではないよ、責任は各々の自覚で?巡り合わせであるから、あまり、難しく考えないことにしよう。
2007年2月12日(月)
やはり、どこかおかしい

梅を期待して、二階堂方面を歩いたら、なんと、桜が満開。

これは、どうも、おかしい。地球温暖化の影響か。

2月の中旬に、桜が咲くとは、今まで見たことない。

まぁ、冬に一輪、二輪の狂い咲きはあるけれど。

何か、天変地異の予兆か。夏には、干ばつ、洪水か。

どちらも、厳重注意であるが、世界の各地が変である。

天候の激変で、身体をこわさないようにしましょう。

快適なところもあるけれど、厳しい環境下にあるところも。
2007年2月10日(土)
火中の栗を拾うことになる
突然の伊東議長辞職、役員改選と鎌倉市政の政局は、急展開である。正副議長候補に、高橋議員一人と従来の役選方式では行き詰まり、無所属の私に声が掛かった。

選考委員長である岡田議員が真剣な目で私を見つめ、迫る気迫に押されたか、議長への声に、私は腹を決めた。心の奥には、出来るかなぁ、かすかなヒロイズム、よしやっの男気と複雑であった。

今度の議長は、「火中の栗を拾うようなもの、良いこと何も無し」と言われていた。
でも、「逃げたらあかん、逃げたらあかん」でと、自分に言い聞かせ、火の中、水の中に飛び込む思いであった。

逃げたら30年の市議経験を持つ松中が泣く、後悔もすると、思いは、まさに浪花節である。
後輩議員がそう言うならと、「一肌脱ぎましょう、汗もかきましょ」と気負うが、エネルギーがどこまで残っているか分からないけれど、やるだけやってみようと決断した。

議長の就任のあいさつで私は次のように述べた。

現在の鎌倉市政を見ると、「いざ、鎌倉、鎌倉の一大事」であり、私は、微力な私に鞭を打ち、はせ参じる思いであります。

しかし、現状の下、議長の重職を担うことは、身も心も引き締まる思いであります。

ぜひ、皆様のご協力と、鎌倉を愛する心、鎌倉への夢をもって、目の前の大きな山を越えることに頑張りますので、よろしくお願いします。

議長席に座り、議事を進行すると、緊張が走ったのか、口が渇き、舌のまわりが悪いことに気がつく。余り気にすると、さらに、硬くなるから気を逸らした。

今度の議長交代は、鎌倉市政での政変であると言っていた方がいる。

私が議長に座って、最初の議案が2本の決議であったことからも、鎌倉市政は、現在、乱の時である。

「岡本二丁目マンション計画に関する石渡市長の一連の態度に対する猛省を求めることに関する決議」

「岡本二丁目260-2番地の土地の市道053-101号線への区域変更による編入行為は認められないことを確認することに関する決議」

この決議からも、「殿のご乱心」ではないか、このままでは、民のものにとって迷惑であると、心ある議員が立ち上がり、決議採択となった。

さらに問題は、その賛否の票差にもある。圧倒的に採択派が多く、石渡市長支持は10人程度と大逆転の変化している。それも、石渡市長への猛省決議は、与党派である民主党山田議員の提出であった。勇気ある行動との評判である。かなりの決断力がないと出来ない。一期生議員が、頑張っている。新監査委員に渡辺議員、総務常任委員長の早稲田議員、文教常任委員長の前川議員、広報委員会委員長の納所議員が留任。これから、期待できる。

議長の椅子が揺れていると、親切な議員の指摘があり、椅子をチェックしてみると、支えている芯がガタついていて、足を少し揺らしただけでも、揺れる。でも、ガタついているのは椅子だけではない、石渡市政はガタガタである。

椅子を揺らしているのは私であるかも知れないが、「市政をガタガタにしている震源地を、議会は早く見つけない」と、市民にとっても不安であり、市政安定はほど遠い。

今は亡き、井上禅定和尚が語ってくれた「心頭滅却すれば 火もまた涼し」といった心境には到底なれないけれど、肝に銘じよう「火中の栗を拾うことに、恐れてはいられない」と。もう、熱っちちであるけれど。

昨晩、家に帰ったら、小泉純一郎前首相から祝電が届いていた。弟の正也さんのご配慮であろう。
長年の同士からの、激励、涙が出る思いである。気にしてくれているんだなぁ。
2007年2月6日(火)
サラリーマン川柳
100句のサラリーマン川柳が話題になっている。その中で、以前テレビのニュースで見た崖の途中で降りられなくなって、レスキュー隊に救われた犬のことが川柳になっていた。

「犬はいい、崖っぷちでも 助けられ」。

「市長はいい 崖っぷちでも助けられ」といくか、石渡市政。崖っぷち市政で助けられなければいけないのは、鎌倉、市民である。

どうも、大船観音前マンション問題での県開発審査会裁決での崖っぷちである、許可取り消しを石渡市長が認めて以来、損害賠償が気になるのか、庁内でその責任問題が話題になっている。

全面的責任は石渡市長にあるとも言われてもいる。原状回復の補正予算が2,000万円計上されているが、最終的に誰が払うのか。当面は先行して市が工事をするにしても、いずれ、その責任問題と損害賠償の支払いが問題となる。

崖っぷち石渡市政のツケを、鎌倉市民の血税に回すことは、議会として認めるわけにはいかないだろう。

市民農園のように、職員のシッポ切りで、1000万円の和解金を職員負担で済ました過去があるが、今回の損害賠償は、相当な金額が予想される。

当面の原状回復だけでも、2,000万円である。これからさらに増えるであろう。責任のなすりあいが始まった?議会は?

責任は職員にないか、石渡市長個人が全額負担するか、応分の負担を事業者に求めるか、職員も応分の負担をするか、辞めた職員はどうなるのか、いろいろ議論があるが、ツケを回されたら職員も、たまらないであろう。

また、行政の違法行為で、そのツケが市民の血税に回されても、市民は堪らない。

とにかく、開発されれば、60戸のマンションが大船駅徒歩数分の場所に建設されるだけに、事業者の目論みも20数億円であろう。その開発は、当初、市から許可され、工事も掛かっていただけに、許可取り消しによる損害賠償のこととなると、想像に絶する。

石渡市長、職員は、川柳「犬はいい 崖っぷちでも 助けられ」の犬が羨ましいですか?何事もこれからです。
2007年2月5日(月)
石渡鎌倉市政は崖っぷち
伊東議長が議長を辞職することになって、ますます、石渡市政は窮地に落ちいている。伊東議長が石渡市長の選挙事務長であっただけに、その影響は大きい。それも、石渡市長の最大与党会派から、詰め寄られて、いや、見放されての議長辞職である。派利派略、党利党略にたけた政党の行動の、冷徹かつ凄さであるか。

まさに、石渡市政の危機を察しての、行動であろう。いつ爆発するか分からない切羽詰まった局面打開には、何かを変えなければならないということで、正副議長をはじめ議会役員総辞職による出直しか。

しかし、これほどまでの窮地に至った石渡市政、これから悪者探しが始まるであろう。石渡市長の有力な側近者である伊東議長の議長辞職で終わるであろうか。また、職員が悪いといっても、最後の決断は、石渡市長によるものであるから、市長責任は免れない。伊東議長辞職によって、さらに、石渡市長への市民からの風当たりは強くなる。

辞めるも地獄、留まるも地獄、まさに、石渡市政は崖っぷちである。助役の解職でこの危機を脱することも予想されるが、減給処分で逃げようとしても、辞めろという声は日増しに強くなって来るであろう。

議会が減給処分を認めれば、今度の不祥事は、その程度のこととなり、今後はしっかりやって欲しいと言うことで済むか。やめた方が良いという声の下では、減給処分は到底認められないことになる。

やはり、市長は市民に信を問うため、市長を辞職し、市長選挙へと追いつめられるかも知れない。不祥事続きで、そのくらい、厳しい行政の違法行為である。大船観音前マンション問題は、手続き問題だけではなく、損害賠償問題があるだけに、複雑である。違反行為を起こした現市長の下で解決できるとは、思えない。

19年度の予算は、骨格予算、暫定予算等が考えられ、市長選挙での結果、本格予算となるかも知れない。
議会から、強いメッセージのサインが出てくることは、予算議会を前にして、必然であろう。

その前に、議会役職選考という手続きがあるが、石渡市長支持勢力はどう出るか。北九州市長選挙、愛知知事選挙の結果、先の宮崎県知事選挙でも見せた、そのまんま東当選に見られる無党派の動きがさらに広がっている。

これから地方統一選挙、参議院議員選挙があるだけに、国会の政局は荒れるであろう。地方から無党派のうねりで、堅固な防波堤を抱えた大政党も、大波を被ること必至である。
神奈川4区の鎌倉政界も、浅尾慶一郎参議院議員が衆議院議員に鞍替えで、一変するとの話で持ちきりである。

柳沢大臣の「女性は生む機械」のたとえは、余りにも貧弱、小泉前首相のショートスピーチは、抜群、天才的とその評価は、政治を大きく動かす。まさに、チョットしたことが、チョットしたことではない。

大船観音前マンション問題、チョットした土地が、チョット道路にしたことで、石渡市長、チョットしたことでは済まない?ヒョットしたら市長選挙?物の弾みということもあるので、ご注意を。
2007年2月3日(土)
怖くてはしごを登れない
渡辺たかし鎌倉市議会議員のブログを読んだら、悟りの域に達しているような観察に、、目が醒めるような思いである。

正副議長辞職願提出に関しての観察であろう。議会で正副議長選出に当たって、数が物言う。それには、正副議長選出会派が、お互いに票を数えて、監査委員の過半数の見通しを立てる。

鎌倉市議会では、会派での話し合いで役職を決める場合、選考委員会を設け、正副議長、監査委員の3点セットである。会派連合の票が過半数超えれば、問題なく3点セットの役員は決まる。

それだけに、欲しい役職を、お互いに分け合い、ハシゴを登っていく。確かに登るときは良い気持ちになって上がっていく。お互いにどうぞと、押し上げていくので、役職を取った会派がハシゴを外すとは、想定していない。

ところが、3点セットの会派連合のひとつである民主党会派(副議長会派)から、議長会派(鎌倉同志会)に対し、議長のハシゴを外すとなると、3点セットはバラバラ。ご破算である。降りるとなると大怪我だ。

3点セットは、どの役職者にとっても、他の役職の方を気にしていなければならない。自分が悪くなくても、誰かが降りると、自分もみちづれ。あるいは、政争が起きた場合、自爆行為ではないが、誰かが、会派内不信任となると、これまた、3点セットは壊れてしまい、ご破算である。これでは、「ハシゴを外すな」と言いたくなるのも無理はない。

でも、その前に、ハシゴを登るな、身の程を知れ、登っても、怪我のない高さで我慢しろとは、一年生議員にしては、達観している。

でも、鎌倉市議会は、一期生10人、1、2期で16人。正副のチャンスがあるだけに、扇がれば、その気になって登るでしょうが、「足るを知る」範囲より登ると降りられないし、降りれば大怪我か。

それにしても、怖くてハシゴを登る方が少なくなってしまう。それでも、登りたい人はいるかも知れないが。
3点セットは、堅いようで、もろい、両刃の刃である。また、、与党体制が分裂しているときは、特に危険である。

今は、誰も、ハシゴに登る方は少ないし、団扇程度の扇ぎでは効果がない。ハシゴ外されるのが、分かっているだけに。
降りれば大怪我だ。半年ごとの議長交代劇だ。でも、勇気ある若い方が出てくることが期待されている。大怪我覚悟で。

扇われて登った市長、ハシゴを外されそうで、降りたくなるのも無理はない。それに、ハシゴ外され、損害賠償全額持ちなんてことになるのは、ゴメンでしょう。

みんなで渡れば怖くないと思っていたが、後ろを見たら、誰もいなかったなんて夢を見ちゃうなぁ。
ハシゴではない、誘導された道は、崖っぷち。道路かどうか、見極めが大事。道路にしたから大丈夫と、部下を信じたが、幻の道か。崖から落ちて目が醒めた。ハッ!!! 急いで原状回復しようと。費用は誰が持つのかなぁ。
2007年2月3日(土)
元自民党神奈川県議会議長が逮捕
厚木市長選挙で、当選した市長の選挙対策総本部長が公職選挙法違反(供応買収)で逮捕された。
逮捕された選対本部長は、前期に引退した「OB県議」で元県議会議長、自民党県連顧問であるだけに、衝撃が走っている。
現職を破って、政治の流れを変えたと言われたさわやかな厚木市長選挙であっただけに、残念である。
新人の市長にとって、これから側近の事件が晴れるまで、イバラの道である。

かって、鎌倉市長選で、選挙違反事件が2回続いた。最初の時、後始末に2年間掛かった。その苦労は、大変なものである。私が悪いわけではないが、選挙関係者として、度々、警察署刑事課に呼ばれ、書類を提出しなければならなかった。

刑事課に呼び出しを受けてみなければ分からない異様な雰囲気である。数人逮捕されたが、市長との関係は晴れたが、、時の内閣官房長官告発案件の取り下げに、時間が掛かった。しかし、2回目の時は、選挙に関係しなかったが、また、同じ市長の支援者から、逮捕者が出てしまった。内部告発のようであった。選挙では、一番注意しなければならないのが、内部告発である。

私も刑事課に呼ばれたとき、いろいろ聞かされた内容を考えてみると、内部のものでなければ分からないことが、漏れていた。明らかに内部告発によるものであった。選挙違反事件は、本当に恐ろしいものである。動きがバレている。

それにしても、県議会議長を務めた自民党県政界のOB逮捕とは、長老であるだけに衝撃は大きい。勿体ない。今までの政治家人生が、台無しなる。

鎌倉で大物政治家である県会議長は周辺が、何かと話題になっている。

県議の事務長務めた鎌倉市議会議長が、任期半ばで議長辞職願提出。背景には、観光ナビの業者からの700万円報酬問題で調査特別委員会が設けられていることや、大船観音前マンション問題が行政による違法行為で許可取れ消しとなって、市政に暗い影を落とした市長支持側近としてのことかも知れない。議長不信任案の動きを感じてとの記事もあるから。

観光ナビの会社の方は、県議の地域後援会代表とか。また、市議の自民党除名問題も、大物県会議員が、関係してのことである。それも、県開発審査会の裁決を巡ってのことである。
また、県会議長の政務調査費に関する発言は、かなり評判である。「領収書公表することは議員活動に支障がある」と。
2007年2月1日(木)
辞めろ、辞めない、結局辞めるか?
柳沢伯夫厚生労働相「(女性は)産む機械」などと発言した問題で29日、与野党女性議員から大ブーイング.
国会では柳沢大臣に対し「辞めろ、辞めない」と与野党の攻防が続いている。
与党からも「ほっとくと大出血になる」など、批判の声が。「消しゴムで消せない発言もある」とも。

昨年の、メール問題で永田民主党議員の扱いが、お粗末で前原党首まで辞めることになったことは忘れたのか。
今回の、柳沢大臣発言の結末も、「辞めろ、辞めない、結局辞めますか」か。どこまで、踏ん張れるか安倍首相。

春には地方統一選挙、夏には参院選と選挙が目の前、扱い間違えれば、安倍総理の命取り。
それにしても「総理候補かと言われた柳沢大臣」、お粗末な発言である。安倍総理も陳謝していたが、この程度の国会議員では、教育改革どころか、議員の教育改革から。政治資金問題では、政治改革。小泉首相からバトンタッチした安倍首相、どこでおかしくなったのか、もう持たないとの声もある。政治の一寸先は闇だ。

同日選挙を睨んでか、地元鎌倉の神奈川4区の民主党衆院選候補に、「浅尾慶一郎参議院議員」の名前が挙がってきた。地元では期待されているだけに、歓迎の声大である。小泉チルドレンの林議員、泡と消えぬよう地元周りに必至である。小泉旋風で揚がってきただけに、突風が起きないと、萎んでしまう。

次の自民候補も勇気ある本田、高橋議員の応援次第であろうが。だが、自民党支部内の除名問題のしこりが。
大船観音前マンション問題で、県開発審査会の裁決を巡って中村県議と対立、中村県議より党除名が上申されたのだ。

斉藤県連幹事長が、本田、高橋議員をかばい、除名を免れたが、会派名変更を余儀なくされた。
県開発審査会から再度の許可取り消しで、正義派本田、高橋議員は逆襲に出ることも予想される。

大船観音前マンション問題は、県開発審査会から再度、開発許可取り消しの裁決、その後、石渡市長も「行政の違反を認め、原状回復を約束」と全面謝罪。後は、市有地の道路区域編入問題が残っているが、速やかに戻した方が良い。

今後、本田、高橋議員と中村県議との確執はどうなることやら。石渡市長にとっても、とんだとばっちりを受けるかも。高橋議員の報告ページが変更があり、こちらも変更。

蟻の一穴、「蟻の穴から堤も崩れる」、「千丈の堤も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰ゆ」
鼠穴(そけつ、ねずみのあな)「頑丈な蔵も、鼠穴を以て全焼する」「堅固な蔵も、ネズミの穴から火が入れば、中は燃え上がる。」と。
石渡市長、周りから捨てられないように。でも、県会議長さんがついているから大丈夫ですか?でも、それが、問題であるが?

それにしても、民主へ風が、ビュン、ビュン吹いてきた。後は、風に乗ることが出来るか。糸を離したら、どこへ飛んでいくか分からないが?