鎌倉発電送かわら版(最新版)

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2007年1月30日(火)
公然と、市長選挙のことが
大船観音前マンション問題で、石渡市長が謝罪する姿を支持者は見ていられるであろうか。市長を支持していた議員は、どうしたのか。「石渡市長は間違っていない、頑張れ」の声も聞こえてこない。

ここに来て、公然と市長選挙があるのではないかと話題になっている。もはや、石渡市政は、死に体である。
頼りにしていた選挙事務長の伊東議長へは、観光ナビに関わる700万円の報酬問題で調査特別委員会が設置されている。議長不信任の話も、回っている。

また、信用している中村県会議長は、県開発審査会で許可取り消しの裁決が最初出た17年12月の後、身体を張って、自民党の本田、高橋議員の裁決支持行動を、ブロックした。
まさに、中村県議は身体を張って、市長に行け行けどんどんを勧めていたのかも。が、その結果がごめんなさいである。

そもそも、県開発審査から取り消しの裁決があったのだから、県議は裁決尊重でなければならないのではないか。それを無視し、地元市会の議会決議があるに、石渡市長に違法行為をさせる方に身体を張るとは驚きであった。しかし、2度目の裁決も許可取り消しで、石渡市長も違法行為と認め、議会、住民、市民へ謝罪の連続である。

その惨めな石渡市長へ、容認派議員、県議は何をしてあげているのだろうか。嵐が過ぎるのを待ちましょうとじっと耐えているのだろうか。傷が癒されるまで我慢と言っても、化膿して芯まで侵されてしまっては、立ち上がり不可能である。患部切除の荒療治をしても、圧勝して再選した当時には戻らない。周りも、逃げるのが早い。

見よ、五党相乗りの小島市長が、たった4人の議員の応援で当選した中西市長に破れた時のことを。その時も、小島市長の周りにいた議員の逃げの早いこと。

また、中西市長が竹内市長に破れたとき、信じていた中村省司氏が突然、立候補されて共倒れであった。それに、ウラでは、旧民社系(特に三菱系は竹内派に通じていた)、旧新自由クラブ系(田川系)は、二股、三股であった。

14年前の竹内市長選時も大変であった。保守系議員、社会党、ネット、市民団体の支持が、最後に、共産党が相乗り、伊藤玲子前市議は、竹内候補の政治団体の街宣車を独り占めし、「竹内候補は共産党ではありません」と鎌倉中で吠えまくりであった。収めるのにこちらは大変であった。

当選してからは、伊藤玲子前市議、竹内市長とは二期八年近くピッタシの関係であった。ところが、竹内市長が3期目断念ととなると「竹内は、朝日の真っ赤か」と豹変。でも、共産党と共闘していた長島逗子市長を先頭になって応援と、理解に苦しむ行動。でも、今や教育問題で伊藤氏は大活躍。「組合が一番悪いと」。

ところで、市民集会において質問があった「市長の裁量」のことで、行政は、国、県に相談していると言っているが、県開発審査会からの裁決書によらなければならないのではないか。もし、異議があるなら、事業者等が控訴するしかないのではないか。一般論として聞くのなら分かるが。でも、今まで、弁護士と相談してきたのが、ここに来て国、県とは。

しかし、県会議員と相談するととんでもないことになるから、やめた方が良いかも。とんだ、大けがであった。これから、激痛が走るかも。逃げるが勝ち、いや、逃がさない。後始末してから、損害賠償のことも。
2007年1月29日(月)
あってはならないことばかり
先週、鎌倉市内の市立中学校内での、女子生徒への強制わいせつ事件で教師が逮捕された。
県教委担当は「あってはならない不祥事。事実関係を速やかに確認し、厳正に対処する」とのコメントを発表した。

この強制わいせつ事件に関して、鎌倉市議会の文教常任委員会協議会が31日に開かれる。
鎌倉教育界にとってショッキングな事件であるだけに、これからの事件の推移、鎌倉市教育委員会の今後の対応策等が注目されている。

今、鎌倉市政において、教師による強制わいせつ事件、石渡市政における行政の違法行為、伊東議長への調査特別委員会等、あってはならないことばかりである。

大船観音前マンション問題では、議会決議が無視され、2度目の許可取り消しになったことで、石渡市長の重大責任はもとより、原状回復決議に賛成した私を含めての力なさを反省しなければならない。

また、伊東議長への調査特別委員会が設置されているにも係わらず、伊東議長が議長席に座っていることを許している議会、私を含めた議員は、これまた、反省しなければならない。

調査特別委員会の設置が、伊東議長の会派代表である野村議員により、議運の全会一致をもって提案され可決されたことである。これだけでも、伊東議長の議会代表は、あってはならないと思う。いずれ、調査特別委員会が終わり、晴れて議長復帰もあり得るので、2月議会前に、やはり、ここは、伊東議長の決断が問われる。

それにしても、新聞の写真で報道されているように、石渡市長が頭下げている姿は、惨めだ。このような惨めで恥をさらすよな鎌倉市長にしてしまったことは、私としても非力を反省する。

惨めなことになるから止めるよう忠告もしてきた、大きな声を上げて叫んでもきたが、結果は惨めな市長の姿である。確かに、政治も戦いだ、もっと追い込んでおけば良かったとはいえ、そこは、市長と議会の権限の差。

後は、市長不信任案のみであったが、数が揃わず、問責決議まで。市会選後一年で、市長不信任案成立の場合、市長による議会解散には、新人議員等も納得いかず、決議の連発となった。たしかに議会解散は嫌である。議会に非はないのであるから。でも、止めきれなかった力なさは、情けない。

たしかに、議会決議を無視するような市長は、あってはならないが、異常な緊張状態を避けて、行き行けドンドンの結果が、市長謝罪は必然である。市民の怒りが頂点との声もあるが、いや、これからが始まりである。

数十億円の民間事業に関わることだけに、損害賠償もかなりであるだろうし、許可取り消し工事による住民の心理的苦痛も深い。さらに、行政不信を招いたことは、夕張市と同じではないかとの声もある。
さらに、深刻化していくことは、目に見えている。いつまで、石渡市長をさらしているのかとの声も出てくるだろう。

それにしても、石渡市長の側近が、伊東議長、中村県会議長である。大船観音前マンション問題を軽視しているとは思わないが、昨年、自民党除名問題を起こした中村県会議長の責任は重大である。

一年前の傷の段階で、手当てしておけば、傷が浅かったはずだ。また、化膿しなかったであろう。今や、傷は膿んで、膿がたまっている。膿を徹底的出さなければ、直らないだろうとも言われているが、患部の切除も必要だ。

さもないと、取り返しの効かないことになる。早く、職場を去りたいなんて声が職員間にあるのは、末期的だ。
2007年1月28日(日)
こんな惨めな鎌倉市長したのは、誰だ、
石渡市長をこんな惨めな鎌倉市長にしたのは誰か、本人自身か、助役以下職員か、行け行けどんどんの議員か。

大船観音前マンション「2度目の開発取り消し報告会」に出席したが、石渡市長の惨めな姿には、耐え難い。石渡市長は、すぐ、辞めた方が良いと思うくらいである。しかし、後始末もある、損害賠償のこともある。でも、辞めた方が良いかも知れない。

容認派の議員がいなかったが、この、惨めな石渡市長の姿をどう思うのか。また、石渡市長を支持した市民は、耐えられるのか。裁決支持派の私でさえ、石渡市長の惨めな姿は、情けないと思う。鎌倉市民にとっても恥ずかしいと思う。

鎌倉市議会では、一度目の県開発審査会が許可取り消したことで、裁決に従うよう原状回復するよう決議した。
石渡市長は、議会決議に一貫して反対する議員もいるので、心強く思ったか、議会決議を一貫して無視してきた。

結果は、2度の許可取り消しである。その後に来たのが、屈辱的で、悲惨で、情けない惨めな石渡市長の謝罪の姿である。先に議会全員協議会へ報告があった席で、石渡市長の謝罪のあり方が、赤松議員から追及され、同席していた助役以下の態度を反省したのか、会場では、石渡市長以下金沢助役、担当部長他が頭を下げていた。

頭を下げて、謝罪するすれば済む問題ではない、会場からは、つるし上げの質問が続いた。当然、この様な悲惨な糾明は予想された。

石渡市長に行け行けどんどんの態度を取った議員は、説明会壇上に上がって、同じように謝罪する責任があるはずだ。それを石渡市長に謝罪の連続をさせていることで、容認派の議員は、過ごそうとしているのか。知らん顔ではすまないと思う。

石渡市長も違反と認める以上、容認派の議員は、住民集会での説明責任が有る。当然、住民からも説明要求が出ることは予想出来る。今からでも遅くはない、行動を起こすべきである。逃げられないと思う。
また、議会としてこの様な事態になったことを究明するため、速やかに百条の調査特別委員会を設置すべきである。

会場では、業者との癒着が問われたが、金沢助役は、一切無いと明言していたが、これはおかしい。
「これから、行政として調査委員会を設置していく」と石渡市長が述べているのだから、業者との癒着、議員の口利きを含めて調査をすると言えばいいのだ。

当初の担当部課長は、辞めた小林部長、他部へ移った稲葉次長であると回答していたが、行政としては出来ないなら、議会が百条の調査特別委員会を設置して、旧担当、事業者等を証人喚問して聞けばいい。

会場では、工事が中断したスライドも映し出されていたし、会場の質問者からは事業者に問い合わせると、ヤクザまがいにすごまれたことも、紹介されていた。

今回の行政の違法行為による住民に与えた心理的苦痛は、想像に絶する。許可取り消しに至った行政行為は、石渡市長が違反行為であったと明言したことで、今後、住民から心理的苦痛に対し慰謝料請求もあり得ることを覚悟すべきである。

また、道路でなかった区域の道路への区域変更は、速やかに、元に戻すべきである。石渡市長の裁量と告示行為で出来るはずである。

原状回復後、住民とよく話し合い、必要な時期が来れば、区域変更を考えれば良いではないか。長い間、区域変更に入れなくても、不都合ではなかったのだから。
審査請求中に、区域変更をするなど行政行為が、行政の不信を招いているのだ。元に戻したところで、何ら問題はない。
2007年1月28日(日)
これでは市長は業者よりと言われる
大船観音前マンション問題での住民説明会における石渡市長の発言が、新聞に報道されている。
これでは、石渡市長は業者よりと言われるは当然である。

記事では、石渡市長は、「法解釈の問題、職員による原因が様々ある」などと釈明とある。
これはおかしい。まず、石渡市長は、この地域をどうしたいのか、そのビジョンに沿って、法的問題を検討すべきであるが、「開発できないか」を、優先的に法の解釈した結果、違反許可を許してしまったのだ。2度にわたる行政の違法行為である。

それも、一度、県開発審査会から許可取り消しの裁決を受けながら、許可取り消しをしないで、開発可能な法解釈、法運用、条例解釈をして、再度、開発許可したが、住民の審査請求があり県開発審査会から、再度、許可取り消しをうけた。ついに、石渡市長は追いつめられて、許可取り消しの裁決を受け入れざるを得ない結果である。

これは明らかに業者よりである。最初の許可取り消しに対し、市は、素直に許可取り消しに従い、事業者の異議の有り無しを待てば良かったのである。事業者には法的手段として、控訴の権利があるのだから。

また、職員による原因と言っているが、「市長の方針が、マンション開発方針でないなら、あらゆる法的手段、政策的手段を執っていれば、二度のにわたる石渡市長の暴挙は無かったはずである。何がなんでもの石渡市長の開発姿勢であった。

たしかに、議会内では一部、石渡市長の違法行為を後押ししていた議員もいるが、議会では許可取り消しに従うよう、決議している。また、議会決議がありながら、伊東議長が積極的に、決議に沿うよう行動を取らなかったことも、石渡市長に行け行けどんどんの、無責任な違法行為をさせる暴走を許してしまったかも知れない。

議長としても、議会決議を重く受け止める責任があるはずだ。議長、副議長、監査委員等がマンション開発容認派であるから、理解されないかも知れないが。

また、市が先行して原状回復工事をするようだが、その損害に対し、考査委員会で責任を明確化させると有るが、これもおかしい。
原状回復の全額費用は、本来、事業者が持つべきであり、その被った損害賠償が市に請求された時点で、責任が明確化されるはずだ。とにかく、早く、違法行為の手続きを取った職員を移動させるべきである。

誰が、最初に事業者に接したかより、また、職員が開発可能妥当手続きを取ったにしても、石渡市長が問題有りと言わなかった、許可を違法行為をしながら行ったことが一番の責任所在である。

それも、県開発審査会の裁決、議会決議に石渡市長が従わなかったのだから。石渡市長の問責決議も二度採択されている。助役以下職員の問責ではない。議会が百条の特別委員会設置をして、辞めた職員、事業者を証人喚問しなければ、内々の調査では、駄目だ。議会の責任も重い。後押しした議員がいるだけに。

それに、問題の道路ではない市有地を道路区域に編入したことで、開発可能になるのではないかと言われていることで、「道路法の問題」と市は行っているようだが、それはおかしい。

議会決議があるので、石渡市長が道路として扱うか、「石渡市長の問題」である。道路法では市長の告示行為として扱うことが出来る区域変更であるので、元に戻すことも可能であると、国交省は説明してくれた。

また、「市長の判断である」とも。石渡市長が住民、議会決議を尊重するか。職員の解釈を尊重したら、また、おかしくなるかも?分からないなら、国、県に聞くことだ。どこと相談しているのか。追いつめられなければ分からない石渡市長か?伊東議長も?民主党の参議院副議長みたい?
2007年1月24日(水)
納豆ねつ造問題、社長減給、局長解職、鎌倉はどうする
納豆による効果で痩せるとの「あるある番組報道」のデーターはねつ造であった。その関西テレビが社長減給、担当解職という処分を発表。このことの新聞記事に、「まだ、真相が明らかにならないのに、処分とは」とあった。

鎌倉市の行政の違法行為であった大船観音前マンション開発許可問題も、石渡市長、助役は減給処分と「これまた、真相が明らかにならないに決めてしまった」。でも、議会議決案件であるから、議会はどうする。また、担当職員の処分もこれからあるが、かなり厳しいことになるであろう。誰が、一番責任があるか。前部長は再許可前に退職したから、現部長他職員が責任持つことになるのか。かわいそうとの声。昨年の人事ですっかり入れ替えたから。でも、石渡市長を擁護していた。この問題は、上からか?外(議員)からか?

また、損害賠償のこともいずれあるので、真相糾明は当然である。議会にとっても同じである。

あす、大船観音前マンション不許可処分問題からみ、道路のことで鎌倉市議会建設常任委員会協議会が開かれるが、不許可処分をしたという話も聞いていないので、協議できるのかなぁ。

また、いずれ原状回復のことも補正予算で出てくるだろうが、市の負担ですることが可能か、事業者負担でやるべきで、その損害賠償を市長なり、職員なりに請求するのがすじでないのか、ここらのことも、はっきりしておかないと、監査請求、市民から損害賠償訴訟が起きて、結果次第では、さらに、違法に違法を重ねることになる。

また、石渡市長の行政の違法行為を後押した議員、行政の違法行為を咎めなかった議員が何を考えているのかも分からない。全協で石渡市長が、違法を認め、不許可処分にしたことで、容認議員の発言がなかったのには、驚いた。

石渡市長は問題なかったとか、違法行為であったから処分を徹底的にしろ、真相を究明しろ、安全対策をしろ、再々許可は、損害賠償は等、石渡市長の違法行為を容認してきた議員から、何も聞こえてこない。

今後、これからの、流れで、監査請求等も考えられるので、議会決議に反対して石渡市長の違法行為を容認してきた公明党の大石監査委員は速やかに、辞めた方が良い。まだ、まだ、複雑怪奇だ。

そうだ、大船観音前マンション問題絡みで、中村県会議長が自民党除名問題を起こした鎌倉の自民党、純粋自民党の高橋、本田議員は、地元自民党改革に張り切っているようだ。
「出ないなら、出て行け、出ません、こちらが母屋です」「戻って来いよ、帰って来いよー、どっちが、どっちへ?」

そもそも、助川元議長のタイでのゴルフ旅行が発覚したとき、地元自民党幹部の小野田氏が、助川議長を助けてやって欲しいとの行動もあった。このゴルフ旅行は彼が企画したようだ。民主党であった助川議員を、自民党幹部がかばうなど、この辺から鎌倉の自民党はおかしいと言われていた。いや、商品券事件からだとも。これはひどかった。後日談が、また、笑っちゃう。

とにかく、大船観音前マンション開発問題は、石渡市長が違法と認め、不許可処分と決めたので、高橋、本田議員は正々堂々と、胸を張って真相究明に取り組むことが出来る。もう、自信を持って、勢いづいているようだ。
2007年1月23日(火)
談合、ねつ造、行政の違法行為
かって、談合に関わったゼネコンの方に聞いたことがある。談合のことが記事になると、刑事に呼ばれて「知りません、やっていません」と言って、帰ってきた結果、事件化しないと「男の勲章よ」と豪語していた。

「松中も業者の口利きをしなきゃ、他の議員はじゃんじゃん、やっているよ、そうすれば、献金だってあるよ、選挙を面倒見てくれるよ」とも言われた。また、談合の口利きに、建材業者が介在し、「俺は鎌倉の大物政治家を知っている」といきがることも話してくれた。その時、出てくる名前が、いつも同じ議員の名前には、おかしくなった。

こんなことまでやりながら政治をやっているのは、談合の仕切り役を使う議員が、大物政治家なのかも知れない。
いつも、名前が挙がりながら、警察が動かないのはどうしてかともよく言われる。よっぽど大物政治家なのかも知れない。いろいろ建設絡みで問題が起きると、同じ名前が挙がるのは、いつも、絡んでいるのだろう。

それにしても、日本中、談合の事件が尽きない。宮崎県知事選で、そのまんま東氏が当選し、登庁したすぐあと、談合事件で知事室が家宅捜査とは、すごい。よっぽどひどい談合事件なのかも知れない。前知事自らが仕切り役か。金絡み、入札妨害?

さらに、名古屋でも談合事件が発覚だ。この前有ったばかりなのに。警察庁、検察庁、公取は徹底的に全国の談合、口利きを摘発しているようだ。次はどなたという感じだ。選挙で、建設業者を使うことにご注意を。何を言われるか分からないし、何が飛び出すか分からない。

娘に言われて、納豆を10日間食べ続けていたら、ねつ造番組だって。パパ、痩せると言われたのに。娘に言われて、すぐ信じてしまう私の行動、おかしくなったが、いい加減にしろ、メディアまでがごまかしかと。

それに、子どもたちを傷つける不二家の不祥事。老舗が何でと、叫びたくなる。私が子どもの頃、ペコちゃん、ポコちゃんのミルキーキャラメルは、あこがれ、弟が得意になって持っている写真が懐かしいのに。
夢を破るな、無理するな、どうも、どこでも老舗がおかしくなってきている。廃業に追い込まれないように。お大事に。

鎌倉では、まだまだ、大船観音前マンション問題では、住民と市が対立状態。石渡市長、行政の違法行為の許可で謝罪したばかりなのに。原状回復、安全対策の費用は、石渡市長、担当職員で払って貰うことにしようかなぁ。
なにしろ、行政の組織的違法行為であるから。ここらも、次の議会では大騒ぎか。監査請求、告発、告訴、審査請求等が予想される、どこまで続くぬかるみぞ。泥沼化して、深刻な事態が見えている。百条の調査特別委員会の設置は必至。また、やらなきゃならない。
2007年1月22日(月)
鎌倉市政は民主の新人議員で回る
2年前に市会改選があり、新人議員の大躍進で鎌倉市会は新たな出発であった。民主党議員の大勝利で、大会派が結成された。特に、民主党会派から助川議長を出して、石渡市政は順調なスタートであった。しかし、17年10月末の市長選で、石渡市長が大量得票で圧勝し、再選されてからおかしくなった。

10日後、民主党会派の助川議長が市政記念日を欠席をして、タイでゴルフしていたことが発覚。民主党内部では、若手議員が議長辞職を詰め寄って議長を追い込んだとか。

その後、石渡鎌倉市政では、市職員の覚醒剤所持による逮捕事件、古都法違反が続出、極めつけは大船観音前マンション開発が市の違法行為で、許可取り消しと、続いた。

そこで、暴走する石渡市政に、議会としてブレーキをかけ始めたが、民主党会派は初めは良かったが、その後、ダッチロールを繰り返し、その隙を見て、さらに石渡市政、暴走に加速するといった、激突を恐れず、再許可。

予算も無事通過。民主党会派は様々であった。それも、新人議員の態度が、ひっくり返るアクロバット技であった。
なんら、民主党会派内でのお咎めもなく、分裂騒ぎもなく、石渡市政は進んだ。が、助川議長と変わった白倉議長、病気で交代、これまた、役選が大騒ぎ。一期生議員の役選委員長、早稲田議員、奮闘したが不発に。

そこにきて、石渡市長が檀家総代している長谷寺の古都法違反、観光パンフ、海水浴場運営問題等次々発覚、一期生議員とは思えない渡辺議員の役選委員長の進行による9月議長改選で、伊東議長が就任、その後、これまた、考えられない議長への調査特別委員会が設置へと発展。

大船観音前マンション問題では、道路編入不同意の決議が、民主党会派の若手議員連の同調があり、可決と流れは民主党一期生主導型へ。

決算では、渡辺議員の熟練的議事進行、早稲田、山田議員が委員長で活躍、他会派からも一期生の前川、納所議員委員長と議会役員の中堅ポストは一期生議員だ。これからは主要ポストもありうる。

2月から始まる定例議会、一期生議員の動きが、注目されている。特に、民主党の若手は責任重大である。
伊東議長の去就、大船観音前マンション問題の扱い、石渡市長、助役等の処遇等政治的局面は、緊張状態であるだけに。

キャスティング・ボードとは、局面で鍵を握ることを言うが、一人や二人なら分かるが、民主党の若手は、今や鎌倉市政の主導権を握っている。彼らがどうするかによって決まる。それだけに、責任は重大である。

民主党会派の一期生議員の姿勢が、バラバラ、ころころ変われば、市政もころころ変わる。ここらで、信念の有るところを期待したい。いずれ、その結果が今後の鎌倉市政の運命を決定づける。大きなお役目だ。

つまり、民主党会派の一期生議員の動きで、鎌倉市政は安定に向かうか、さらに混迷してガタガタになるか決まることだ。さぁ、どうする、数が有るだけに、鎌倉市民の運命を預かっている。
2007年1月22日(月)
バラバラ民主の責任
行政の違法行為をした石渡市長の政治生命が、辞職まで追い込まれるかも知れない原因を考えてみると、鎌倉市会の民主党の動きが常に鍵である。

石渡市長は2度も行政の違法行為を犯してしまった。県下でもほとんど無く、異常状態の鎌倉市政である。
なぜ、二度もとなるが、一度目の県開発審査会から取り消し裁決が出たとき、速やかに鎌倉市議会は平成17年12月議会に原状回復決議をした。その賛否を分析してみると、賛成19、反対7,退席1であった。

石渡市長は、議会決議を尊重するのが当然であるが、事業者の再申請をにらんで、許可取り消しの行為を起こさなかった。

賛成議員に、岡田、山田、渡辺、早稲田、久坂、議員がおり、反対議員は中村議員一人であった。それが、市長の問責決議になると、賛成議員は岡田議員一人であった。ここらあたりで、多くの民主党会派議員の態度が変化してきた。

18年の予算議会になると、大船観音前マンション開発は、さらに大きく問題化した。市は、許可取り消しを避け、軽微の変更ですり抜けようとしたので、市の再許可を止めるべく、市が許可を目論んだ一部道路の開発区域編入を阻止するため、市議会議員有志をもって、道路編入反対決議をした。

しかし、当初、原状回復に賛成した民主党会派の議員では、岡田議員だけが賛成と、総崩れに近かった。また、初当選時、民主系の千議員までが退席と、下駄を白倉議長に預けてしまった。白倉議長は大船方面をバックにしているので、賛成してくれると思われたが、会派団結優先か、編入不同意に反対裁決し、編入不同意は不採択となった。

このとき、思ったことは、当初、原状回復決議に賛成した民主党会派の議員が、ひっくり返るとは、なんと信念のない若い議員たちだと。
ここで、石渡市長、自信を持ったか、再度の、問責決議が可決されても、再許可に、行け行けどんどんであった。

あの時、原状回復決議に賛成した民主党議員が、道路編入不同意に賛成しておれば、石渡市長の傷は、浅くすんだはずで、行政の信頼失墜は、早期に取り戻せることが出来たはずだ。

しかし、時と共に、石渡市政の不祥事は続き、原状回復に賛成した民主党議員も目覚めたか、9月の議会において、道路編入不同意の決議に賛成と、原状回復に賛成した民主党会派の「早稲田、渡辺、久坂」議員が戻ってきた。

道路編入不同意決議は可決され、県開発審査会の裁決を待つこととなった。県開発審査会の裁決は、許可取り消しで、それは、行政不服審査法違反と、民主主義の制度に挑戦するような、行政の違反行為によるものであった。

今や、鎌倉市議会の正常化の鍵は、民主党会派の新人議員が握っていることが、よく分かる。それだけに、これからの市政運営で彼らの責任は重い。まさに、民主党に掛かっているし、一期生が主役である。

かっては、新人議員は、員数議員で、先輩議員の前には、発言も慮ること度々であった。今は違う、一期でも、先輩議員と同じ、あるいは堂々と主張すること常である。それだけに、責任も伴う。深く傷を負った石渡市政が「末期的だ、死に体だ、絶望的だ」と言われる現在、鎌倉市政の信頼回復には、数を占めている一期、二期議員の行動こそ問われている。

顔色見い見い、要領使いに優れては、これからも鎌倉市政は闇だ。微かな一灯を照らしながら、手探りで出口を見つけようと頑張っていこうと思っているが、新人議員の怒りと情熱に期待したい。市民はかなり怒っている。
2007年1月21日(日)
松中さん、これからどうなるの聞かれる
松中さん、「石渡市長は法律違反をして、許可してしまった大船のマンションのことは、これからどうなるの」とよく聞かれる。答えようがないけれど、一応解説する。「石渡市長はこちらの言うこと聞かなかったから、何言っても無駄だけど、それは損害賠償が相当な額、市に来るだろう」と。

「でも、市が違法行為して、それ市民の税金で払うの」と言われるで、「最後は、石渡市長と担当職員で払わなければならないだろう」と言う。市が払えば、監査請求や市の違法行為で市に損害を与えたので、石渡市長や担当職員は損害賠償で訴えられるかも知れないので。

しかし、損害賠償ではなく、市が許可取り消しをした後、業者が再々申請してくることも考えられるので、市担当職員は何とか許可したいと考えるかも知れない。また、先延ばしで責任を次の担当に回すかも知れない。

第一回目の県開発審査会が取り消しの裁決した後、市の担当職員をほとんど入れ替えて、再許可を与えているから可能性はある。そうすると、現担当職員は、責任を逃れることが出来る。。前回は職員に口頭注意で終わりだから。
石渡市長と助役は責任を逃れることが出来ないから、10分2減給で済まそうとするかも知れない今度は市長、助役の辞職勧告は予想されるが。あくまで、促すだけだけど。辞めるかなぁ。でも、市長の補佐役である助役の責任は重い。

また、再々許可申請をうけることで、業者からの損害賠償をかわし、再々許可するか、申請手続き中に、開発地を高い金で買収することも考えられる。

広町緑地買収の時は、開発反対住民の試算した金額より数十億円高く買った例があるから。石渡市長は借金して、土地買収に金を使うことは得意だから、予想はされる。

でも、借金が増えて、財政がひっ迫して、民間と違って自治体は廃業することは出来ない。苦しむのは市民だ。ツケを市民に回して行くだけだ。でも、市長を辞めて逃げられては、責任問題がおかしくなる。事業者と交渉するにも、石渡市長には負い目があるから、強く対応できない。市に弱みがある。やはり、石渡市長と担当職員で損害賠償を払って貰うことになるかも。

また、よく聞かれることで「松中さん、ズケズケとブログを書いてやられない」と。「それは、やられますよ、県警にも新聞社にも投書されるし、無言電話も度々だ」と。かっては、脅迫、嫌がらせは当たり前、県警の刑事さんにも相談したことも。いつでも、動きますからとも言われたことも。某病院絡みの参院選挙違反で、県警刑事や県警記者クラブから聞かれたときは、濡れ衣であった。後で、背景が分かったが。危ない、危ない。

でも、ズケズケ書いていると言われても、石渡市長は気にしないから、「気がついたら、ごめんなさい」だと思う。
早く気がつけば、こんなことにならないと思うのですが、気がつくように、もっと、ズケズケと書かなければいけないと「反省しています」。また、調査特別委員会があるので、伊東議長も早く、議長を辞めた方が良いと思うが、気にしないのでしょう。図太いとほめるわけにもいかないから、成り行きを見守りましょう。
2007年1月20日(土)
バ-ラバラ、でも、すぐ仲直り?
横浜市会の第二会派「民主党ヨコハマ会」の分裂は回避。会派が副市長の人事採決での造反をめぐり分裂含みの対立状態であったようだ。どこでも、政党会派は、意見が割れて、バーラバラなんだ、でも、すぐ仲直りのご都合主義か。

自民党も郵政民営化では、除名された議員が新党結成したり、刺客が送り込まれて落選させられたり。でも、一年たったら衆院では、無所属当然組が復党を認められたが、参院では復党騒ぎが再燃で先送りか。全く、ご都合主義というか、なんなんだろうなぁー。

鎌倉政界では大船観音前マンション問題の県開発審査会をめぐり、政党渡り鳥政治家による党除名騒ぎがあったようなぁ。自民党の政党会派を名乗っている方を責めて、政派会派よりの自民党地方幹部も面白いなぁ。

そうそう、鎌倉市会の民主党会派を眺めてみると、まぁ、バラバラ極まりない状態に見える。2年前の市会改選後、7名の最大会派を結成、議長会派となった。が、半年後、助川議長のタイ旅行問題で会派内が騒然、除名騒ぎかなぁと思ったら、助川議長、議長辞任、さらにその後、民主党会派離脱。賢明だったとの評価があった。逃げも早い?状況判断抜群の勘の良い方だと。

鎌倉市会の民主党会派、常にどうなるか、成り行きが読めない会派である。出たとこ勝負?でも、バラバラでも、お咎めなし。会派の結論はどこに?、議員個人の行動で判断するしかない?一人一人の議員の方々は、信念の人?でも、会派となると、何がなんだか分からない?

大船観音前マンション問題では、表にあるように賛成、反対を貫く方、賛成、反対を行ったり、来たりする方、不思議な会派だなぁ。でも、問題ないー。それが、鎌倉市会の民主党会派のスタイル?悩み無ーし?

確かに、鎌倉市会では政党・政派の会派で、賛成、反対、退席は常態である。多くの会派で起きていること。

でも、大船観音前マンション問題では政党では一貫して決議に反対したように、公明党は会派団結では一番である。
東京の区議会議員が政務調査費で問題が起きると、連帯責任をとって、議員団全員で議員辞職するくらい団行動をとるのが公明党である。厳しいなぁ。真剣である。バラバラは許されない?

でも、伊東議長を出している鎌倉同志会、伊東議長に対しての「観光ナビに関する調査特別委員会」設置を議運の委員長である野村会派代表が提案したのもすごいなぁ。それも臨時議会でだよ。でも、会派は一致団結で分裂無し。

そうだ、市長選の時、二股なんて当たり前、三股行動を取る方がいるくらい魑魅魍魎の鎌倉の政界です。あぁ、政党渡り鳥が空を飛んでいる。えさを求めて次の止まり木探しか?純粋自民党?の高橋議員、事務長をやるなんて張り切っていたが、「水清ければ、魚棲まず」、何でもしゃべっちゃうから、恐ろしい?どうしたかなぁ?でも、何でも食べちゃう方もいるからなぁ?「去る者は追わず、来るものは拒まず」。消化不良起こすよ?
2007年1月19日(金)
ガタガタ、ボロボロとなる
相当深刻になる石渡鎌倉市政。ガタガタ、ボロボロになるであろう。
大船観音前マンション開発の許可取り消し裁決を受け入れて、不許可処分にする石渡市長の決断は評価されるものであるが、今後に残された後始末、まぁ、戦後処理は相当深刻な事態になるであろう。

市は速やかに安全対策、原状回復を検討しているようで、このような対応を第1回目の裁決時になぜ、行わなかったかと悔やんでもしょうがないが、深い傷が、化膿してしまい治療するにも、ここまで来ると末期的症状である。

安全対策、原状回復を速やかに行うにしても、違法行為をした石渡市長他職員の責任を持ってするには、時間がない。計上される補正予算を通して、その損害に対する責任は、後になろう。

でも、もう、違法行為をした責任を市の税金で行うのは、納得できないという声が、かなりの見識者から寄せられた。
当然、違法行為をして、許可した石渡市長他職員の責任になろう。今後の成り行きを見るしかないが、予想は出来る。

いずれ、監査請求等、その損害賠償に対する石渡市長他職員には、法的請求はなされるであろうが、今は危険な箇所の安全対策優先である。安全対策、一部原状回復には、取りあえず数千万円は掛かるであろう。

でも、今後、不許可処分された開発計画による事業者の損害は相当なものであろう。駅から開発地まで数分であるから、60戸のマンションの予定として計算しても、営業売り上げ額は20数億円、あるいは30億円とも考えられる。

その事業に対し、準備費用、遅れに対する損失、原状回復費用、売り上げ見込みの狂い、資金手当、社会的名誉等考えても、相当な損害額となろう。
それも、市が許可された結果、違法許可、取り消しであるから事業者にはミスは無いであろう。まず、市が開発可能と言ったはずであるから。いずれ、誰が言ったか分かると思うが。百条もあるから。

今回の許可取り消しは、市の過失ではない。故意による市の組織的違法行為である。裁決に従うべき議会決議が歴然と有るだけに。第1回目の裁決後、速やかに取り消しをして、対応しておれば、傷は浅くて済み、化膿しなかったであろう。

新人議員が9月の決議に賛成したとき、市議OBから、「事業者から損害賠償で訴えられるよ」と言われてぼやいていた。しかし、県開発審査会から、許可取り消し裁決が出ると、ある新人議員は「裁決に賛成しておいて良かった」と胸をなで下ろしていたとか。

この件で石渡市長を後押しした議員も、応分の損害賠償を負担しなければならないかもしれないと、市議OBの論法でいけば考えられるが。まぁ、なんらかの責任はあるだろう。そのツケを市民の税金に回すことは当然、出来ないだろう。

決議に一度も賛成しなかった議員を分析してみると、「どういう訳か一貫して決議に反対した公明党議員団、党除名問題で動いた中村県議派の鎌倉同志会議員、助川議員を中心とする建設族議員」であるが、共に行動する団結力がある。予想される事業者からの損害賠償に対しどう動くか注目である。
まさか、損害賠償、異議申し立て等が事業者から出ないとは想定されないが、未だ、見えず。

議会決議結果表。
議会決議に賛成。
議会決議に反対。白倉議長、18年3月、編入不同意決議は可否同数のため、議長裁決で不採択とする。
野村議員は監査委員のため、原状回復決議時には退席、白倉議員、伊東議員、議長時採決に不参加。


下の表:一度は決議に賛成した議員

議員名 本田 高橋 松尾 松中 岡田 森川 三輪 石川 萩原 赤松 吉岡 小田島 高野 渡辺 早稲田 久坂 山田
会派名 自民 自民 民主 ネット ネット ネット ネット 共産 共産 共産 共産 民主 民主 民主 民主
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
1.原状回復決議
(17年12/22)
2.市長問責決議
(17年12/229)
3.編入不同意決議 
(18年3/23)
4.市長問責決議 
(18年3/23)
5.編入不同意決議
(18年9/28)


下の表:一度も決議に賛成しなかった議員

議員名 助川 中村 前川 藤田 大石 納所 野村 伊東 白倉
会派名 民主 同志会 公明 公明 公明 同志会 同志会 同志会
1.原状回復決議 
(17年12/22)
2.市長問責決議 
(17年12/229)
3.編入不同意決議 
(18年3/23)
4/市長問責決議 
(18年3/23)
5.編入不同意決議 
(18年9/28)
5本の議会決議からの分析
検証の始まり
2007年1月18日(木)
海に夢を持ちたい
昨日、湘南信金の賀詞交換会で、海水浴場運営委員会の小西氏にお会いした。私は彼女に、「現在、海水浴場運営のことがいろいろと議会で話題になっている。整理することは必要であるが前向きに考えべきだと」と言った。小西氏も「現在、いろいろなところから声が掛かり、発展的に考えたい」と言っていた。

確かに、かっては、海水浴場運営で内部的には確執があった。また、海水浴場運営委員会を観光協会の一実行委員会にとの話もあったが、政治家が海の家経営あるいは関係が有りすぎて、実現できなかったことも聞いている。

また、トラブルを避けるため市長他政治家が運営委員会の名誉的役員、顧問等名を並べたが、ここに来て、組織、運営も硬直化し、海水浴場のあり方を検討する時期に来ているのかも知れない。

私は、鎌倉・由比ヶ浜の生まれで、記憶には昭和30年くらいまでは、海岸沿いには道路が無く、砂浜も広く、松林があった。まさに、白砂青松であった。

また、夏の海水浴場シーズンは、砂浜には海の家、遊技場、遊園地的施設が林立していた。それに、鎌倉カーニバルが全盛時代、鎌倉の海は海の銀座と言われ、東洋一の海水浴場と言われた。

しかし、坂の下で夏の国体が開かれることで、道路が海岸沿えに造られ、さらに、葉山、江ノ島ヨットレースのためのオリンピック道路として、材木座から逗子へと延長され、海岸の砂浜は、縮小され、三浦海岸や江ノ島・鵠沼方面へと海水浴場の人気は移った。

それでも、鎌倉の海水浴場は、湘南、そして、古都鎌倉の位置づけとして、歴史と伝統の地位を保っている。
私が議員になったとき、サーフィン等のマリンスポーツが盛んになり始め、サーフィン、ボート等の区域、浴場区域とを棲み分けするためロープを設けるなどはじめて取り組んだ。
また、シーズン中台風が来たため被害をうけたが、海岸清掃、監視所の補修を速やかにするなど協力してきた。

また、海水浴場でのミニFM開設に取り組み、ゲストに宮崎緑氏に登場して貰うなど、若者が挑戦した企画にも取り組んだ。

さらに、海岸トイレを水洗化させることも実現した。小西氏も申し上げたが、海の家の水洗化を是非、これから実現して欲しいと思う。さすが、世界遺産登録を目指している、鎌倉の海水浴場だと言われるように。また、よしず張りの海の家も減り、安心できる、明るい海水浴場に発展して貰いたい。
2007年1月16日(火)
石渡市長の違法行為の検証が始まる
大船観音前マンション開発許可は違法と認め、不許可処分を決めた石渡市長の違法行為の検証がこれから徹底的に始まるだろう。

まず、百条の特別委員会設置であろうが、赤松議員が指摘しているように、石渡市長の違法行為を容認してきた議員の総括から始まるだろうが、まず、議長他役職に就いている容認派は、その進退が問われる。まず、監査委員である大石議員の監査委員辞職は当然である。

5本の議会決議からの分析
5本の議会決議を分析してみると、まず、政党の視点から見てみると、一貫して、自民党、ネットワーク鎌倉、共産党等の政党は、許可取り消しの裁決に従うべきと、決議に賛成している。また、民主党では、岡田議員が一貫して裁決支持派であった。また、揺れたにしても、最初と最後で頑張った渡辺、早稲田、久坂議員がいる。

最初の決議に賛成して、後は決議反対に回った民主の山田議員がいるが、何か訳が。。

一貫して決議に反対した政党は、どういう訳か公明党だけである。監査委員の大石議員がいるだけに、釈明があると分かるのだが、未だ動きはない。まず、大石監査委員の進退から、始まるのに。それとも、伊東議長か。

民主党は、会派拘束が緩いのか、中村副議長が一貫して石渡市長容認、決議に反対している。民主党を離脱した先輩助川議員の指導があってのことか。助川議員も一貫して決議に反対していた。

会派の視点で見ると、鎌倉同志会が一貫して、決議反対であった。特に、前川議員は信念を貫いている。頼れる石渡市長支持派である。鎌倉同志会は、中村県議の支持派であるので、裁決からみで、自民党市議の自民党除名問題まで起こした中村県会議長と行動を共にしたのかも知れない。どこまでも、一緒?

また、無所属であるが、私と松尾議員は一貫して決議賛成派であった。千議員は揺れたが、最初、途中、最後とその行動のウラに計算が見え隠れしていた。なかなか、政治家であるとの声があった。

原議員は最初に決議に賛成したが、その後、決議に反対に回った。残念という声があった。伊藤玲子前議員の後継者にしては、信念が揺れる。信念溢れる伊藤玲子前市議であったら、この様な問題は、先頭に立っていたであろう。また、告発も辞さない行動であったろう。伊藤玲子氏は国の方で教育問題に取り組み、活躍されているので、忙しいようだ。

とにかく、原点に返って、検証を始めるだろうが、まず、最初の時点で、誰が、開発可能と指導したのか、百条の調査特別委員会で、事業関係者を呼ぶことからであろう。事業者にも言い分があるであろうから。

違法行為を起こした担当者は信用できないのだから。速やかに、担当の配転も検討すべきであろう。当然、退職した担当者も対象になろう。

石渡市長他両助役の減給を申し出していたが、市長辞職勧告もあり得るので、減給問題は、それからだ。
また、職員の処分も、真相解明という問題もあるので、慎重に行うべきである。フタをするような処分は、許されない。さらに不信感が増す。とにかく、これから、深刻化すること間違いない。まず、議会側から。
2007年1月15日(月)
緊急報告。石渡市長、県開発審査会の裁決を受け入れる。
今日、県開発審査会から許可取り消しされた大船観音前マンション問題に対し、議会全員協議会において石渡市長から報告があった。

石渡市長は、まず、今回の不祥事に対し謝罪し、審査会の許可取り消し裁決を受け入れ、開発は不許可処分、また、責任を取るため、石渡市長は、給料・10分2減額、3ヶ月、両助役は、給料・10分1減額、3ヶ月を申し出る。

今後、事業者の出かたを見極めるととも、住民への説明責任を取ると言明。また、私の質問で「安全対策を速やかに検討すると答弁。また、市長は議会の決議も尊重すると答弁。

また、赤松議員が、謝罪の態度が悪いと指摘。石渡市長は、立って謝罪したが、両助役は座ったままであったことを。
さらに、議会の責任も出てくるであろうと。議会の決議に反対してきた議員で役職についている議員は、責任あると。

確かにそうである。特に大石議員は監査委員であるから、責任は重い。速やかに辞めるべきだ。

5本の議会決議からの分析
2007年1月14日(日)
石渡市政の検証と与党
石渡市長が17年秋に再選された市長選挙において、大船観音前マンション問題は渡辺陣営が争点にしていた。県開発審査会から、住民による審査請求の裁決は市長選挙1ヶ月過ぎに行われた。結果は許可取り消しであった。

もし、裁決が市長選前にあったら、あれほどの大量得票で石渡市長は再選しなかったであろう。
また、再選直後、古都法違反事件や職員の覚醒剤所持事件等、石渡市政にとって次々不祥事が起きているので運が良かったと言われていたが、それにしても続く。

また、伊東議長への業者からの700万円報酬問題が発覚、調査特別委員会も設置され、伊東議長、石渡市長、中村県会議長が調査対象になるなど、石渡鎌倉市政は異常事態である。

そこに来て、県開発審査会から、行政不服審査法違反の違法許可であると大船観音前マンション開発許可は取り消された。石渡市長の二度の違法許可である。

これだけ考えてみても、石渡市長の責任は重く、速やかに辞職すべきであり、今後、市長として活動したいならば、市民に信を問うべきであろう。石渡市長への風当たりは強くなること必至である。

禊ぎなしに、行政の違法行為を2度もした負い目を背負いながら、市長の残任期間を務めることは、惨めで、情けない。

確かに、石渡市長の責任は重大であるが、支えてきた与党体制、周辺の支持体制も責任が問われるであろう。特に、違法許可を二度も起こさせた支持勢力の責任ある立場の中村県会議長、また、市議会では議会決議をしてまで、裁決尊重を訴えたのに、石渡市長の暴挙を許した与党議員勢力の責任も大きい。

大船観音前マンション問題に関わる鎌倉市議会決議(岡田議員のページより)

特に、行政の違法行為をした石渡市長を支持してきた議員で、監査委員である大石議員の責任は特に重い。速やかに監査委員を辞するべきである。

一度、許可取り消しの裁決になった違法行為を認めてきたことは、今後の監査業務にも影響する。ましてや、大船観音前マンション問題は、いつ、新たな監査請求対象になるか分からないから。

今後、違法許可の工事に関する検証は、議会においてなされるであろう。これで終わりとシャンシャンとフタをすることは出来ないだろう。

事業関係者、退職した市担当者の参考人招致、証人喚問もありうる。設置必至な百条の調査特別委員会等で明らかにされるであろう。行政の違法行為をした職員から説明を受けても信用出来ないから、事業者から経過を聞く必要がある。事業者だって市を信用していてこれであるから、納得いかないであろう。

15日の議会全員協議会において、石渡市長から、裁決について報告、説明があるようだが、事態がさらに深刻化するか注目である。しかし、深刻で異常な事態であることには変わりがないが。

当然、市長選も想定していた方が良いと思われる事態であるから。
2007年1月12日(金)
行け行けどんどんの成れの果て
かって、中西元市長は、市職員の高額退職金引き下げを掲げ、5党相乗りの現職市長を破り、行革市長として当選した。全国一高額であった退職金制度を国家公務員並みに引き下げ、行革市長として名を上げた。

が、それまで議会では、孤立無援のような厳しい少数与党体制であったが、退職金制度改革に成功すると、逆襲に出て、助役も選任することが出来、それまで、攻撃、批判していた野党議員が、与党へと転じ協力も増した。

またその頃、バブルの始まりで日本の経済環境も良く、市財政が豊かになり、中西市長は箱物行政を積極的に広げた。また、緑地も、バンバン買い始め。20億、30億、50億円もする稲村ヶ崎、常盤山、由比ヶ浜・鈴木邸等土地買収、そして、170億円で鎌倉芸術館建設をはじめ、100億円以上の箱物が武道館、ルミネ等の大船再開発等次々であった。

まさに行き行けどんどんであった。このころから、開発反対住民運動も、買え買え運動的になってきた。
行革市長の批判が、支援団体の中におき、行革の会が分裂し、落選した米山派は衰退し、伊藤玲子議員が誕生するや攻撃派の有権者の会が猛烈な勢いで台頭してきた。

その、有権者の会を中心とした勢力が、竹内元市長を当選させ、伊藤玲子市議勢力は、中西元市長を告発し、その旧中西勢力をとことん追い込んだ。

行け行けどんどんの、中西元市長も成れの果ては、惨めであった。同士かと思っていた中村省司氏(現県会議長)にも裏切られ、中村氏が市長選立候補したため、中西勢力は分裂、両者落選、竹内市長当選であった。

中西元市長、過去の市長の中で、もっとも実績を残した市長であろう。でも、行け行けどんどんでは、最後は、行き詰まる。高度成長が続くわけではないし、本来の行革市長から、路線を変えれば、不満勢力も出てくる。

石渡現市長、これも、行け行けどんどんの怖いも知らずの勢いであった。
多額の借金をした、広町緑地買収でも。最初は、猛烈に反対論陣を張っていた共産党も、最後の本会議では、一転賛成にまわるなど、最後は何とかなるという経験から、大船観音前マンション開発問題でも、行け行けどんどんで進めてしまった。

ましてや、議会が何の決議しようが、周りには県会議長をはじめ大物政治家がついているから大丈夫と過信していたか分からないが、行け行けどんどんであった。

ここに来て、再度の許可取り消し裁決が、県開発審査会から下った。
周りの逃げるのがはやいことを肝に銘じておくべきである。かって、竹内元市長の二人の助役が、鎌倉同志会から市民農園の件が告発されるや、とっっと、任期途中で辞めていってしまったこともある。

また、政党を渡り歩く大物政治家が、この鎌倉にはいるように、政党を捨てるのも早い、離れるのも早い、同士を除名する行動にでるなど、都合が悪いと人を捨てるのも早い局面がある鎌倉の政治風土である。

周りから行け行けどんどんとはやし立てられ、気がついたらごめんなさいなんてことになる。
もう、そろそろ、切り時、捨て時なんてささやきが聞こえてくる。

かって、中西元市長の末期は、住民集会で、つるし上げを喰らうやら、市民から市長室へ押しかけられるやら、苦労していたが、最後は落選であった。本当に周りの逃げることの早いこと。だまされたと後で語っていたが。
2007年1月9日(火)
もうとまらないのか物質文明の勢い
正月早々から、世間では痛々しい事件が報道されている。怪奇事件のようだが、次々起きている。
日本は社会現象がアメリカ物質文明を追従していれば、アメリカと同じようになると言われていた。この拝金主義、物質至上主義は、世界の流れであることは間違いないが。

正月の特別番組を見ていると、あの中国、それも、上海が映し出されると、その繁栄ぶりには、仰天する。今、中国では、上海だけではなく、都市部の繁栄ぶりは、かっての日本をしのぐ。

また、そのウラの、農村部の貧困状態には、驚き、これが現実の中国か、いずれ、どうなるのか想像できないが、何か、恐ろしさを感じる。

人口13億人の中国が猛烈な勢いで、物質文明の先進国に仲間入りである。それも、13億人のうち、1億、2億人が日本の中流、上流層と同じとなると、当然、資源の争奪戦である。

インド、東南アジアも続いてきている。EUにはブルガリア等の東欧圏も入って、さらに高度経済圏として発展していくだろう。ロシアはエネルギー戦略で、超大国の地位をさらに固めるであろう。

日本は、高度経済国家を維持するために、技術、文化等で勝負しなければ、資源がないので、当然、発展は遅れてしまう。

そこへ来て、少子高齢化現象が激しい日本である。このまま行けば、社会には格差が広がり、負け組、勝ち組との亀裂は激しくなり、将来の夢がもてない若いものにとって、焦りとやり場のない虚無感で、何をするか分からない行動に出る。それも、組織的行動ではなく、個人で起こしてしまう。

これらに対し、政治が悪い、教育が悪い、家庭が悪いと言っても、救いを求める先の宗教も見つからない。どうしようもない場面で感情が爆発してしまう。

もっと、ゆっくり行こうではないかと言えば、外国に追いかけられる、追い越される、いや、追い越されていることになる。

自分さえよければ、のんびりもする、ゆっくり歩んでもいくだろうが、家族がある、兄弟がある、友達もいる。比べもする、たまには、うまいものも食べたいだろう、きれいなものも着たいだろう、華やかなこともしたいだろう、人に認められ良い気持ちにもなりたいだろう。

遅れた若者には、葛藤が起きる。誰が救うのか、自分しかないと言っても、周りは競争社会、遅れたら取り返しがつかないという焦り。

良いところがあると言っても、そこは厳しい修行の場であるから、耐えられない。では、どうすればいい。
周りが、生活水準を落とし、もっと、ゆっくり行こうと言うだろうが、それは、若者に通じない。

若者こそ、失敗しても、やり直しがつくはずだが、周りの高い生活水準を見れば、それが、一つの価値観であるから、他の価値観を探すのに、エネルギーがいる。焦りに焦りが加速する。

拝金主義、物質主義、経済至上主義が続く限り、目標と欲は限りない。最後は独占か。事件は続く可能性があるが、誰も止められないか。見て見ぬふりか。でも、見ていられないが、見てしまう、聞いてしまう。

森羅万象、エネルギーの変化である。心の変化であるとも賢人はいう。

さらに、自分だけで存在しているのではない。私がいて、あなた、貴方がいるから私とも。

少しでも、あやかろう。これは、新年そうそうの私のつぶやきです。

なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに涙こぼるる」  西行
2007年1月8日(月)
こんなことがあっていいの
こんなことがあって良いのかという異常事態の鎌倉市政である。
伊東議長への700万円報酬問題で、調査特別委員会において伊東議長、石渡市長、中村県会議長が調査対象、大船観音前マンション開発許可が2度も違法ということで、許可取り消し、それも、昨年、県開発審査会が許可取り消しの裁決に絡んで、中村県会議長が、自民党・高橋、本田議員に党除名の圧力を加える。

よっぽど何かあるのかと考えてしまう。市の行政行為に対し、、市民が上級官庁である県に審査を請求し、県開発審査会が裁決を出したのに、県会議員がどっちの味方だか分からない行動をするとは。

石渡市長の強力な支持者として、違法な行政行為をもっとも制止しなければいけない立場ではないのか。
それとも、県開発審査会の裁決はなんのその、市長のやりたいことを後押しか。

観光ナビの調査特別委員会では、資料公開の件で、市と県の見解が分かれたので、総務省に聞くことになった。

大船観音前マンション開発問題では、石渡市長は、議会の決議、住民の抗議に反し、2度も違法の許可をするとは驚きであるが、市の弁護士とも相談してのことだろう。県の審査会の裁決が、分からなければ国に聞けば良いではないか。でも、行審法では裁決に拘束されるとなっているが。

石渡市長、周りに中村県議他、強い味方がいるからと、行け行けどんどんが、この結果であるか。
違法行為と思わないのか、周りで、制止する方がいないのか、行くところまで行こうというのか。

たしかに、広町緑地買収等緑地買収となると、行け行けどんどんであったから自信を持っていたのかも知れない。私は、110億円で、広町緑地を買収したことは、手続きに疑義があると思っているが。

それにしても、鎌倉市議会の建設常任委員会の動きが見えない。正月気分から、醒めていないのか。来週からが大変か。

建設常任委員会のメンバーは、そうそうたる鎌倉市議会の実力者が揃っているから、これからの扱いに注目したい。7名の委員の中で伊東現議長、中村現副議長、大石監査委員、助川元議長、赤松元副議長等がいるのだから。

とにかく、市民にとって行政の違法行為は深刻である。行政が信用できなくなる。
また、石渡市長の行為は、情けない、惨めだけではなく、さらに深刻化して、石渡市長にとって悲惨なことにもなる。市民にとっても恥ずかしいことである。それとも、周りに実力者が付いているから大丈夫?
2007年1月7日(日)
中村県会議長の責任は重い
大船観音前マンション開発は許可が一度取り消しになって、市が再度許可をしたが、県開発審査会から再度取り消しになったことで、今後、鎌倉市政は深刻なことになるであろう。

そもそも、県開発審査会が取り消しをしたのに、市は取り消しをしないで軽微の変更で許可するといった姑息な行為が、さらに異常事態を深刻化させている。

これから、市が許可取り消しをしても、再申請の権利は、事業者にあるであろうが、議会は原状回復を決議しているし、「行政不服審査法には 裁決の拘束力」が述べられている。

第43条 裁決は、関係行政庁を拘束する。
2 申請に基づいてした処分が手続の違法若しくは不当を理由として裁決で取り消され、又は申請を却下し若しくは棄却した処分が裁決で取り消されたときは、処分庁は、裁決の趣旨に従い、改めて申請に対する処分をしなければならない。

まさに白紙から出直しである。事業者の違法ではない、市の違法行為である。
これから、この裁決に対し、事業者から異議が申し立てられるか分からないが、市長からは出来ない。まず、原状回復が先である。また、市長からの異議は、議会の議決案件であるので、可決する可能性はほとんど無い。

原状回復等による事業者からの損害賠償が請求されることはあり得るが、これは、最終的に石渡市長個人の責任である。担当職員のシッポ切りで逃げることもあり得るが。

処分庁の長である石渡市長の違法行為であるから。一度なら少しは救いようがあったかも知れないが、二度も違法の許可では、救いようもない。

それも、議会は、違反許可工事による場所の原状回復、市長に対しての二度の問責決議、公有地編入反対決議をしている。

なぜ、ここまで深刻な異常事態を招いたのか。許可取り消し後も、問題ないと了解した石渡市長の周辺の責任は重い。

また、大船観音前マンション開発に絡む自民党の本田、高橋議員の除名問題に関しての高橋議員のブログを読むと、中村県会議長の責任は重大である。県開発審査会から結果が出たのであるから、自民党の責任者として進退を石渡市長に求める責任がある。

高橋議員のページ(了解済み)
2007年1月6日(土)
正月早々から情けないことが
鎌倉市議会では、一度目に許可取り消しになった大船観音前マンション建設に対し、原状回復を決議していたのに、石渡市長は同計画を再許可した。

さらに、住民から再審査請求があり、大船観音前マンション計画を審査していた県開発審査会は「鎌倉市の開発許可は違法」として、鎌倉市の許可に対し、取り消しの裁決を下した。

あぁ、情けない正月から。「議会の決議にも従わない、住民と対決する」、こんな市長は今までいない。

とにかく、石渡鎌倉市政は異常事態である。大きな問題となっているのが、市観光ナビ事業の受託業者から700万円の報酬を貰っていた伊東議長の件で調査特別委員会が設置され調査中、世界遺産登録を目指している鎌倉で古都法地区内での違反工事の連続、そして今度の県開発審査会からの再許可取り消し等である。

大船観音前マンション計画の再取り消し裁決をとっても、石渡市長の市長辞職は当然である。
裁決の結果次第では、市長選挙があると、ささやかれてきたから。

しかし、これからどうするか、石渡市長として、県開発審査会の裁決に従い、許可を取り消すか、三度、許可するか、分からないが、今度は、行政不服審査法に基づく違法取り消しであるから、議会の決議通り「原状回復」が前提である。市長を辞めればいいとはいかないだろう。責任問題が大きすぎる。

石渡市長が、責任をとって市長を辞めても、原状回復等の補償問題が残る。事業者からの損害賠償問題もある。その一切は、最終的には、石渡市長個人の責任になるであろう。それとも、担当職員を巻き込むか。

でも、かって、鎌倉市議会議員の会派鎌倉同志会から告発があった、市民農園問題ときは、1、000万円の和解金を職員が負担した。それ以来、それに懲りて、職員は保険を掛けている方もいるという。

また、議会として、建設常任委員会を開くとか、鎌倉市議会全員協議会を開くとか、臨時議会を招集するとか、今度の再許可取り消し問題は、異常事態で緊急問題である。
議会としても百条の調査特別委員会設置も必至であろう。伊東議長のこともあるから、忙しいが。

石渡市長にとっても、正月気分とはいかない重大事態である。また、なぜ、これほどまでに、石渡市長は事業者よりであるか、住民の抗議や議会決議に反して、二度も許可取り消しとなる行動をとったのか、背景に何かあるのか、徹底した究明が必要であろう。
2007年1月4日(木)
今年はもっとじっくり行こう。
気持ちは「猪突猛進」であるが、何か、忘れていることがあるのではないか、気がつかないことがあるのではないか、また、教えられることがあるのではないか、今年は、もう少しゆっくり、そしてじっくり行こうと思っている。

大晦日の夜、近所のお寺で、除夜の鐘を突いて、年越しそばを食べ、朝までテレビを途中まで見て、眠りについた。

元旦の朝には、雑煮を食べ、夜は、家族一緒に、すき焼きを食べて、寝正月。起きては、3日間、テレビ三昧であった。

正月恒例の箱根駅伝で激走する若人に感激し、ワイド時代劇・テレビ東京「忠臣蔵 瑶泉院の陰謀」 を、6時間一気に見た。終わって、床についたら目が回っていた。

瑶泉院のことでは、気にしていたことがあるで、見ておいて良かったとホッとしている。
それは、江藤淳先生が亡くなる前に、心境を私たち夫婦に語った時のことである。

歌舞伎で、大石内蔵助が、瑶泉院から渡されたお金の残りを返す場面があるが、これは、「大石内蔵助はやるなと」瑶泉院が思ったと、先生は私たちに語った。

先生は亡くなる直前、私たちに「もう、何もいらない、名誉も金もいらない」と語っていた。

この瑶泉院のことは、大手出版社の編集長にも語っていた。彼にこのことを話をしたら、「瑶泉院」の本を送ってきてくれた。気にはしていたが、なかなか読めなかった。

しかし、6時間もテレビを見続けることは、きつい、でも、見ておいて良かった。あぁ、瑶泉院のことで、江藤先生を思い出した。とにかく、一つのもやもやが取れた。

これは「今年はじっくり行こう」と決めた、年の初めの効か。

また、藤沢周平の「たそがれ清兵衛、竹光結末」を読んだ。どうやら、今年は激動の年かも知れない。