2005夏 東北ツーリング Vol.1
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2005/7/28(木) （旅の１日目とする）
出発日
出発日は木曜、もちろん平日です。
普通に会社に行って仕事します。
いつぞやのように、夏期休暇前にヘタにバックアップなんか取ろうとすると、しくじって痛い目に遭うんだ。
だから、なーんもなかったかのように、単なる週末前のように、パソコンの電源を切って出発するんだ。
知ってる人は御存知のように（そりゃそうだ）、うちの会社は夏休みは各個人がバラバラな時期に取得する。
やはりお盆前後に休む人の割合が多いけど、７〜９月の間ならいつでも良いのだ。
上司とは日程が異なる私は、帰る前にご挨拶。
わし：「明日から夏期休暇に入りますけどよろしくです。」
上司：「了解。まあ気をつけて。一応今までのところ途中でもいいから更新しておいて。」
わし：「えっ！？」
ってなわけで、急に緊張感アップ。
休み中は何もできないからなぁ。しくじってたら大変だ。ドキドキ。
まあ何とかなるやろ。
いったん帰宅
18時過ぎにいったん帰宅。
だいたい荷造りしてあったものをバイクに積み込む。
ツーリング自体は慣れているとはいえ、いつも最終準備の時はちょっとドキドキする。
特に、今回は初めてのニューセローでのキャンプツーリング。
サイドバッグやバーパッドポーチなど、新兵器投入のためうまく荷物も安定させられるかどうか試行錯誤となる。
一応予行演習で１度は積んでいるので、何とかなった。でも時間はギリギリだった・・。
今日の計画では、明日の朝のフェリーに乗るために、夜のうちに敦賀港まで行くのだ。
敦賀港近くの「ビジネスインかもしか」というホテルを先日予約した。到着は深夜になるというのも伝え済み。カンペキ！
さあ、集合だ。
集合
19時に一応バイク組は集合して出発しようってことになってるようなので集合場所へ。
ありゃ？時間通りに行ったら誰もいない。
しかも会社のIDカードを家に置いてきたから社内にも入れないし。携帯も誰も出ないし・・。
最初っからつまずいているよ、、、バイク組(-o-;
仕方なくテンポラリカードを守衛さんに借りて社内に潜入し、こっそりタマの様子を探りに行く。
ありゃ、まだ職場のフロアをウロウロしとる。何やっとんぢゃ？コラァ。（−＿−メ）
事情を聞くと、休暇届に上司の承認がないため勤怠報告書が出せないという。
「休暇届を今日出した俺も俺なんですけどね、あははは。」 オイッ！相変わらずトホホなやつです(笑)。
ついでに言うと、こやつときたら、出発直前にSRの車検が切れているということに気付いたという憎めない大ポカ野郎。
まあよいわ。いざとなったらほって行くし（冷酷）。
次にヒロタさんの様子を見に行くと、両手に抱えきれないほどの薬を持って、虚ろな目でたたずんでいる。
（￣□￣；）すごっ。
「エクトプラズム(注)の薬ですぅ・・」
そ、それって、ひょっとしてアレかい？霊体が口や鼻から出るヤツかい？
間違えた。マイコプラズマでした。症状はさほど重くないものの、咳が長引くウイルス性の病気らしい。自然に治癒せず、薬で治すしかないとか。ツーリングとか行って大丈夫なの？しかも伝染するとなっ？‥まあいいか。←お気楽。
ついでに言うと、ヒロタさんは隠岐ノ島・魅惑の旅では借り物のキャンプ道具だったけど、今回のツーリングのために、Myテントをはじめ様々なキャンプ道具＆ツーリング道具を何万円分も買い揃えたという気合いの入れっぷり。
霊体が口から出る薬品を飲んだらすぐに出発できるというので、次に５階へわんの様子を見に行く。
すると、隣の席のS君が「もう出ましたよ」と言うので急いで下りる。
駐輪場ではなぜかカブ乗りのO氏がいた。
おぉ、わざわざお見送りですか？違いますか。単に帰るところですか。あーそう。
そういえば、私のニューセロー２５０は初のお披露目かも知れません。まあこんな感じです。まだきれいでしょ。
出発
ヒロタさんも下りてきた。
かずはガソリンを入れるため一足先に出発。
ちょっとしてからヒロタさんと２人で出発して、GSでわんと合流して３台で高速へ乗る。
第一休憩所は淡路ＳＡ。
みんなは荷造りして出社してたので、18〜19時に会社でご飯を食べたらしいけど、私は何も食ってないので腹へった。
サービスエリアでザ・丼のメシをかっ込む。
食事を終えて出て行くと、タマがSAに着いたところだった。おーー、案外早く追いついたね。
我々の20分後くらいには出発したらしい。ここからは４台で一緒に走る。
明石大橋を渡り、中国道から名神、北陸道へ。適当にサービスエリアで休憩を取りつつ。
夜の走行だけど、普段ならまだ活動している時間帯なので、みんなさほど疲れも見せず、淡々と距離を稼いでいく。
到着
わりとまめに休憩を取ってるし、やっぱり複数人いると休憩所で時間を食うので、思ったよりペースが遅い。
多賀ＳＡで、すでに午前０時を回ってしまい、到着が１時を回ることを宿に伝える。
そしてＡＭ１：３０、「かもしか」に到着。
真夜中なのでシーンとしてる。入れてくれるんやろか？
街灯の灯りの中、荷物を下ろし、呼び鈴を押す。
すると、ラフな格好のおばちゃんが、すでに寝てたような顔をして出てきてくれた。すんません・・夜分遅くに。
男女別に畳の部屋を２つ案内してくれた。他のお客さんも寝てるのでヒソヒソ声(^^;
素泊まり料金は先払いで３０００円と手頃。
大きな声、というか普通の声も出せないので、ヒソヒソと現金を手渡し。怪しいヤミ取引のようです。
それにしてもこの宿「かもしか」、セロー乗りにはたまらんネーミング。実は泊まるのが念願だった。
一応、静かにザッとシャワーを浴びて就寝・・。
本日の走行：326km
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