YOSY TOUR HOME 能登メインへ
2001 GW 能登ツーリング その3
←その2へ2001GW 能登ツーリング3(2001/5/2〜5/3)
5/2(水)
天気予報を見ると、夜から、または夕方から雨、早いところでは午後から雨だという。
今日は世界遺産の合掌造りでおなじみの「五箇山」と「白川郷」へ行った後、移動するという日程にした。
昨夜、何気なく地図を見てたら・・偶然、ちょっと気になる地名を見つけてしまったぞ。
まずはそこを探しに行こう!
★吉住
そういうわけで、ちょっとだけ寄り道して、その場所を目指した。
それにしても、高岡市のあたりも、道がごちゃごちゃしてて、ナビゲーションが難しい。しかも国道から外れると、途端に案内看板などが少なくなるし、方向を見失ってしまうので気を使う。何度方位磁石を見たことか・・(笑)
そして、その場所を発見!何となく感動(^^;
こんなところで写真を撮る私は、通りがかりの人に怪しまれているだろうか。
↓今回のツーリングで、珍しく本人が写っている写真です。
電柱でござる
そうだ、午後から雨かもしれないんだった・・。国道156号を目指してひた走り。
あまりこんなところで遊んでもいられない。
★五箇山(相倉合掌集落)・・相倉=あいのくらと読む
いくつかの合掌造りの集落を総称して「五箇山」と呼ぶらしい。
もっともっと、交通の不便な深い山の中かと思っていたのだけど、思ったよりもすんなり早く着いたという印象。
国道からひょいっと入ったらたどり着ける。
世界遺産に指定された合掌造りの集落なのだが、普通に人が住んでいる。日常の暮らしが感じられる家屋なのだが、観光地として人が沢山見に来るというのは、どういうものなのだろう・・?
民宿となっている家屋も多かった。
合掌造りの家。手前には雪が残ってます。
★五箇山(菅沼合掌集落)
ここも合掌造りのこぢんまりとした集落。
観光バスも来てたけど、済んでいる人は、ごく普通に玄関から出てきて、郵便受けから郵便物を取り出し、また家に入っていったりしてる。住人には住人の日常生活がある。見せ物扱いされてるという現状をどう思ってるのだろう・・。
そういう私も単なる観光客の一人。
やはり何となく他人の生活空間に足を踏み入れるのは抵抗も感じる・・。
★白川郷(荻町)
こっちのほうも、五箇山に比べるとはるかに観光地化されている。団体旅行が来てて、有料駐車場があり、そこも満車で、マイカーが渋滞してるような状況。土産物屋が建ち並び、たくさんの観光客が道を歩いている。
合掌造りの性質上、タバコの扱いには注意するように看板が立てられている。
しかし、これだけ観光客が訪れると、やはり中には気にせずにどこでもタバコを吸う人もいる。
「旅の恥はかきすて」なのだろうか。悲しくなる。
どこへ行くにしても「もう2度と来ることもないかもしれないから」という観光客的な考え方はきらいだ。
常に「また来るときのために」という意識でいると、その場を大切にしようという気になる。
ここでは、何枚か絵ハガキを出した。
今回は出せる数が限られていたので、今まであまり出したことのない人に出してみた。
ぜんざいや団子も食う。
ここを後にする頃(昼過ぎ)には、バスやマイカーがより混雑してた。
★岐阜へ
国道156号線を南へ下り、岐阜市を目指す。
途中は山越え。寒い寒い・・。
しかも、予報通り雨が降り出した。よけいに寒くて震えるほど。
だって、道路脇にはまだ雪も残ってるんだよ。
気温こそ、10度以上ほどはあったと思うんだけど、体感温度はかなり低かったようだ。
高速道路もあったけど、ずっと国道を走って岐阜市に入った。
雨の中、今夜の宿泊予定の東洋健康ランドを探す。
やっと見つけて、雨の中、カッパズボンを脱いで中へ。
休憩室は、なんとも言えない臭い(タバコとかオヤジくささとか薬品系?)が鼻をついて、結構キツかった・・。
なんでみんな何ともないんだろ?
その奥の仮眠室に陣取って寝る。
ほんとは5/4か5/5に帰るつもりの日程にしようと思っていたのだけど、何となく明日帰ろうという気になったので、その気持ちに従って、ちょっと早めに帰ることにした。あと一泊するとしても関西地方になるし、GWで道路も施設も混んでるだろうし・・。
帰ると決めたら、急に気楽になってきたぞ(^^)
(本日の走行243.5km)
5/3(木)
朝早くは、まだ雨が降っていたのだけど、しばらく待っていたら雨は上がって、空が明るくなってきた。
今日は、もう徳島へ帰ってしまう日。
比較的近くに「養老の滝」があるということで、そちらにちょこっと寄って帰ることにする。
山道をちょっと登ると、滝の駐車場。
二輪の駐車料金300円、そのわりには、滝はあんまりたいしたことなかったような気が・・。
ここを後にすると、あとはひたすら西へ向かって帰るのみ。
明石大橋を渡って高速道路で帰るのもいいけど、何となく久しぶりにフェリーに乗りたい気分だったので、和歌山港を目指した。三重県北部を通り、奈良経由で和歌山へ。
途中、やはり所々で道路が渋滞してるところがあったのがちょっとウンザリだ・・。
和歌山港に着いたのは午後5時過ぎ。フェリーはちょうど5時に出航したところで、次のは午後7時15分だという。
げげ、まだ2時間以上も待ち時間があるのか・・。
ガソリンを入れに行った後、お腹が空いたので港の近くの吉野屋で牛丼を食べた。店の客は私一人。
徳島の吉野屋は、いつ行ってもわりと客が多いのに・・。なんでだろ?場所の問題?
そして、ローソンで立ち読みをしたりして過ごす。
フェリーの切符の販売開始は6時半だと言われてたけど、6時20分くらいに港に戻ったら、すでに行列ができていた。
10人ほど待って、切符を買う。
かなり混んでるようだったけど、積み残しが出るほどは混雑してなかったみたい。
バイクも10台ほど。これから四国ツーリングに向かうのかな。
客室はかなりの混雑だったけど、2時間だったし、何とか隅っこに場所を確保して、本を読んだりゴロゴロしたり。
あっという間の船旅。
以前は小松島港だったけど、今は末広の徳島港に着くから、家にも近い。
夜9時半頃に無事帰宅。
洗濯物だけ荷物から出してカゴに入れ、ちょこっと積み荷の片づけをして、そのまま爆睡・・。
ほとんど誰とも話をせず、必要最低限の言葉しか発しなかった5日間(笑)。
めちゃアクティブな屋外ひきこもり状態ってか!?(^^;
あぁそれでも今回も面白い旅だったよ。
(本日の走行308.1km)
〜おわり〜
★おまけコーナー
2001年GW <番外変編>
能登半島ツーリングから帰ってきても、まだ連休は残っていたのだけど、ちょうどその頃四国ツーリング中のバイク仲間と徳島で合流することに。中国地方からお○ちゃま(♂)、関東からs○ちゃん(♀)。
ラーメン食べに行ったり、温泉に行ったり、牛乳と甘いお菓子で乾杯したり(笑)。それぞれ初対面と2度目の再会とは思えないような、くつろげる仲間たち。またどっかの空の下でお会いしましょうぅぅ。
5/6 フェリー乗り場にて(お見送り)
★お土産プレゼントコーナー(は、締め切りました)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
希望者の方に「恋路行き切符」をプレゼントします(もれあり)。
恋路駅の隣の駅、松並駅で販売しているものです。
★応募者があったため締め切りました。どうもありがとうございました。
クリックしたらちょっと大きめが見える
宛先はこちら。 メールを送る