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2002 夏 北海道ツーリング
2002/8/16〜25


北海道1日目(8/18)

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AM3:00。
独特のBGMと船内放送によって、強制的に起こされた。外はまだ暗い感じ。

いよいよ北海道に上陸だ。

Gパンに履き替え、荷物を整理・・。だけど、乗船はトップの二輪も、降りるときは最後なのだ。実はまだこれからしばらく待たなくては。

やっと二輪の案内があり、ライダー達がぞろぞろと車両甲板に降りる。
荷物を再びパッキング。
大勢のライダーが、思い思いにいそいそと荷物を積み込む姿。何十台、ひょっとしたら百台は楽に超えているバイクのアイドリングの音。空ぶかしの音。
いつもこの瞬間はだんだんと気が張ってくる。独特の高揚感。ゾクッとくる瞬間。
出発準備できたライダーから、1台1台と船を下りて旅立っていく。
北へ、東へ、西へ、南へ・・。みんなよい旅を!


AM4:45、下船。外はすでに明るくなっていた。

とりあえず、今日の所は北竜町でクルマ組と合流するところまでは決めてた。
クルマ組はすでにだいぶ先に下船して、独自ルートで北竜町に向かっているはず。私はシェルパに乗るHGWKとまずは札幌まで走って朝メシ、ということにした。
こんな朝早くに開いてる店って・・、やっぱ「ヨシギュー」でしょう!
前に行ったことのある札幌の吉野屋の場所を覚えてたので、そこを目指した。こんな時間帯でも、案外客は入ってた。牛鮭定食。しっかりとした朝メシを食えて満足(笑)。

そのまま、275号を北へ。
さすがにちょっと寒い。
途中で道の駅などに寄りながら、朝9時過ぎには北竜町へ着いてた。ここは何があるかっつーと、広大なひまわり畑でした。たぶん1人じゃ来てない場所だったかもしれないので、旅のルートは人の提案に乗ってみるのも一興ですね。
バイク組がちょっと先に着いたので、ぶらぶらと見て回る。ほどなくクルマ組も到着。
ちょっとしおれかけ寸前だったけど、ほぼ満開の広大なひまわり畑を見る。おぉー。

その隣にはダチョウ牧場。こっちも興味あり。っつーても4羽しかいなかったけど、しばしダチョウと遊ぶ。思ったよりもなかなかかわいいぞ。しかし、やつらはかなり頭がよろしくないことが判明。わしと同じくらいおバカだ。うかつに手を出すと噛みに来るぞ。気を付けよう。何度もおちょくったけど、1度はパクッと噛まれてしまった(^^; ちょっと痛かった。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

そこからは、いよいよみんなとお別れだ。
私は1人北へ。他のみんなは東へ向かう。交差点でお別れ。グッドラック〜。

いったん海に出ようかな、とも考えていたのだけど、ちょっと天気が思わしくなくなってきたので、そのまま国道を北へ向かうことに決めた。
ちょっと行きたいところはあったのだけど、それは次回にまわす。

幌加内の道の駅で、名物らしい蕎麦を食う。なかなかいけるが、まーこんなもんかな。好みはやっぱり信州戸隠などのそばですけど。

さて、出発しようという時、バイクの異変に気が付いた。
エンジンの左側が、妙に液体で濡れている・・。げっ、ガソリン漏れ?いや、オイルか!?ちょっと拭いてみるが、色からしてやはりオイルのようだった。げげげ!オイル漏れかよ。急いで点検窓を確認したけど、多すぎるんじゃねーか?というくらい入ってる。まあ、ぽたぽたと落ちているワケじゃないし、気のせいかもしれないなー(そんなわけないのだけど)と思って、しばらく様子を見ることに。

しばらく走って、もう1度見てみたら、やっぱり拭き取ったはずの部分が同じようにベタベタに濡れていて、エンジンの窪み部分にたまっている。これで確信。確実にオイル漏れるセローの出来上がり。しかも靴も汚れてるぅー(そっちのほうがショックだ)。

これはまじヤバイです。まだ初日なのに。
とり急ぎ、クルマメンバーに「バイクがヤバイので場合によっては飛行機で帰ります」とメール。そしたら、本気で飛行機の手配の心配をしてくれる。おいおい、たぶん有り難いんだけど、どことなく寂しさも・・。

朱鞠内湖を抜け、美深を抜け、さらに北上。
音威子府を抜けると中頓別ももうすぐだ。


◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ほどなく、ピンネに到着。夕方ではあるけど、まだ閉店前だった。
そこには懐かしい顔。セロー仲間のAさん。元気そうで何より〜(^^)/

オイル漏れを見せると、「オイルが多すぎるんでねーべか?」との指摘が。そういえば多いな。これで、少しくらい漏れても安心だ(笑)。(そういう問題か?)
何事もプラス思考が大事だね。

天気はやっぱり雲行きが怪しい。
すぐ隣に安くて広くて快適そうなオートキャンプ場があるんだけど、もちろん屋根はない。そのうち、案の定雨が降り出してきた・・。んーーー。
本来はキャンプ禁止のライダー・チャリダー用駐輪場の屋根の下にテントを張っていいか交渉してみる。
すると、「鍋、おろせるか?」「は??」
どーやら、ラーメンのスープの大鍋が重いので、それを2人がかりで床に下ろす手伝いをすれば、屋根の下を貸してもよいという取り引きでした。もちろん交渉成立。

店も閉店し、暗くなってからテントを張る。
地面が小石でゴロゴロしてるのが難点だけど、エアマットを敷けば何とかなるかな。
で、夜になってラーメン鍋を下ろすのを手伝う。あっけなく仕事は一瞬で終わり。
ゴミ捨てもちょっと手伝い、徒歩で閉館間際のピンネ温泉に滑り込みセーフ&貸し切り。蛍の光のメロディに追い出されるように出る。あまりゆっくりはできなかったけど、サッパリと温まってテントに潜り込む。
ちょっと早めの就寝。

本日の走行距離:328.6km
本日の宿泊:無料


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本日の写真館


なっのっはっなっ、ですよ 北竜町のひまわり畑

最後は2択、当てればエンドレス ダチョサバッ!

本当は無断テント禁止。 屋根の下でキャンプ



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