雑談集
北海道は、ライダーの聖地、ライダーのパラダイス(小枝系ぢゃないよ)、などと言われていて、今でも北海道神話は生きている。と、思う・・。行く前は、いつもちょっと面倒に感じる(いかんせん、長時間の船旅が・・)んだけど、行ってみれば「北海道は特別」と感じてしまう。
バイクに乗らない人も御存知のことかもしれないが、ツーリングライダー同士は、道路ですれ違いざまにピースサインを出す。
これにも一応基本形ってのがあるらしく、私が最初に知ったのは、左手でVサインを作って右肩の前あたりに出す、というものが基本らしい(ホントかどうかは知らないよ)。
北海道では、このタイプのピースをよく見かけたのは、ちょっと意外だった。
ちなみに、私は単に左手を挙げるだけか、左のこめかみのあたりに持っていって、敬礼のような形を取ることが多い。
何気ない挨拶なんだけど、北海道でのピースは、時々全身がゾクッとすることがある。
一言で言うと高揚感?。相手の高揚感とのシンクロなのかもしれない。
こればかりは口や文章では説明できない。実感してください。
北海道という土地、気候、匂い、風、道、人。。。なんだかはっきりは分からないけど、ライダーズハイの状態になりやすい環境は間違いなくあるような気はするぞ。
オフ車にはオフのヘルメット?
いや、今回はオン用ジェットで、実に快適な旅。
(本文とは関係ありま・・)
そういえば、帰りに突然雨に遭い、雨宿り中に知り合った大阪の女性ライダー。
北海道滞在はなんと、たったの「1日」だったらしい。
新日本海フェリーでの往復なので、ほとんどが船の中という旅だ。
たった1日だけしかいられなくても、北海道へ行く人もいるんだ・・と少し驚いた。
ちょっと目からウロコ(笑)
数年前の隠岐ツーリングの時もそうだったけど、旅に出たら、いかに自分が「先入観」と「固定観念」に縛られているか、ってのに気付かされることがある。
バイクにはバイク用品がベスト。旅の日程は余裕を持って。荷物はなるべくコンパクトに。いらないものは持たない。・・etc。
確かにそれは正しいことではあるが、それだけが正解ではない。
単なるセオリーは、所詮セオリー。敢えてそれを無視して自分流のスタイルを作ってもいいんだ、ってことに気付くのはわりと遅かった。今は、たいていのことは受け入れられる。
帯広で見つけた看板。
イヌが「クスン」と言っている。うーん。○○ってなあに?
(本文とは関係有馬)
何にもない直線道路を走っている時、たまーにハンドルから手を離して、両手を横に精一杯広げ、青空を仰いでみることがある。(よい子は真似しちゃダメよ)
これがまた気持ちいいんじゃ。
危ないので一瞬、というか、ほんの数秒なんだけど、とても気持ちのいいものなのです。
セローはエンジンブレーキが良く効くので、急激にスピードダウンするんだけど(笑)。
ただ走っているだけで幸せだ、と心から実感する瞬間。
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