四十一〜六十 |
書いていただいた方々、本当に有り難うございます(^^)。
人物名:鄭和
投票者の方:丸井大輔
< 95j124@ic.nanzan-u.ac.jp >
ヨーロッパの人たちはこの人のこと知らないと思うけど大艦隊を率いて アフリカまでいくなんてまさに大航海時代の先駆者のような人ですごいと 思う。
人物名:羽父(春秋・魯)
投票者の方:
< >
前に一度書いたのですが、「投票した人物名」が空白だったのもう一度
お送りします。ついてで彼は公子キ(羽冠に軍と書く)といいます。公子
につくのはたいがい字なので名前は"羽父"または"羽"ではないかと思い
ます(字と名には何か関連が必要らしいのですが、キ(羽冠に軍)は速く飛
ぶという意味があるそうなので"羽"が一番最もらしいでしょう。父をつけ
ると尊称になるのではないかと思います。よく"父"の文字を使っている名
前もあることですし...)
すいません、前置きが長くて(つい自己顕示欲を抑え切れなくて)...
いや、あまり好きじゃないんですけど、なかなかずる賢い雰囲気があっ
たので。魯隠公に公子完を殺して、君位を安定させるように進言して、
それによって、出世しようとしていたとは、まさに人を踏み付けて出世し
ようとする心意気にはすばらしいと思います。ついでに魯隠公は聖人ぶ
ってそれを断ったので今度は公子完に魯隠公を殺すように進言して
しまいます。自分のためにこうも簡単に人を裏切れる(しかも主人を)
裏切れる彼の根性には拍手喝采ものです。こうして公子完は魯隠公
を殺して位を簒奪してしまうわけです。しかし公子完も斉の文姜を娶
ったために斉で殺されてしまいます。彼の謚号は魯桓公です。
人物名:公子突
投票者の方:
< >
鄭が北戎に侵略を受けたときに、鄭荘公はそれを憂えて、公子突は「戎は威勢はいいが根性
がない。軍を3つに分けて1軍をもって、適当に戦い、頃合いを計って引き上げる。戎軍は
それに乗じて深追いするのでそこで残りの2軍で挟撃し攻撃をかければ、勝ち目なしとみて
逃げ出すでしょう。そこへ3軍をもって追撃すれば殲滅することができます」と進言し、は
たしてそうなった。冷静に戎を分析しその弱みをついて圧勝をおさめた公子突は、春秋左氏
伝のなかで一番始めに登場する兵法家ではないかと思います。
人物名:
投票者の方:
< >
人物名:魯粛
投票者の方:田原
< tahara@da2.so-net.or.jp >
周喩を見込んで倉の一つをやった度量の大きさ、
赤壁の戦いに際し、もし曹操に負けた場合の孫権の不利な立場を本人に認識させ、参戦させた知謀、
孔明とは少し異なり、曹操に対抗するため三国の鼎立が必要と考えていたと思われる深謀遠慮、大局観、
後に孫権自身も魯粛を讃えていることなど、三国時代を代表する人間的魅力溢れる大人、傑物の
一人だと思います。正史に則した評価が少ないのですが、私の好きな人物です
まだ好きな人物はいますが、後日投票させていただきます。
人物名:李斯
投票者の方:柳翠嵐
< >
自己中心的で国を滅ぼしたかのように言われているが,彼なりの理想を持っていたと思う。
人物名:
投票者の方:
< >
いや、あまり好きじゃないんですけど、なかなかずる賢い雰囲気があっ
たので。魯隠公に公子完を殺して、君位を安定させるように進言して、
それによって、出世しようとしていたとは、まさに人を踏み付けて出世し
ようとする心意気にはすばらしいと思います。ついでに魯隠公は聖人ぶ
ってそれを断ったので今度は公子完に魯隠公を殺すように進言して
しまいます。自分のためにこうも簡単に人を裏切れる(しかも主人を)
裏切れる彼の根性には拍手喝采ものです。こうして公子完は魯隠公
を殺して位を簒奪してしまうわけです。しかし公子完も斉の文姜を娶
ったために斉で殺されてしまいます。彼の謚号は魯桓公です。
人物名:朱元璋
投票者の方:土田 大輔
< bunshodo@warp.or.jp >
人物名:西門慶
投票者の方:高木淳
< 95la121@haruka.otemon.ac.jp >
中国人の建前を知るには儒教を、本音を知るには金瓶梅を読め、とある先生がおっしゃったそうです。この小説の主人公の西門慶は中国人の本音の欲望そのままに行動し、生きているということです。最後は勧善懲悪で締められていますが、これは作者の照れ隠しのようなものだと思います。
人物名:小温候 呂方 (水滸伝)
投票者の方:鳥海勝宏
< antore@mxd.meshnet.or.jp >
三国志の呂布ともども好きなのですが、呂布の性格に傾倒し方天画戟を 使うとありますが、どういう所が気に入っているのか興味深いです。
人物名:李冰
投票者の方:まえかわ
< >
二郎真君の「しん」は「神」でなく「真」である。よっぱらいはいかん。注意が足りん。訂正させてね。気持ち悪いし。
人物名:李冰
投票者の方:前川@考古研OB
< HQI00142@niftyserve.or.jp >
戦国時代の人.息子の二郎とともに大規模な灌漑施設「都江堰」をつくり,以後蜀の国は豊かな国になったという.
現在でも都江堰は利用されており,また周辺は観光地となっている.成都からの一日観光ツアーがいくつもある.青城山とのセットが一般的のよう.ちなみに青城山には道教教団の始祖,張道陵(漢字間違っているかも)がまつられている.麓から山頂の上青宮までは大体3時間くらいで登山可能.しんどいかな.景色はなんとなく日本の山のようでもある.きれい.
話がそれたけど,李冰及び息子の二郎は後に二郎神君として神格化されてもいる.都江堰近くには二人をまつった二王廟がある.また,「水宮」という名の人形パノラマ館が近くに出来ていて,「水宮を見ずして都江堰に来たと言えず」とかいう謳い文句だったような気がする.都江堰が出来る前の日照りや水害の様子,李冰の探検(?),二郎の竜退治,都江堰の建設と,建設後の実り豊かな蜀の国及びそこに訪れて水浴する仙女達といった情景が人形であらわされている.中国人の趣味かも.
その他都江堰周辺にはいろいろあります.成都に訪れた際は是非一日観光ツアーに参加して都江堰に行きましょう.また,僕は(確認していないので,ないかもしれないけど)あったかもしれない二郎神君グッズを土産として買いそびれたのが非常に無念.土産物はチェックし忘れていた.見つけた人,買った人は知らせてくれると有り難し.
人物名:王建
投票者の方:伊藤@考古研OB
< >
成都の王建墓はええ.レリーフがよい.そばにあった博物館もなかなかよかった.でも中国人には人気なかった. 王建という人は民衆に慕われておったみたいですね.いい人だ.
人物名:孫[月賓]
投票者の方:ばくれつたこ
< 95mm450@haruka.otemon.ac.jp >
彼の話には恋あり挫折ありと山あり谷ありだが、
伍子胥の様な暗さが無いところが良い。
(って伍子胥ファンのみなさんすんません。)
でも人生の大半が謎なのは魅力的。なのはたこだけですか?
人物名:耶律楚材
投票者の方:五島大祐
< >
孔明、張良、劉基とはまた異なる名宰相だと思う。 契旦族のためでも女真人のためでもモンゴル人のためでもなく、人の生命のために努力した人物として、素直に評価したいです。甘いと敢えて言われても。
人物名:張良
投票者の方:柏木雅博
< kazuari@gem.bekkoame.or.jp >
孔明が人気があるようですが、私はやっぱり張良です。
漢の発足後、粛清されなかった事をはじめ、ほとんど歴
史をまえもって知っていたんじゃないかという気がしま
す。それで張良は未来人という設定で「子房時空人」と
いうSFを書きたいとおもっています。へへ、、
人物名:李靖(封神演義)
投票者の方:
< >
なんと毘沙門天様なのだ。しかも なたく の父さんだ。
人物名:孟勝(戦国時代)
投票者の方:
< >
孟勝とは墨家の三代目の鉅子で、楚の陽城君の親交が深く、その守城を託された人物です。
陽城君は悼王が死んだときの呉起を暗殺に荷担し、国外に逃亡しました。孟勝はその後も墨者
の誇りを捨てずに陽城を墨守していたのですが、楚の本土内で守城という絶望的な戦いで
孤軍奮闘しましたがつい落城し、城を守りきれなかったことに恥じ自害し、彼に従った弟子
300人もその後を追ったと呂氏春秋では伝えられているそうです。きっと孫武や呉起がその場
いたなら、その城は守るべき城ではなく、放棄すべき城で、戦略的な手段によってそれを実現
しようとしたでしょう。しかし、墨者である孟勝は城を放棄した時点で、依頼主との約束を違
えたことになるので、そういう戦術的な方法を取らなければならなかったと思います。
人物名:王翰
投票者の方:すうが
< >
二票目です.すいません唐の詩人ばかりで.
私は別に唐の詩人ばかり好きなわけではないんですけど,この人は特別.
豪快な性格と,繊細な詩.僅か一巻十四首しか現存していないことが惜しまれます.
そして何より,私をして,和訳漢詩に不信感を持たしめた張本人なのです.
みんな和訳を鵜呑みにしちゃだめだよ.
人物名:孫武
投票者の方:dan
< dan@atmos5.geoph.s.u-tokyo.ac.jp >
兵法の大御所. 春秋時代の呉の国にいたとされる孫子の著者.実在を疑問視する説もあり.
司馬襄苴(漢字に自信ないです)や, 衛青なんかも好きなんですけど, やっぱり,孫子は入れておきたいですよね.