鎌倉発電送かわら版(最新版)

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2009年9月23日(水)
花の最後は自宅に咲いた月下美人。
シルバーウィークの花巡りの最後は、自宅で咲いた月下美人とはついている。今年2度目の開花だ。今宵一夜の命。有り難う。午後9時。

「月下美人 一夜魅せての 命かな」  「月下美人 咲くやしぼむ 凄みかな」  「月下美人 咲いた咲いたの 臭いかな」   
2009年9月23日(水)
歩きの最後は八幡様
9月議会最終日を明後日に控えての連休最後の日、若宮大路周辺の花を追って歩いてみた。段かつらには彼岸花が、命惜しいと咲き残っていた。
段かつらには、春は桜、初夏にツツジ、秋には彼岸花と季節折々、咲き誇っている。かっては、梅が植わっていたとか。これで、春夏秋冬か。

良く見ると、きれいに咲いている花もある。いずれは散らねばならぬ運命とはいえ、盛りは見事。源平にちなんで紅白を。
太鼓橋のハゼが紅葉し始めたようだ。こぼれ日が流鏑馬の馬場の緑を映えさせている。気を落ち着かせる雰囲気だ。

明日から現実に戻り、10月に市長選を控え、石渡市政最後の決算議会も終わり、市長選の修羅場が展開するか。
帰りに見た教会の風景は、明日への光か、思わぬ感動のシャッター。石渡市長さん、本当にご苦労さんでした。ご決断は、本音でどうぞ。
2009年9月22日(火)
今日も歩いた、歩いた。
今日も歩いた。大船駅から山崎中央公園を経て源氏山、そして銭洗い弁天、市役所前、鎌倉駅西口御成通りへと3時間半だ。
知り合いから問題が起きているとの連絡があり、とにかく、周辺一帯を歩くことにした。歩きながら中央公園を視察し、秋の緑を満喫した。

そろそろ、紅葉の始まりか、色づいている木々もある。ススキと萩は、秋の季節感を醸し出すのにはなくてはならい。出会うとついパチリ。
公園内にある水田は豊作か、カラスよけか雀よけか、案山子も存在感がある。鎌倉では珍しい光景となった。

源氏山を越え、坂の途中から銭洗い弁天へ。お参りの人々でごった返していた。銭洗弁財天表参道の案内に「かねのなる道」とある。有り難や、有り難や。
どこかに、票になる道はないかと考えた。なに、一生懸命歩けば票になるのが選挙と。でも最近は、駅での朝立ち、夕立ち、自転車で手振りが効果的とか。

それにしてもシルバーウイークの休日。鎌倉の人出は正月並。交通渋滞も大変なもの。民主党政権で高速道無料となると、さらに、激化か。
ところで、岡本マンション予定地周辺は、交通渋滞を考えて、ロータリー、広場等駅前整備を検討すべきと思う。行政計画に取り組む時だ。
大船西口方面は、コーナン、湘南鎌倉病院、武田薬品研究所、さらにマンション建設増加で交通渋滞激化間違いなし。お早めにお手当てを。
2009年9月21日(月)
天下の秋晴れ
20日も台風一過のような天下の秋晴れのもと、花を追って、海へ、川へと歩く。小町の喫茶店・門から出発、外には珍しい源平かづらが。
川にはサギが。海は、凪いでいたが、海の家もすっかり取り壊され、爽やかな風のヨット、ウインドサーフィン日和。カヌーも。

最後は花にとまる蝶が。これは民主党連立政権を暗示か?中身は蝶のごとく、花から花へ、蜜から蜜へ、いや、党から党へと飛び渡り上手な方ばかり?
花が枯れれば、お終いか? そこはしたたかな心得が。 バラマキで一時の花を咲かせ、延命か。でも、4年で、3分の一になった自民党の繰り返しか。  
 
ところで、私は選挙忘れの現実逃避か。いやいや、充電中。その前に、心を洗濯中。本当に鎌倉は良いところ。生まれて幸せ、住んで幸せ。歩いて幸せ。
2009年9月20日(日)
秋の花に誘われて歩く。
選挙、選挙と話題が続き、心を清めようと秋の花に誘われて歩いた。

寿福寺、海蔵寺、源氏山と久しぶりの歩きだ。

海蔵寺には萩に囲まれてお地蔵さんか菩薩か。一人、無念の想で、ジーッとしておられた。

10月には市長選、私もジーッとしていよう。とにかく、風が止むまでは、ジーッとしていよう。

嵐のような民主の風も、地球温暖化で狂風かしばし、ジーッとするのも、智慧かもしれない。
2009年9月16日(水)
創立100周年の幼稚園
鎌倉の若宮大路に面するハリス記念鎌倉幼稚園が今年11月3日に創立100周年迎える。その記念式典と祝賀会が15日、プリンスホテルで
行われた。私にとって何かと縁のある幼稚園。記念式典、祝賀会に招待され、感激であった。記念式展は厳粛で賛美歌も。祝賀会には園児、保護者、
関係者、招待客等が400人も。まさに、老若男女の素晴らしい会でした。来賓に石渡市長、浅尾慶一郎衆院議員、深町青山学院名誉院長等が出席。

思わぬ卒園者にお目にかかった。90才を越えているであろう歌人の玉井慶子さんに。また、以前紹介されていたNHKのど自慢の司会者である徳田さんにもご挨拶。乾杯にハリス会会長の今田正廣さんが。昭和6年卒園とか。


私が子どものころ、ハリス幼稚園と呼んでいた。100年も経つのかと思うと驚きである。私は若宮大路に面するところが育ったところ。
ハリス幼稚園を卒園したわけではないが、子どものころは、遊び場であった。今は厳しくなっているが、幼稚園敷地内を抜け道としても懐かしい。

ハリス記念鎌倉幼稚園は、明治42年(1909年)フローラ・ハリス女史の遺志のもと鎌倉教会婦人たちにより創立された。
これからも、幼児教育に尽くされ、園が発展することを祈る。幼児には心のふれあいが大事。100年も続いていることに頭が下がる。
2009年9月16日(水)
行ってびっくり、見てびっくり、聞いてびっくり,神様もびっくりか!
静寂の秋のお宮に突然、千変化が。何に変わったか分からないが、デジタル映像照射で万華鏡のごとく、八幡様のお宮が変幻自在とばかし、
サイケ調のお姿に。
鶴岡八幡宮例大祭の奉納行事が14日から。神童太鼓の響きも、八幡さまの杜に轟き響いた。また、天女のごとくのお方が、祝詞奏上の唄か、謡か幻想的、神懸かり的雰囲気であった。この天女のごとくの方のお顔が、あの方に似ている。ハッとした。特に横顔が。まさか?
2009年8月17日(月)
明日からはどんな風が吹くか

 秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる


このような秋の季節感を詠った歌人は、どんな時代に過ごしていたのか。残暑厳しい今日この頃の季節感をとらえているには、感心する。

夜になると、すーっとした爽やかな風が、何とも言えない心地よさを与えてくれる。秋の気配が忍び寄るが目には見えない。

季節、季節に気配なり、日本人なりの季節感を憶えるのは、日本の文化だ。

 春は花、 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりける       道元禅師


現代は、信号機、車、バイク、電車等、全く科学技術に寄らない時代と違い、音だらけ。爽やかな音だけであったら、静寂の世界か。

今年は選挙の年。選挙カー、政党街宣車の音も例年なく、騒がしい。鎌倉は、市議選、衆院選、市長選、参院補欠選と関係者の一人として、頭を下げなくてはならない。

さて、明日は衆院選の告示日、各候補、 各政党にどんな風が吹くか。 追い風か、逆風か、つむじ風なんてあったかなぁ?
厳しい風、恐ろしい風が忍び寄っているかも、どなたに? あれ、新型インフ風邪でダウンの方が。突然、向きが変わるのが風?

とにかく、ご注意を。台風の時期も近いので、これまた、ご注意を。秋、10月には市長選。風で勝負か? 気持ちいい風ですか?
2009年8月16日(日)
秋風が。
小町の夏祭りを過ぎると、夜は秋の風を感じる。

今年は大雨、地震となにかと転変地異の連続である。それに、今年は長梅雨の後、猛暑が。

我が家のクロちゃんも暑さに参ったか、もう駄目ですと。

さらに、またまた、不気味な流行が。大騒ぎは無用だが、
新型インフルエンザで日本初の死者が出ての対策は万全に。。

冬に向かって、秋以降には、大流行も予想されているので。
暑い、暑い、選挙戦で、体をこわさないように。冬が怖い。

何かチェンジ、チェンジで大変化が起きるかも。潜ちゃをかなぁ。
それにしても、民主党圧勝のマスコミ報道。カギは与党300議席か。田中真紀子夫妻が民主党入党。政界再編成の先取りか?
それにしても起きるか、自民党の地滑り大崩壊。無惨な予想が。
2009年8月14日(金)
自民が勝っても、民主が勝っても乱世。
前回の衆院選では、小泉総裁の下、大勝利を収めた自民党、以来、自民党は衰退を続け、安倍、福田投げ出し政権が続いた。
さらに、負けっぷりのいい戦いと、麻生自公政権は、大敗が予想されている。

たとえ、民主党が来たる衆院選で大勝利を収めても、政局は大混乱であろう。政権交代といっても、民主党には統治能力がない。党首他、幹部に自民出身者がいるから大丈夫だなんて、言っている人もいるが、内部闘争が出てきて、しっちゃかめっちゃかになること必至である。

憲政史上、大勝利の小泉政権、安定政権が続くと思われたが、1年後、安倍政権で、参院選で大敗、衆院と参院のねじれ現象が起き、このことが、まず、解決つかなければ、当分大混乱は続く。

来年の参院選で、来る衆院選に続いて、民主党が圧倒的大勝利を収めることが出来て、少しは安定するかも知れないが、候補者は大した政治経験がないので、これまた、しっちゃか、めっちゃかだ。また、政界再編成で、すぐ、選挙かも?

政治に訓練されていない候補が当選し、突然、先生なんて言われて、舞い上がって、急降下するのが、目に見えている。

前回の衆院選で小泉チルドレンなんて政治経験者少ないが方々が大量登場したが、先の、都議選では、キッズとか言われた東京キッドが続出して、混乱が予想されたが、案の定、臨時議会は流会した。日本中、津々浦々、素人政治家が登場し、ドタバタ劇が演じられるだろう。

鎌倉市議会でも、28人中、18人が、初当選議員、2期議員。6月の初議会で、石渡市長の辞職勧告が可決されるくらいだから、秋の市長選後の初議会でも何が起きるか分からない。すぐ、市長不信任、議会解散だってありうる?

となりの逗子市では、池子問題が歴史的解決かと思ったら、一転慎重対応で、振り出しに戻ったようだ。どうなっているの、市長さんなって声が、聞こえてくる。チャンスとばかり、若い方が、狙っているかも知れない。今や、自転車を乗りこなす方が断然有利。

また、となりの横浜市では、中田市長の任期途中での市長辞任、これには、驚かされた。若い市長は、保たないなぁ。いや、首相だって、安倍、福田政権は一年で投げ出した。だんだん、じっくり政治家が少なくなっていくのかも。パフォーマンスで当選して、かじっては投げ出す政治家が多くなるのかも。

市議、県議、国会議員、知事、市長と転々と変え、突然、辞め、また、チャンスと見たらご登場の方が、これからの政治スタイルか。
2009年8月12日(水)
政権交代は政党改革を
政党から提示されたマニフェストの評価が各民間団体から発表されているが、どうも、朝令暮改的傾向がある。それも、果たして実行、実現されるか、期待できない。そもそも、選挙結果では、政権交代後、政党再編成の可能性もあり、

小泉政権を考えると、小泉総裁で前回の衆院選は戦った。その後、総理総裁が安倍、福田、麻生と首相が代わったが、任期満了寸前での今回の衆院選。安倍自民党政権、福田民党政権では、国民の信を問わなかった。これではマニフェストもあったもんではない。衆院議員の過半数を超えた政党の合従連衡で度々首相が代わった細川政権以来の内閣を見れば、いかに政権交代が国民、有権者を外においた決定か分かる。

政権交代があったら、すぐ総選挙すべきであるの、ズルズルと首相交代で、与党体制維持をしてきた、党利党略は、まさに、国民不在であった。党を牛耳れば、党を割っても、あらたな合従連衡により政権づくりに長けた政治家の勝手放題である。

これでは、政治不信、政党不信が募るばかりである。国と地方では政党も勝手放題で、地方議会の議員で中央の政党支部党員であっても分裂は当たり前、政治行動もバラバラ、全く、国の政党の選挙要員の存在である。ましてや、国政選挙で二股行動をする党員もいるくらいである。

国の政党の地方支部では、県会議員、市町村議員は支部役員を禁止するとかをしなければ、地方分権をマニフェストに記載しても、信用できない。そもそも、地方分権は、権限で中央と地方で対立する局面があるから、縦割り組織の政党では地方分権はできない。

また、国の政党の党本部の意向が強い候補者選びも、一見、民主主義を標榜しているようでも、党内では独裁、役員優先の党運営では、政治改革は難しい。選挙上手な、劇場型選挙や党公認の候補者選びの権力で政治が動いていく。

まず、政党は、候補者選びで、予備選挙を行うこと始めるべきだ。アメリカ大統領選挙制は予備選挙があるので、候補者になるまで候補者の姿勢が問われる。とにかく、政党は候補者選考をオープンにすべきである。

地方では、政党の推薦、支持を断って、無党派で当選する首長がいる。その蔭で、政党所属の政治家が、二股行動とることは、よくある。そのくらい、政党議員で、いい加減なかたもいる。また、政党結成には参加せず、成り行き見い見い、出来た政党を渡り歩く、選挙上手な政治家もいる。あなたの周りには?信用できますか?
2009年8月9日(日)
いよいよ政権交代、政界再編か。
タレントの酒井法子が覚せい剤所持していたとされれる事件報道で、連日、テレビ、新聞を賑わしている日本。
衆院選を前にして、これであるから、注目は芸能界ニュース話題が受けやすいか。

硬い選挙、政治の話は、つまらないか。人気投票的選挙であれば、燃える日本の選挙。
しかし、熱しやすくて、醒めやすい国民体質か。人気は一時的なもので長続きしない。だいたい、1年保てば良いところか。
すぐ壊れやすく、投げ出し政権が常である。 それにしても、小泉元首相の人気は引退しても衰えないようだ。

その人気は、応援弁士で小泉元首相に来てもらっても、効果がないとか?人気とは不思議なものだ。
色男、金と力はなかりけりという川柳をきいたことがある。人気者、誰が主人公か消す力。本人は人気絶大、影響力少し?

ある方から、ある政治家は、人気一番、政治ゼロだと聞いたことがある。結果はマイナス。これでは、人気者政治のあとには、混乱とデタラメがばれる。あぁ、まだまだ、やっている。人気投票型の選挙の政治結果は、ガタガタだ。

さて、世直しか、出直しか、新政治勢力が立ち上がった。渡辺新党結成、新党(みんなの党)が船出するようだ。
政界のうねりも大きくなってきた中で、手作り船で、荒海の波を越えいく勇気は、大したものだ。遣唐使の時代のようだ。

芸能人ニュースに圧倒される中での、立ち上げ会見。渡辺代表の顔に、厳しい悲壮感も。頑張れ、やるだけやってみろの声。

浅尾慶一郎氏が乗船したことで、出航可能になったようだ。苦渋の選択であったろう。政権交代、政界再編は必至であるが、目の前に大波があるのが分かってのこと。越えてこそ、大きな流れとなっていく。

離合集散、合従連衡は政治の世界の常、目指すは日本の朝。世のため、人のため、そして国のため。小さな一歩が、大きな刺激となり、泰平の世からの目ざめを。WAKE UP!目覚めよう!日本にあさを。

鎌倉でも、新たな動きか、「新生鎌倉の会」の集いの案内が出回っている。

講師に石渡徳一とある。やられ放しで、キャンキャンとシッポを巻いて逃げていく犬のごとくでは、情けないか。力強い応援団が立ち上がったようだ。元気がある。さぁ、さぁ、反撃だ。鎌倉での一大勢力になること間違いない。政党主導ではないから。
そもそも、鎌倉では民主党、自民党勢力はバラバラで、無責任行動が、問題。誰が、責任者か分からない。また、責任をとらない?

とかく、土着型勢力は静かであるが、一度、立ち上げれば、一揆のごとく、大きな流れになる。
8月17日(18:30)・鎌倉芸術館での「新生鎌倉の会)の集いは注目である。これまた、鎌倉のいく末を占う集会である。夜明けが来るか、暮れいくか?でも、夜が来ても、朝は必ずくる。気持ちいい目ざめが大事。
2009年8月7日(金)
これは有り難い団扇。


テクノロジーXファイナンス
Xガバナンス

国のありかたの統治ポイント。
これは政権担当者は使える。

闘病、投獄、倒産のいずれかを
体験しなけば、人間 真の大成は
なり?難い

これは強烈。地獄体験。
人のつらさ、そして、思いやりを。


現在、鶴岡八幡宮にてぼんぼり祭が行われている。今年は、ほろ酔い気分で、灯りがともる前に拝見した。
夕暮れ時とはいえ、はっきり作品の内容が見えた。やけに、気になるものが、いくつか。

選挙が近いだけに、選挙漫画、政治家に告ぐ!! キツネとタヌキの化かし合い そんな選挙はコリ狐狸(ゴリ)だには、まず、目に付いた。

私がお経のように唱えている(生まれて 生きて 生かされて)の中村久子女史のことが。
宝所在近、 手はなくとも 足はなくとも み佛のそばにくるまる身はやすらかな 中村久子

宝所在近には慈悲の声。合掌。  

頼朝の 墓を 拝めば 山の風    あぁ、有り難い 今日の鎌倉があるのは頼朝公のお陰です。

日も暮れて、爽やかな風が吹き出した。トボトボと歩いていると松中さん、団扇を持っていかないかと声がかかり、有り難くいただいた。ぼんぼり祭の御利益だ。

私は浅尾慶一郎さんを応援しています。このうちわで風を興すように頑張りますと。神主さんに感謝。
帰りに旗揚げ弁天社に寄った。ぼんぼり祭で初めての行動。何かのお告げかも。頑張ることだと。

家に帰って、団扇を袋から取り出すと、きれいに咲いた蓮の花とつぼみの絵が。今はつぼみでもいずれは花となる浅尾くんを思う。
そして、それを願う私たちは泥中の根のごとし。 頑張るぞ。
2009年8月7日(金)
これぞ争点。
8月30日に行われる衆議院議員選挙向けてのマニフェストが各党から発表されているが、選挙向け迎合対応と言われているが、どんな、公約でも、政権次第で変わる。
また、実現も難しい。これまた、争点くっきりのポスターがお目見え。さすが。

民主党が政権を取るだろうと予想されているが、300議席とった小泉政権も党首が代われば、、自民政権も風前の灯火。ましてや、民主党政権が誕生しても大混乱が予想されている。政権担当能力があるのかと。それには、政界再編成は必至だ。

離党して立候補すれば(利敵行為だ、造反行為だ)と言う方がいるが、そもそも、自民党から脱党(これも利敵、造反、裏切り行為かも)してきた党首を有りがたがっている政党もあるだから、ちゃんちゃら可笑しいと言われてしまう。自民党出身者が中心だもの。

そもそも、政界再編成は政治勢力のエネルギーの変化現象。それにしても、首相がころころ変わるのは日本の政治の特徴か。政党もコロコロ変わるのも、当たり前の日本。

く付いたり、離れたり、作っては壊し、作っては壊し、いつまで続く、試行錯誤。

しかし、国のため、国民のためなら、結果を出して、安定政権を。権力闘争むき出しが55年体制崩壊と細川政権誕生以来の日本の政治。今こそ、日本に朝を。

与党、政権にすり寄り、政権維持がされてきた日本。自民党は政権維持がうまい政治勢力。ガラガラ・ポンがあっても自民系出身議員中心の体制か。

いろいろな政党を渡り合ったり、出たり入ったりすることのうまい政治家も多い。
政治には合従連衡が常であるが、2大政党時代は、まだまだだ。

日本は、与党、野党の政党連合が2大政治勢力体制。これも、議員内閣制であれば当然。 いずれ、アメリカの大統領制のような、首相公選論が争点となり、日本にも2大政党体制の独立議会となるかも。これから、10年は日本の政治は乱世の時代。

選挙は政党より、人物が優先すべき時代だ。風が頼りの、ウインドサーフィンではなく、風をおこし、流れをつくる人こそ、時代の要請だ。 日本にあさを。
2009年8月4日
浅尾慶一郎氏の決意
浅尾慶一郎氏が参議院から衆議院へとの鞍替えをいつ決意するか、注目であった。しかるべき時に決断をするが、大義が必要と問われる折りには語っていた。

いよいよ決意を固め、先日、民主党を離党、衆議院議員立候補発表。党は除名扱いとした。 このことは覚悟の上であったろう。 彼の決意を聞く機会の集会が、8月2日鎌倉芸術館で行われたので出席した。 会場は立ち見の方が出るほど盛況であった。

浅尾慶一郎氏の決意には感動した。志あっての行動であることを確信した。

今、思い出した先人の言葉。

「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂 吉田 松蔭

いつか、知り合いの宅の掛け軸に目を取られ、よく見ると田中角栄元首相の書であった。

それは、すえはついに大海に入るべき山水も、しばし木の葉の下をくぐるなり  伴高蹊

浅尾氏が衆議院議員に挑戦するにあたって、今の日本を憂え、明日の日本の国を語った決意は、震えを覚える。

大きいなスピーカーの音で、うなり散らかすことや、自転車に乗り手を振ることや、駅前でお辞儀することに熱心ばかりが、選挙ではない。政権交代、チェンジ、チェンジと叫ぶことでもない。

政権交代の後、何をするのか、どのような形(ビジョン)を訴えているのか。

現状を憂え、日本の将来は、技術立国をと訴え、光合成による技術開発こそ、未来を明るくすると、浅尾氏の個性丸出しであるが、堅いながら共感を得る。日本の進むべき道は、技術、文化、観光立国、これこそ、国のかたちだ。

大義が大事と語るが、義だ、義だ、と言っても、軽いものではない。憤りを伴う、義憤こそ大事だ。公憤だ。

大きい声で義だ、政権交代だと言っても、私憤では情けない。所詮、自分さえ良ければ、助かれば良いだだ。

私が尊敬していた江藤淳先生から、亡くなる直前に言われた言葉に、「君らから人情というもの知ったよ」と。

有り難い言葉であった。これからも義理人情で行こうと思う。

それにしても、浅尾慶一郎君は大きく成長した。いずれ、時代が来る。江藤淳先生も気にしていたのでうれしい。

江藤淳先生、慶子さんの10年忌が先日東京青山墓地で行われた。出席して、ふと、思った。夏目漱石の草枕を読もうと。
出だしに、「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。」とあった。 そうは言っても鎌倉ひとすじの私。どこかに行くわけにはいかない。この鎌倉に生かされている身とすれば感謝。
2009年7月30日(木)
与党でなければいられない議員
どうも日本の政治体制、政権は国民性か、強い者(権力側)に寄っていく傾向がある。強い者が権力体制で、続けば落ち着いているが均衡が崩れれば、乱が起きる。権力側の内部分裂か、反権力側が成長し、権力奪取となる。それで、この繰り返しのようだ。

新しい体制、時代が出来るまで、戦いが続くが、どうも、血縁関係での戦いのケースが多い。武家政権成立を見ても、朝廷内の身内の争い。源平もかっては同じ血を引く中の争い。

鎌倉幕府をみても、頼朝と義経の争い、鎌倉幕府滅亡時の北条と足利、徳川幕府成立時も血縁入り交じっての争いの結果。徳川幕府崩壊時も篤姫のごとく、血縁、家系は入り交じっていた。

明治以降、脱亜入欧で急成長したが、軍部の成長で政党政治が埋没。幕末のごとく、外圧で目が醒めたが、戦後は強い国欧米寄りに、日本の政権は、特に一貫して米国に追従してきている。日本の非完全自主自立政権は米軍基地撤廃まで続くであろう。

未だに、追米故か自民中心政権が続いている。55年体制が壊れていく中で、多党連立の細川政権誕生しても、1年で崩壊、羽田政権のゴタゴタの隙が自民に狙われ、自民、社会党等政権成立が。羽田政権は数ヶ月で崩壊。

当時、毎週月曜日、私は、国民政治研究会の正会員として政党幹部、内閣各大臣、官僚、野党政治家を講師に招き勉強会に参加していた。そのころ、評論家の江藤淳先生も元気であったので、先生のお宅でよく語り合い、先生のご意見を拝聴した。

ところで国民政治研究会のゲストとして出席した小泉純一郎元衆議院議員の語ったことが忘れられない。
それは、自民党が野党で細川政権下の時であった。小泉議員は「自民党は与党でなければいられない政党」だと。

その数ヶ月後、自民党は羽田政権崩壊させ、社会党村山党首を首相にし、政権奪取をした。1年で自民の政権復帰である。それから、自民の連立政権は続き、連立、連合などと言われても、談合政治のが実態である。あるいは、権力闘争の連続である。政権といっても過半数を超える力学的闘争である。

マスコミが政策より、政局を追ってしまう迎合政治(パフォーマンス、ポピュリズム、劇場型政治)が主流の今日である。数が揃った力が勝ちということ。この指たかれ、強いのはこちらだと。

しかし、これでは政権が短命。政治が力の組み合わせだ。中田横浜市長が退任するが、今の日本の政権は小泉首相、安倍首相、福田首相、麻生首相と1年交代の、4年で4人だ。人気だけで政治は保たない。すぐ、醒める。
人気政治は、短命で、政治を混乱させる。人気取り政治にかげりが見える?まだまだ、人気力が政治力か?

衆議院選挙を控えて、各党マニフェストを発表しているが、人気取り政策を掲げ、後は無責任政治ではないか。

日本に朝がきても、朝令暮改の政治では、安定は望めない。21世紀の夜明けには、信頼ある人物を。日本にあさを。

小泉元総理は、よく語っていた。信なくば立たずと。 
昨年、世田谷にある松陰神社を訪問した。小泉さんからよく、問い合わせがありましたと。信なくば立たずは松陰先生の言葉。そのことについて等。なるほど、調べておったかと感心。

政治は金でも人気でもない。信頼が一番。信がなければ成り立たないと。 信とは、人が言うこととある。反省。
2009年7月28日(火)
激しい雨音に目が醒める
ここ数日の梅雨前線の影響で、山口、北九州方面では大変な豪雨に襲われて、甚大な被害が出ている。心からお見舞い申し上げます。
鎌倉でも、突然の雷雨、また、強風が。夜中、突然の雨音に目が醒め、岡本マンションの現場は大丈夫かと気になる。

岡本マンション問題は、裁判となり一向に解決の見通しがたたない。議会の議員の一人として、非力を反省し、申し訳ないと思ってしまう。

市が市長が、業者が悪い、議会、議員がだらしないと言い合っても、現場のあの状況が変わらなければ、周辺住民は安心して寝れないであろう。我が心も痛むと頭を下げても、どうなるものではない。

今こそ、早期解決を計らなければならない。私は、かって、岡本マンション周辺は、駅前ロータリーとして計画を進めるべきであると動いた経過がある。しかし、大手デベロッパーの一連の事件で頓挫してしまった。

大船駅西口広場の再開発として、亡き富岡鎌倉ハム社長、三谷県議の理解を得ていた。時の流れは、バブル崩壊と別の所有者、事業者に移り、計画実行の方向も変わってしまった。緑地保全後の残地が現在の現場である。

その現場の大船軒側は、台風の影響で、数年前、民間では最大の崩落があった。それだけに、現在のあの現場姿は、心配だ。

先の市議選で私は、解決策として、マンション現場、周辺を公有地として買収し、ロータリー広場として考えるべきだと大船観音前で訴えた。当然、周辺住民、事業者の理解を得てのことであるが。また、大船西口方面利用住民にとっても、安心、安全な公的利用こそが、解決策であろう。あの状態で良いわけがない。

とにかく、速やかな解決策を検討すべきであろう。知恵を出し合う時だ。それにしても心配だが、嘆くことより声を出すことだ思った。
2009年7月26日(日)
日本に朝がくる
町でぱっちり目に付くポスターが。とにかく閉塞感が溢れる日本の政界に目ざめの良い朝が期待されている。

朝はどこからくるかしら♪ あの山越えて、光の国から来るかしら♪
いえいえそうではありません♪ 
それは浅尾君がいる鎌倉から 朝がくるくる 朝がくる♪ 
「おはよう おはよう」

気持ちの良い朝に、気持ちの良い目ざめを。

WAKE  UP! (ウエイク アップ)! 目を醒まそう! 現実から。

泰平の世にどっぷり浸かってきた日本? 寝ぼけ様でいつの間にか乱世に?

今こそ、新たな日本に、真のあさを。

朝は明日とも言われる。 日本の明日はどうなるか。

明日の日本を呼ぶのは人だ。人物だ。心だ。 日本にあさを。
2009年7月25日(土)
小泉純一郎さん、ご苦労様でした。
円覚寺夏期講座のポスター貼りを現東慶寺井上住職と10年以上続けた縁で、今でも夏期講座の案内と招待状が届く。
今年の講師に小泉純一郎先生とあったので、是非、聴講しようと7月21日、円覚寺に出かけた。総門の入り口で本日の講座は満席ですと係りの方から入場制限が行われていた。招待状を持っていたので入場が許され、会場はテントが張られ、講堂の大方丈は満席。廊下も聴衆でびっしり。小泉さんの人気は凄い。会場内は千人を超えてる熱気。

庭のテント内も満席。それではと勝手知ったる円覚寺、台所の方から入るや、知り合いの和尚さんが、こちらへどうぞと、講演中継用テレビ付き小部屋に案内された。窓からは講師の動きが分かる。これは有り難いと誘った友人とゆったりと座る。

小泉さんの講演の前が、26世観世宗家・観世 清和先生(講題は能の心と伝承)とあった、硬い話で退屈するかと思っていたら、最初はノロノロであったが、いつの間にか話に引き込まれて目はぱっちり、耳は講師の声に一点、口からは先生の指導で小謡(老松)に声が出た。家元は「これで宗家から習った謡でご披露をどうぞ」と言いわれた聴衆は拍手と爆笑。いや、素晴らしいと友と感心した。貴重な文化講座であった。

次ぎに小泉純一郎先生。入るや、拍手と笑い。人気未だ衰えず。切り出しが「今日は議員として最後の記念すべき講演」と解散による偶然とはいえ、小泉さんにとって、議員生活最後の日となる。

講題は「思うようにいかないのが人生 だからorそれでも」ということで、人間万事塞翁が馬で始まった。
現在の政局は余り語らなっかたが、郵政民営化の本質を指摘、また、会場が鎌倉ということもあり、鎌倉時代や戦国時代の歴史をひもとき、その身内の血を血で洗う権力闘争を語った。そこいくと、「今の権力闘争は甘っちょろい」と。
そうか、この辺に刺客を送り込む策の覚悟があったのかと思った。

私と小泉純一郎さんとは出会って40年だ。特に、私が市議当選して以来20年は、小泉さんの選挙区が鎌倉も含まれていたのと、母の実家が横須賀、三浦との縁もあり親しくさせていただいた。

鎌倉では共に取り組んだ地域のことで、南横浜バイパス開通、福祉センター国有地払い下げ、鎌倉税務署等があり、また、鎌倉のまちづくり税制問題で特別委員会が設置された当時、国の総理府参事官を紹介してくれたことが思い出される。

また、青少年育成として鎌倉少年野球連盟を結成し、小泉さんが20年間会長を務めてくれたこと、鎌倉中央公民館ホール「現生涯学習センター」でのジャズグループ結成に来賓出席、また、私の毎年の春の集いには必ず出席してくれたこと等本当に感謝であった。

また、同士の矢島さんが経営するレストラン大海老での女性たちとの懇談が忘れられない。友人の渋谷君との縁も深いなぁ。

私にとって自由民主党小泉純一郎氏との付き合いではなく、小泉純一郎同志会小泉純一郎氏との付き合いであった。
鎌倉は政争の激しいところ、小泉さんが去った後、私は鎌倉では浅尾慶一郎君に期待している。
民主党浅尾慶一郎君ではないので、民主党を離党した浅尾慶一郎君でも変わらない。小泉純一郎さんの時と変わらない。
自分が応援していた政治家が総理になると思わなかっただけに、小泉総理誕生には感激した。浅尾君にも期待している。小泉さんのことを考えると、浅尾君は入り口であろうが、人間万事塞翁が馬。

小泉さん、ご苦労さん、浅尾君、頑張れよと思ってしまう。

小泉さんの円覚寺の講演後、外に出て、参道を歩いていたら、黒い車から、手を振っている方が、良く見ると小泉さんであった。思わず、大きな声で「小泉さん」と私は声を掛けてしまった。車から「おおー」と振り向いてくれた。ご苦労様でした。

小泉さんが語った最後の話に興味があり、ネットで調べた。私もすることがまだまだあるなぁ。

少(若く)にして学べば即ち壮にして為すことあり

壮にして学べば即ち老いて衰えず

老いて学べば即ち死して朽ちず              佐藤一斎

2009年7月11日(土)
ミーン ミーン、シュ- シュ-と民主ゼミの声か?
そろそろ、蝉の声が聞こえてくる。ジ- ジ-と聞こえるが元気のないニイニイゼミの声。

いや、ジ- ミ-ン ジ- ミ-ンと聞こえるのは気のせいか? ジ-民ゼミか?

今年は、ミ-ン ミ-ン シュ- シュ-と民主ゼミの大量発生か?

どうやら、来週あたりから、ミ-ン ミ-ン シュ- シュ-と民主ゼミの声がうなり出すか?

蝉の一生は地中に数年、地上に出れば数日と切ない。

そういえば、自民党の政権も、党首は10年、20年待って、首相になってもこのところ、保って1年だ。切なく、哀れだ。

自民による政権が蝉の一生のごとく、生まれては消えていく。民主ゼミが大量発生するだろうと言われている今年、

新たな民主政権が生まれても、蝉の一生のごとく、地中で長く、地上では短命か?

ガラガラポンで交配し、地上での延命出来る蝉が誕生するか。

政治不安定は、国民にとっても不幸である。でも、ある国の政治のごとく、強権政治は怖い。

しかし、日本は、現在、新たな政治への過渡期か?

地方で30代の首長が次々誕生している。閉塞感溢れる政治の流れを変える政界の地殻変動か。

日本全国で、さらに続くであろう若い首長。短命な任期で終わるかその運命は?

政治の過渡期、変革期での若者の活躍は常である。明治維新を見よ、その若い者のエネルギーを。でも、短命だ?