Pre Flight Check:プレフライトチェック

 

 KOREA通信対戦の接続方法ミッションの解説についてはそれぞれ別にページを設けているのでそちらをご覧になってください。

 通信対戦ミッションに参加すると機体は滑走路上か隣接した駐機エリアに配置されます。 撃墜されて脱出後ESCキーを押してリセットしたり、地上に激突、又は無事生還して着陸しエンジンをカットした場合もこの状態に戻ります。



 
高度表示

 まず最初に、「Ctrl」+「A」を押してHUDの高度表示レーダー高度表示に設定します。HUD中央・右側に表示される高度が「0」になって、表示BOXの右側に「R」と表示されるのを確認して下さい。この時、「Ctrl」キーの押しが甘いか「A」キーを先に押してしまうと AutoPilotになってしまいます。 気がつかないとエンジン起動後 Joystickが効かず直進してしまいます。最悪の場合リセットの憂き目を見るので思い当たる方は気をつけましょう。(^_^)
 
 
 
 なぜこの操作が必要なのか説明すると、デフォルトの海面高度表示では文字どおり海面からの高度を表示しているので地形の起伏に対応できません。(ミッション開始時点で0でないことでお判りと思いますが)通信対戦では地形の起伏を利用して敵機からのレーダー探知を避けたりミサイルを回避したりします。その場合、地表から 50フィート前後まで降下する必要があります。
 
 慣れてくると地表のテクスチャのぼやけ方やサボテンの見え方で感覚的に高度が把握できないこともありませんが、レーダー高度表示に変える方が確実です。ただし表示するのは「現時点での」地表からの高度なので、山や丘などの起伏に沿って飛行する場合はピッチを調整して高度が維持できるように地表の起伏に合わせて上昇・降下しましょう。



 
HUD表示
 
 次に「Ctrl」+「B」を数回押して、HUDの明るさを調整します。実際には色が変わるわけですがこの辺は好みで良いでしょう。 デフォルトの ライトグリーンの状態では3万5千フィート以上の高空になると背景の青い空に溶け込むようで見づらく感じることがあります。

  


Waypoint設定 

 次は Waypointの設定です。あらかじめミッションで与えられている目的地のWaypointまで「W」キーを繰り返し押して設定を変更します。
B20ミッションやB17ミッションで目的地となる射爆エリア以外の航空機基地や空母はWaypoint以外に「TACAN」局として登録されているので「T」キーで切り替えることも可能です。 しかしREDチームの空母とBLUEチームの空母が逆に登録されていたりするので通常はWaypointを利用すると良いでしょう。

 Waypointを変更すると HUD上部の方向指示器縦のバーで方位が表示されます。機首方位から左右10度以上Waypointが外れている場合は左と右のどちらに旋回した方がWaypointへの方位変更が速いかを示しています。 

 


HSD表示:Navigation Mode

 Waypoint方位と、距離をより正確に確認するにはフルキーボード側の「2」キーを押して視点をコックピット下方に移します。中央下部のHSDはナビゲーションモードになっているはずです。
 自機を上方から見るイメージで、機首方位を上方にして10度ごとに360度の方位が表示されています。この方位表示の内側の三角Waypointのある方向です。この三角が真上に来るように飛行すれば目標 Waypointまで直進していることになります。

 

 このHSDの右上には現在位置からのWaypointの正確な方位が(例では93度)表示され、その右にはWaypointまでの距離がマイル表示で(例では37.7マイル)、その下には現在の速度でのWaypointまでの到達時間が表示されます。(例では静止状態のため計測不能で00:00) 


HSD表示:Moving Map Mode

  しかしこのナビゲーションモードの表示では Waypointに直進することは出来ても、シアターマップ上での自機の位置を把握するには充分ではありません。地形を利用するなどして迂回ルートを取る場合には、カラーGPSマップ表示が可能な、ムービングマップモードが有効です。「M」キーを押すことで自機を中心としたGPSマップ表示に変わります。複数回押すことで表示レンジが変更されます。
 自機を上方から見るイメージで、地図方位は常に上方が北になり、自機の機首方位は中央のシンボルで表示されます。(例では東を向いていますね)

 

 このモードでも右上には現在位置からのWaypointの正確な方位が(例では93度)表示され、その右にはWaypointまでの距離がマイル表示で(例では37.7マイル)、その下には現在の速度でのWaypointまでの到達時間が表示されます。(例では静止状態のため計測不能で00:00)


武装確認

 通信対戦ではあらかじめ敵味方の武装は参加ユーザー間で決められています。対地ミッションで対地武装が無ければ意味がありませんし対空ミッションにおいても同じことです。「 [ 」キーまたは「 ] 」キーを押して対空・対地兵器を選択することでコックピット左の MFDを切り替えて武装を確認しましょう。「E」キーを押すと MFDは再びエンジン出力表示に戻ります。
 
 
 
 もし必要な装備を忘れているようなら「Shift」+「ESC」キーで一度通信対戦から外れて再度装備を整えてJOINします。 注意して欲しいのは、HOSTユーザーが通信対戦から外れて再装備する場合は参加ユーザー全員がJOINし直す必要があるということです。



 
雰囲気を大切にする方へ
 
 必須の手順ではありませんが雰囲気を大切にされる方にはおすすめしたい手順があります。エンジン始動前は「SPACE」キーを押して車輪のブレーキを掛けておきましょう。飛行中は「SPACE」キー押している間だけエアブレーキが効きますが、地上では押すたびに「ON/OFF」が切り替わります。コンソール中央左の警告表示パネルでブレーキの状態が確認できます。

 

 次に「F」キーを押してフラップを下げます。フラップを下げなくてもアフターバーナー全開で離陸すれば、フル装備状態でも離陸は可能ですが雰囲気です。(^_^; 離陸後は290ノットを超えると自動的にフラップは収納されますが自分で操作することをお勧めいたします。フラップの状態は フルキーボード「2」の視点の左下で車輪の状態と共に確認できます。

   


飛行計画

 これで飛行準備は整ったわけですが、離陸前に決めておきたいことがあります。それは目的地までの飛行ルート高度、そしてレーダーの使用状態敵機との交戦方法といった飛行計画です。

 1vs1の場合は自分だけですが、2vs2の時には Wingmanとの連携を確実にするためにも飛行計画を考えておきましょう。意志の疎通にはチャットモードを使用するわけですがメッセージ送信時の「Ctrl」+「ENTER」キーの利用で、味方にだけ自分の目標高度や速度、方位を伝えることが出来ます。(例: ALT20,000 450KNOT HEAD090など)
 
  
 
 飛行ルート:目的地まで直進するのか、左または右に迂回するのか、川や道路などに沿って移動するのか
 
 飛行高度  :超低空を飛行して地形を利用しつつレーダー探知を避けて目的地に向かうか、5,000フィートから1万フィート前後を飛行して積極的にレーダー探知を実施するか、3万フィートより上を飛行して敵機のレーダー探知範囲の上方を飛行するか

 レーダー:積極的に最初から使用するか、相手からの探知が必至になった時点で使用するか、攻撃成功まで終始使用を制限するか

 敵機との交戦:敵機と積極的に交戦するか、爆撃終了までは回避に専念するか、2機の敵を探知した場合、左右あるいは前後のどちらを誰が攻撃するか

 といった点を事前に考えておきましょう。もちろん状況の変化で途中で方針を変更する必要があるかもしれません。その際もチャットモードで連絡を取り合うことが有効です。 


 
離陸
 
 これで準備完了です。 スロットルを前方に押し込んで出力の上昇を待ちます。 「SPACE」キーを押してブレーキを解除してバーナー全開で離陸しましょう。 離陸して車輪が地面を離れたら「G」キーを押して車輪を収納、速度が200ノットを超えたら「F」キーを押してフラップを引き込みます。 チャットモードで「UP!」 と入力して、他のユーザーに自分が離陸したことを伝えましょう。

 
 
 Wingmanの離陸を待って、機首を Waypointに向けましょう。 さあ。熱いバトルがあなたを待っています。
 

 
 
 
F/A-18KOREA Flight Tipsページに戻ります