<How to Connect>

ここではGSC「F/A-18 KOREA」の通信対戦での接続手順を紹介します

 

 
パイロット登録:コールサインの入力

 コックピットメニューで最初に表示されるのがこのパイロット登録画面です。入力可能な項目は「NAME」「CALLSIGN」ですが、「CALLSIGN」は通信対戦時に自分の状態を他のユーザーに告知する際に使用されます。(JOIN、EJECT、RESET等) 初期値では「Hornet One」となっています。

 KOREAで通信対戦に参加する複数の方が「CALLSIGN」を初期値のままで参加すると対戦中誰が誰だか判らなくなるので必ず入力しましょう。混乱を避けるためにハンドル名と同じにするのが良いと思います。(^_^)

 進行中の通信対戦に約束無しに乱入する場合でも、コールサインがなじみのハンドル名なら他の方も安心して飛んでくれることでしょう。
この途中乱入可能なところがKOREAの良いところでもあります。(^_^;
 またHOSTさえ無事なら接続不良やハングアップなどで接続が切れても再接続が可能です。
 


Network設定:DirectX-TCP/IP

 次はネットワークの設定です。 KOREAのネットワーク接続ではインターネットで使用されるTCP/IP接続、LANやKALIで使用する IPX接続、1vs1接続で使用するSerial接続、Modem接続が用意されています。
 DTF通信対戦ではチャットルームでHOSTがIPアドレスを各ユーザーに連絡してTCP/IP接続を使用して通信対戦を実施しています。

 コックピットメニューのMFD上で、「SETTINGS」−「NETWORK」をクリックするとDirect PlayのダイアローグBOXが開きます。 DirectX5のTCP/IP接続をクリックして反転表示させてから、SelectServiceをクリックして設定を終了します。

 DirectX3に上書きする形でDirectX5がインストールされているとTCP/IPの項目が2つ表示されますが、その場合上の方に表示されるのがDirectX5です。また日本語版のDirectX5がインストールされている場合は文字化けして表示されますがTCP/IPが読み取れる項目を選択すれば実用上は問題ありません。
 もしDiectX5をインストールしていない場合はDirectX3のTCP/IPでも支障ありません
 


THEATER選択:NetworkCombat Training Area

 続いて THEATER(シアター)を選択します。「THEATER」−「NETWORK」をクリックして通信対戦用の仮想地域「FALLON,NV」を選択します。この「FALLON,NV」拡大MAPを用意しました。印刷して侵攻ルートの計画などにご利用ください。 GSCオリジナルのMAPデータでは「RedCarrier」の配置位置が通信対戦の際の実際の配置位置と違っているのでこのMAPでは修正してあります。

 

 余談ですがKOREAの通信対戦では R65(RedCarrier)とB65(Blue Carrier)のTACANのデータが入れ違っています敵の空母に着艦しないように注意しましょう。(^_^;
 


通信対戦ミッションの選択:6つの任務があなたを待つ

 それではミッション選択に移りましょう。MFDで「MISSION」をクリックするとミッションのリストが表示されます。ミッション名をクリックすると右側のシステム手帳部分にミッションの状況が表示されます。ミッション個別の細かい紹介についてはこちらをご覧ください。 KOREAの通信対戦にはRed Team BlueTeam それぞれ 2機づつ4人までが参加可能です。 表示されたミッションで良ければ「PREFLIGHT」をクリックして武装選択画面に進みます。(注:下の画像はただのJPGです。クリックしても何も起こりません。念のため)

 
 

 KOREAの通信対戦ミッションのユニークな点は、ミッションの目的・勝利条件については参加ユーザー達が相談して自由に決めることが出来るという点です。目安としてのミッションの目的、ルールなどは用意されていますがそれに縛られる必要はありません。ただしRedBlueの初期配置については完全に制約されます。
 
 6つのミッションというより、6つの闘技場が提供されていると考えましょう。 お互いにレーダーで相手を捜索して対決するCAP(Combat Air Patrol)戦、特定の地上目標を爆撃する攻撃側目標を防衛する迎撃側に分かれてのIntercept(迎撃)戦機関砲のみでのDogfightを競い合うACM戦(DTF通信対戦では酒場の乱闘モードとも言う)..(^_^;
 武装選択に制限を設けること、レーダー使用条件撃墜された際の再出撃など、参加ユーザー間の相談によりルールを設ければ通信対戦の難易度や状況設定をいろいろと調整することが可能です。


 
 最初の通信対戦の時はまず FREE FOR ALLを試されることをお勧めします。 敵味方が同じ滑走路の北端と南端に配置されるのでお互いにレーダーをONにしておけば迷子になることも無いですし、機関砲のみ、あるいは機関砲とAIM9x2発の設定で対戦すれば、ACM技術とミサイル回避のさわりの部分を練習することが出来ます。撃墜後も再出撃場所がすぐ近くなので、間の開かない緊迫した空中戦を楽しめます。
 


LOADOUT:武装選択

 ミッション選択が終われば次は武装選択です。画面右側のシステム手帳部分に あなたの F/A-18のハードポイントの状態が表示されます。 ハードポイントの下方に白いBOXがあればその段の武装が選択可能です。BOXをクリックすると「」が表示され武装が搭載されます。

 

 細かい設定が面倒な方は MFDの「AIR-AIR」をクリックすれば初期値の空対空装備が、「AIR-GRD」をクリックすれば初期値の空対地装備が選択されます。 自分なりのお気に入りの空対空・空対地装備の組み合わせが出来た場合はその状態でSHIFTキーを押しながら「AIR-AIR」または「AIR-GRD」クリックすればその設定が初期値になります。

 通信対戦時では B-57核爆弾を別にすれば原則として武装選択は自由ですが、公平を期するためにもミッション開始前にあらかじめ チャットで武装を決定しておきましょう。 またその時に ホストユーザーの IPアドレスを忘れずに各ユーザーが確認しておきます。
 武装選択が終了したら いよいよ接続です。ゲームホストとなる方は「HOST」を、クライアントとして参加される方は「JOIN」をクリックします。


CONNECT:接続

 「HOST」編 

 「HOST」をクリックしてゲームホストを選択すると、作成するネットワークミッション名を聞いてきます。初期値ではHOSTユーザーのコールサインが表示されています。通常はこのまま「OK」をクリックして先に進みます。
 数秒程度の間の後に、コックピット画面が表示されますので他のユーザーがJOINしてくるのを待ちます。 ゲームホストは無条件にRED TEAM のリーダーとしてミッションに参加します。



 
 「JOIN」編

 「JOIN」をクリックしてクライアントを選択するとゲームホストの IPアドレスを入力するダイアローグBOXが表示されます。 「202.217.1.64」のようにピリオドで区切って、ホストのインターネットIPアドレスを入力し「OK」をクリックします。

 ゲームホスト検索の後、ホストがセットアップ済みのネットワークミッションが表示されます。LANや KALIの IPX接続では複数のネットワークミッションが同じアドレスで同時に進行する場合がありますが、インターネットTCP/IP通信対戦では表示されるネットワークミッションは一つだけです。
 もし正しく HOSTのIPアドレスを入力したのに ネットワークミッションが表示されない場合はまだHOSTユーザーが ミッションを立ち上げていない可能性があります。 ゲームホストのミッションが表示されるまで「Refresh」を繰り返しクリックして HOSTユーザーがミッションを立ち上げるのを待ちます。
 ホストユーザーが立ち上げたネットワークゲームが表示されたらいよいよJOINします。 ゲームホストは無条件に REDTEAM に割り当てられているので ホストストユーザーの敵として参加する場合「Join Blue Team」を、Wingmanとして共同で参加する場合は「Join Red Team」をクリックします。
 


IN THE COCKPIT:戦闘開始

 コックピットの中央下部にチャットコンソールが開いているはずです。参加ユーザーが JOINすると ザ・ザーというノイズ音と共にチャットコンソールに表示されていきます。ユーザーの属性は以下のように表示されます。
 
 RL : Red  Leader...レッドリーダー。 ゲームホストは必ずRL に割り当てられます。
 RW: Red  Wing....レッドウイング。 レッドリーダーのウィングマンとして共同でミッションに参加します。
 BL : Blue Leader...ブルーリーダー。 ブルーチームのリーダーとして参加します。ブルーに先にJOINした方が割り当てられます。
 BW: Blue Wing....ブルーウイング。 ブルーリーダーのウイングマンです。ブルーに後からJOINした方が割り当てられます。

 各ユーザーは接続したら 確認のため「HELLO!」などとメッセージを交換しましょう。 チャットモードに入るには、英語キーボード(101または104)では「”」で、日本語キーボード(106または109)では「*」キーを入力します。
 送信したいメッセージを入力した後、「ENTER」キーで敵味方全てのユーザーに送信します。もし味方にのみ送信したいときは「CTRL」キーを押しながら「ENTER」キーを押して送信します。

 RLRWは割り当てユーザーが事前に判りますが、BLBW JOINした順で決定されるので、離陸前にお互いに申告すると良いでしょう。(例:「BLIS HACO!」)

 以後 KOREAでの通信対戦中、ユーザー間の意志の疎通はチャットウィンドウが頼りです。

 ミッションを開始する際の「GO!」、自機が離陸したことを伝える「UP」、空母の甲板上に待機中であることを伝える「On Deck」、滑走路上に待機中であることを伝える「OnGround」など、自分の状態を他のユーザーに伝えるために活用しましょう。

 KOREAの通信対戦はテレホーダイの時間帯でもかなり安定した接続を期待できますが、それでも時々接続が切れてしまうことがあります。あからさまにハングアップするなどすればすぐそれが判るのですが、何気に接続が落ちると気づきません。
 接続が切れてしまった後でもそれぞれのユーザーがスタンドアロン環境で飛行が続けられてしまうことがあり、その場合お互い存在しない敵を捜しつづける羽目になってしまいます。 また画面上に敵機が残っていても実際には接続が切れている場合は何発ミサイルを撃ち込んでも平気で飛びつづける「幽霊」状態が発生することもあります。

 超低空で隠密飛行を続けると ついついチャットでは無口になりがちですが、接続に不安を感じたら、「STILLCONNECT?」(まだ繋がってる?)などと確認のチャットを入れましょう。 また相手の素晴らしい射撃・機動を称える「NICESHOT!」「NICE MOVE!」などのメッセージを送りあう余裕を持ちたいですね。(^_^; 私の場合は「AUUUUU...」とか悲鳴だったりしますが。

 被弾、燃料不足などでやむを得ず機体を捨てる場合「SHIFT」+「E」で EJECTします。脱出後は「ESC」キーを押すことでリセットされて機体は再び初期配置位置へ復活します。通信対戦を継続するのか終了するのかチャットで相談しましょう。
 


LEAVEMISSION:ミッション終了

 通信対戦にはある意味で麻薬的な要素があります。熱くなって夢中になると時間の経過を忘れてしまうことがあり、ひどいときは4時間くらい連続してしまうことも...(^_^;
 翌日の仕事や学校など「リアルライフ」に支障が出てしまってはシャレにならないので、「もう限界だ〜」と感じたときは遠慮せずに「SORRY、TIMEUP」などと、メッセージを送って通信対戦を終了しましょう。

  KOREAでの通信対戦の終了は、「SHIFT」+「ESC」キーで実行されます。お疲れ様でした。  時間に余裕があるときはDTFホームページのチャットルームでデブリーフィングを楽しみましょう。