今回は手前のペアリフトは遅いと判っていたので、奥の高速リフトまで一気にトラバースして行った。一度レストハウスで軽く食事をして、写真撮影。こないだは気付かなかったが、インターラーケン方面の山の間に湖を見ることができた。またセスナやヘリが頂上から飛び立っていた。おそらくV字谷を遊覧するためのものだろう。
一本滑べりまた高速リフトで上がり、こんどは横の方にある広大なオフピステ方面へ滑り込んで行く。私は途中で発見した軽いコブ斜面を降りてみることにした。凄い斜度だが雪が軽いので滑べり易い。途中で止まりH田中さんたちを探す。雪の中に豆粒のような人が動いている。なにもあんなところまで行かなくてもいいと思うのだがなあ。
高速リフトで上がり今度はゴンドラの中間駅へ向かう。若干混んでいた。ゴンドラでアメリカ人の老夫婦と一緒になった。なんでもケンタッキーから来ているそうで、ケンタッキーにはトヨタの工場があるそうだ。終始H田中さんが相手をしてくれたので助かった。一度じいさんに、「君の友人は英語が話せないのか?」とか言われたのですかさず「ウンウン」とうなずいてたら、なんだちゃんと理解してるじゃないかと突っ込まれてしまった。なかなか面白いじいさんだった。ゴンドラを降りてお茶することにした。
のんびりとお茶する。周りを見回すと他の日本人が一人もいない。みんな帰ってしまったのかな?トイレから帰ってくると、柳田さんが突然フィルストに行かないかと言いだした。私が「みんなフィルストに行くと言っていましたよ」と言ったのがまずかったのだろうか? 中間駅まで滑べってフィルストに向かうことになってしまった。バスも空いていた。自転車みたいな木製のソリを持ったおじさんたちが一緒に乗っていたのだが、もの珍しそうにジロジロと見てしまった。
意外と簡単に移動ができて、フィルストのゴンドラを降りてすぐに雪の中に寝ている香織ちゃんを発見してしまった。うーむ、こんなに簡単に見つかるとは思ってなかったぞ。オーバーヨッホを滑べり、40°斜面の方へ。ここの下でf16まで絞り込んで写真撮影。ヴェッターホルンをバックにH田中さんと香織ちゃんが立つ姿を綺麗に撮ることができた。そのままグリンデルからゴンドラに乗って上へ。私たちは移動の疲れもあって休憩。えみちゃんと香織ちゃんは下の中間駅まで滑べることになる。
ゆっくりビールを飲んで休憩。柳田さんはゴンドラに乗って帰ることになった。私とH田中さんは、オーバーヨッホに登り中間駅まで滑べって帰ることにした。オーバーヨッホを降りてきたところで、ゴンドラを降りるえみちゃんと香織ちゃんに遭遇。もう降りるということをえみちゃんに告げ、滑べり降りる。途中迂回路のようなものを発見。入ってみたら本コースより厳しいコースだった。H田中さんに大きく遅れて中間駅に到着。ゴンドラで下山した。ゴンドラ駅を出る所でスキーパスのリサイクルボックスを発見。もうスキーパスに用はないので、箱に入れることにした。ちゃんとゴム紐とカードを別に入れるようになっている。帰りにレンタルスキーを返却しホテルに帰る。これで、スキーは終った。ちょっとは上達したかなあ。
食事までの間、みんなでサウナに入ることになった。混浴のサウナなんて初めてだ。みんなの意図は柳田さんをもて遊ぶことにあったような気がしてしようがないが、それはそれで楽しいのでよしとしよう。柳田さんはサウナの中に閉じ込められたり、水風呂に落されたりと、サウナを楽しんでいた。私はメガネを外すとほとんどなにも見えないので、大人しくサウナに入っていた。あの熱い中で騒げるとは、、、大原さんもタフだな。
今夜は自分たちのさよならパーティだ。といいながら。2時半頃まで飲んでいた。私はディスコの大音量の中で眠り込んでしまい。風邪をひいてしまった。ま、もうスキーは終ってるんだし、気にしないことにしよう。