2月8日 木曜日 吹雪


今朝も雪だ。いや雪なんてもんじゃなくて吹雪だ。これで滑べるのだろうか…。しかし、みんな元気なもので滑べりに行くことになる。特に関西から来た人たちは今日が最終日なのでしかたがないのかもしれない。

吹雪で視界も最悪だし、とても寒いので近場で滑べる。Funitelで上に上がると凄い風と雪。1日目よりもひどい。死にそうになりながら降りて、ホテル近くのナスターレースをやる。この辺りはだいぶ下なので風はそう強くない。

Cascadesで上がりレストハウス方面に滑べり降りる。天候が最悪なので早めの昼食だ。ついてすぐにホットワインで体を暖める。さすがにビールは飲まなかった(笑) ワインを飲んだ後に暖炉で体を暖めていると、店員さんが「コンニチワ ポトフ」といいながら現れる。私たちがウケてると、不思議そうな顔をしてガイドに「俺は今なんといったんだ?」と聞いている。ガイドが「フランス語でいうとボンジュール・ポトフだよ」と教えると、腹をかかえて笑っていた。

なぜ「コンニチワ ポトフ」なのかというと、ここのポトフは美味しいことで有名らしい。で何人前頼むんだと聞きたかったらしいのだ。とりあえず人数分のポトフを頼んで、できるまで暖炉脇でだべる。外は相変わらずの吹雪。

さて、ポトフがやってきた。なにやらでっかい骨や肉の固まりが入っているボリュームのあるものだった。ちょっとしょっぱかったかな。これだったらビール飲みながらでもいいな。まあ、ここに来たら一度は食べてみるものであると思うな。ガイドにポトフが美味しいところに行きたいというとほぼ間違いなくここに連れてこられることだろう。

天候が酷いので、滑べりたい人は滑べって他の人はあがりましょうということになったので、迷わずあがりにした。着替えてお買いものすることにした。いろいろとお土産になるものを探しまくったがなかなか気に入るものはない。まあ一応、GENEPIとかPinsは買っておいた。なぜかla PlagneのPinsがあったので、思わず買ってしまった。la Plagneへのツアーはあまりないので、行くことはおそらくないだろうと思う。

夕食後、明日のプランを練る。ガイドは今日までなのだ。ガイドに相談してまだいっていないモンバロンという山に行くことにした。今日、雪が降ったのでcloseしていたコースもopenしているということだった。ガイドも明日は暇だそうでもう一日ガイドしてくれることになった。うーむ、親切ですねえ。

関西組は今日で最後なのでお別れ会を開く。ホテルのバーで飲みまくる。いままで体調が悪かったらしい明美ちゃんもここで回復。明日スキーする人の中では最後まで飲んでいたらしい。


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