| 東京国立博物館(東京・上野) |
無く子も黙る東博です。東洋館にはアジア関係の文物が結構あります。その中でも中国関係は多くを占めています。
青銅器、玉製品、陶磁器、中国絵画などなど、中国文物は一通りはあります。流石日本を代表する博物館。う〜ん、でもそのくせに説明などがほとんどなく、置いてあるだけって感じで非常に不親切。その為かあんまり印象に残りにくい気がします。
もっとも台北故宮のガイドとか見たら絵画とか結構収蔵品があり,しばしば美術関係の本などでも本館所蔵のものを見かけます。特別展などには注意したいですね。
ミュージアムショップには他の博物館で行われた特別展のカタログも置いてあり,結構便利そうです(もっともデパートとかで行われた展示会のカタログは置いていないようです;_:)。[98/11]
【詳細情報】
| 京都国立博物館(京都) |
| 孔子廟(長崎) |
日本の中ですっごく中国史的な雰囲気を味わえる数少ない場所です.パンフによれば,1893年の創建以来,度重なる改築の末,1982年に中国政府の多大なる助力により,日本で唯一の中国人による本格派の孔子廟となったそうです.| 泉屋博古館(京都) |
とにかく青銅器がわんさかとある美術館です.もともとは住友家のコレクションだったものが寄付されたものだそうです.どう考えても中国青銅器の博物館としては日本一でしょう.コレクションだっただけあり,さすがに単体の大きさとしては歴博のものなどに比べると小さめですが,それでもその数,内容ともどもこれらが個人コレクションだったとは驚くばかりです。
食器,酒器,楽器などで部屋が分かれていて,青銅鏡も結構豊富に置いてあります。ここのようにたくさんの中国の青銅鏡を見ることの出来る場所は世界でもそうそうありません(多分)。
場所も東山の閑静な良いところ.京都に寄った際には中国史好きの方は是非訪問しましょう。もっともコレクションの出所を考えると少し悲しくなる気もしますが...(^_^;)
貨幣や中国絵画なども所有しているようです。[98/11]
【詳細情報】
| 大阪市立東洋陶磁美術館(大阪・中之島) |
故宮にあってもおかしくないような中国陶磁の逸品が勢揃い!こんな美しい宋の官用青磁が〜!力強い元代の青花が〜!そして華やかな五彩、豆彩が〜!中国陶磁以外にも日本や朝鮮のものを多く集めており、特に朝鮮青磁は綺麗です。
博物館自体も1882年に作られただけあって、世界で始めて自然光を取り入れた展示室を設けるなど、もうとにかくすごいことばかり。綺麗な陶磁器を見たい人は是非行くべし!(^^)[99/7]
【詳細情報】
| 藤井有隣館(京都) |
所蔵品の逸品度ではその筋では超有名な美術館です。あくまで個人コレクションであるためか、一年に20日間ほどしか公開していません
画像石、仏教石像から陶磁器、甲骨片などなど、中国史文物が一通りある感じ!
始皇帝時代の鉄量、乾隆帝のでけ〜玉璽、方孝儒に与えられた(勝手に推測)鉄牌、かの有名な科挙カンニングシャツ、雍正時代の逸品・古月軒などなどなど、「な、なぜ、お前がここにいる!?...ほんもの?」という感じの垂涎の文物がずらり!本当に素晴らしいです。
中国史に興味のある人なら一度は必見!なお、昭和初期からの古い京都のコレクションというだけあって、特に京都学派の本などに頻繁に載せられていたようです。当時は今ほど中国文物を見ることが出来る機会が多くなくて、貴重だったためもあるのでしょう。今は良い時代ですね〜(^^)。
| 白鶴美術館(神戸・住吉) |
| 中川美術館(広島・福山) |
| 和泉久保惣記念美術館(大阪府和泉市) |
メインの常設展はワンフロアですが,ここの展示ケースには中国の青銅器,玉製品,陶磁器などなどがぎゅうぎゅうと押し込められていて,私にとっては実にたまらないものがありました(^^)。墓石や鼻煙壺などもあったりして結構充実充実。