元町湧水 (横浜市中区元町) ここの湧水は、元町公園の手前左側にある水屋敷跡の階段脇にあります。 ジェラール水屋敷跡 (横浜市中区元町) ジェラールは、まず明治元年に打越の水源を得て、給水業に着手して山下居留地に給水したようです。。明治3年にこの元町に新たな水源を確保して、寄港船舶に給水したそうです。 昭和63年(1988年)下部貯水槽の湧き水調を行った際に、上部貯水槽が発見されました。これは、ジェラールが船舶給水業を行う為に建設したもので、この水は明治時代に船乗りたちの間で「インド洋に行っても腐らない」と評判を呼んだものです。”みなと横浜”を世界的に有名にした「水」の貯水槽です。 上部貯水槽は、周辺の山からの湧水が毎分50リットル流れ込み、その水位が1m程度になると下部貯水槽へ流れるような仕組みになっています。ここで、集水し沈殿させる役割を果たす貯水槽と考えられます。そして、上部貯水槽から堀川までは地下に管を敷設し、川岸から小船に積み替えて横浜港内の船舶に給水していたようです。 |
元町公園に到着 | ジェラールの瓦工場と水屋敷跡 の説明板 |
元町公園の手前左側に 水屋敷跡があります |
階段の左側にあるのが 元町湧水 |
確かに湧いていました 写真の中央 |
水屋敷跡 こちらが下部貯水槽 |
元水屋敷跡にも湧水 | 上部貯水槽が一杯なると ここに流れ込んでくる |
水屋敷跡の説明 | 明治時代の横浜港と山手 の説明 |
ジェラールの水屋敷 の説明 |
下部地下貯水槽 の説明 |
元町公園の全体 | これも湧水(?) | ジェラールの瓦とレンガ の説明 |
ジェラール水屋敷跡 の説明 |