鎌倉発電送かわら版(最新版)
大銀杏倒壊関連記事「3月10日倒壊から5月6日まで」

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2010年8月26日(木)
日本には政治家がいない、いるのは、選挙屋?
ここ十年の政治を見ると、日本には政治家がいない。いるのは、選挙屋ばかりだ。政治をやって審判を受けるのではなく、パフオマンースが上手で、国民受けが良い行動をとって、選挙で受かれば、政治家だと勘違いしている選挙屋ばかりだ。

本来、政治家は、権力者で、支配者だ。それを嫌って、人気取りの自称政治家を選ん出来た結果、政治家がいなくなった。政治家がどう権力を使うか、権力をもって、どう政策を実現するか、それが、本来ではないか。それが、マニフェストだ、政策ビラだといって、言うこと、書くことは立派でも、そのあとは、自分の首を絞めている。

確かに選挙はうまいし、強い。でも、政治をやらないで、選挙のために一生懸命なので、いつの間にか、政策は、どこかへ。選挙上手な選挙屋ばかり。

民主党の代表選挙、小沢前幹事長が出馬することになって、激しい権力闘争だ。それも、党内での権力闘争。アメリカの大統領選挙のように、長期間にわたって、国民に訴えながら、選考していくシステムではないので、まさに、日本の場合は内輪もめ的戦い。こんなこといつまでもやっていたら、政治は劣化するばかり。

ましてや、ねじれ国会と言われ、党内もねじれ状態の派閥型では、当分、政治には希望が持てない。借金大国の日本、強力な権力者が出てきて、立て直さないと、衰退の一途。
2010年8月23日(月)
我が意を得たり
小坂さんの古絵はがきにあった八幡様背景の裏山に見えるのは、松樹林のようにも見える。そうだ、大町に松岡という町名があり、松が多く植林されていたとかで、付いた町名であるようだ。地名の謂われの本に出ていたこと思い出した。その隣町が中座、合併して松中という、町名になったとか。鎌倉と松は縁がある。世界遺産登録推進協議会発行の、武家の古都・鎌倉ニュース16号に我が意を得た記事があったので、その抜粋を載せます。

鎌倉には魅力がある。街の構え、街のたたずまいが現在まで、引き続き残っており、それが替えがたい魅力として魅了する。

自然環境は鎌倉幕府のできたころから、ほぼ変わっていない。ただ、現在の鎌倉は照葉樹林が多いが、鎌倉時代は松の木が多かったことが花粉分析で分かってきた。山が利用される松が増えてくる。松の木があるのは人の手が入っている証拠。
鎌倉時代、鎌倉の山には人の手が入っていたということだ。大きな地形は変わっていない。
講師・東京大学史料編纂所准教授/高橋慎一郎さんのお話。

やはり、樹林が変わってきたのか。、人の手が入った植生は人工植生。針葉樹林から照葉樹林に変わった。緑の放置でか?
2010年8月22日(日)
いつまで続くこの猛暑、我が家の猫もダウン
さすがこの猛暑、クロちゃん、ブーニャンはもう限界。何とかしてよと、ダウン。昨日の高校野球、暑さもなんのその、見事。
私は手術後、いつ、何があるか、分からない。要注意。バテ気味だ。無理は禁物。 でも、気になる政治の劣化。民主党代表選次第で、政界大混乱必至。所詮、統治能力無い政治家には、無理。クロちゃんもお手上げですと。地方、中央問わず、政治の劣化は、どうしょうもない?秋に向けて、心の準備、身体の準備をしておこう。
それにしてもひどい、イラ菅、ダラ菅、ブレ菅、さらにビビ菅?だって。小沢前幹事長にビビッている? 秋には、お化けが? 猛暑でお化けもダウン? 秋が怖いぞー?
2010年8月22日(日)
咲いた、咲いた、月下美人が。

今年も咲いた.月下美人が。

強烈な香りが、部屋中に。

ぱっと咲いては、萎む。

はかない開花。

でも、時期が来ると咲く。

正直なこと。

咲いた、咲いたと興奮する妻。

どれどれと、写真を撮る。

月下美人「去年と今年」
 
2010年8月20日(金)
何を今頃、だけど、気がついて幸いか?
緑、緑と騒いで40数年、緑地保全として、古都法を成立させ、都市計画法関連による線引き、近郊緑地保全、風致地区、特別緑地保全、あるいは、都市公園等様々である。
そのため、多くの土地買収も行われ、整備も行われてきた。しかし、緑に関し、今最優先にすべきことは緑の手入れである。景観上、手入れなしで放置しておくわけにはいかない。

特に斜面緑地である。もっとも危険な緑地保全作業であるが。最近、鎌倉市緑の基本計画 見直しの概要その1 (緑の基本計画の基本方針等)が発行された。
基本理念、緑の将来都市像などの基本方針は引き続き継承する方針であると。 が、見直しでは新たに追加する項目以外の、補強しようとする主な内容は、下線をを引いて表示している部分ですと。その中で、特に注目したいのは次の内容である。

4−1 暮らしを支え豊かにする緑  その他の緑 4−2 補強しようとする内容  4−2−6 安全を高める緑の中にあることだ。

(1)現況と評価

それは○土砂災害発生の危険性 

●鎌倉市は、丘陵に谷戸が複雑に入り込む起伏に富んだ地形構造と、風化しやすいシルト岩の地質を持つことから、神奈川県が作成している、土砂災害の被害の恐れのある箇所を示した「土砂災害危険箇所マップ」には、鎌倉地域を中心に土石流危険渓流47カ所、急傾斜崩壊危険箇所361箇所におよぶ土砂災害の危険性を有する場所が掲載され、平成16年(2004年) 10月には、台風22号の影響により市内の364箇所でがけ崩れ発生しました。

土砂災害防止法に基づく、土砂災害警戒危険区域が153箇所指定されており、危険の周知、警戒避難体制が整備されています。

●生活空間に隣接する鎌倉市の斜面樹林の多くは、表土の薄い場所に形成され、その一部では生活様式の変化などによって伐採・再生という里山の循環システムが失われたことなどによる樹木の巨大化や、植林地での除伐・間伐等の保育作業が長年おこなわれなかったことによる林地の荒廃により、災害を引き起こす可能性があります。

大規模地震の発生の可能性

鎌倉市では、切迫性が指摘されている「東海地震」や、国の長期評価で今後30年以内に発生する可能性が高いと評価された「三浦半島断層群の地震」の発生が懸念されている状況に対して、災害による被害を最小限に抑えるための減災措置や、「市民及び年間 1,800〜2,000万人に達する観光客の安全性を確保が課題となっています。

緑の評価

●土砂災害の危険性を有する場所の多くは、下位面に住宅地が形成された丘陵や谷戸の急傾斜地にあり、必要な崩壊対策施設の設置とともに、災害にも強い質の高い樹林地の適正管理を起こっていくことが必要です。

(4)保全・創造の方針

○丘陵樹林地の保全と適正管理

斜面樹林地を適正に管理し、土地の植生に応じた混交林化・複層林化や直根性樹種の配植などを行って、土壌の流出防止機能を高め、地域と共存する質の高い緑地を保全することにより、都市環境の持続性の確保を図ります。

以上、注目した点を抜粋しましたが、補強された内容で、災害についての項目が緑の基本計画盛り込まれたのは、緊急性が高いと言えるからだと思います。
実際、上記にもありますように平成16年の台風22号の損害額が20億円とも言われています。緑を放置してきたツケです。今後、さらに厳しくなると思います。

特に大地震も予想されています。これからは、景観優先か防災かとなります、コンクリートによる急傾斜地の防災工事か枝打ち等の林業的手入れか、どちらをとっても莫大な費用が掛かります。土地の買収の何倍もの費用が掛かることが予想されます。手入れは長期にわたります。そうです、緑がある以上永遠です。緑には金の掛かる手入れは当然です。

斜面樹林地の手入れには、危険が伴います。誰が、やるのでしょう。鎌倉の山は危機的な状況であることは、以前から声を出してきました。そのためには、受益者負担、入山料、借景料、観光税は当然の時代が来るでしょう。鎌倉は住むには良いところ、訪れるのには良いところ、でも、金が掛かるところとなるでしょう? 緑の放置のツケ?
2010年8月20日(金)
なるほど、長い間の知恵が
知り合いの専門家に、小坂さんの鎌倉年表稿にある鎌倉鶴岡八幡宮の古絵はがき(130年前ぐらいのもの)ページを見せて、なぜ、八幡様の裏山の樹林に隙間が空いているのかと聞いた。

専門家即曰く、八幡様へは海から風が吹いているので、風通しを良くしている。また、木々の接触を避け、育ちを良くしている。さらに、下草を刈るにも、表土を安定させておくためにも、良い。また、落ち葉が腐葉土となり、活性化する。害虫対策にも良い。これは、人の手が入り、枝打ちをしている。それに、倒木や崩落から神社の建物を守っていると。

なるほど、大変参考になった。インターネットでも調べてみると、枝打ちの解説で詳しく書かれている。
山は手入れをしないといずれは暴れる。特に都市部の緑地、斜面地は常に必要だ。平地であれば作業はやり易いであろうが、斜面地は難儀だ。それだけに、よく手入れをして隙間を造り、目に見えるようにしておかなければならない。特に雑木の樹種は、定期的にかなり、根本から切ることが必要のようだ。

確かに、林業、里山といった生活形態は、鎌倉のような都市化されてところでは、極わずかになったが、長い間の生活の知恵が、上の写真から察せられる。
地産地消を兼ねて、住宅、神社仏閣の建築用材も、地元で調達できるよう樹木を育成し、日頃手入れを怠ることがなかった。

また、枝打ちされた木々は、真っ直ぐ伸び、良質な材木として、育った。また、切り落とされた枝は、薪として燃料として使われた。落ち葉も火付けとして使われたであろうし、また、雑木は炭の材木として、多く栽培された。数十年前まで、鎌倉では、生活と自然の循環型営みが行われていた。

私が10代の頃、アルバイトしたところが、燃料店、炭屋さんと言われたところ。そのころは、まだ、薪や炭が主流で、練炭、豆炭も出回っていた。そのころから、風呂を薪から、石炭へ、さらに、暖をとるにも、炭による掘りごたつ、石油ストーブ、電気こたつへと変わってきた。たき火、火鉢が懐かしい。今や、ガスストーブ、クーラーだ。床暖もある。
最後は、せセントラルヒーティングと便利極まりない。 1年中快適に? 夏は涼しく、冬暖かく? 家でなければ、飛行機で、外国へ避暑、避寒がある?

50年前くらまでは、生ゴミは家畜のえさ、屎尿は肥料であった。鎌倉の下水道の普及は遅かったが、家庭用浄化槽を持っている家庭が多く、トイレの水洗化も戦前からあったが。

地球温暖化、資源の枯渇等で、エコだ、バイオだとややこしい時代だ。循環型生活のようにも見えるが、科学的循環か。自然型は、もはや、贅沢生活か。

生ゴミでバイオというけれで、費用対効果、いや、エネルギー対効果は。バイオ施設を造るのにどれほどのエネルギーが必要か、そして、どれほどのエネルギーが出来るのか。
石油、天然ガス、原子力等のエネルギーを使って、使ったエネルギーより少ない生産をするとなると、どこか変ではないか。この辺の検討は十分されているのか。
まぁ、専門家に聞いてみたいが、養老孟司先生は、本でいろいろ語っているようだ。まだ、まだ、議論があるようだ。

私は焼却派だが、皆がどうすか。今泉のクリーンセンター再開も議長時代手がけたが、以前、深沢旧国鉄工場に一元化焼却施設を提案していた。また、迷惑施設として、熱源利用の温水プール思ったが、石油を燃やす温水プールに変わって、山崎に温水プールを強引に市は作った。今度は、バイオ? 石油等のエネルギーを使ってバイオ?

一枚の古絵はがきのことが、思わぬ方へ話が飛んだが、この絵はがきの写真のインパクトがいかに大きいかだ。
何かを暗示している。都市の緑地は、人が守る。神様ではない?自然を壊すのも人、守るのも人。 でも、天変地異は自然。9月を前に、天災か人災か、考えるなぁ。
2010年8月18日(水)
140年前の八幡宮と現代
左の写真は小坂宣雄さんの鎌倉近現代史年表稿に掲載されている明治30年末?ころの絵はがきか。
(小坂さんの了解済み)

右の写真は2008年12月末。

本殿裏の背景の樹林に注目。

明治の頃は、手入れがされているのか、樹種が違うのかかなり間が透いている。

また、舞殿前に鳥居があるが、年表には、昭和5年撤去とある。

現在の建物は、本殿他が関東大震災で崩壊し、その後、改修、再建された。

他にも年表稿には、絵はがきが掲載されているので、いろいろ比べてみました。
古い鎌倉絵はがき
   
 
2010年8月18日(水)
これは参考になる
鎌倉市の元職員(部長)であった小坂宣雄さん(85歳)が鎌倉近現代史年表稿「明治・大正・昭和・平成にわたり、年表で綴った鎌倉のあゆみ」を上梓。

慶応4年・明治元年(1868)から平成13年(2001)の133年間の年表による鎌倉の記録だ。
資料集めといい、整理には根気のいる仕事であったと思う。敬服します。

私の生まれた昭和17年の頃を見ると、4月3日:鎌倉翼賛壮年団結成発団式。4月18日:大日本婦人会鎌倉支部結成、支部長に山下久子(山下奉文陸軍中将夫人)を選出。4月:大船町の横須賀海軍警備隊植木分遣所内に大船捕虜収容所を開所、とあり、前年の昭和16年12月8日にハワイ真珠湾攻撃で日米太平洋戦争が始まっただけに、鎌倉の戦時体制が目に付く。

しかし、戦時下にもかかわらず文化活動が。3月1日:鎌倉文化連盟結成式、理事長に大佛次郎を選出。8月9日:鎌倉文化連盟が実朝生誕750周年を記念して歌碑建立。除幕式を。(山はさけ うみはあせなむ世なりとも 君にふた心あらめやも)とある。文化事業をしていたのだ。さらに、11月19日:鎌倉同人会の創設者・陸奥広吉没と。

とにかく、見ていくと興味が尽きない。本当に面白いし、参考になる。有り難い。ご苦労様でした。大いに参考にさせて貰います。

また、年表の最初の年である慶応4年・明治元年(1868年)で、目に付いたのに明治維新の年でもあり、その影響がいくつか。
3月に神仏分離令、神社内から仏像、仏具類撤去を布告。官軍先鋒総督橋本実梁等が鎌倉に軍を進める。4月鎌倉13ヵ村が韮山県管轄。7月に江戸から東京へと改称。9月8日に明治と改元。12月に鎌倉13ヵ村神奈川県の管轄に。

特に、この年、9月19日にあることで、官軍の鎮守府、鎌倉五山その他の社寺に対し庶民への貸し金の返済督促を禁ずると。
徳政令か。やはり、庶民を味方に付けなければ、政治は安定しないか。 平成の徳政令もあると良いなぁ。

さらに、この年表稿に掲載されている絵はがきが貴重で参考になる。小坂さんは、鎌倉絵はがき1000枚以上の収集家とか。
2010年8月17日(火)
どうもすべての発想に基本は人口問題かも
環境問題を考えるに人口問題を考える必要であることが、人口増加の数字を見てよく分かる。 また、ここ、100年間の人口増加の推移を見ると、まさに人口爆発である。

インターネットで人口関連の資料を調べてみると、その凄さに驚いてしまう。グロバール化の時代と言われるが、食料の自給率のことを考えてみても、世界の人口推移を注意しておかなければ、どこで、どんな紛争が起きるか分からない。ましてや、日本の生活水準が、中国、インド国民にとっても、同水準になることがいずれは予想されるし、さらに、先進国他、後進国といわれている国でも、格差はあるにしても、かなり生活水準は上がってきているようだ。

これからの生活水準向上が世界的規模で広まっていけば、資源、食料、エネルギー、環境問題は、かなり、緊張状態になるであろう。

日本の人口の推移。

統計に関しては、総務省が発表している数字が正確性があるかも知れないが、いろいろな学者の説があるので、アバウトで推移を見てみた。

明治の初期 :3400万人      私の生まれた頃昭和17年  7000万人   昭和25頃年 8400万人   昭和42年頃 1億人突破 現在 1億3000万人

世界の人口の推移。


1900年頃  20億人。 私の生まれた頃 1942年 23億人。  昭和25年頃(1950)  25億人  昭和45年(1970)  40億人。  現在(2010) 68億人。

100年間で40億人増。1900年から50年間で5億人増。1950年から50年間で35億人増。 2000年から2010年の10年間に8億人増。 

また、世界の人口の4割が、中国人とインド人であると。 人口爆発の背景にエネルギー革命、食糧増産が拍車か。

中国、インドの経済の成長はめざましい。 さらに、生活水準も中国沿岸では、かなり高いようだ。日本では少子化現象。子育てが大変?高学歴?高生活水準?

食料自給率(カロリーベース)(2003)

アメリカ128% フランス122%  ドイツ84%  英国70%  「平成19年度 日本40%   東京都1%  神奈川県3% 」 (本当?信じがたい)

さらに信じがたいのは、日本の食料事情で、食べ残しが3割あるとか。食生活改善か、世界の人口を考えての食糧自給をか、地球規模のバランスを。

エネルギーの自給率(2005)

日本4%(19%) アメリカ61%(70%) フランス7%(50%) ドイツ27%((39%) イギリス78%(87%)  ( )内は原子力を国産とする。

石炭依存がまだまだ外国では高いのに驚いた。中国では70%以上が国内産石炭。 環境問題も大きいと思う。

これらの数字の見方、考え方等で、どう考えるか、今後、検討してみます。ただ、日本だけで環境を考えても解決着かないが、鎌倉だけでも無理。踊らされないように注意。
 
2010年8月17日(火)
生まれて 生きて 生かされて
ガンの手術を受けて2ヶ月。順調に快復しているとはいえ、リハビリの身。いつ何があるか分からない。それは、誰でも同じであろうが、死を意識しないとは嘘になるが、生きることを考えて元気なうちは頑張ろうと思う。

でも、ときどき、遮る死のこと。そんなときは、生まれて、生きて、生かされてと。念仏みたいなもんだ。残された人生、出来ることは、やる。出来ないことは断る。所詮、気まぐれ人生みたいな過去だった。これからも、熊さん、ハッゃんスタイルかも。

先日、読売新聞を読んでいたら、歌人 河野裕子さんを悼むという記事に、目が囚われた。あぁ、歌を詠む方は違う。ハッとした。何か、気が晴れた。

記事中にあった歌を。

この世にはこの世の時間があるばかり風花に濡れて治療より帰る 『歩く』

生きていゆくとことんまでを生き抜いてそれから先は君に任せる   『葦舟』
2010年8月14日(土)
みんな頑張っている
猛暑のためかバテ気味である。2ヶ月前にガンの手術をしたこともあり、今年の夏は特にである。それでも、毎日、リハビリのため、予定のコースを元気よく歩いています。  

ところで、私の関係している3つの音楽グループのコンサートがこの8月に開かれる。今朝の朝日新聞にNYの垂水バイオリニスッのことが。みんな、頑張っているなぁ。
私も、ささやかな応援しています。多くの支援のもとに、続いていることが嬉しい。 元気なうちは少しでも頑張って応援しています。
 ☆アイラブコンサート鎌倉第3回。 8月16日鎌倉芸術館にて。  出演・音楽を通じて愛と平和の音楽大使と称賛される「垂水バイオリニスツ」長崎での世界平和を祈念したコンサートに出演後、鎌倉へ。共演に地元のアマチュア団体「垂水エイジレス・ワンダーズ」25歳ー88歳の生徒さんたち。鎌倉生まれのジャズマン牧野竜太郎他( 牧野竜太郎ブログ )。

アイラブ鎌倉とは、企画事務局の林さんと、鎌倉雪の下大御堂の縁。第1回の歌手・沢木順氏との縁も。また、2回目の4年前に来日した垂水さんと国連職員の合唱団の訪問先に児童ホームを行政担当を通して斡旋。また、今回、音楽交流として、音楽フアンの小中学校生徒40名招待を教育委員会に斡旋をお願い。実現することに。
☆第5回鎌倉 ニューオリンズジャズフェスティバル。 8月19日 鎌倉生涯学習センターにて。 企画・主催:タン楢原とナレイオアイランダース。 出演:トーマス・フィシャー とニューオリンズオールスターズ。
ニューオリンズのハリケーン災害に少しでも救援しようと立ち上がったジャズフアンの楢原さん、平野さん等とは古ーいお付き合いの先輩です。私も少しでもお手伝いを。

また、50年前に知り合ったアメリカの美しい恋人はルイジアナ出身でした。その恋は運命によって引き裂かれましたが、思いだ出すと、ルイジアナ・ニューオリンズが。
いつも、声を掛けてくれる、楢原夫人、有り難う。入院してましたと言ったら、心配していました、頑張らなきゃと励まされました。有り難いものです。
☆第6回 身体にいい音楽会。 8月21日 藤沢市民会館 小ホールにて。 主催・NPO 癒しの医療を考える会。 夏の疲れをクラシックで癒しませんか。カルテット・フルート・クラリネット・ハープ。お話・「音楽と健康について」 湘南鎌倉総合病院副院長 小林修三。

癒しの医療を考える会とは、会でお話をしていただいている湘南鎌倉病院の副院長である小林修三先生、人工透析の患者会である腎友会の顧問を、先生と私がしているので。また、誘われて、NPO 癒しの医療を考える会の理事にもなっています。

夏の会は、6回。また、春の会は10数回。今年の春には、いつも、指揮をとっている山田和樹さんが熱演。そうです、あの小沢征爾さんも優勝したことがある、ブザンソン国際指揮者コンクールで山田さんが優勝、その直後でしたから。すばらしい。それにしても、小林先生他、若い音楽家達を育てているのには敬服します。音楽と医療両面です。
2010年8月13日(金)
比べて見ると
右の写真は昨年11月30日に撮った、議会棟裏の御成小学校通学通路の紅葉の風景。
どうやら、剪定されたのは銀杏ではなく、ケヤキの木かも。銀杏の紅葉は今年は楽しめる。しかし、大きくなる前に剪定すれば、安全であろう。
四季折々の変化があるのは、落葉樹。常緑樹で囲まれた鎌倉は緑一色であるが、季節の変化を楽しめるのは、落葉樹、常緑樹の混在が良い。

「春は花 夏ホトトギス 秋は月 冬雪冴えて涼しかりけり 」 道元老師  この歌は鎌倉で道元禅師が詠んだと哲学者の山折哲雄先生による。また、鎌倉に居られたノーベル賞作家で川端康成鎌倉名誉市民が授賞式の講演で、美しい日本の紹介として取り上げたとも。

今年の夏は猛暑で、風雅な心境どころか、蝉の鳴く声も暑苦しいと感じるのは私だけか。天候の変化は万物共通の原則と同じ?エントロピーの法則?
こんなことでも、考えないと、頭が狂いそう。  「数式や 暑さ忘れて 眠くなる 」 ハイ、数式を見ただけでも眠くなります。