鎌倉発電送かわら版(最新版)

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自衛隊観閲式(10月28日 朝霞駐屯基地)
2008年8月9日(土)
損害賠償請求はあちらこちらでも
岡本マンション問題で損害賠償請求がクローズアップされているが、25年前、鎌倉市でも市長が高額退職金の制度の優遇制度を、条件が満たない助役に対し適用したことで、市民から訴えられ、敗訴となったがすでに、市長は故人となっていたので、数千万円の損害賠償は遺族に対して請求されることとなった。 しかし、市の行政処分の責任は、最後は市長の個人の責任ということであったが、遺族に対しては余りにも高額であったので、和解となり、遡及されて救済された。

しかし、最高5000万円台であった市の職員の高額退職金制度の改正が緩やかになり、行革推進をしていた松中、石井、松尾議員等が猛烈に反対行動を取り、5党相乗りの現職小島市長を倒した。行革市長の中西市長を誕生させ、退職金は国家公務員並、市制度の50%まで引き下げることが出来た。しかし、行革市長が、年間、数億円の赤字を出す、芸術館を建設したため、又、猛烈な行革運動が起り、中西市長は市長選落選となった。

石渡市長は広町緑地買収を110億円で手がけたが、その買収価格は住民運動の鑑定評価額より、30億円以上高い金額であった。買収に関わる手続きに対し、住民からも監査請求、住民訴訟も行われたが、却下された。

そのとき、話題になったのが、京都市の土地買収でぽんぽん山住民訴訟だ。その賠償金に驚かされた。
元市長に対し、最高裁で、大阪高裁が金26億1千万円の賠償を命じた住民訴訟の判決が確定したから。

その結果、市議会での審理に関して は、市長が説明責任を果たさなかったこととともに、議会としてのチェック機能が働かなかったことを厳しく断罪されたものであったと言われた。

最近、市民病院のような公営病院の医療ミスで高額な賠償訴訟になることが報道されているが、賠償問題が産科のように医師不足といったことの一因にもなっている。鎌倉の医師会による産科開業に対しも、この賠償時のことは大きな課題であった。

平塚市が競輪事業から撤退した鎌倉市に対し、2億円の訴えが起こされているのも、最近のことだ。

鎌倉市の教育現場でも教師による不祥事で慰謝料請求案件が、連続起きている。

偽装生コン問題では、鎌倉市内でも被害を受けた官民の工事があったが、藤沢市では損害賠償請求も検討してるとか。

また、ゴミ処理広域化離脱で、葉山町に対し、横須賀市、三浦市から1億4800万円の損害賠償請求が先週、発表された。葉山町が支払わなければ、横須賀市、三浦市は訴訟を起こすという。

日本もアメリカ並みになったと言われるのが、慰謝料請求、損害賠償請求である。行政もこれまで以上に、司法での決着ということが予想される。チェック機関の議会は、相当、チョック体制に力を入れないと議員は無報酬で、議会は夜間やればいいとの声が出てくる。国の調査会では、すでに出ているが。

鎌倉市議会も、100条の特別委員会が設置されているが、これからは議会が100条議会となっていく兆候かも知れない。かなりの、法律知識が議員に要求されていることで、議会側にも、調査機関、顧問弁護士等必要となって来るであろう。

もはや、パフォーマンスやどぶ板といっただけではなく、チェック能力、法律知識、調査能力が要求される。そうだ、政党は当然、全てが整っている政治集団だろう。一致団結で取り組む政策集団は、市民の味方になる。こちらは、一人で、トボトボと行くしかないか。でも、周りに強い味方がついている?
2008年8月9日(土)
よく言うよ、、市民の利益を守るだって。
岡本マンション問題の裁判で、原告である事業者から訴訟告知を受けた市が、市民の利益を守るため訴訟参加を決めただって。
まぁ、よくもここまで言えるなという思いをした。そもそも、市は、事業者の利益を守るため住民、市民、議会の言うことを聞いてこなかったではないか。ましてや、開発審査会の一回目の裁決も素直に従わなかったではないか。以前から問題があった開発地であったから、最初から慎重にするべきで、開発が許可されないことで、事業者が市を訴えてきてからでも、良かったはずだ。

住民の声をじっくり聞くことなく、議会の議決にも軽視し、業者側の姿勢を貫いてきたのが市ではないか。それが、事業者側から敗訴の場合は損害賠償請求すると言われたら、訴訟参加で、今度は市民の利益を考えてのことだって。こんな、姿勢だったら、事業者の損害賠償請求も回避できないのではないか。

つまり、市民も、事業者も信用しないから。ましてや、議会の中でも、信用する議員が何人いるだろう。
そうだ、市民農園の損害賠償問題で、問題化したのが旧鎌倉同志会だ。威勢が良い正義感溢れる議員団であった。現在も活躍している議員がいる。彼らのことは、今でも語りぐさになっている。 やるときは、やると。でも、1000万円の損害は、関係職員で負担。上の責任は問われなかった。つまり、シッポ切りであった。その後、2人の助役はすぐ、辞めたが。

関谷のバイオの用地買収問題でも、素直に農家、住民の声に反応すれば、ドタバタ騒ぎは起きなかったはずだ。坪、数万円しかしないのに、30万円近い単価で買収しようとした。その根拠となる事業者からの書類検査で、現地調査をしていなかった。議員から追及されると、市職員の現場確認で、買収単価の条件が満たされていないことが発覚。あれほど、買収しなければいけないと言っていたリミットの3月31日に、契約断念とメチャクチャ。

これらいくつとっても、市民の利益を考えての行政でないことが分かる。今優先している姿勢は、責任回避、自己保身、その場しのぎ、あげくに、自分に来る損害賠償請求回避である。最後は、責任のすべては市長個人でなんてことにならないように。なっても、全て、私の責任ですと潔いか?それとも、職員が、全て、責任は私たちが取りますと言うか?

市長は、年がら年中、岡本マンション問題等を起こすことが、市民の利益でないと考えるべきである。損害賠償請求以前の話だ。それには、住民、市民の声を聞くこと。それとも、強力な与党、大物政治家いるから大丈夫?陰の声か?コソコソ、ヒソヒソ、クスクス、ニヤニヤ?やった方が勝ち?
2008年8月8日(金)
何か会った思い
毎年、8月の今頃は、八幡宮のぼんぼりを見学。何か出会った思いがする。その中で、いくつか写真を撮ってみると、面白い。今年は、書を中心だ。
ぼんぼりの中の明かりが、醸し出す雰囲気がこうも違うのが、気持ちを洗ってくれる。暑さはまだまだ、続くだろうが、秋が忍び寄る。

一ヶ月後の今頃は、議会はバトルか。選挙まで半年ちょっと、ここらで目立たたないと、消えていく?石渡市政に秋風が吹き始めたか、いや、いや、猛暑の後は、一気にフリーズか? 今のうち、ぼんぼりでも見ておくと良いのかも。 この後、ドカーン、ドカーンの花火だ。でも、終わると淋しくなるのは鎌倉生まれ、鎌倉育ちの宿命か。天下国家を論じるより、誰がどうだ、彼、彼女がどうだと仲間と語り合って、飲んで、食べてのぼんぼり見学。

すっかり浮き世を忘れて、ぼんぼりをのぞき込む我は、まだ、まだ、この世に未練と救いを求めてか。良い出会いがあったかは、年と共に懐かしい。
2008年8月8日(金)
損害賠償請求の回避より危険回避が先。
岡本マンション問題で、県から不許可裁決に対し、事業者は不服とし県を訴えている行政訴訟で、市が事業者側に補助参加したことを、議会全員協議会で石渡市長から報告があった。 

市側は業者が敗訴した場合は、行政指導した市に対し損害賠償請求の訴訟を起こすとの訴訟告知を事業者から受け、市は、損害賠償回避をし、市民の利益を守るためと説明した。

なるほど、事業者が言っていることは違う、行政指導をしていないから市は、裁判の場で主張することが出来るとので参加するというのも説明の論理としてあるんだなぁと思ってしまう。

でも、まだ、事業者は、許可処分をしたのは市ではないか、その責任を取れ、でなければ、損害賠償を請求するぞと言ってないので、そうなったら、市はどうするのか。

言ってきているのは、行政指導での損害賠償請求に対しであるのに、もう、市は、責任回避、損害賠償請求による市民の利益を守るためと言っている。これじゃ、金の話ばかりではないか、業者が、損害を極力抑えるのは当然であるが、まだ、まだ、どうなるか分からない裁判の成り行きで、市は損害賠償請求に異常反応しているように見えてしょうがない。

金の話は裁判に任せて、今、市は、工事途中で止まっている現場の危険回避を早急にやるべきである。相手がある、業者の了解等すぐ市は言うが、これも、損害賠償請求回避ではないか。市民の安全は未だ。2年近くも工事が止まっていることが異常であるである。

市民の利益と言うが、住民、市民の安全をどう考えているのか。岡本マンション問題に対し、議会決議もある、市民からの請願採択もある。議会から批判が起きるのは当然であるが、訴訟参加を認める議員?もいるのだから、市長は心強いか。安全対策、原状回復の説明ものらりくらり、いつのことやら。

しかし、市に対する損害賠償請求を回避するというが、市に損害を与えたツケは、担当、市長に市民から損害賠償請求がいくこともありうることも肝に銘じておくことが大事だ。

逃げられませんどこまでも続く損害賠償の泥沼。もうすでに、事業者は莫大な損害を受けている、そのため、訴訟を起こしている、市は、敗訴した場合、業者からの損害賠償請求回避、市民の利益のため訴訟参加するなんていうことに、事業者は納得いくのか。事業者は勝つため訴訟を起こしているはずだ。市は、敗訴したことを想定して、訴訟参加か。勝つための訴訟参加ではないのか?

私が事業者だったら怒る。どうも、市の及び腰が、さらに、損害賠償請求の泥沼の深みに沈むことに拍車を掛けている。でも、いずれ、誰が、なぜ、どうしてこうなったのか分かるかも? 誰が一番悪いのか、最終的に責任を取るのは、いずれにしても、このままでは、損害は莫大?

市長の責任となると、市長を辞めても責任はずーっと続く。大変だ。裁判もずーっとか? 市民も怒り、事業者も怒る責任回避の泥沼? 議会は?
2008年8月6日(水)
もう、参った。
猛暑、猛暑と続けて申し訳ございません。家のブーニャンネコもダウンです。机の下に入り、参った。

猛暑の中で、大町、小町の商店が火事。被災者、近隣の方には、お見舞い申し上げます。

連日の火事で、煙の中に入り必死の消火活動する消防士、消防団員には、本当に頭が下がります。

酸素ボンベが、20,30分くらいしか保たないので、交代する頻度と回数が多いと、

猛暑の中では、耐火消防服着ての消火作業は、脱水症状等による危険で激務活動だ。

火消し魂を持つ方の仕事、使命とはいえ、ご苦労です。 市民にとっては、心強いですが。

また、地球温暖化の影響か、各地で異常出水の短時間豪雨。 

どこかおかしい天候。 地球温暖化による危機は、予想より早いのかも知れない。

ここらで、真剣に文明享受のあり方を考えないと、自然の逆襲に会う。今更が一番怖いかも?
2008年8月5日(火)
猛暑にも負けず、魅せた球児たち。
猛暑、炎天下の51回大船地区防犯少年野球大会決勝戦、表彰式に出席、白球、熱球を追う球児たちに感動と興奮をおぼえる。

あぁ、思い出した宮沢賢治の詩を。

雨にも負けず

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず

野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行って看病してやり 西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい 北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい 日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず

苦にもされず そういうものに わたしはなりたい


有り難う球児たち。忙中閑、一服の清涼剤を得た。

2008年8月3日(日)
何か、惨めで、哀れだ。
岡本マンション問題で、市は、訴訟参加するという。 はじめ報告を受け、担当職員の顔を見たとき、市民農園の告発問題を思い出した。
10年前、市民農園用地として買収した土地問題で告発問題まで発展し、8年前国税から土地所有者に対し、売却利益に対し所得税の追徴があった。それは、市職員の公文書偽造、土地買収目的の誤りに対してであった。約2,000万円であった。市と、売却した所有者と折半で和解した。

追徴金1,000万円は市側が払うこととなったが、担当職員が市に損害を与えたということで、市職員の個人責任となった。なんと、幹部は責任を取らず、現場職員の責任で終わった。シッポ切りである。幹部の判断が無くて、1億円の土地買収があるわけがないのに、担当職員の責任となったが、1000万円を7人で負担、一人、150万ずつ払ったと言われていた。担当職員に対し、同情の声しきりであったが、反論する勇気もなければ、やってしまったことで、諦めたのかも知れない。

それから、何か、起きたとき、幹部が責任を取ってくれないこともあるので、3000万円くらいの損害保険に加入したと職員が言っていたことを思い出した。

今回も、市の行政処分に対し、2回不許可の裁決が県、開発審査会から下り、市の判断は、取り消しとなった。事業者は、松沢県知事に対し、不服の訴訟をおこし、負けた場合、市に対し損害賠償を請求すると事業者が伝えてきて、訴訟参加の告知もした。事業者にしてみれば、市に対する損害賠償請求は当然のことと、1回目の時から言われていた。それはそうだろう、事前に相談して、手続きを取り、行政処分は市がすることだから。

それに対し、市は、損害賠償請求となると、びっくり、訴訟参加となったようだ。担当職員にしてみれば、損害賠償の責任を取らされてはたまらないから、避けたいのであろう。まず、幹部は責任を取らないであろうと思う。市民農園の土地問題でも明らかであるから。
とにかく、職員は一生懸命やっているのだろうが、担当職員が惨めで、哀れだ。同情したくもなるが、議会決議、市民優先を考えると、鬼にならざるを得ない。

開発審査会での結論は、上級官庁の判断である。であるから、松沢知事を相手にしての訴訟である。鎌倉市長は、知事に対して訴訟参加するのであるから、大したものである。

そういえば、松沢知事を相手に、告発、訴訟をおこした鎌倉の大物政治家は、その後、さらに、大物となって活躍しているようだ。鎌倉市長もさらに、大物になるか。でも、市民側に立って行政指導し、事業者から訴えられたら、市民側に立って応訴すれば、納得いくが、事業者側に立って訴訟参加するとは、これからの成り行きを注視したい。ここまで来たか、岡本マンション問題。かなり、深刻な事態だ。猛暑の上、さらに熱風が吹く。損害賠償請求でフリーズするのは誰でしょう。勝か、負けるかはまだ、まだだ。鎌倉で一番暑い日は、これからだ。
2008年8月3日(日)
猛暑の中を見学
思わぬことから世田谷とのふれあいが生まれた。先月初め、世田谷パッブリックシアター(世田谷区三軒茶屋・キャロット内劇場)の友の会のメンバーが30名が鎌倉巡りをするので、東慶寺内水月観音等を紹介して欲しいと友人から言われた。世田谷には、美術館、文学館、劇場があり、3館の協議会、友の会があり、約2、000名いるとのこと、日本で一番大きい。そうだ、世田谷と姉妹都市ではなく、市民交流、文化交流が出来ないかと、思い、友の会(会長・渡瀬 靖夫氏)に呼びかけた。鎌倉市から金川渉外部長も同席して貰った。話も弾んで、是非、世田谷のふるさと区民まつりを見学して下さいと招待を受けた。世田谷区役所内にはふるさと交流課があり現在、青森市をはじめ35自治体と交流。鎌倉との姉妹都市である萩市にも縁がある。世田谷には松陰神社があるから。

猛暑の中であったが、松尾、山本氏等と世田谷美術館、日本中央競馬会・馬事公苑におけるふるさと区民まつり会場を訪れた。美術館では、、渡瀬会長、友人の元神奈川近代美術館館長で、酒井現世田谷美術館館長等が出迎えてくれた。鎌倉市でも大いに参考になる美術館である。

また、会場では、世田谷区議会の大場議長等が出迎えてくれた。また、JCのOBで区民まつりの副会長である朝生氏等が会場を案内してくれた。JCの松尾君にとって、仲間が多い。さらに、ふるさと自治体交流会会場では、熊本区長をご紹介してくれた。思わぬ方にもあって握手をした。越智元国会議員。福田首相の義兄弟。東慶寺で毎年、座禅会で同席する。あぁ、これも、東慶寺の縁か。

訪れたのは昼間であったので、猛暑の中であったが、ふるさと物産展は並木内で行われており、人出に驚いた。まつりの二日間の人出は、四〇万人近くだそうだ。とにかく、馬事公苑の場所が、素晴らしい。 世田谷ふるさと区民まつり  世田谷区ホームページ

世田谷とは湘南ライナーで、鎌倉とは現在、1時間で結ばれている。恵比寿、渋谷、半蔵門線、東急が便利である。
また、世田谷とは、人口は84万人と鎌倉の17万人とはかなり違うけれど、民度から似たようなものがあり、お互いにあるものもあるけれど、無いものもある。あっても、違うけれど刺激し合う、気になる思いもする。世田谷は緑の面積も広く、環境問題にも積極的に努めている。大学も多い。文化施設も充実している。鎌倉には、海がある。神社仏閣と歴史的資源がある。何かと、似通っているようで、違うが、気になる。それが良い。

住んでみたい町では、鎌倉、世田谷は日本で上位。これからもよろしく。

大崎鎌倉商工会議所会頭の提唱したホスピタリティ(もてなし)が大事。それも、何気なく。末永く、おつきあいするためにも。
2008年8月1日(金)
コピー機1円落札でも、儲かるカラクリは
鎌倉市教育委員会が行った市立小中学校のコピー機4台購入入札(予定価格142万円)で、業者が4円で落札した。寄付してくれたような思いで、大歓迎であった。
ところが、新聞記事を見ると、一台一円でも、儲かるというのだから、摩訶不思議である。コピー代一枚当たり6、3円で数年赤字でも、最終的に黒字だという。 となると、以前から市が購入していた全機種の、購入代金、コピー代の検証をすべきである。本庁舎はもとより、学校はじめ全教育施設、公共施設で使っているコピー機である。

これから、コピー機の入札は、コピー機は一円で、コピー代の一枚単価(用紙込み)の入札でやればいい。その前に、全機種の費用検証を行うべきである。簡単に行うことが出来るではずだ。ナンバーは記録されているはずだから。

それにしても、鎌倉市の契約は、どうなっているのか。体育施設指定管理者選定では、三菱系の共同事業体が900点評価で、次点事業者より一点優れているからと価格では高いのに契約したり、3月中にどうしても買収しなければならないと言っていた関谷バイオ施設用地も3月31日に、契約取りやめ。共産、ネットは賛成討論していたのに。その後、全然、音沙汰なし。確かに市の土地はある。広町、JR跡地、山崎下水道処理場隣地等があるがどするのか。農業に、バイオ施設は役に立つなんてことを言っていた方もいるなぁ。なんか、大農場のある鎌倉に聞こえたが。いや、用地は買っても、建てさせませんとの声も聞こえてきたなぁ。CDだけど。なにか、山崎、山崎なんて声も、真夏の夢か。私は広町が良いと思うが。

腰越漁港改修契約案件も、別件で、東京地検あたりが動いて、西松が辞退したため、契約議案は、6月議会では、無し。再度入札やり直しか、一気に随意契約との話もどうなっているのか。工事が遅れるのは、止む得ないが、偽装生コンに巻き込まれることもあるから、慎重にした方が良い。

そうだ、電動生ゴミ処理機の助成金4万円でも、儲かるなんて話もあったが、その後どうなったのかなぁ。売れているのかなぁ、聞いてみよう。
2008年7月28日(月)
業者側に立つ鎌倉市
絶対絶命のピンチに追い込まれた石渡市政。岡本マンション問題は深刻である。そもそも、事業者側に立って、事を進めてきた。住民が県開発審査会に審査を要求すれば、問題ない、勝ちますよ、それが、許可取り消しとなれば、審査員は変わっているとか、議会の反対にもかかわらず、軽微な変更で何とか切り抜けようとした。再度県開発審査会に審査請求されても、勝ちますよであった。

事業者が行政指導あったから、訴訟参加を告知してきた。行政指導があったかも知れないが、議会から軽微な変更ではおかしいと指摘されたのに、許可処分を強行してしまったことは、市が判断したことであることに間違いない。これからどうするのか、議会で石渡市政を支えるのは誰か。特に、岡本マンション問題で石渡市長側に立っていた議員はどうするか。

それにしても、石渡市政の2期目はどうしてこんなに、問題が連続して吹き出しているのか。
古都法違反から始まり、、市街化調整区域で、都市計画法違反、農地法違反、岡本マンション問題、観光ナビ、観光パンフ、教員の不適切行為、世界遺産推進の不適切事務、保育料不適切事務、豆腐川開発で、議会が道路不認定、関谷バイオ施設土地買収問題、世界遺産登録延期、生コン偽装のマンション、あぁ、取り上げれば切りがない。100条の調査特別委員会が2つある議会だし。

これら、どれ一つとっても市長の責任が重いし、何度か首が飛ぶような案件が続いているのに、石渡市長は保っている。きっと、全部きれいにしていくのかも知れない。でも、巨額の賠償金なんてことになったら、どうするのか。周りの責任か、自業自得か、余りにも酷だ。
これだけの問題を背負ったら、私だったら、逃げ出すか、辞めてしまう。もう、とっくに潰れている。石渡市長は不思議な方だなぁ。
気にするなと言われても気になってしまう。9月はどうなるか。議長が何とかするだろうは、やめて欲しい。
2008年7月27日(日)
言った、言わない、聞いた、聞かないが問題
岡本マンション問題は、現在、事業者による訴訟問題に発展している。さらに、ここに来て、市へ訴訟参加の告知通知があった。結果次第では、損害賠償請求訴訟にも発展する可能性がある。それも、想像を絶する巨額な数字である。事業者にしてみれば、市、担当、最後は市長の責任を問うのであろう。

現在、100条の調査特別委員会を設置しているので、成り行きを見守りたい。しかし、行政の指導の内容で、「言った、言わない、聞いた、言わない」といった場面が予想されるとので。これからは、行政の発言したことは、メモ、録音、メール等はしっかりと取っておくべきだ。

事業者が事前相談、住民、市民、議員が行政と交渉したときは、録音を取ることにしておいた方が良い。行政は当然のこと。これらのことから、裁判に発展し、証拠となり、何億円の損害賠償に発展しかねない。大分県の教員採用事件では、役人が正直に、次々、しゃべっているが、口利きも、いずれは、はっきりするが、記憶にない、忘れたなんてことになるとやっかいだ。

関谷のバイオ施設問題で、地元農家と議員のやりとりが録音されていたので、議員の真実の意見がはっきりしていたことも、記憶に新たである。
大分録音CDは回っているが、これからもこの様なことは、出てくるであろう。オフレコなんてことは通じないかも。また、密室でも。

口利きや集会での発言も録音されているとのこともありうるので、事件化されたときには証拠になる?かって、もみ消し工作で、テレビが隠し撮りしていた楢崎国会議員のケースがあったことも思い出される。

それにしても、岡本マンション問題は、石渡市長にとって、行くも地獄、行かぬも地獄と言った声が出ている。かなり深刻な事態になろう。
原局は録音しておけば良かったのにと思うが、どうなることやら。道路問題がある許可処分は慎重にしましょう。いつ、裁判、損害賠償請求になるか分からないから。
2008年7月26日(土)
パブリック・アートのファーレ立川
13年ぶりに立川を訪れた。すっかり、大都会になっていた。パブリックアートでいっぱいのファーレ立川もすっかり街に馴染んでいた。
高島屋、伊勢丹等の大型店も出来、駅周辺の整備は、広い道路もあり、落ち着いた風景である。夜になると、多摩にこんな大都会がと思う。
しかし、思い切った再開発は、気持ちが良い。大船の再開発も、この様な町並みになったら良いと思う。それには、道路が先。大船駅中央口から芸術館への道を早く完成すべきである。パブリックアートもあると良い。それから、建物だ。

 ファーレ立川
2008年7月26日(土)
炎天下37度の大渋滞に巻き込まれる
24,25日立川市で関東議長会が開かれた。24日未明東北地方岩手県沿岸に震度6強の地震が発生、寝不足気味の朝の出発であった。一ヶ月前に宮城内陸部で震度6強の地震があったばかり、「災害は忘れたころにやって来るではなく、忘れないうちやって来る」で地震、災害が発生するここ10数年である。

また、立川での会議前に、10時半から横浜で神奈川県防災協会の理事会があり出席、余りにも偶然とはいえ、災害の話題に尽きない。防災会議は、関係職員等の研修を扱っているところだが、その重要性大である。

理事会後、立川まで、車で行ったが、車外気温36度。会議前に昭和記念公園を見学しようとし、広場に行ったら、人がまばら、37度あるかも知れない。立ってて苦しい。24日3時からに理事会、翌日、視察先として立川防災館。立川飛行場の跡だけあって、施設は大きい。

防災館の周りには、東京消防庁防災施設、(防災館、訓練場、航空隊ヘリポート、立川消防署、多摩災害救急情報センター)、自治大学校、立川地域防災センター、国立災害医療センター、立川警察署、昭和記念公園、陸上自衛隊立川駐屯地、警視庁多摩総合庁舎、警視庁第4機動隊、国交省立川合同庁舎、海上保安庁試験研究センターと防災関係施設がいっぱい。
8月末、鎌倉の防災訓練でヘリコプターに載る予定であるが、ここ自衛隊立川基地からへりが飛んでくるはずだ。鎌倉、立川間15分くらいとか。

防災館では、体験学習として、震度7の地震をトライ。とても立っていられない、テーブルの下に入ろうとしても、脚に捉まっているのが精一杯。テーブルに頭をぶつけて、本体験であった。まさか、東北地震の直後に、地震体験室を視察するとはタイムリーであった。また、応急救護訓練室人工呼吸、胸骨圧迫の訓練を受けた。AEDの扱い方だ。簡単なようでハードだ。でも、初めての体験であったので、参考になった。実際の場面では、難しいと思うが、勝手が分かる。

また、防災ミニシアターでの体験は、プラネタリウムのようなドーム型のスクリーンに地震が起こった街の状況をリアルに再現した迫力満点、臨場感あふれるもので、かなり、緊張した。サウンドや椅子の振動がさらに、一瞬、恐怖に陥れる。
この体験は、酔いが伴う。我に返るまで、ふらり、ふらりであった。阪神淡路震災時の撮影画像も入っているので、かなり考えさせられる。この映画を見ると都市部の地震は、かなりひどいことになることがよく分かる。

最近の宮城、東北地震も山間部であってもかなりひどい。中国、四川地震となると想像を絶する。同じことが都市部でもと考えると、偽装生コン問題は、恐ろしいことだ。阪神淡路地震の時の食料対策部長の友人から聞いた話だ、地震時に一番必要なことは、、道路、幹線路確保であると。瓦礫と大渋滞で、交通路は完全マヒになると。
鎌倉の道路状態は、遅れている。災害時優先道路を。また、斜面地開発、マンションは十分検証を。

昼食後、横浜で地方分権シンポジウム。立川を12時20分に出発、中央道まで順調であったが、途中高速道路が渋滞、環八に出て、また、大渋滞、車外温度は37度、社内のクーラーも何とかであった。でも、途中で、水分補給。2時間以上、37度の炎天下でノロノロ運転であった。交通情報に、沿道火災と表示されていた。第三京浜の入り口近くの交差点際が火災現場。これでは、環八は大渋滞だ。火事で大渋滞、大地震時はどうなることやら。

とにかく、天変地異は恐ろしい。いや、天災だけではない人災も。

でも、会議には、10分遅れで済んだ。第三がすいていたから。

立川防災館はこちら

2008年7月23日(水)
あぁ、日本の教育を悪くしたのは教育委員会もと
大分県の教員採用問題、教員人事昇任問題のことが連日報道されている。どこまで墜ちるか、底知れずだ。
鎌倉の市議会に、教育問題に熱心な議員がいた。必ず一般質問に教育問題を取り上げ、日本の教育を悪くしたのは、日教組と恐れることなく吠えまくっていた。議会だけではなく、雑誌に執筆するやら、議員を辞めても、全国行脚で講演を続けている。

会えば、日本の教育を悪くしたのは日教組と話が止まらない。でも、今回の教員採用、校長他昇任人事問題の報道を見ると、呆れた教育委員会が明らかになった。これでは、日教組だけではなく、教育委員会もと言われてしまう。

でも、真面目にやっている教員、職員にとっては迷惑な話である。いや、教育は悪くなっていないと言えるかも知れないが、事件発覚で、どうなることやら。子どもたち、生徒にとっても堪らない話である。影響が大きいと思う。何と説明するのか、静かに見守るしかないのか。いつ、収まるやら、これからの先が見えてこない。ことが、教育現場での先生、教師、教員、職員の話なので、恐ろしい。

ところで、先生、教師、教員、教授の違いは?政治家も先生と言われるし、お医者さんもだ。先生と言われるのも、肩身が狭い時代だ。ずーっと生徒でいたいなんて若者がいる時代か?若者の得体の知れない事件が多いのは、教育の問題か。

ここらで、じっくり考えないと、恐ろしい社会になる。突発的事件が多すぎる。それも、殺人、傷害事件が連続だ。
頭がむしゃむしゃしたり、頭にきたから、やっちゃたですまない。誰が悪いとかではなく、なぜだから始めないと。難しい時代だ。でも、取り組まないと、手遅れになる。愛情の問題か、文明の問題か。なぜか勇気がいる。黙っていようとする。
2008年7月23日(水)
私は選挙の神様と言ったら
小町の納涼まつりの席で、林国会議員が参入、放談会となった。私は選挙の神様だよと言ったとたん、高橋会長はじめ周りの人から、マッチュー、何を言っているんだ、下位当選したことがあり、みんなに心配掛けたではないか言われてしまった。

そりゃそうだ、19年前の選挙では、最下位当選でした。タダの人になりそうであった。でも、捨てる神もいるけど、拾う神もいる、危うく滑り込みであった。

でも、私の言いたいことは、自分の選挙のことではなく、市長選で、必ず影にいると、当選してきていることを言ったのだ。

38年前の山本現職、正木新人候補、田淵新人予定候補、有坂新人候補のとき、強力な山本現職に対し、正木、有坂新人、田淵新人予定候補3者の統一候補擁立の話し合いが東慶寺で行われた。

正木氏は社会党、共産党の革新連合、田淵氏は文化人を中心とした市民党、有坂氏は民社党となっていたので、とても勝てないバラバラ状態であった。正木候補に絞ろうと、動き出すが、まとまらない、民社党の曽根先生に、長男の方を通して説得に努めたが、公認決定すでに遅し、そこで、選挙直前の東慶寺会談の夜、井上和尚に呼び出され、若い者の考えはと聞かれた。

和尚は語った。「我々は会談では、いろいろなことを発言しているが、若い者の意見が大事だ。実際動くのは若者だ。マッチューの意見を聞きたいと」。そのころ、私は、市議の川田氏、雑誌記者の中村氏、JCの助川氏等20代の選挙暴れん坊グループであった。
また、元々選挙の神様と言われた飯島氏の仲間・有坂氏も先輩格で我々の仲間の存在であった。

和尚から決断を求められ、「和尚さん、やりましょ、正木陣営に一本化しましょう、そうでなければ強い現職には勝てないです」と腹を決めた。和尚は、庫裡の会談の場に入っていった。その後、和尚は、有坂は単独、正木、田淵は市民連合として戦うと決めたと戻ってきて結果を話してくれた。和尚さんの側の市民党は那須良輔氏、板垣礼作氏、正木側には風間龍氏がいた。有坂氏側には、曽根先生、萩原氏、若松氏がいた。 選挙結果は正木新人候補勝利であった。

その後、私は、渡辺市長、小島市長、中西市長、竹内市長、石渡市長と関わっていく。特に自民、社会、民社、公明、新自由クラブ五党相乗りの小島市長に対し、わずか、四人の市会議員の中西候補で戦った市長選は、激しかった。

三谷陣営からつぶしが、我々松尾、石井、松中に入り、石井君は県議選落選、私は市議選最下位の結果であった。
その後、私は、湘南の先輩である中西市長に対し、湘南の竹内候補を擁立、勝利する。拾っては捨て、拾っては捨て、その後のつらいこと。

でも、あんなに戦ったのに、選挙が終わると、つぶしを掛けてくるが、すり寄っても来るものがいる。それが嫌で、私は、すぐ離れる。選挙で戦っても、すり寄って利権や口利きに走る方も多い。危ない。危ない。市長はなるものでなく、使うものか?哀れなのは市長か?

選挙には、拾う神もいるけれど、捨てる神もいる。 疫病神も?あれ、拾うの拾捨てるの捨はよく似ている?
2008年7月21日(月)
鎌倉市議会議員の定数を20人の声
議会運営委員会の検討課題として鎌倉市議会の議員定数が注目されている。定数、28人のところ、現在、欠員2名で26人となっている。確かに、いろいろな声が、議会内外にあり、市民の中には、10人、内部では20人といったことも聞こえてくる。前回、定数を改正したとき、22人、24人でも良いのではないかと声もあった。議論することは良いことだ。

政令指定都市のことを考えれば、20人で良いのではないかととの声もある。これらは、地方自治法からくるので、一般市が政令市と比較できるのかとの問題もある。また、減員し、報酬を政令市並にするのかも課題である。

いや、報酬を半分にしてでも、定数を増やせとか、議員は無報酬で、議会は、休日や夜間開けばいいとか外国の制度と比較しての声もある。民主制の歴史が、外国と違う日本の議会制をどう比較するか。重要案件は、住民投票でとか。民主主義のコストは、どうするか。議会も住民投票制度もコストはかかる。

また、地方議会は、議員内閣制の国会と違い、大統領制の2元代表制であることも余り理解されていない。どちらかと言えば、首長が主で、議員が従といった印象がある。今回の地方自治法改正で、議会のチェック機関として役割の重要度は増し、2元代表制を確立していくべきである。議員の口利きより、役人の口利きが多くなる?

地方議会議会議員の位置づけ明確化が法制化された。これは 地方分権の進展に伴い、地方公共団体の自己決定権・自己. 責任が拡大するなかで、地方議会が担う役割はますます重要 なものとなっていく。議員の責任も大きくなる。口利きばかりが仕事ではない。

こういった中、地方分権の議論が進行しているが、道州制もまた、実現可能な時代となってきた。
議員の定数議論もあるが、神奈川県のように、平成22年には相模原市が政令指定都市に移行することとなると、県内に三政令指定都市が実現する。権限は県と同じくらい委譲され、また、県人口895万人のうち、(横浜市364万人、川崎市138万人、相模原市70万人、)政令市計人口570万人となり、現在の県のあり方が当然議論されるべきである。

まさに、県は中二階となり、政令市をのぞくか、道州制を急ぐか、県会議員は、市議会市町村議会議員兼務にすべきとか、地方制度改正は急務である。現実、神奈川県後期高齢者医療制度の広域連合は、市町村首長により、連合長が選考され、連合議会は市町村議会議員から選考されているのも時代の流れか。

市町村合併がさらに進行し、行政の広域化が進めば、県の必要性が薄くなり、道州制が必然であろう。
ここ、相州鎌倉は、地方の時代発祥の地。鎌倉時代には、地方制度改革が多く行われていた。

鎌倉の県議会議員は、市議会出身者が、ここ何十年続いているから、道州制実現まで鎌倉市議会議員による兼務となると良い。公選か、議会選出か。

それにしても、議会議員は問われている。大分県で発覚した、口利き議員が大物政治家にならないように。まぁ、早くから松尾県議は口利き公開制度を提唱していたから、彼らの時代だ。それにしても、口利きがうまい方ほど、大物議員とは情けない?頼みに行く方も多いのだろう? あまり口利きをやりすぎると、議員はいらないとなるか?いや、必要な方も?
これから、議員による口利き点数表でもつけられるかも知れない? それには内部通報制度も。
2008年7月20日(日)
不正教員人事問題は影響大
大分県の教員採用汚職事件の波紋は、大きく全国的に広がっている。教育委員会の不正から県議等政治家の口利きまで発展してきている。さらに、校長等昇任人事までおかしくなってきている。ここ、神奈川県、鎌倉市はどうなているか、町うちでは話題である。誰々は、誰々の関係だとか、今回の影響は、深刻である。疑われ出したら切りがない。

しかし、幸いに、大分県の事件報道を見ると、教育委員会の関係者が、正直に、次々真実を話していることである。県議等の口利き等話があってのことであるとか。これらのことが、全国的に波及し、いろいろ、各地で行われていることが明らかになってきた。国会議員、県会議員から市議会議員の教育人事介入まで話題である。校長等教育人事の話題は、教育界、生徒への影響が大きいから、事実は早くはっきりした方が良い。誰々議員が、誰々を校長にして欲しいとかで、金品が飛んでいた大分県の例が、ひどすぎるから。それにしても、教育界がこれでは、お先真っ暗の日本である。また、教員によるセクハラ事件が連続の神奈川県、どうなってしまうのか。真面目な教員が、迷惑であろう。あぁ、気をつけないと。誘惑は怖い。

教員人事だけでなく、組織内の人事は、汚職発展にならなくても、とかく話題になりやすい。鎌倉でも、ちゃんちゃん人事だとか、怪文書が出回ったことは、話題でもあった。また、誰々は、誰々議員の関係だとか、話題に尽きない。

今日の新聞に、口利き封ずる仕組みと社説が載っているが、各教育委員会は実態調査を機に、徹底的検証を、口利きや特定の人たちへの便宜供与を一掃と。
また、鳥取県のように口利きなどしてきた場合はその名前、依頼内容を公表すべき制度をと

鎌倉市議会でも、議員による口利きによる問題で、100条の調査特別委員会が設置されている。観光ナビ問題である。関係者の参考人招致も予定されている。

とにかく、口利き公開制度条例の設置が急務である。9月議会では、偽装生コン、口利きが話題か。話題に尽きない。来年は市議会議員改選、市長選がある。大きな争点が尽きない鎌倉である。岡本マンション、バイオもあるから。

とにかく、大物政治家等の口利きの結末は、関係政治家により最後まで責任を取って貰いたい。鎌倉にも大物政治家が?口利きも早いが、逃げるのも早い?何度、しっぽり切りがあったことか?
2008年7月19日(土)
敦煌市との友好都市10周年
友好都市10周年を記念して、敦煌市から青少年の親善訪問団が鎌倉市を訪問している。シルクロードが脚光を浴びるまで敦煌とはどこか知らなかった。陳舜臣著の敦煌の旅、作家井上靖著の西域物語、NHKシルクロードシリーズ、平山郁夫画伯のシルクロード展等で広く知られるようになり、鎌倉からも市日中協会等による交流が度々、行われるようになった。

今回は青少年のホームスティーでの歓迎。素晴らしいことだ。関係者のご協力に感謝である。

最近の中国は開放経済後めざましいものがあり、20,30年前と奇跡的発展を遂げている。
敦煌からきた青少年のファッションを見ても、日本と変わらない。今や、日本の方も多くが中国製品を着ていることを考えてみると、中国と同時進行かも知れない。

私が青年のころは、アメリカのジーパン、ハンバーガー、アメ車、ロカビリー音楽等アメリカ文化にあこがれたものだ。
中国の現在の青年たちは、何を日本にあこがれているか。

そういえば、東京オリンピックのころ、横須賀基地のPXで日本製品の販売店員をしていたとき、アメリカ海軍兵は、水兵、将校をを問わず、日本製のオーディオ、テープレコーダー、トランジスターラジオ等に人気殺到であった。

免税で買えることもあって、販売面積からの率では世界一と言われた。ソニー、赤井、ケンウッド、ニコン、キャノンがブランドであった。

ベトナムから空母が帰港すると、たっぷり給料が貯まっているから、何百台の機器が一日で売れた。日本の経済復興は、朝鮮、ベトナム戦時の特需で復興した言われるが、基地でその現場を目の当たりに見たこと思い出す。

その後、ソニービルで、ソニー製品、ニコン等を主に外国人対象等に販売担当した。日本製品の人気は衰えなかった。

それでも、アメリカに行きたいと思い、渡米、アメリカ文化を求めたが、アメ車は当たり前、イージーライダー、カーレースで米ヒーローのダンガニー事務所を訪れたり、ディジニィー、世界一のジェトコスター、あげくに、モントリオール万博も一週間滞在した。

しかし、ベトナム戦争時でありながら、高速道路(フリーウエィー)を建設するやら、借りたアパートはフル装備、プール付きで、アメリカの得たい知れない目を見せられ、サンフランシスコでヒッピー等を見ると、何がなんだか分からなくなり、帰国を決意。

帰国後、暗殺されたケネディ元大統領の弟が、ロスに滞在していたアパートの近くのホテルで暗殺された。一年間は気持ちが収まらなくなっていた。でも、夢やあこがれを持つことは良いことだ。思い出となるから。

今や、現在の日本の青年たちは、ヨーロッパブランドにあこがれ、若者の人気スポットは、ITのメッカである秋葉原とか。

敦煌の青少年は、鎌倉のまちを、海をどう思ったか。また、日本は、秋葉原は、ディジニーィは。
秋には、鎌倉の訪問団の一員として敦煌へ行く予定である。あちらで、印象を聞いてみよう。
2008年7月17日(木)
悪夢の真夏の鎌倉。偽装生コンが次々と
偽装生コンで鎌倉の夏は、冷やりとさせらたどころか、次々発覚する偽装生コン物件で熱くなる。それも、大仏トンネル、ホテル、大型マンションと、連日の報道発表である。国の方でも今後の検討をするようだが、半年か一年か、それとも数週間で是正方法が見つかるか。結果は当分、無理であろう。

溶融スラグはコンクリート材にはJIS規格として、認知されていないとスラグ生産者が言っているのに、生コンメーカーが配合してしまった結果はどう、決着つくのか。市、県、国の対応が注目されている。

スラグメーカーも風評、報道で迷惑を掛けていると言っているように、風評が怖い。

そういえば、昨夜、大仏トンネルを通ったが、タクシーの運転手さんが言っていた。夏休みとなる鎌倉は渋滞が予想されるが、片側に偽装生コンの工事現場が幌が被っていて、一方通行であるのでこれから大渋滞が予想されると。アジサイの時も凄かったと。

そうそう、鎌倉の大物政治家が、会合の席で大仏トンネルの県による改修は、私が手がけた、完成までご迷惑を掛けますと言っていたことを思い出す。偽装生コンで、改修の改修が言われているが、取りあえず来年の3月まで完成は延期だ。

大物政治家には、どうしてこうなったのか、徹底検証もやって貰いたい。でも、偽装生コンに取り組んでいる姿が見えてこない。

また、岩瀬の中学校の前に建設中の大型マンション、現在、偽装生コンで販売中止とか。ここのマンション問題に取り組んでいたOB市議いたが、もう少し頑張っていれば、事業者は助かったのに。建設進行中なので、話が付いたのだろう。
何が幸いし、災いになるか分からない。 それにしても、次から次へと偽装生コンに襲われる鎌倉だ。熱い、暑い。
2008年7月13日(日)
落選で市は、落胆 いや、市民は冷静です。
平泉の世界遺産登録で落選で、鎌倉市は落胆と言われているが、市民は冷静。どこが世界遺産なのか、マンション建設や開発をしながら世界遺産は無理だと。極論を言う方も多いが、鎌倉の旧市内からビルをなくすべきだ、横須賀線は地下化すべきだとか、確かに考えさせられる意見だ。

世界遺産登録を目指すなら、町の発展はあり得ない。徹底した保存に努めるのが本来であろう。
鎌倉の世界遺産のことを語ると、外国の世界遺産を見た方から言われてしまう。とても、鎌倉は無理だと、笑われてしまう。確かに、テレビ等で外国の世界遺産を見ると、そのスケールに驚かされる。また、奈良、京都、日光、姫路と比べると鎌倉は見劣りするのも確かだ。 

歴史的価値で武家の古都、城塞都市、武家文化という意味では、鎌倉はかなり重要なところである。でも、遺構とか精神論ということになるし、歴史観という視点からは重要であると言うことなら分かるが。遺産物件では、スケールがない。

それにしても、マンション建設問題や開発問題が、鎌倉市の最大の争点となっている以上では、世界遺産登録は、全く無理であろう。それも、鎌倉にあるから質の高いマンションかと思えば、ここに来て偽装生コンでは、情けない。

それに、大仏トンネルが偽装生コンで全面開通延期、一方通行が来年3月まで。それも、偽装生コン検査次第だ。
これでは、大仏さんも泣いているだろう。鎌倉市は、世界遺産、世界遺産と言っているが、何とお粗末なことかと。

私は、鎌倉は世界の遺産、世界の遺産と言い続けるつもりだ。武家政権発祥の地・鎌倉の歴史的意義が重要であるから。
そのため、中世歴史研究所を早く設立すべきと考えている。

鎌倉市は世界遺産を言うなら、法律以前に世界遺産の視点から、まちづくりを考えるべきである。都合の良いときは、法では出来ますということでは、世界遺産登録は諦めるべきである。公共施設だろうと民間施設だろうと同じである。

世界遺産になったら徹底した保護、保存の犠牲と覚悟があるか。公有地を貸して、マンション建設に市が協力しているようでは、世界遺産登録後の、危機遺産どころか、世界遺産登録以前の仮登録リストから、抹消と言うこともあり得るとの話もでている。

まぁ、世界遺産登録は、当分無理だから、争点は、偽装生コンによる安心、安全問題になるのかも。鎌倉にも20件あるようだから、場所をはっきりさせないと、風評が怖い。資産価値も下がることが想定される。
2008年7月9日(水)
電動ゴミ処理機が話題になっている。」
鎌倉市、横須賀市、三浦市、逗子市、葉山町・4市1町によるゴミ処理の広域連合は、バラバラになりつつある。
葉山町は広域連合から離れ、単独処理の自区内処理を検討しているようだが、電動ゴミ処理機による生ゴミ処理が話題になっている。

鎌倉市では、平成7年から電動ゴミ処理機購入に対し、30,000円を上限に助成を開始し、平成9年に上限を40,000円に改定、平成13年には指定協力販売店制度を導入、積極的普及に努めてきた。ところが、突然、2年後の平成15年には、なぜか、指定協力販売店制度を廃止、以来、1000台を超え、年2500台にも達した市民購入台数が、ここ数年間は年200~300台に減少した。 この減少は、なぜか、電動ゴミ処理機に問題があるのか、75%の助成制度に問題があるのか、指定協力販売店制度問題があったのか、徹底した検証が要求される。ゴミは消却か、バイオか、まだまだ、見通しがたたないのだから。さらなる市民の協力を必要しているはずだ。

平成 7年電動型助成開始。上限3万円助成台数87台 平成 8年231台|平成9年上限4万円・773台
平成10年365台|平成11年369台|平成12年463台 平成13年指定協力店制度導入・502台
平成14年電動型助成率75% 2521台 平成15年指定協力店制度廃止 1248台
平成16年最低使用必要年数3年から5年に。 394台  平成17年416台 |平成18年 302台
平成18年302台 |平成19年 276台|平成20年58台 合計8,005台に助成。総額3億円以上。

電動型ゴミ処理機に助成がはじまり、指定協力店制度が導入されると、議会でも声を大にして、全戸普及に努めることを
行政に訴えていた熱心な議員がいたのが、平成14年のころであった。その後、制度が廃止されると、その声は、すっかり静かになった。

その頃、ささやかれた話として、4万円の助成金額で処理機が購入できる、名義だけでもと販売をすすめて、さらに、キックバックがあるがごとくの話が出始め、捜査当局にも通報があり、一部販売者が、100万円を市に戻したケースもあったようだ。その後、指定協力店制度が、突然廃止され、電動型処理機普及の減少は、甚だしく、最近は最盛時の8割減となった。

この減少は、余りにも極端であるから、電動ゴミ処理機を扱う環境部は、検証すべきである。もう、8000台、3億円以上の助成がされている。 アンケートの結果を見ると、稼働率が75%のようだが、実際にはもっと低いだろう。
どれほどの効果があったか、聞きたいものである。また、処理機の耐久年数も、数年であるから、8000台のうち、かなり、リサイクルされているか。
2008年7月7日(月)
平泉が世界遺産登録延期

ユネスコの世界遺産委員会は日本政府が推薦していた平泉について世界遺産への登録を延期することを決めた。

 「登録延期」は日本の候補地としては初の事実上の落選。文化庁は今回の決定を分析したうえで、改めて「平泉」の推薦書を提出し、2011年度の登録を目指したいとしている。3年後となる。

 文化庁は「世界遺産の審査が厳格になっていることに加え、平泉に顕著で普遍的な価値があるということを証明しきれなかった」とみている。

今回の落選は、鎌倉の世界遺産登録推進にも当然、影響を与えることとなる。鎌倉の世界遺産登録取り組みに対する熱意、コンセプトの建て方が厳しく問われるであろう。

まず、世界遺産登録対象の鶴岡八幡宮のバッファーゾーンに建設が予定されている市立第二中学校の体育館の高さ問題に対し、どう対応するか、鎌倉市の世界遺産登録に対する姿勢が問われるであろう。また、遺構の問題もある。
通常の高さであれば、8メートルが限界であるが、体育館建設には、12.5メートルの高さが必要で、公共施設に許される特例法で建設しようとしている。このことで問われているのが、世界遺産優先か、学校優先かである。

世界遺産優先するなら、8メーターに抑えるか、学校優先なら、世界遺産登録の対象から外せばいい。曖昧なのが、一番いけない。文化庁ともよく協議すべきである。

また、世界遺産登録に対するコンセプト。私は、かって、議会で、鎌倉は仏都であると、提案したが、竹内市長に一蹴された。

今でも、私は鎌倉は仏都であると思っている。仏教の日本化の確立として鎌倉仏教、武家文化としての禅宗、禅文化は、、武家政権発祥の地とともに、鎌倉の特徴ではないかと思うからである。

中世歴史研究家の五味先生と懇談した折、先生に尋ねたことで、鎌倉の世界遺産登録のコンセプトは、仏都でも良いと語っていたことを思い出す。

今回の、平泉の落選を考えると、鎌倉もここらで、本気、本音で取り組む姿勢を示さないと、まず、世界遺産登録は無理である。

平泉の先に、鎌倉が登録されるか、なぜ、出来ない? それとも、3年、5年先のことか。2番目の落選は、避けるべきである。
急いではいけない。世界遺産の登録が目的ではない。世界遺産の保存が目的である。鎌倉の史跡、文化財は、すでに、世界の遺産であるから。

公共施設も建てたい、開発もしたい、マンションも建てたい、人口も増やしたい、さらに、世界遺産登録もお願い。これで、世界に通るか。これでは、みんな欲しいということではないか。でも、ゴミは市外で燃やして欲しい。

ゴミの処分場に広町があるではないか、JR跡地があるではないか、もう逃げられないご都合主義?
そうだ、平和都市宣言している鎌倉に、世界最先端の兵器開発工場もある。これまた、本気、本音の議論を。
2008年7月6日(日)
今朝の新聞を読んで考え込む。
今日の朝刊の見出しに、「認知症2035年に倍増」、「老老」から「認認」介護に変化とある。
首都圏で増加が多く、神奈川県は2・9倍(31万人)、全国3位と推計されている。さらに、認知症はアルツハイマー型脳卒中後の重症患者限られていたが、その後診断技術が向上したほか、認知症の原因となる別の病気が見つかり診断基準が明確になっているの今後さらに増えると。 また、団塊の世代が、高齢化の対象に入ってくるので、私は同世代としても、真剣に考え、見過ごすわけにはいかない現象だ。

都内のクリニックの医師によると、年齢を聞いても、83歳かな?、記憶力があっても、作り話といった症状もあり、銀行口座の扱いもこれまた、でたらめと、症状が認知症であったとか。 医師の担当する130人のうち、10組20人が、夫婦とも認知症の高齢者。
在宅介護や医療の現場では、「認認介護」と呼ばれ、周囲が気づかぬうちに認知症という例も少なくないという。

今後、高齢化が進み、老老介護から認認介護への移行が予見されるようだ。また、高齢者で、独居、夫婦のみの世帯も10%近く、30年までに急増するとある。 いや、考えてしまう。とにかく、酒や食事には注意することがまず大事か。

まず、大酒を毎日飲んでいたら、身心がおかしくなること間違いない。 幸い酒の量はいかないが、食べ物には注意だ。

また、別の新聞に「無期懲役 40年以上服役24人、10年間に120人獄死 厳罰化と仮釈放減少」とある。
無期懲役受刑者が年々増え、昨年末現在は1670人。そんなにいたんだ。これからどうなることか。

明日からサミット。主要テーマが地球温暖化を抑えるため、温室ガス削減の中期目標数値として国別総量目標だ。
生活水準がどんどん上がり、文明が世界中に広がり、消費量が増加すれば、資源や環境悪化は、目に見えている。

誰が、生活水準を落としても良いと言えるか。自分は落とさないが、貴方は落とせとも言えない。自分も落とすから、貴方も落とせとも言えるか。それより、自分も落とすが、貴方といっても、その貴方の多くが、これ以上落とせない人々が、世界中は、いっぱいいる。 これから、格差が大問題なる。自分の国、他の国どこでもだ。

環境問題でゴミの問題は難問だ。いい生活をすればゴミも出る。でも、ゴミの処理場は自分の近くでは嫌だ。他のところならいい。当分の間、ゴミ問題は解決つかない? ならば、ゴミ問題解決するまで、人口抑制することが出来るか。

かって、鎌倉では、宅地開発による人口急増で、学校他公共施設が不足し、人口抑制をしていた。それが、今や、人口は増えない。でも、ゴミは出る。ゴミ処理方法が解決するまで、新規開発、マンション建設を抑制できるか。

今や、極論に聞こえることも、当然の議論の対象となる時代。地球温暖化で、人類滅亡なんてことも当然のように語られている。それより、地球の限界なんてことも。

さて、サミットでどうなるか、地球温暖化問題。先進国優先か?生き残り戦略はあるか? 美味しいお酒、美味しい食べ物で、会議はどうなるか?自分の国が良くても、地球がおかしくなる時代? 

あれ、酒だ、酒だの声、酒がなければ俺は駄目だの声か? 酒より甘いもの、でも、糖尿が怖い?

今更、一汁一菜の修行の道へは無理であるが、修行僧へは、頭が下がる。合掌。
2008年6月22日(日)
母校・湘南高校で湘友会総会
昨日、藤沢の湘南高校で同窓会である湘友会総会が行われた。役員改選で、36回生の田辺克彦君が会長に選任された。
31回生天野会長が勇退され、湘南高校創立90周年を目途に新会長に就任した田辺君はご苦労である。

田辺君は現役バリバリの弁護士、数十人の弁護士を抱えた弁護士事務所を運営していて、大変なので、同じ36回生の尾高君が副会長として選任された。彼の事務所は、大企業、国の官庁等の顧問弁護士もしているようで、仕事は激務であると語っていた。

田辺君、尾高君とも36回生34組で、私も36回生34組、故石川一成先生のクラスだ。早速、エリートの田辺君と並んで写真を。劣等生であった私としては、なんとも不思議な気がする。先生に私はずいぶん迷惑を掛けたと思うが、同窓会で他に何人もいることが分かる。50年近く経って、語る仲間もがいるのが、嬉しい。でも、田辺君は出来たとの印象が強い。尾高君とコンビ組んだことは、分かる気がする。尾高君が体育会系からか。

とにかく、田辺君のような弁護士がいると、何かと便利で、私が市議会議員になって、議会で土地問題を取り上げたとき、彼が、いろいろ法的解釈を指導してくれて、助かった。行政財産の時効取得、行政財産の私権の設定、学校建設校舎の役員会放置で、懈怠問題等、これで、松中議員は、怖いよと役人に印象つけることが出来た。友とは有り難い。

総会で、38回生の雪竹 靖衛氏(精神科医)の講演があった。「太陽の季節」ーその精神医学的考察がテーマー。
境界型人格障害の視点からいろいろ語っていたが、自殺や異常な事件が多い昨今であるから、大変興味があった。いずれ、本を読んでみよう。彼の著書小説「はめ殺しの窓」が評判のようだ。

総会の懇親会後、藤沢グランドホテルで行われたバスケット部のOB会である湘籠会に出席。昭和34年にインターハイに出場した斉藤部長他35回生選手、34回生の同期選手、監督の山田氏他が出席。有り難いものである当時の仲間は。私は、事情により2年の半ばで退部したのに。インターハイは良い思い出である。全国大会出場当時、私はマネジャーであった。裏方である。その当時の活動経験が、今生きているような気がする。
2008年6月15日(日)
世界史から見る日本人の気概を聞く
鎌倉でモンゴルの話題が盛り上がっている。それは、蒙古来襲である元寇の歴史は、鎌倉幕府にゆかりがあるからか。

鎌倉の教育をよくする会の山内さんから、14日(土)に行われた講演会の案内をいただいた。
「世界史から見る日本人の気概」ーー白村江の戦・元寇・明治の精神ーー 講師は太宰府高校教師・占部 賢志氏。

前回、鎌倉の教育をよくする会の講演会で、正論新人賞を受賞された新保裕司氏の講演を拝聴して、次は何かと楽しみにしてたので、元寇ゆかりの寺である円覚寺に出向いた。 会場を見て驚いた。円覚寺大方丈が参加者でいっぱいであった。

また、講師の占部先生の迫力ある講演には、拍手が湧いていた。先生の歴史論も良かったが、今や、教育界では日教組は大して問題ではない、無関心が問題であると言われたことには、ハッとした。それは、現在、日本で起きている事件を見ると、何か、ニヒリズムからくる社会現象かも知れない思ったからだ。何やっても面白くない思っている人がいる、でも、極端なことは起きる。

先生の講演を聴いて、本当に、日本のどこかには、歴史に思いをよせて、日本の将来を憂えている方がいると思うと、頭が下がる。私は、鎌倉のことだけでも一生懸命やらなければいけないと思う。

鎌倉の教育を良くする会の活動は、本当に活発だ。次回も時間があったら聞きに行こうと思う。
2008年6月15日(日)
鎌倉考古学研究所
昭和55年に設立された鎌倉考古学研究所が特定非営利活動法人(NPO)として今年の10月発足することとなった。

研究所は設立以来、鎌倉の遺跡調査にもとづく研究発表やシンポジュウム・展示会の開催等に活動してきた。

また、研究所は中世歴史研究に、寄与してきたことは知られているが、財団等に、任意団体から発展することが望まれていた。

多くの研究者が結集し、今回の設立となったことは、世界遺産登録を目指している鎌倉市としても歓迎されることである。

2年前に亡くなった中世歴史研究の鬼・大三輪龍彦君の命日が来る。彼は喜んでいると思う。

彼は、よく私に語っていた。世界遺産登録を目指している鎌倉に法人格を持った研究機関がないことは、おかしいと。

生前、今回、設立記念講演をした五味文彦先生、文化功労者・辛島昇先生、大三輪龍彦先生等と、研究所設立、世界遺産登録について、語り合ったことを思い出す。

彼は、文化庁が、世界遺産登録を目指している鎌倉市が、研究所設立に熱心でないことを批判していると語っていたことも忘れられない。

文化庁も鎌倉市の世界遺産登録推進の熱意を見ているのも知れない。大切なことは、地味であるかも知れないが、学術的研究体制である。今回のNPO化が、鎌倉の中世歴史研究に、大きな一歩となることを期待したい。
鎌倉市教育委員会等の機関とも協力していくことであるから、鎌倉市も大いにバックアップすべきである。

上の写真は、15日(日)、講演する五味文彦先生。 鎌倉考古学研究所 所長 松尾宣方氏の了解あり。