2008年11月2日(日) |
菊香る秋だ。 |
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七五三の月、3連休とあって人出は正月並だ。しかし、どうしても見ておかなければいけない鎌倉国宝館会館80周年記念の特別展「鎌倉の精華」を、見るため、人出をかけわけ、鶴岡八幡宮に。まさに、秋だ。境内では菊花展が行われていた。特別展も精華とうたっている。
英語では「THE FLOWERING OF KAMAKURA」だ。舞殿周辺の人出と違って国宝館のたたずまいは、素晴らしい。
特別展見学者も、ひっきりなしだ。 鎌倉国宝館のページ
鎌倉国宝館80年のあゆみ「鎌倉国宝館 館長 三浦勝男」には、昭和3年に開館された鎌倉国宝館の歴史が語られている。
国宝館建設のきっかけは、大正12年の関東大震災であったと。鎌倉は震災の大被害を受けた後、貴重な文化財を守るため鎌倉同人会が立ち上がって、寄付を集め、当時の鎌倉町当局へ引き継ぎ完成させた。設計は工学博士岡田信一郎氏で、歌舞伎座を設計したひとで、外観の発想源は奈良の
正倉院校倉造にあったとのこと。又、内部は、鎌倉時代の寺院建築の手法を用いたと述べられている。
また、鎌倉国宝館の名称は、当時の優秀な作品は全て国宝に指定されていて、現在のように国宝・重要文化財と区分されたのは昭和25年に制定されたのは文化財保護法による。それゆえ、「鎌倉国宝館」の名称は当時の国宝だけを展示した施設であったことに由来していて、現在に至っていると。
又、建設費は最終総額は約12万円余で、昭和3年度の町の予算は45万円余であったと。全く先人たちの努力には頭が下がる思いである。
現在、鎌倉は世界文化遺産登録推進に努力しているが、中世歴史研究所建設に100億円ぐらいの計画を立てる覚悟が必要である。
今回の80周年の特別展を拝見し、国宝10件、重要文化財65件、総計123件とのことであるが、素晴らしい特別展である。
また、鎌倉の美術・文化の豊かさを再認識した。これからも文化財の保護は当然であるが、中世歴史研究所建設の必要を痛感した。
とにかく、今回の特別展開催に当たって、関係者の労苦に感謝したい。鎌倉は奥が深い。帰りに八幡宮の川崎さんと出会い、意気投合した。
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2008年11月1日(土) |
芸術の秋、街を駆けめぐる。 |
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天下の秋空は真っ青。芸術の秋に相応しい日和だ。
まず、鎌倉夢松洞に大庭明子版画展を見学。
大庭明子ホームページ
次ぎに北鎌倉の東慶寺を訪ねる。世田谷区民との文化交流の切っ掛けのお礼。
東慶寺フォトギャラリーが来年1月からオープンするので、応募するようにと誘われた。
門前では匠の市が盛況に開かれていた。 匠の市のページ
また、北鎌倉まちづくり協議会が、12月鎌倉市議会に向けて
「北鎌倉の景観(洞門山)保全についての陳情(書)」を提出するために、
署名活動が行われていた。
議長の私宛の署名であるから何か、妙な気がした。
公会堂でも行われていた。知り合いの釜師である山口さんから、
議長も大変ですね。次から、次へといろいろあってと励まされる。
今朝の新聞には、岡本マンション問題と、市長の政治資金の件が。
来週は何が起きるか、ドッカーンと、動きが出るか。仕掛け人は?
ガスが充満しているか。衆院解散も見送り。話題は市政に集中? |
円覚寺と建長寺の宝物風入を見学。抹茶のサービス付きだ。
お寺もサービス業かも。それにしても、文化財の豊富なこと。管理が大変でしょう。
多くの貴重な掛け軸を拝見。世界文化遺産である敦煌の莫高窟 は岩に描かれた壁画と洞窟内の仏像。
鎌倉の文化遺産は、寺社は木の文化、紙と布に描かれた仏画。 青銅の大仏もあるが。
ところ変われば、品変わるであるか。
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2008年10月29日(水) |
心が揺さぶられる |
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鎌倉芸術祭に参加している 原田寛写真展「大根鉢」が建長寺法堂行われている。なんとも心が揺さぶられる。
湘南高校同期生で現在、岐阜の瑞龍寺の住職である清田保南老師も同じ修行を積んだのかと思うと、ウーンとする。
真っ青な空の下を托鉢する雲水の姿は、 一瞬一瞬人は生かされている実感そのものであろう。
煩悩がなければ、行にも気が入らないと清田老師から聞いたことがある。でも、私は煩悩だらけで、行など苦手である。
しかし、娑婆の世界を迷いながらもトボトボと歩かなければならないが、原田氏の一枚の写真との出会いは、嬉しい。
写真展から鶴岡八幡宮で行われているぼんぼり回顧展を見学。懐かしい方々の作品が展示されていた。
原田寛写真展「大根鉢」 |
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2008年10月19日(日) |
癒しの清涼剤 |
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鶴岡八幡宮で鎌倉造園界主催による
日本庭園のモデル展示が行われて
いる。
これらの庭が広がることを望む。
気持ちがほっとする展示会だ。 |
敦煌市との姉妹都市締結10周年記念訪問帰国後も、議長職は、連日、各種日程で忙しい。
第30回の技能祭の後、八幡宮で行われている造園展示会を見学。頑張っているなぁと、心強く思う。癒しの空間は大事だ。
鎌倉造園界の設立趣意書に、書かれていることに感激。
その一部を紹介します。
私たちは「鎌倉人」であり且つ「造園人」でもあります。このことは鎌倉の造園のあり方について提言して行く必要があります。
800有余年の歴史を踏まえた伝統的技能の伝承と新しい技術や技能の修得を行い、「新たな造園空間の創造」が、我々に
課された使命であります。
この使命を達成するためには「鎌倉の造園業界」の英知を結集し、「鎌倉造園人」の意識を高揚させて、「鎌倉の造園」を
一般化して世界遺産に恥じない共通認識の造園スタイル(様式)を確立させていく必要があります。
これらの事をを踏まえまして、「鎌倉の造園」を確立させるための第一歩と致しまして鎌倉の造園業界の大同団結を図り、
一丸となってこの問題に取り組んでいっける体制作りが必要です。「鎌倉の造園」は、文化的背景や潜在自然植生を考慮した
「鎌倉らしさ」を強調した庭園様式ですから、鎌倉の多くの造園人によって生み出されるべきもので、皆様の協力無くして、
出来るものではありません。又、つくりあげたものは「鎌倉の造園人」の財産となり、未来永劫受け継がれて行くものになるでしょう。 |
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2008年10月8日(水) |
今、鎌倉政界の話題はご破算か、破産。 |
なにやら、衆院解散は延期か。それは、アメリカの金融ショックから始まった経済問題。大不況にも発展しかけない成り行きだから。
でも、それどころか鎌倉を含めた衆院四区では、民主党内の衆院候補ご破算を狙ってか、党本部への直訴が醜聞騒ぎに。
おまけに、週刊新潮ご掲載となり、、話題は持ちきり。当然裁判沙汰も予想されるから、どちらに軍配が上がるか、これからご注目。
方や、ご破算とならばと、自民の候補は、「年越せば、破産と」、スポーツ紙にぼやきのコメント。総理とのツーショットでも、情報は無理か。
でも、ご破算より破産は、政治家にとって致命的。落選より破産じゃ、、ヒョットとすると被選挙権もおじゃん。
だけど、短期にそんなに金掛かるの。何に金掛けているの。事務所費だ、人件費だ?でも、これは選挙対策費でないの?
だって、選挙があるからと事務所を開いたのではないのか。1日に事務所開き、3日に解散予定が、狂って破産、破産の声か。
先日、大船で懐かしい元自民の衆院議員に、思わぬところで出会った。8年ぶりだ。じっくりと話を聞いた。彼は青年のように元気だ。
また、鎌倉には時々、出かけていると言っていた。いろいろ話を聞いてみると、政治家は、やはり、周辺の方にはご注意だ。特に側近?
選挙に金掛けないか、金掛けるか。金があっても、ケチるか、政党助成金があるのにと、ぼやく周り?いや、元々、金がない?
あっても、ケチだからか。破産といえば、周りも同情して、たからないからか?いや、ほんとうに金がないからか?いや、掛けないことが大事。
それにしても、ご破算や破産の選挙じゃ夢がない。経験したこと無い金融商品による経済不況。やはり、政治家は論客でなきゃ?
パフォーマンスや、イケメンでの選挙が現代型か。そうだ、マドンナや刺客だとの話題も、かってあったが、今や政治より、劇場型選挙か。 |
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2008年10月6日(月) |
世界遺産で住民は悲鳴 |
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・世界遺産の石見銀山へは1両ジーゼル車で30分。
・石見銀山世界遺産センターは10月20日にフルオープン。
・エントランスロビーに石見銀山の全体模型。
・石見銀山世界遺産センターの入り口。
・石見銀山大森地区の重要伝統的建造物保存地区。
・自動販売機も町並みにあったデザイン。
・交差点の真ん中に、道しるべの地図が。
・車の進入を10月1日から禁止。
・なんとも、モダンなエコ人力カー。 |
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出雲市から世界遺産・石見銀山の大田市駅へは、1両のジーゼル車で30分。なんとものどかな風情である。着いた太田市の人口は4万人。
人口の少ない大田市に世界遺産である石見銀山が登録されたのだから、住民は驚いたようだ。特に銀鉱山跡地区の人口は400人。
登録されたのが19年7月、石見銀山の人気銀鉱坑道への入込人数は、18年が40万、昨年が71万人、今年は、100万人突破の人出。
これでは、住民も悲鳴が出る。特に、狭い道に車、バス等の交通渋滞、排ガス。市の説明によると、思いきって、10月から車進入禁止に。
我々、視察でも公用車も駄目。奥まで徒歩1時間掛かるとのこと。バス、鉄道の都合で、市役所で1時間半説明の後、世界遺産センターを見学。
世界遺産センターは、世界遺産登録の義務として設置、この10月20日にフルオープンする。ガイダンス施設と、調査研究機関が整備。
また、住民との話し合いで、駐車場を設けて、歩く世界遺産見学となった。また、エコカー導入も試験的にしていた。
鎌倉も世界遺産登録を目指すなら、当然、中世歴史研究所設置は急務である。かけ声だけでは、熱意がない。大田市は頑張っている。
世界遺産には覚悟がいる。鎌倉市民にとって、我慢できるか、その、厳しい規制の検討をしておくべきである。 |
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2008年10月5日(日) |
元横綱大の国が持ち上げた力石 |
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記念レセプションの前に、鎌倉文学館で始まった鎌倉名誉市民記念企画 「吉田 秀和 音楽をことばに」を見学し、長谷方面を歩いた。
長谷観音の横道を迂ったら、御霊神社近道の案内があったので、細い道を入っていった。
地元の長老が、神社のことを観光客に説明していたので、私も尋ねた。どこに、力石がありますかと。
ここ、御霊神社は、面掛行列でも有名で、先日、石渡市長も韓国まで地元と同行し、大会に参加した。
また、先日、大沢元市議から元横綱大乃国が、御霊神社に来て、力石を持ち上げたと聞いたので、長老に尋ねた。
神社参道入り口には、力餅(力持ち?)で有名なお菓子屋さんがあるのは、この力石がゆかりだろう。
長老の方は親切で、ここ、御霊神社の思わぬ特徴を話してくれた。又、普段気づかない彫り物の見方を。
長老曰く、大乃国(芝田山親方)は軽々持ち上げたと。地元の方では、持ち上げられないとか。さすが、元横綱である。明るい話題だ。
NHKで、このことが報道されたとか、されるとかである。ぜひ、見たいものである。大乃国は甘党とか。力餅が目的かなぁ。
鎌倉には、いろいろ話題が尽きない。トボトボと歩いていても話題に出会う。すがすがしい秋、歩きましょう。健康のため、いや、選挙? |
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2日、3日、文教常任委員会では島根県・出雲市と大田市を訪ねた。
出雲市では、地域学校運営理事会制度による学校経費の配分現状、そして、出雲大社と県立古代出雲歴史博物館を見学。
また、大田市では、石見銀山遺跡世界遺産登録後の課題及び石見銀山世界遺産センターの概要について。
出雲市は、市町村合併をしたため、人口15万人弱で学校が49校と数が多いのには驚かされた。少人数学級どころではない。
数人から、30人台まで、様々である。学校が地域のセンター的存在の性格があるので、学区編成見直しは出来る状態にないと
聞かされ、ところ変われば、苦労も違うである。
地域学校運営理事会は、自治会や保護者の代表、民政児童委員など、地域のあらゆる人材を結集し、「学校の応援団」としての
機能しつつある。 学校経費では、学校管理費等の予算配分権を付与しているが、内容が分かることはメッリトだが、不足分は
寄付に依ることも。まだまだ、課題は多いようだ。
地域学校運営理事会制度現在は試行中であるが、いずれは、全小中学校への導入を目指している。
街としてはゆったりしている感じで、何もかにも、でっかい。
神社のしめ縄、日の丸の日章旗は通常の10倍くらいか。本殿もかっては数十メートルとか。
また、古代出雲歴史博物館に展示されている発掘された巨大柱は、鎌倉時代のものと知り、鎌倉幕府の凄さを知る。
参道の松並木は素晴らしい。鎌倉の若宮大路も戦後数年まで、松並木であった。
また、ホテルからの夕日は、日本海へ沈んでいった。手を合わせて祈りたくなる。
県立古代歴史博物館で見た、荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡の青銅器には圧倒された。
島根県立古代歴史博物館
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2008年10月4日(土) |
久しぶりの名誉市民記念展 |
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鎌倉名誉市民記念企画展が始まった。
10年ぶりの名誉市民記念展である。
昨年秋、鎌倉名誉市民章を受章された方は、
音楽評論家の吉田秀和先生、
彫刻作家の蓮田修五郎先生、
日本画の平山郁夫画伯のお三方である。
まず、吉田秀和先生の受章記念企画展が
鎌倉文学館にて、始まった。
記念レセプシュオンは、はじめは硬かったが、
来賓の丸谷才一先生、そして吉田先生の挨拶で
会が盛り上がった。 見事な話術。引き込まれた。
会場で鎌倉名誉市民の作家・永井路子先生には、
久しぶりにお目に掛かった。 |
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2008年10月1日(水) |
芸術祭実行委員会の集いが鎌倉・西御門サローネにて。 |
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いよ、いよ、芸術の秋である。三年目となった鎌倉芸術祭の実行委員会関係者の集いが、西御門サローネにて行われた。
ここの邸宅は、現在、石川邸、かっての旧里見弴邸。建築事務所が管理し、鎌倉市の重要景観建造物で、貴重な建築資産として維持、活用のため、
貸しスペース、イベント企画として運営、開放されている。
鎌倉・西御門サローネ
初めて中を拝見した。和室あり、洋室はサロンコーンサーとしても、良い雰囲気が。ピアニストの小牧さんが目の前で演奏、素敵。うっとりする。
庭園を眺めてのサンルーム、応接室の暖炉とハイカラ時代の鎌倉の邸宅。
鎌倉の芸術祭だけに、円覚寺関係から、浄智寺住職、鶴岡八幡宮から宮司等が出席。円覚寺、八幡宮でも催し物が予定されている。
また、民間主導の芸術祭であるので、商工会議所、観光協会の重鎮も。
芸術祭の詳細はこちらへ 鎌倉芸術祭
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2008年10月1日(水) |
さぁ、10月だ。まず、赤い羽根共同募金から。 |
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さぁ、10月だ、もう10月か、今年も、後、3ヵ月だ。
まず、赤い羽根の共同募金から。市長共々鎌倉駅頭で街頭募金を始めた。
「駅頭に 声ひびき合い 愛の羽根」 長尾寿美子
「赤い羽根は謂われ」
「赤い羽根共同募金にご協力お願いしまーす!」と10月になると駅などで行われる
街頭募金を皮切りに、共同募金運動が始まります。
世界ではアメリカやカナ ダなど45カ国以上で行われており、
わが国では1947年(昭和22年)に始まり今日に至っています。
共同募金は民間の社会福祉事業を推進するために、人 々の自発的な善意
(寄付する人も募る人もボランティア)により全国的な募金運動として展開されております。
鎌倉市社会福祉協議会ページより |
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2008年9月30日(火) |
また、また、起きてびっくりニュース。 |
1930年代の世界大恐慌以来といわれる金融危機に直面する米国では、最大7000億ドル(約75兆円)の公的資金を投じて金融機関から
不良資産を買い取る金融安定法案を、米財務長官や下院議長 等議会幹部は協議し、大筋合意し、可決されると思われていた。
これで金融不安は早期に収まるかと思われていた。
ところが、朝起きて、ニュースをみると、9日のニューヨーク株式相場は、米下院で金融安定化法案が否決され、前週末終値比777.68ドル
(約7%)安と過去最大の下げ幅を記録し、1万0365.45ドルで終わったと。あぁ、びっくりした。どこにでも、造反議員が。
与党共和党から造反者が出たようだ。どこでも、政治は一寸先が闇か、いや、政治ばかりではない、経済も一寸先は闇だ。
政治も経済も、一瞬で変化する時代だ。 世界的金融不安で、日本の政界も一寸先は闇。総選挙は延期か。一瞬の判断で変わる。
これで、日本の経済界もドタバタするだろう。特に、不動産関連はひどいことになる。鎌倉にも影響が大きい。
鎌倉での開発、マンション建設はバブルに乗じて、盛んになっていたが、一度、弾ければ、倒産続出。市に買って、買っての動きが。
さらに、この際住民運動も、買え、買え運動に。広町緑地、台峰を見ればよく分かる。そのツケは、市民の負担に。
福祉、教育行政が遅れるのは当たり前。市にお金が無いのに、借金しても買って、買って、買え、買えですから。
バブルが弾けて、事業者は、少しでも換金することを考えるから、これから、厳しくなる。
大船マンション問題等、鎌倉にはいくつかの問題が。最後の詰めに入っていくか。石渡市長にも参考人招致の予定だ。
米国の金融不安で始まった今回の世界経済界の混乱、バブルで儲けた企業や金融機関も多いと思うが、儲けたお金はどこへ。
儲けた企業等に、はっきり責任を取ってもらいましょうと、怒りの造反議員が出ての、金融安定化法案が米下院での否決。
ズルズル与党に付いていっては、とんでも無いことになると、見切りをつけたのだろう。考えよう、どこも同じだ。鎌倉は、大丈夫?
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2008年9月29日(月) |
ありぁ、し直しばっかりだ。 |
麻生首相の所信表明を聞いていると、し直しばっかりのことばかり。
経済は立て直し、後期高齢者医療制度は見直し、国交大臣は変えて仕切り直し、これじゃ、総選挙で出直しか。
それも、解散、選挙で出直し効くか? 過半数取ったところで、参院では、逆転変わりなし。
いっそうのこと、政党のガラガラポンで、与党体制組み直しか。外科的手術で済まないで、患部摘出手術か、体質改善が必至か。
何をやっても直しようがないのなら、それじゃ、国家崩壊だ。 地方はどうか。鎌倉の石渡市政も出直しか、ズルズルか。
やはり、引っかき回し役のご登場が、期待されるのは無理無いか。ガンガンやって、既成事実を作った方が、早いもの勝ちか。
とにかく、どこへ行くかのこの日本。戦前はアナキストかファシストか。今は、日和見かニヒリズムか。怖いのは無関心?
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2008年9月29日(月) |
原爆死没者慰霊祭。 |
神奈川県原爆被災者の会主催の県原爆死没者慰霊祭に出席した。この1年間に51人亡くなられ、慰霊碑に合祀された。
大船観音様境内では法要、献水献花、追悼のことば、各界、遺族の挨拶、朗読、音楽演奏が行われた
先日、終戦の年に米軍によって鎌倉の空中写真が撮られていたことを知った、また、鎌倉、大船が爆撃目標であったことも。
爆撃されなかった理由として、広島、長崎の原爆投下によって、日本が降伏、終戦が早まったことが一つである。
それは、現在、私が、鎌倉が、こうしていられるのも、原爆被災者を始めとして多くの犠牲があってと、深く思うようになった。
私の気持ちが動き、初めての原爆死没者慰霊祭参加であった。大船観音様境内に原爆の火が灯されていることも知らなかった。
参加して、考えさせられることばかりであった。戦争とは、平和とは。また、語り継ぐことが大事であると痛感した。
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また、大船観音前マンション建設現場が、
観音様の真ん前で、無惨な建設中断の姿が、
よく見えた。なんとも複雑な気持ちである。
観音様がなんとお思いか、胸がつまる。
早期解決を図ろう。 |
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2008年9月28日(日) |
これじゃ、真っ逆さまになる? |
小泉元首相の後、政権を担ったの安倍元首相。だが、1年で辞任、昨年、福田前首相に、さらに、1年で辞任。先日、麻生総理が誕生。5日前、組閣したばかりなのに、中山国交相が舌禍で辞職。これまた、どうなっているかと、呆れてものが言えない。元文科相だ。
そうだ、昨年、安倍元首相が総理就任1年で、辞任したときの小泉元首相の感想で、「まさか」の発言を思い出した。
人生には上り坂もあれば下り坂もあります。もう一つ坂があるんです。『まさか!』という坂であります。まさかあのような形でね、安倍さんが退陣するとは思わなかった」
と。
今度は福田前首相が1年で政権放棄、さらに、麻生内閣、組閣して5日で大臣が辞職じゃ、「まさか」どころか、まっさかさまだ。
これから、麻生政権に、何が起きるか分からない。真っ逆さまに落ちたところが、野党の席となったら、300議席取った小泉元首相の功績は、なんだったのかと、ポカーンだ。
小泉さん、命がけで、全身全霊を尽くして取った絶対安定多数を、後継者がバラバラ、ズタズタにしたのでは、堪らない。
当分、政治、政権の安定は、望めない。政治を政策で語らない日本。政治を政局で見るマスコミ。選挙の劇場型を期待される日本。
政党のガラガラポンで、出直ししなければ、いつまでも続く日本の泥沼政治。 この様なことにした責任を取らない日本の政治がガン。
1億総懺悔がどうも危ない。誰も責任を取らない、みんなで渡れば怖くない、無責任時代か。あぁ、経済までも、真っ逆さまになる? |
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2008年9月27日(土) |
日教組を批判する中山大臣とよく似た方が、 |
「日本の教育のガンは日教組だ、解体しなければいけない」と発言する中山国交大臣とよく似た方で、鎌倉の前市議会議員がいた。
3年前まで市議会議員だった伊藤玲子前市議だ。
日教組は日本を解体しようとしているとか、よく発言していた。たびたび、議会で問題になったが、注意してもおさまらなかった。
議員を引退してからも、教育問題に取り組んでいるようで、教育界では日教組が問題であると、会うたびによく語っていた。
伊藤玲子前市議の後継者として、その志を継ぐと原かつら議員が上位当選して、議会でも、たびたび、教育問題を取り上げている。
また、伊藤玲子前議員は、鎌倉市議から逗子市長を8年務めた長島一由前市長の強烈な支持者であった。
本当に、バイタリティー溢れた行動をとる伊藤玲子前鎌倉市議である。そして、選挙応援となると一生懸命やってくれる誠心誠意の
方である。
又、支持していた候補者が当選したとき、伊藤玲子前市議は、前列でバンザイをしているのをテレビ、新聞で報道された。
本当に、喜んでいる姿が印象的である。中西元市長、竹内元市長、石渡市長、長島前逗子市長、林潤衆院議員、中村県議等、
伊藤玲子前市議が応援した政治家は数多い。また、教育界刷新、日教組攻撃と怖いもの知らずである。
伊藤玲子前市議のあのパワーはどこから出てくるのかと、感心している。発言の内容が中山大臣に似ているので、太いパイプが、
あるのかも知れない。それは、それは、凄いパワーである。 信念の女性議員であった。 でも、手に負えないところも。
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2008年9月27日(土) |
岩波 小林 勇展 |
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私の父の知り合いであった岩波書店・小林勇会長の回顧展が鎌倉ドゥローイング・ギャラリーで開かれている。
(彼岸花、「冬青 小林 勇」との交差点) 10月5日まで(月曜休) 鎌倉ドゥローイング・ギャラリー 御成町 電話 61-1950
御成小学校へ行く途中、立ち寄った。鎌倉セーリング協会で活躍している小林堯彦さんとお姉さんが、応対していた。
小林勇氏の文人との出会いと親交を知って、広いなぁと思った。まさに、文人同士の交流は、鎌倉の遺産でもある。 |
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2008年9月27日(土) |
運動会のハシゴ |
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朝方は、涼しい風というより寒いくらいであったが、久しぶりに小学校の運動会巡りをした。カメラが新しいので、慣れるためにも。
鎌倉の俳句大会で感動した句「徒競走 涼しい風が 僕を押す」が印象に残っているので、まず、徒競走の見物。
第一小、御成小、第二小と回ったが、各学校の校舎には、大きな目標が書かれた垂れ幕が掲げられていた。個性的で面白い。
本当に皆楽しそうに競技、演技していた。ギャラリーの保護者で各学校盛会であった。元気な子どもたちは、気持ちが良い。 |
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2008年9月26日(金) |
逗子でも。 |
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逗子文化プラザのなぎさホールに、デビュー以来、付き合いのある神谷 未夏さんが、
出演するヴィンタートゥール八重奏団を聞きに行った。
開演前まで、時間があった。何か、逗子駅前で威勢の良い演説が聞こえていたので、行ってみると、元気のいい方ではないか。しがらみがないとか、吠えまくっていた。
正々堂々とやっているようで、私のやっているのは、選挙違反でありません。
候補者ののぼりを立てて、名前を言わなければいい、違反ではないと。
民主党の政策を訴えていると。あれ、なぜ、選挙違反ではないというのか。
誰か、違反だなんて、周りで言ったのなぁ。それにしても、声が通る。力強い。
しかし、近くに行ったら、演説を止めてしまった。 他へ行く時間か。いやぁ、元気だ。
鎌倉駅西口にある、民主党の女性参議院議員事務所に、元気のいい方のポスターが。
こりゃ、早々と、現職議員の事務所正面にポスターが張り出されたということは、かなり、
有力な支持が得られたということか。市長、市議、参議院議員の看板があるところだけに、目立つので大いに効果がある場所だ。支持者、同士が増えてきたか。
流れが、どのようになるか、勝ち馬に乗る方も次々か?早い者勝ちか? |
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2008年9月25日(木) |
小泉元首相が引退。 |
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9月定例議会が終わり、家に戻ったら、電撃的ニュースが。
「小泉純一郎元首相は25日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、次期衆院選には出馬せず、今期限りで引退すると表明した。後継者は次男の進次郎氏(27)。
また、国会議員は退くものの、政治活動は続ける考えを示した。 」と。
引退ニュースを聞き、ただ、ただ、ご苦労さんでしたと、感極まる思いであった。
小泉さんは日本の激動期にあって、その存在、行動は歴史的に大きい。
いずれ、小泉政治の功罪は、評価される。改革派政治家、劇場型選挙等が。
麻生首相、あるいはこれからの政治家は、小泉政治を続けるか、変えるか、注目される。
先日、政界情報通から、小泉元首相周辺に動きがあるぞと、聞かされたことが、引退のことであったか。昨年、小泉さん、再登場はと言ったら、もういいと、首を振っていた。
写真は、去年、2月、横須賀で。 |
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2008年9月24日(水) |
いよいよ、原子力空母が横須賀へ。 |
明日、25日、いよいよ 原子力空母ジョージ・ワシントンが米海軍横須賀基地へ配備のため入港する。
横須賀米軍基地で働いていた当時から、度々、通常型空母が停泊している時、見学した。
ミッドウェー、キティーホーク、ホーネット、コンストレーション等の空母名を思い出す。その巨大さには驚かさせられた。
太平洋戦争時、米軍は早くから制空権確保が戦争の勝利に繋がると、航空戦略の整備を
進めた。
日本の真珠湾攻撃での教訓からであると言われている。しかし、真珠湾の成果にもかかわらず、日本は大艦巨砲主義であった。
結果は敗戦である。戦後、日本の防衛は、米軍に頼っての体制であることは間違いない。
先日、日本の自衛隊の迎撃ミサイルパック3が発射実験が成功したと報道されていたが、実験場所はアメリカだ。
ミサイルを作る能力が、日本にあっても、実験さえ出来ない日本。さらに、コンピューター制御で行われるため、打ち込む数字さえ、日本には教えてくれない現実である。自衛隊がパック3を日本中に配備されても、発射するにはアメリカ頼りである。
でも、日本は経済ではアメリカから頼られているか。野村ホールディングが破綻したリーマン・ブラザーズのアジア、欧州部門を買い取ると、報道。買い取っても、後は大変であろう。しかし、5000人の従業員が救われるとか。自主独立とは、考えさせられます。
しかし、すべて、グローバル化の時代か。でも、局地的紛争も尽きない。一度、有事となると、知らん顔していられない。
そうだ、鎌倉市議会には、原子力空母関連の陳情が出ていたが、継続となるので、議員提案が検討されているようだ。
今朝、NHKのニュースを見ていたら、原子力空母の反対集会が放映されていたが、反対気勢を上げていた前列に鎌倉の女性市議が。
どうやら、M議員にも見えた。ここにも、元気の良い政治家が、鎌倉から駆けつているのか。行動範囲が広い。
後日、確かめたら、人違いでした。本人、曰く、そっくりさんが鎌倉にいらっしゃると。失礼しました。影武者か? |
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2008年9月23日(火) |
スピーカーから聞こえるのは廃品回収業者の声ぐらいだった。 |
最近まで、スピーカーから音が聞こえるのは廃品回収業の軽トラックぐらいだったのが、なにやら、元気の良い音がするので、のぞいてみれば、
鎌倉の街頭を引っかき回している元気の良い方の街宣車ではないか。
それはそれは、元気の良いこと、つい、振り返って見てしまうのは、その独特の声質か、ボリュームの凄さか。
行ってしまったと思ったら、駅前で威勢の良い演説が。民主党ののぼりを立てて、なにやら実績をぶっているようだが、聞きにくい。
自民党の総裁に麻生議員が決まったので、選挙近いとみたか、熱がますます入ってきたか、熱弁だ。それに短期決戦間違いないか?
でも、マニフェストだ、公約だと忙しいこと極まりないだろう。
今、このブログを書いてるとき、突然、大きな音が、近所が騒がしいので、外をのぞいてみると、家添えの滑川に直径50センチくらいの大木が、
川を塞ぐように倒れているではないか。向こう岸では警察に連絡、こちらでは消防に連絡、すでに、夜9時過ぎで真っ暗であるが、現場を調査。
数日前の大雨の時でなくて良かった。対岸は、数年前に護岸が大きく崩れて、整備されていた。大木のあるところは、土手状態。
でも、崩落の危険はなさそう。緑豊かな自然な護岸か、冷たいコンクリートか、悩まされる選択である。急傾斜地の場所も同じだ。
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