2005年9月の戯れ言


9.23

9月23日(金)

朝食をとってすぐ、録画していた「伝説巨神イデオン・発動編」を観はじめたところ、 開始早々1分でキッチ・キッチンが爆撃で死に、ちぎれた生首がすっ飛ぶシーンに思わず放心してしまいました。
すぐにビデオを停止しました。
午前中からイデオンはヘビィでした。
反省です。
今度、心の準備ができた際に観なおしたいと思います。

物は壊れる、人は死ぬ。
富野監督の「戦争が起きれば軍人だろうが民間人だろうが無差別に死に直面する」という当然の事実を手加減なしで描く姿勢、俺は好きです。
というわけで俺ランキングで富野作品ベスト3は「ガンダム」「イデオン」「Vガンダム」「ザブングル」。

「ガンダム」のミハル・ラトキエが戦死する話なんか、今見ても泣くよ、きっと。

「Vガンダム」は富野自身が『失敗作』と断言していたのを何かのインタビューで読んだけど、 俺は過小評価しすぎ(世間的にも過小評価されすぎ)だと思っています。
いや、確かにタイヤ戦艦とか『見なかった事にしたい何か』もあるにはあるんだけど。
監督の意図どおりの作品にはならなかったのかもしれませんが、 一連のガンダム作品の中では出色の出来ではないでしょうか。
で、次点は「∀ガンダム」かな。

富野作品、全部観てる訳じゃないんだけど。

9月22日(木)

お彼岸で墓参りに行ってきました。
俺は特定の宗教を信仰していません。
自分が死んだら立派な墓に埋めてもらいたいとか、丁重に供養して欲しいとか、そうった欲求もありません。
でも、こういう機会には線香をあげたくなる心境になります。

とか言いながら墓参りなんて久しぶりなのでした。

因みに、もし変な宗教に勧誘された場合には、「ウチは仏教ですので」と言って断ることにしています。
安永航一郎先生の教えです。


9.20

9月19日(月)

8年ぶり位で、立川の昭和記念公園へ行ってきました。
あらためて来て見ると、こんなに広かったんだなあ。
イチョウ並木も通ってきました。
この並木通りは、10年位前のとあるTV番組のオープニングの舞台に使われていたんです。
秋になると、落ち葉で通りが黄色い絨毯のようになって絶景なんだよね。
今はまだ葉も緑で、ところどころに銀杏の実が鈴なりに生っていました。
いろいろあって、しんみりして帰ってきました。


9.13

先日宣伝をしたライブ・イベント「電波交信ムーヴメント VOL.2」が無事終了しました。
遊びに来てくださった皆様、本当にありがとうございました!
お陰で俺も楽しくプレイすることができました。

また、DJイベント「カチューシャナイト」の次回(第6回)開催を10月30日予定で準備しています。
近々詳細告知をしますので、こちらもよろしければ是非。


9.7

最近はもっぱらCATV漬けです。

今、CATVでまとめ録りしたウルトラセブンを毎日少しずつ観ているんだけど。
びっくりしたのが、第28話「700キロを突っ走れ!」(脚本:上原正三)。
というのも、ストーリーがとても良い加減だと思いました。

TDFが開発した新型爆弾の輸送が「何者」かに狙われている。
より安全に輸送するため、ラリー競技に紛れ込んで車で運搬するという。
「ラリーに紛れる」という行為そのものが、非常に危険を伴う作戦としてまず大問題だと思うんだが、すんなり作戦決行。
そのラリーの間、「何者」かによって度重なる妨害が入るわけです。
その妨害たるや、全くのトンチキぶりで、さっぱり殺る気を感じさせません。
あえなくTDFに射殺される訳ですが、その「何者」かの死体は閃光とともに消失します。
ここで視聴者は「すわ、宇宙人の妨害か?」と勘ぐる訳ですが、爆弾輸送作戦は無事終了。
何事もなかったかのように、そして「何者」かに関する説明もなく「良かった、良かった」と談笑するTDF。
するとそこに、脈略もなく唐突に恐竜戦車が登場!(※)

え!?じゃ、ラリーとかどーでも良かったんだ。
怪獣を出すまでの時間稼ぎですか?
てゆうか、新型爆弾を狙ってたの、誰なのよ!?
ここまでSFマインドの欠如したストーリー、ウルトラセブンにもあったんだなぁ。と、しばし放心状態に。
恐竜戦車も何が悲しくて目からビームだしてんだ。
恐竜と戦車という、子供にとっては夢のコラボレーションも魅力半減です。

しかし最後に、本当にびっくりするシーンが登場!
恐竜戦車のキャタピラが、セブンの片腕を轢き倒します。
これは後にオーストラリアで作製された映画「マッドマックス」(1979年製)でも、同じシチュエーションが登場します。 オーストラリアの暴走族も、子供の頃にウルトラセブンを観ていたのでしょうか? (←今回一番言いたかった事)

ところで今回、いい歳ブッこいて改めてセブンを観なおしてみると、 アイスラッガーや光線技による敵の殺し方が、結構な割合で残虐かつ残忍であることに気づきました。
首チョンパ、腕チョンパ、尻尾チョンパ、切り口からは大量の出血。

俺、好きで多くの映画を観ていますが、特にホラー映画などで良く披露される人体破壊シーンが大好きです。
思えばこれが原体験だったのかもしれませんね。(←今回二番目に言いたかった事)

だからといって、そのような映画に影響されて他人を傷つけたり殺しちゃったりするような人間はこの世にはいませんよ。 (←今回三番目に言いたかった事)
たかが映画。たかが大衆娯楽です。

あと今更言うまでもないが、ひし美ゆり子はめちゃくちゃ可愛い!!!(←あえて言う必要もないが大切な事)
俺はセミロングよりもショートが好みだなあ。

※:本当はいろいろと脈略はあるらしい。 詳細を知りたい人は「ウルトラセブン」「700キロを突っ走れ!」でぐぐってくれ(投げっ放し)。


ちなみに、「謎の円盤UFO」も連日観ています。
もちろん、エリス中尉を演じるガブリエル・ドレイク(綺麗!)のキャットスーツ(ちょっとエッチな衣装)目当てで。


最近観た映画。

「着信アリ」監督:三池崇史

「死霊のはらわた2」監督:サム・ライミ
最大の見所は、何といってもアッシュを演じるブルース・キャンベルが右手だけ死霊に取り付かれるシークエンスでしょう。
ブルースのひとり芸に感動です。
今(2005年)になって観ると、ホラー描写もSFXも人体破壊シーンも血糊の量も「こんなもんだっけ?」と思ってしまいますが。
それでも公開当時に観た衝撃といったら、それはもうどえらい事だった訳です。
「狂い咲きサンダーロード」や「DEAD OR ALIVE 犯罪者」や「少林サッカー」を観た時の衝撃と同じくらいに。


近況。
ぎっくり腰だよ・・・。情けない。


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