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先にレヴューした『11』に続く彼女のセカンドアルバムはなんとLive盤。(ちなみにお値段は一枚分なのが嬉しいです)
さて、今回はワタシのヤボなレビューはヤメにして、掲示板(Graffiti Wall)で、常連さんとやり取りさせていただいたのを、対談風に構成して、レヴューに替えさせていただきます。 てことで、こちらからどぉ〜ぞぉ〜!! *Thanx To まいちさん、とよさん、べるふらわさん とよさんのページにもレヴューが有りますのでこちらも合わせてどうぞ!! **Sleeve captured by maichi**
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アメリカ音楽のルーツ探訪の本かと思ってお気軽に読み出したのですが、アメリカの大衆音楽がいかにダメになったかを特に後半、語ってるのでお気楽気分はどこえやら。ロックに多少なりとも思い入れのある人間にしたら、ちとばかしショッキングな内容であります。 とりわけ、多民族国家であるアメリカの音楽はもともと民衆レベルでは影響しあいながら発展して来たが、「そこにロックが出現し、すべてをのみこんでしまった」(p230)というのは、なんだか考えさせられてしまいます。 最近のロックって何だか面白くない・・・なんて漠然と思ってる人にはその理由を明確に指し示してくれるとともに、あのロックの幸せだった60年代すら実は「なにもなかったのだ」と言われてしまいます(笑)。
もちろん、アメリカ音楽のルーツを探りたいというひとにも面白い本ですね。前半がそれに当たります。
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いやぁ、こりゃ、終盤のオーティス・レディングの6曲だけでも価値有ります。テンプスの「My
Girl」までやってますが、オーティスな押し(笑)で寄り切ってます。
逆に、あらさが目立って、深みに欠けるところもなきにしもあらずですが、こんなダイナマイトな(死語?)音源が聴けるだけでも幸せってもんです(笑) もちろん、The MG'SとThe Mar-Keysの脂の乗り切った演奏が聴けたり、Carla ThomasやEddie Floydも頑張ってますが、ここでのオーティスの前では分が悪いかなぁ。 |
'95年に出てる、謎の音源ですが、ミュージックマガジン誌で取り上げられたのでの、手に入れて来ました。インヴィクタスの関係で残ってた音源をエディ・ホランドのレーベルで出したと言う事らしいです。(とMMの河地依子さんのレヴューにかいたあった) 取り敢えず出だしの「RED HOT MAMA」からメチャカコイイ。
ラップの曲もそう違和感ないし、見てくれの怪しさに反して、結構イケルアルバムです。初期ファンカおすきならゼヒです |
少し前から、FMで流れるシングル「情熱」でのファンクビートにのった,彼女のなんだかザラザラした歌声が、気になっていて、珍しく邦楽の新譜を買ってしまいました。 「情熱」を聴いてすぐに思い浮かんだのは、吉田美奈子だったのですが、やっと彼女に比類しうるアプローチの出来る人が現われたという感慨を覚えました。 彼女の自作の歌詞を、けして重くならずにサウンドにのせて歌います。低めでややかすれて乾いた声で、言葉を響きとして聴かせられる才能はたいした物です。 吉田美奈子と違うのは、「雲がちちぎれる時」で聴けるような、シェリル・クロウやジョーン・オズボーンのような、ザラザラしたロック感のようなものを表現できるところかな。 アルバムだと正直言って、いまいちかなって曲があったりするんですが、前出二曲にこれまたシングルで発売された「リズム」あたりだけでも、彼女の素晴らしさは十分伝わって来ます。 因みに「情熱」のこのアルバム収録のヴァージョンはダブ・ミックスなので、放送されてるヴァージョンが聴きたい場合は、シングルをお薦めしますです。 と思ったら、とよさん から、最後の隠しトラック(12)にはいってるよ!って指摘いただきました。うわー、今の今までしりませんでしたぁ(うう)
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P-VINEのオリジナル二つ折りジャケ縮小版(CDサイズ)の、リイシュー。てことで過去の作品ですが、ワタシにとっては最近(っていっても夏の話だけど(^^;)聴いて気に入ったってやつですから。 とにかく、異様なほどポジティヴな唄に圧倒されます。
何と言っても、メイヴィスのヴォーカルがひかっているわけですが、それとともに注目したいのがマッスル・ショールズスタジオのメンツによる力強いバッキングです。もうDevid Hoodのベースなんか堪らんです(^^; 以前ビクターからでた、『STAX-VOLT SINGLES』シリーズに収録されてた物と比べても、音がくっきりと良くなった事も多少関係あるかな? |