SWITCH.ZIP ダウンロードしたら解凍して、HORNETの「REPLAY」ディレクトリにコピーして下さい
*このReplayデータは最新パッチファイルを使用したバージョン3.01で再生可能です
Replayファイル Switch Sides.rpl
REPLAYメニューに、「Switch Sides」が追加されます。
一度でもご自分で Replayデータの保存をしておけば (ミッション終了後 のデブリーフィングでビデオテープをクリックして保存する) 、Hornetの ディレクトリの下に「Replay」というサブディレクトリが出来ているので そこにコピーして下さい。 必ず一度何かデータをセーブして、ソフトに自動で ディレクトリを作らせます。自分でディレクトリを作ってはいけません。 その後に Hornetを起動すれば Replayメニューを出した時にファイ ルが選べて再生できるようになります。
再生中も「Ctrl+F」で早送り、通常再生がトグルしますので、基地への 帰還時や膠着状態(索敵でうろうろしている)の時にはご利用ください。
以下の挿し絵風の小さなグラフィックスは、クリックするともう少し大きなグラフィックを表示します。 元のページに戻るには、「ALT+←」のキー操作をご利用ください。 ただし、Internet Explorerをお使いの方は、ページの先頭に戻されてしまいます。 Netscapeのご利用をお勧めします。
ミッション概要:情報部から緊急の極秘情報が伝えられた。 敵国のSu-27パイロットが亡命目的でこちらの基地に接近中とのことだ。 問題は彼の進路上に稼働中のSAMサイトが位置するのと、裏切り者を抹殺すべく3機の戦闘機が追撃中ということだ。 燃料の関係で迂回する余裕は無く、亡命を希望しているパイロットは高級将校で我が軍にとって貴重な情報を持っている。 ハンガーでアラート待機中の私「Hornet
One」に救援のためのスクランブル命令が出た。
離陸: エンジンを始動。回転が上がるのを待つ間にグラウンドコントロールからタキシング許可を取る。
「Hornet One。ランウェイ360へタキシングを許可する。タワーと更新してくれ」
回転の上昇と共にブレーキを解除。ハンガーを出て滑走路までタキシングだ。接近するSu-27がSAMサイトの射程に入るまでもう時間が無い。ルール破りのスピードで滑走路へ。時間短縮のために滑走路の終端からでなく中央から滑走路に乗り入れながら離陸許可を取る。
「Hornet One。 離陸を許可する」
フルスロットル。アフターバーナー全開で加速、一気に離陸する。
離陸後、機首をWaypoint1に向けて、アフターバーナー全開のまま加速。 高度を上げてSAMレーダーを捜す。
対地攻撃:RWRでSAMレーダースキャンを探知。すでにHARM対レーダーミサイルの射程内だ。 Su-27と3機の追撃機はまだレーダーのレンジに入ってこない。 すかさずHARMシーカーを起動。必殺を期してHARMを2発連続で発射する。
SAMサイト中央に位置するレーダートラックにHARMが突進する。 ロックオン警報!SAMが発射された。Su-27ではなくこちらを狙ってきた。
しかしその直後にHARMが命中。 発射されたSAMは誘導波を失いロックオン警報も消える。 これで残る脅威は3機の戦闘機だ。
安心したのもつかの間。Su-27の後方約10マイルに新たなレーダー反応。Mig-23だ。3機の追撃機のうちの一機に違いない。すでにSu-27をミサイル攻撃可能な距離だ。一刻の猶予も無い。
AIM-120を選択。有効射程ぎりぎりだが2発発射する。命中しなくても回避機動をさせることでSu-27を救うことは出来る。
レーダーに残りの2機の追撃機が現れる。Mig-23とMig-21だ。残りのAIM-120をそれぞれ1発ずつ発射する。3機ともSu-27への追撃体制を崩して回避運動を始める。
AIM-9の射程距離まで接近しなくては。外部燃料タンクを投棄。バーナーを全開にして最も近いMig-21へ突進する。
何てことだ。AIM-120は4発とも外れてしまった。しかし3機の追撃機は回避機動の結果数マイルの距離で分散している。AIM-9とバルカン砲で1機ずつ片づけるしかない。
5マイルまで接近したところで AIM-9のシーカーがMig-21の排気熱を捉える。発射。パイロンから軽い振動と共にAIM-9が飛び出す。
再び回避運動を取るMig-21。 AIM-9の排気煙が追従するのがわかる。ガイド良好。「命中だ!!」
レーダーが再び接近中のMig-23を捉える。 AIM-9のシーカーがロックオンして唸りを上げる。 必殺の念を込めて最後のAIM-9を発射する。
「命中だ!」 Mig-23はコントロールを失って中東の大地に向けて降下を始める。
ドッグファイト:全てのミサイルを使い切った今、残るのはバルカン砲だけだ。最後のMig-23をロックオン。ミサイルによる反撃を警戒しつつ全速で接近する。
こちらに狙われているのに気がつかない? 最初のAIM-120でダメージを受けているのか、それともSu-27をロックオンして追撃するのに夢中なのだろうか。
迎え角があるので最初の交差での射撃は断念。一旦ブレイクしてMig-23の背後へ。
デッド・シックス。完全に後方を取った。バルカン砲のサイトを重ねてトリガを絞る。「撃墜だ!」Mig-23は空中分解する。
帰還:これで脅威はすべて排除したはずだ。進路を
Waypoint2 にとって基地に機首を巡らす。前方約15マイルにレーダに反応。 Su-27だ。任務成功といったところだろう。 帰還するべく基地に向けて接近を続ける。
「Hornet One. 進路を145に取れ」
基地が視界で大きくなるにつれて疑問が湧いてきた。「ミサイル回避も無くこんなに無難にミッションを終了したらReplayを見る人が納得しないのではないか?」(^_^;
「よし。ハンガースルーだ。しかも2連チャン」
何が「よし」だか自分でもよくわからないが高度を下げて反転。2つのハンガーの開口部が重なるように進路を調整。ハンガースルーを試みる。
多少よたつきながらもハンガースルーは成功。再び高度を上げる。
「Hornet One. タワーと交信せよ」 グラウンドコントロールからの通信だ。
「Hornet One. 着陸を許可する」 コントロールタワーの指示だ。
しかしAWACSからの作戦成功の通信はまだだ。Su-27の着陸を待たなければならない。 旋回してSu-27を捜す。
「いた。」 Su-27はフラップと車輪を出し着陸態勢を取っている。 最後まで面倒をみてやろう。
「ビンゴ。ビンゴ」 燃料が帰投レベルだ。基地上空なので心配はない。
Su-27に続いて着陸態勢を取る。 ゆっくりと接近しながら車輪とフラップをおろす。 通常の着陸速度よりもずいぶん遅い。追い越さないためには失速ぎりぎりの速度を維持しなければならない。
「Hornet One.そのまま上空待機だ」 もう遅いもんね。今日は異常に反抗的な「Hornet One」だ。
Su-27が着陸した。 自機も続いて接地するが接触を恐れてフレア(接地時の機首上げ動作)をかけすぎたようだ。バウンドした機体は再びわずかに浮き上がる。 そして着陸。
「作戦成功基地に帰還せよ」 Su-27の無事着陸を確認したAWACSからの通信だ。
Su-27に続く形で滑走路左手のタクシーウェイに入る。
「Hornet One. 駐機場まで移動してくれ」 グラウンドコントロールから通信だ。
F-117が見て取れる。Su-27とF-117が同じ駐機場にいるのは奇妙な感じだ。Su-27は駐機場の燃料補給エリアで機を停止させた。 グラウンドクルーの乗ったジープが慌てて立ち去って行く。
Su-27の左手に自機のF/A-18を滑りこませてブレーキをかける。
この後ハンガースルーの一件で軍法会議にかけられたのは言うまでもない。
最後に:この Switch Sides ミッションは、ミッションそのものの難易度は中間の部類に入ると思います。 Su-27がやられてしまうまえに
SAMを破壊できるように、迅速に離陸できればなんとかなります。 今回はいやがらせのように着陸時の
Su-27に接近してみました。
今後もこうしたReplayファイルをご紹介していきたいと思います。