<Q&A コーナー>

このコーナーでは、フライトシミュレータ全般(DOS/V)のお問い合わせにお答えしていこうと思います

特定のパソコン本体の設定や、DOSなどの基本コマンドや、エディタの使い方などについてはお答えできない場合があります。それぞれのマニュアルをご参照頂きますようお願いいたします。m( . . )m

ソフトについては、DOS/V用(正確にはIBM−PC/AT用)は、大体かじっているのでお答えできると思いますが、作者の実力不足、根性不足、資金力不足、または英語力不足の際はご容赦ください。(^^;

ATF、EF2000のインストールができない

Q.大変面白く見させていただきました。同じ事に興味を持っている人がいることを嬉しく思います。

さて、ホームの感想ではないのですが、今大変困っております。実はF22、EF2000、ATFを購入致しましたが、F22はうまく作動しません(インストールは出来たのですが、ゲームを始めようとすると画面が消えてデスクトップの画面に戻ってしまう)。EF2000、ATFに至っては、インストールも出来ません(MOUSE.COMは手に入れました)。

色々やってみましたが駄目です。周りにも詳しい人がいなくてどうしてよいのか分かりません。お手上げの状態です。

初めてのメールで失礼とは思いませが、どうかゲームが出来るようにご指導ください。よろしくお願い致します。

お名前:竹内雅直
A.ATFや、EF2000、F22などは、基本的に MS-DOSか、Windows95のシングルDOSモード用のソフトです。 Windows95の、DOS窓(仮想DOS)では実行できません。 本来、ATFはインストールだけはWindowsからできるようにされていますが、これは英語版のWindows95の場合です。ATFのCD−ROMを挿入すると、自動でインストーラーの画面がWindows上に出ますが、ここでインストールはできません。(DOS窓の表示が、日本語モードのため、英語モードのインストーラーは表示されないのです)

 必ず、完全なシングルDOSモードにしてから、インストールを実行してください。なお、CD−ROMのドライバの設定や、マウスのドライバの設定、サウンドドライバの設定、メモリドライバの設定がシングルDOSモード用に必要です。 (Config.sysやAutoexec.bat) これらのドライバの設定は、お持ちのパソコンの環境ごとに異なります。 参考になる Config.sysと Autoexec.batの例が、必ずゲームのマニュアルに記述されていますので、それを元にエディタで作成してください。

 ただし、このシングルDOSモードの利用は、正しく理解して実行しないとWindows95が起動できなくなることもあるので注意が必要です。 フロッピーによる専用の起動ディスクを作成するほうが無難です。

 大変申し訳ありませんが、こうしたシングルDOSモードの使用方法や、起動ディスクの作成方法などは、このホームページでご紹介いたしません。 ゲーム付属のマニュアルをご覧ください。 面倒に感じられるかもしれませんが、ここを乗り越えないと、Windows95対応のソフトしか遊べません。

 また、パソコンメーカーによっては、シングルDOSモードの使用方法については、一切サポートしないメーカーもあるので、ご注意ください。 

1996/12/21 Katsuji@a1.mbn.or.jp

Kali(Dos版)の設定がわからない

Q.私もフライト好きな一人なのでこのホームページを見て 感動しました。先日EF2000を購入し(先にここを見ていればATFを買ったんだけど)フラフラ飛んでいます。

通信対戦もしてみたいのでKALIのDOS版(KALIPPP)をGETしてきましたが説定がよくわからず四苦八苦しています。もしお暇な時間でもありましたら教えていただけないでしょうか?(95Jはレジスト済みでもってるんですけど)

お名前:早川 幸浩
A.最近、Kali(Dos)版の設定についてお尋ねいただく件数が増えてまいりました。 早川さんの場合には、Kali95Jを登録されているとのことですので、DOS版でも同一の登録情報でご利用になれます。 送金代行システムを使って送金するよりも、パッケージで市販されているKali95Jを購入する方が手軽だと思います。

 基本的には、エディタで以下の3つのファイルを修正します。それぞれサンプルファイルを参照できるようにしてあります。 サンプルファイルは、ユーザー環境に合わせて修正する必要のある行の右に説明が入れてありますので、これを参考に設定してみて下さい。(実行の際には説明部分を削除して下さい

  1. NET.CFG (PPP接続設定ファイル)・・・設定が必要な項目は COMポート番号、通信速度、プロバイダ電話番号、モデムの初期化コマンド、プロバイダに登録しているユーザーID、パスワードです。
  2. KALI.CFG (Kali設定ファイル)・・・設定が必要な項目は ニックネーム、本名、メールアドレスと、住所、Kaliシリアルナンバー、Skey、Tkeyです。(Kali95Jのマニュアルに記載されているものを英数半角で) あと、標準ではサーバーリストに日本の Kaliサーバーが載っていないので、KaliJapanと TAISENは追加しておきましょう。 でないといちいち IPアドレスを入力することになります。
  3. KCHAT.CFG (チャットソフト設定ファイル)・・・設定が必要な項目は ニックネームです。(KALI.CFGで使用したものと同じにしましょう)

以上の設定が出来ていれば、

 LOAD.BAT を実行します。

 画面にシェアウェアである旨のメッセージが出力されるので、 ESCキーを一度押します。

 メニューの CONNECT の項目にカーソルを合わせて ENTERを押します。 Current と表示されたら、もう一度 ENTERを押します。

 これでモデムの初期化が始まり、続いてプロバイダにダイアルが始まります。

 プロバイダに接続して、ユーザーIDとパスワードの認証に成功すると、先ほどのメニューで CONNECTと表示されていた項目が DISCONNECT に変わります。

 この状態でそのまま メニューから EXITを選んで DOSプロンプトに抜けます。DOSプロンプトから、

 KALI @XXXX(接続したいサーバー名) と入力すると、指定したKaliサーバに接続します。 例):TAISENなら  KALI @TAISEN

 接続に成功したようなら、 KALI /S を入力します。 これで、サーバーに接続している他のユーザーの一覧が表示されれば、OKです。あとは、KCHATでチャットして、遊ぶソフトの設定等を相談してから、ATF なり EF2000を ネットワークプレイで起動しましょう。(この時点で、コンベンショナルメモリが不足してソフトが起動しない方は、メモリの最適化を行う必要があります。ATFでは450KB程度が目安です)

1996/11/15 Katsuji@a1.mbn.or.jp

F16FLCSが繋がらない

Q.またまた 困ったことがあります。どうか力になってください。

 実は 先日、やっと念願のATFとF16FLCSを購入いたしました。 (予算の都合上、F16TQSは次回ということで...) 最初にFLCSを開け、コ−ドが2本出ていて、1本は15pinなので すぐつながりました。もう1本(キ−ボ−ドの方)もつなげようとして、 あれ? うちのは6pin(小さいやつ)なのに気がつき、 つながらないのか...まっいいか...

 次にATFをインスト−ルし、いよいよゲーム開始。 日本語の簡易マニュアルをちらちら見ながらまずは ”Play Single Mission”を プレイ。 グリップを倒すとちゃんとバンクするじゃん!! てっことはOK... 武器の選択はと...カチカチ...あれ? ミサイルの発射は...カチカチ...あれ? もしかして キ−ボ−ドの方もつながなくっちゃいけないのかな? だとしたら、変換コネクタ−を入手しなくてはいけないのかな? EF2000も試しましたが、グルングルン回っているだけでした。 何かお心当たりがありましたら、アドバイスを願いします。

P.S. これで一歩D.T.F.に近づいたような気がする。

お名前:滝澤 隆二
A.はい。お気づきの通りです。キーボードコネクタが、PS/2タイプのPCでは、PC本体とF16FLCSのケーブル間と、F16 FLCSとキーボードケーブルの間にそれぞれ PS/2〜AT変換コネクタと、A T〜PS/2変換コネクタが必要です。

 F16FLCSは、15ピンのジョイスティックだけでなく、スイッチがキーボ ードエミュレーションを行うために、キーボードの接続は必須です。 ダウンロードスイッチをダウンロード状態にすれば、トリガを含む4つのスイッチはアナログスイッチとして使用は可能ですが、その他のスイッチは使用できません。

 言い換えれば、F16FLCSは、キーボードとパソコン本体の間に割り込む訳です。FLCSのスイッチを押したことが、まるでキーボードから入力されたかのようにPC本体をだまします。

変換コネクタは、オスメスがあるので、間違って買わないように冷静に購入して ください。

 実は今日、このメールを見る直前まで、3人でPM11:00〜AM2:00まで、ATFで通信対戦をやっていました。 滝沢さんもいつか参加できるといいですね。

お待ちしています(^^)

1996/10/02 Katsuji@a1.mbn.or.jp

ATFのメモリ確保

Q.すみません、ATFで質問があります。

ATFの事で初心者質問なんですけど、95のDOSモードでちゃんと起動出来るのですが、コンベンショ ナルメモリーがkalipppをのせると、500kを切ってしまいます。 これでは通信対戦は無理ですよねえ?

それで95起動中にF8を押してコマンドプロンプトオンリーを選ぶマルチコンフィグを作ったのです が、コンベンショナルメモリーが600kもあるのに[Not enogh memory]とエラーらしきものが出て 起動できません。これってメモリーが足りないって事ですよねえ? なんでかな??? EF2000ではうまくいったのに〜。

やっぱり、95DOSからでは無理なんですかね。DOS-6.xじゃないと正常に動かないと聞いた事もあり ますが、どうなんでしょうか?95を入れる前にDOSを入れておけば良かったと後悔しています。 95DOSからATFを対戦できる環境で動かす良い方法はありませんでしょうか?

お忙しいとは思いますが、ひとつよろしくお願いします。m(_ _)m

お名前:Kouji さん
A.こんにちは。Koujiさん。ATFはメーカー推奨コンベンショナルメモリが490KBです。実際には440〜450KBでも動作はするようですが、安定させるためにはやはり490KB前後は確保したいものです。

お送りいただいた Config.sys と Autoexec.bat の内容を見る限り、「ATF」用のマルチコンフィグには問題が無さそうに見えます。 でもコンベンショナルメモリが600KBあって、「Not Enough Memory」が出るのは尋常ではありません。

 EMS、あるいはXMSメモリは ちゃんと、どちらかが約8MB以上確保できているでしょうか? 念のため、「EMM386.EXE」の行に、「NOEMS」オプションをつけて、拡張メモリをすべてXMSメモリに割り当ててみて下さい。(「RAM」オプションをそのままにしておけば、ドライバ類は拡張メモリに追い出されます)

 ただ、Windows95上で、普通にマルチコンフィグをした場合、厳密にはWindows95のコマンドプロンプトになります。いわゆる Windows95のシングルDOSモード(ほぼ完全なDOS互換モード。DOS=SINGLE)ではありません。その辺に問題があるかもしれません。Windows95のシングルDOSモードについてよく分からなければ、DOS6.2のATF専用起動ディスクを作成してしまうのも一つの手です。(Windows95のシングルDOSモードの利用については、一つ間違えるとWindows95が起動しなくなりますのでご注意下さい)

 参考までに言うと、私の環境では、「システムコマンダー」という、HDDのブートセクタを管理して、複数のOS(Windows95・DOS/V6.2・DOS/V5.0・英語版PC-DOS)を切り替えるユーティリティを使用しています。1つのHDD領域に、本当に複数のOSを共存が可能です。(OS/2なんかは別領域になりますが)

 また、DOS環境で定評のあったメモリマネージャ「QEMM386.SYS」の、Windows95対応版が出ているようなのでこれを使うのもいいでしょう。(私は先のシステムコマンダーで DOS環境を作り、そこで DOS版のQEMM386.SYSを使用しています)

1996/10/02 Katsuji@a1.mbn.or.jp

EF2000で音が出ない

Q.はじめまして 。最近パソコンをはじめたので、失礼なこととかあるかと思いますが よろしくお願いします。

EF2000についてなんですが、先日購入いたしまして、インスト−ルしたところ うまく立ち上がらず、イマジニアのサポ−トに電話をしたところ、 mouse.com(プログラムらしい)がないとダメですといわれ、それは 知人から入手しました。いざ立ち上げてみると音が鳴らないのです。 私のマシンにはサンドブラスタ−互換のボ−ドが乗っているはずなのですが BGMは 別に鳴らなくてもよいのですが、S.E.は 鳴って欲しいのです。 詳しくは  コンフィグレ−ションのボ−ドの設定のときに  ポ−トの設定や 割り込みなどの設定をしたのですが プログラムが認識してくれません。 忙しい中、ご迷惑だと思いますが 何か良いアドバイスをお願いいたします。

P.S. :私もフライトコンバット物が好きです。(すごい下手なんですけど) アイテムやソフトの紹介が大変参考になりました。 ホ−ムペ−ジの方、がんばってください。

お名前:滝澤 隆二 ・機種:Toshiba BREZZA(Win95インスト-ルモデル) ・ソフト:TopGun-fire at will!-,EF2000 TFX
A.こんにちは。滝沢さん。確かに BREZZAには、サウンドブラスター互換の音源が搭載されています。(VIBRA16とか言ったかな)。Windows95用のサウンドドライバはすでに組み込み済みなので、Windows95上と、Windows95の中の、MS−DOSプロンプト上(仮想DOS上)では音源再生が可能です。

ただしEF2000は、Windows95上の仮想 DOSモードでは 動作しません。当然 EF2000 を PLAYする際は、シングルDOSモードか、Windows95を「MS−DOSモードで再起動する」終了方法で 純粋なDOSモードで起動されていると思います。

この純粋な DOS モードの際は、音源再生用のドライバは、 DOS用の音源ドライバを DOSモード起動時のconfig.sys と autoexec.bat に 組み込む必要があります。ソフトハウスの指示によくある、「起動専用フロッピー」で起動する際も、この「起動フロッピー」のconfig.sys と autoexec.bat に DOS用音源ドライバを記述しなければいけません。

ちょうど、DOSのマウスドライバが必要だったのと同じ理屈です。(Windows95のマウスドライバはDOSモードでは無効)

このドライバが、サウンドカードの割り込みや、PORTアドレス、DMAチャネル等を決定するので、この記述が無いと音は出ません。(Windows95 上で見れる 割り込みやアドレス、チャネルは、Win95のサウンドドライバが決めているので、DOSモードでは白紙状態です)

BREZZA の HDD内、あるいは付属フロッピー、CD−ROM等に、この DOS用 サウンドドライバ が用意されているかどうかご確認ください。わからなければ、東芝のサポートに問い合わせることをお勧めします。でも そういう 部分のサポートもイマジニアにはがんばって欲しいところです。

ドライバがあれば、設定することで音は出るように鳴るはずです。その時の設定(アドレス、IRQ、DMA)は、Windows95で使う時と同じ値で設定すればOKです。

もし、DOS版ドライバを正しく組み込んでいるにもかかわらず、音が出ない場合は、コンベンショナルメモリの不足が考えられます。「MEM」コマンドで空き容量を確認して下さい。 (^^)

1996/09/28 Katsuji@a1.mbn.or.jp

R.アドバイス、ありがとうございました!! 先日、MS-DOS6.2を入手いたしました。それで起動したところ、やっぱり だめ でした。  でもあきらめずに、BREZZAのCONFIG.SYSをのぞいて見たところ、 cs4232cというドライバが怪しそうなんで、dosに組み込んでみました。  なんと!!音が出ました!! でもBGMは 鳴りません(説定が悪いのか な?) とりあえずOKです。本当にありがとうございました。

 僕はスティックとか持ってないので今度 F16FLCSとF16TQSを絶 対購入します。あ、あと ATF も...  通信で、できたら良いですね(ヘタだからレ−ダ−員ぐらいしかできないけ ど...笑)

 ホ−ムペ−ジを見ました。僕のメ−ルが載っている。びっくり!! うれしいような、恥ずかしいような...でも、ありがとうございました!!

滝澤 隆二

とりあえず効果音が出れば・・・(^^; 世間で言うサウンドブラスター互換は、ハードウェア互換(OEM)のものと、ソフトウェア互換のものがあります。前者はうまくいかないときには、本家SB16用のサウンドドライバーを手に入れれば何とかなるのですが、後者は根本的にゲームソフト側で、本物のサウンドブラスターだと信じてくれないとだめなのです。

もしどうしても遊びたいソフトでこうしたトラブルが発生した場合、マザーボードに互換音源が入っているなら使用不可に設定して、もし拡張スロットに入っているなら取り外して本家サウンドブラスターに交換してしまうのが良いと思います。

...とりあえず聞いてみよう。という方は