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タイトル F22 Air Dominance Fighter
発売元 Digital Image design (DID)
日本語対応 上記のパッケージは並行輸入版でマニュアル、画面表示共に未対応ですが、イマジニアから発売になっている商品は日本語マニュアル付属版と、完全日本語版が存在します。 ただし現在 ADFにはユーザーから指摘されていた問題点を改善するパッチファイルが提供されていますが、それぞれの版により対応がまちまちです。 最新のパッチファイルを使用したい方は並行輸入版の購入をおすすめします。
推奨システム 最低動作条件は2倍速以上のCD−ROMドライブとPentium 133MHzとパッケージには書いてありますが、例によって解像度によってはより高速のCPUを必要とします。できればPentium200MHz以上を用意したいです。なお必要なHDD容量は最低70MB、快適動作には200MBです。 3DFX規格の3Dアクセラレータに対応しており、画面紹介ページではMONSTER3Dによる3DFX画面を使用しています。もはやJoystickとスロットルは必須です。
関連URL

<Digital ImageDesign(DID)ホームページ>

F22ADF開発元のホームページです。最新情報やが入手できます。現在並行輸入版対応のパッチファイルが使用できます。 通信対戦にあたっては接続ユーザー全員が同一バージョンにするためにパッチをあてる必要があります。

<イマジニア ホームページ>

F22ADF日本語マニュアル付属版と、完全日本語版の発売元、イマジニアのホームページです。 ようやく日本語マニュアル付属版のパッチが提供されはじめたようです。完全日本語版対応のパッチのリリースが待たれます。

EF2000シリーズで定評のある DIDからアメリカ軍の最新鋭機 F22をテーマにした最新作、「F22 Air Dominance Fighter」が発表されました。 DIDではEF2000 Ver2.0のDOS版モジュール「Graphics+」で3DFXに対応していましたが、Win95ネイティブでの3DFX対応は今回の「F22ADF」が最初となります。 F22をテーマにしたコンバットフライトSIMは様々なソフトハウスから「F22 ライトニングII」、「JetFighterIII」、「iF22」、etc...と色々出回っており、タイミング的にはやや出遅れてしまった感があります。(^_^;

ということで F-22 をテーマに後発で出すからにはそれなりの工夫が無いと厳しいところですが、そこはEF2000シリーズを世に送り出したDIDです。 待たせただけのことはありました。我々ユーザーが期待した以上の仕上がりになっています。 高度による空気密度の違いまで感じさせてくれる独特の浮遊感(あ・飛んでる飛んでる...ってやつです)はこの「F22ADF」でも健在です。敵機が比較的近い距離で爆発するとその衝撃波で機体がブルッと振動したりして、本当に空気の上に浮いている感じが出ています。(^_^)

画面については3DFXを使用しない場合でも、従来のEF2000と同等のグラフィックスが提供されていますが MONSTER3D等の3DFXボードを使用することで格段にクオリティが向上します。 地表の建造物や低空での地面のテクスチャについては、「KOREA」ほどには3DFXの効果が出ていないようですが、中〜高空からの海面・地表・山脈や砂漠、丘の表現などは見事に表現されています。かすみ状の雲を通して海面が見え隠れする感じや、高度3万フィートを越えると空がだんだん暗くなっていく感じ等は実際に飛行機に乗られたことのある方なら感動ものでしょう。 (^_^)

このF22ADFの数ある特徴の中で、私が気に入っているのは仮想現実としての臨場感です。 味方のWingmanや管制塔、給油機等との通信が非常にリアルで、自分の編隊とは関係の無い別の部隊が敵機と交戦している際の通信などがかすかにモニターできたりして臨場感が盛り上がります。 音響効果も自機が被弾・損傷した際の衝撃音や警告音などには本当にどきどきさせられます。 空中給油のために給油機に接近する時のプレッシャーもすごいのですが、特に訓練過程にも入っている機体損傷時の滑走路への胴体着陸では、機体が滑走路のアスファルトをガリガリこすりながら滑っていく感じがリアルで心臓が口から出てきそうなくらい緊張します。 (^_^;

通信対戦についてはEF2000シリーズで定評があるDIDです。ミッションの自由度こそ低いのですがインターネットTCP/IPに完全対応しておりDTFの空も熱くしてくれそうです。(^_^)  また空戦の状態を記録し、各機の機動を後でモニターできるACMI機能(映画TOPGUNでも、デブリーフィングに使用されていましたね)が搭載されており、自分の機動・戦術の分析・反省材料として役立ちます。意識的に実行した Hi-Yo-Yoやバレルロールといった機動が、本当に出来ているかなどを確認するのに役立ちます。 この「F22ADF」の完成度の高さは初心者ユーザーからベテランパイロットまですべてのユーザーに支持されることでしょう。(^_^) ミッション作成機能が弱いのはアドオンソフト「TAW」を売る企業戦略です。商売うまいぞDID。(^_^;

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タイトル JSF Joint Strike Fighter
発売元 エレクトロニック・アーツ
日本語対応 上記のパッケージはソフトそのものは英語版のままですが、完全日本語マニュアルが付属しています。およそ71ページのマニュアルの内容は多すぎず少なすぎずで、翻訳の出来も良好です。
推奨システム 最低動作条件は2倍速以上のCD−ROMドライブ・Pentium 90MHzとパッケージには書いてありますが、解像度とグラフィックの設定によってはより高速のCPUが必要です。できればPentium233MHz以上を用意したいです。なお必要なHDD容量は最低60MB、快適動作には160MBです。パッチを当てることで 3DFX規格の3Dアクセラレータに対応します。画面紹介ページでは3D BLASTERVoodoo2による3DFX画面を使用しています。Joystickとスロットルは必須です。
関連URL

<Eidos Interactiveホームページ>

JSF開発元のホームページです。最新情報が入手できます。 現在Voodoo対応の為のパッチファイル1.1と、Voodoo2対応用のパッチファイル1.2が提供されています。

あの3Dアクションゲーム「TOMB RAIDER」で有名な Eidos Interactiveから発売の 最新コンバットシミュレータがこの「JSF・ Joint Strike Fighter」です。 「JSF」とは現在のF-16やA-10、ハリアーが果たしている役割をすべて一機種でこなすことが目的のプロジェクトで2008年配備を目指してボーイングのX-32ロッキードのX-35が競作しています。 このEidos Interactiveのシミュレータでは、ユーザーの好みでX-32、X-35のいずれかを選択してフライトすることが可能です。

海中にすむエイを連想させるX-32と、単発エンジンであることを別にすればF22に外観が酷似しているX-35、どちらも非常に近未来的なデザインで典型的なグラスコックピットとあいまって最新鋭機を実感させてくれます。特にX-32は機種下方にクルセーダーやコルセアのように大きな空気取り入れ口が配されており、これで本当にステルス設計なのか?と心配させるくらい魅力的な個性あふれるデザインです。 昔のSF特撮映画に出てくる戦闘機がこんな感じでした。む〜何十年も先を見据えたデザインだったのか...(^_^;

画面については3DFXを使用しない場合でもそれなりに美しいグラフィックスが提供されていますが MONSTER3D、3D BLASTER等の Voodoo、Voodoo2の3DFXボードを使用することで格段にクオリティが向上します。 地表の建造物や低空での地面のテクスチャ、機体表現の美しさは後発の強みでしょうか?夕日に照らされてオレンジ色に映る砂漠や、霧に煙るKOREAの森林など、グラフィックの完成度は現在最高の水準を行っています。(ちょっときれいすぎるくらいかな。ただしパッチファイルでバージョンを上げる必要があります)

シミュレーションとしてのフライトモデル(飛行特性の再現)は、DIDのF22ADFとGSCのKOREAの中間くらいの印象です。 パッドロック視界での機関砲でのDogFightはJoystick操作に機敏に反応するので気持ちが良く、最新鋭機ならでは?のちょっと不自然なくらいパワフルなエンジン出力で思い通りに気持ちの良い機動を演じてくれます。 Su35相手の機関砲戦闘はスピード感と臨場感にあふれています。(現実の戦闘の感じとしてはF22ADFなどの方がリアルな再現なのでしょうが、空中戦のスピード感はKOREAに通じる物があります)

このJSFにはすぐにDogFightを楽しめるDogfightモードと、戦略的に作戦を進めていくキャンペーンモード、そして通信対戦用のMultiPlayerモードが用意されています。キャンペーンモードで面白いのは、司令部がいくつか指定した敵の主要攻撃目標をユーザーが自分でWaypoint、Wingman、武装等を決定して出撃できる点です。ミッションを成功させるために色々と攻略法を考える自由度の高さは結構ハマります。 通信対戦についてはインターネットTCP/IPに代表されるネットワーク対戦に完全対応しており、近日中にDTF通信対戦でもテストフライトを実施する予定でいます。 正直コンバットフライトシミュレータとしては無名のソフトハウスのリリースだったためノーマークでしたが、ユーザー数はまだまだ少ないものの完成度の高さは私のおすすめの1本です。(^_^)

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タイトル F15
発売元 Jane's Electronic Arts
日本語対応 上記のパッケージは並行輸入版 Officer's Editionでマニュアル、画面表示共に未対応ですが、エレクトロニック・アーツ株式会社から発売されてくる商品は簡易日本語マニュアルが付属しています。ただし Jane's F-15ではフライトエンジン&操作が 入門用カジュアルモードと上級者用エキスパートモードで別マニュアルです。簡易日本語マニュアルはカジュアルモードのみのサポートのようです。最終的には完全日本語マニュアルを作成してくれると思うのですが。(^_^;
推奨システム 最低動作条件は4倍速以上のCD−ROMドライブとPentium 133MHz3DFX規格の3Dアクセラレータ、3DFXボードの無い場合はPentium 166MHz以上となっています。推奨はPentium200MHz以上3DFX規格の3Dアクセラレータとのことです。必要なHDD容量は最低75MB、快適動作には640MBです。 3DFX規格の3Dアクセラレータは Voodoo及び Voodoo RushVoodoo2に全て対応しています。画面写真紹介ページでは3D BLASTERによるVoodoo2の3DFX画面を使用しています。Joystickとスロットルは必須です。またこのF15での本格飛行にはラダーが必要です。
関連URL

<Jane’s ホームページ>

F15開発元のホームページです。最新情報やが入手できます。現在フルインストール時のHDD容量を軽減させるパッチファイルが入手できます。640MB前後のファイルからムービー関連を150MBほど減らしてくれますが、変わりにオリジナルのCD-ROMを常に入れておく必要があります。

ATFやUSNFシリーズ、Fighter'sAnthologyなどをリリースしているJane'sから、F-15E(StrikeEagle)をテーマにしたコンバットシミュレータ「F-15」が新登場しました。(^_^) ATF・USNFなどの従来の路線はどちらかというと遊びやすさを追求したシリーズで、レーダー操作などのアビオニクス関連は非常に単純化・簡略化されており、リアルさを追及するユーザーにはやや物足りない部分がありました。(初心者の方には入門用におすすめですが) 今回のF-15は路線的にはむしろ同社の Apache対戦車ヘリコプターのシミュレータLongbowシリーズに近い物があり、こだわりすぎるくらいにリアリティの追求に力を入れています。(^_^;

多数のモードを持つMFDディスプレイは周囲のボタンが実機同様にマウスポインタを使って画面上で押して操作することが可能です。 HUDの各種表示モードの再現も実機に忠実な作りになっています。(^_^) 計器類やMFDはパッドロックビューの際でも表示が生きているのがすごいところです。(最近はもうあたりまえなのかな?) 実機を忠実に再現すればするほど計器表示の把握と操作が複雑になりますが、最初から苦労をお金を出して買うのが前提の「フライトシミュレータ」としては許容範囲内と言えます。(^_^)

画面については3DFXを使用しない場合でもそこそこのグラフィックスが提供されていますが MONSTER3D、3D BLASTER等の Voodoo、Voodoo2の3DFXボードを使用することで格段に処理速度・クオリティが向上します。言い方を変えると 3DFXの力を借りないと処理速度は不満に感じることと思います。 夕暮れや逆光の時の風景の表現や、光の加減で微妙に色合いが変わって見えるF-15の金属の質感など...F-15のグラフィック表現はやや押さえ気味の地味な表現ながら、写真を見るようなリアルさでは群れを抜いた仕上がりと言えます。機体外観もこれまでのシミュレータとは一線を画した「まさにF-15E」そのものの再現に成功しています。

シミュレーションとしての臨場感は 後席のRIOやWingmanからの通信、警告音などのがじわじわと高めてくれます。レーダー操作やロックオン、ミサイル発射に至るプロセスは緊張感あふれる仕上がりです。(^_^) 操作は複雑ではありますが、そこには確かに使いこなす感動があります。 唯一気になるのは大半のユーザーの方が感じているはずのエンジン出力の非力さです。外部装備をすべて投棄したクリーンな状態でも充分な推力を得ることが出来ないのです。バーナー全開で飛行してもちょっとバレルロールや上昇系の機動をするとあっという間に失速領域まで速度が低下していきます。 対策としては推力維持旋回に徹してLow-Yo-YoやSplit−S、スライスターンなどの降下系の機動をスティックを引きすぎること無く実施します。 ちょっとロールやピッチアップをしただけで「Over-G」警報が出る方は Joystickの設定にも問題があります。F-15ではJoystickの感度を領域ごとに設定できるので調整しましょう。 私は全領域で初期値の半分の感度にして使用しています。(^_^)

通信対戦についてはインターネットTCP/IPに完全対応しており、これからのDTFの空を熱くしてくれそうです。(^_^) せっかく複座型なのに前席と後席に分かれて二人のユーザーが通信対戦できないのは残念ですね。通信対戦を本当に楽しむ上ではこうしたユーザー間の協力の部分にもう少し力を注いで欲しいと感じるのは私だけでしょうか?(^_^; この Jane's F-15は全般的にマシン環境・フライトシミュレータの経験共に比較的高いレベルを対象にしているように思われます。 正直なところ初心者の方にはおすすめしにくいソフトではありますが中級以上の方にはおすすめです。(あとは推力不足を何とかしてくれれば...)

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...このソフトを忘れてるぞ!!という方は

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