Replay1:「Chopper Hop」

CHOPPER.ZIP ダウンロードしたら解凍して、HORNETの「REPLAY」ディレクトリにコピーして下さい

*このReplayデータはバージョン3.0で再生可能です。パッチを当てた3.01では使用できません

Replayファイル  Chopper Hop.rpl

REPLAYメニューに、「Chopper Hop」が追加されます。

 一度でもご自分で Replayデータの保存をしておけば (ミッション終了後 のデブリーフィングでビデオテープをクリックして保存する) 、Hornetの ディレクトリの下に「Replay」というサブディレクトリが出来ているので そこにコピーして下さい。 必ず一度何かデータをセーブして、ソフトに自動で ディレクトリを作らせます。自分でディレクトリを作ってはいけません。 その後に Hornetを起動すれば Replayメニューを出した時にファイ ルが選べて再生できるようになります。

 再生中も「Ctrl+F」で早送り、通常再生がトグルしますので、基地への 帰還時や膠着状態(索敵でうろうろしている)の時にはご利用ください。 

 以下の挿し絵風の小さなグラフィックスは、クリックするともう少し大きなグラフィックを表示します。 元のページに戻るには、「ALT+←」のキー操作をご利用ください。 ただし、Internet Explorerをお使いの方は、ページの先頭に戻されてしまいます。 Netscapeのご利用をお勧めします。


ミッション概要: 補給物資を満載した8機のMi24ハインドが敵の前線航空機基地へ接近中との情報がAWACSから寄せられた。敵基地からの戦闘機の支援が予想される。

クリックすると少しだけ拡大します。


離陸: F/A−18に搭乗し ハンガーで待機中の私 Hornet One に、ウイングマンの Hornet Two と共に出撃命令が下された。グラウンドコントロールにタキシングの許可を取る。

「Hornet One。ランウェイ360へタキシングを許可する」

 Hornet Twoが 左側のハンガーからタキシングしてくる。 Hornet Twoに続く形で滑走路に向かう。

 滑走路の手前で離陸許可を取る。

「Hornet One。そのまま待機してくれ」

 Hornet Twoの離陸待ちだ。 その間に搭載装備の確認を行う。

「Hornet One。 離陸を許可する」

ブレーキを解除して滑走路に進入。機首方位が360度を差したところでアフターバーナー全開で加速、一気に離陸する。

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「こちら Hornet Two。 9時方向よりレーダー探知を受けている」

 との通信。機首をWaypoint1に向けつつ、Hornet Twoに接近して編隊を組むように指示する。

「Hornet Two了解」

 RWRに敵レーダースキャンを2つ探知。うち近いほうの1機にロックオンされたらしい。

 Hornet Twoが接近して編隊を組む。  機首を310度方向に向けてレーダーをonにする。TWSモードに設定。 AIM−120を選択して発射可能にする。


ミサイル戦:いた。こちらよりずっと低高度を接近中。Su−27だ。  Shoot キューが有効射程であることを告げている。先手必勝だ。

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 Hornet Twoに攻撃開始命令を出すと同時にAIM−120を発射する。

 ミサイルをかわそうと山陰目指して急旋回と降下を行うSU−27。しかし降下が急すぎる。爆発音と共にレーダーの反応が消える。Su−27は地表に激突したようだ。目標を失ったAIM−120が地面で爆発する。

 すかさず2つめのレーダー反応にロックオン。距離は25マイル。 こいつもSu−27だ。こちらとほぼ同じ高度2000フィートを、側面を見せて飛行中だ。

 周囲を見回すと Hornet Twoが左側やや下につけているのが見える。

 ロックオンされている旨の警告音。Su−27は側面を見せているからこいつではない。他の誰かだ。RWRのレーダー波警告は反応が3つになっている。新手のお客さんだ。

 と、Su−27より3マイル程手前に新しい反応。航空機基地から離陸してきたのだろう。こちらに真っ直ぐ接近中だ。ロックオンしているのはこいつに違いない。

 ただちにSu−27へのロックオンを解除。正対する敵機にあらためてロックオンする。Mig−23だ。敵機からのロックオン警報が消える。

「こちらHornet Two、ロックオンされた」 どうやら敵機が目標をHornet Twoに切り替えたらしい。

 距離15マイルで Shoot キューが点滅。AIM−120を発射。

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 Mig−23が回避のためか右に旋回を始める。 同時にまたロックオン警報。さっきのSu−27だ。かまわず接近を続ける。まずは手前のMig−23が当面の脅威だ。

 旋回するMig−23AIM−120が接近。

「命中だ!」 AWACSが教えてくれる。

 すかさず先ほどのSu−27へロックオンする。すでに距離は15マイル。AIM−120の有効射程だ。

 「アトールだ!」と、Hornet Twoから通信。

 気がつくとロックオン警報は止んでいる。Hornet Twoが狙われたらしい。回避運動を指示して接近を続ける。

 「くそ。またアトールだ!」 Hornet Twoが叫んでいる。

 HUDにAIM−120のSHOOTキュー表示だ。必殺を期して11マイルまでこらえてAIM−120を発射する。

 敵機が発射したであろうミサイルが前方より接近してくるのが目視で見て取れる。警報はなし。すれ違い、右へ流れていくミサイルはHornet Twoを狙ったもののようだ。

「やられた!」 Hornet Twoの悲痛な叫び。

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 Su−27がこちらの発射したミサイルを回避するためにブレークするのがレーダー反応から見て取れる。

 「くそ。かわされた」 チャフと急激な機動によりSu−27AIM−120をかわした。 距離はもう 8マイル以下だ。ミサイル回避のため、こちらに後方側面を見せている。

 AIM−120はあと一発。 まだもう一機どこかにいる敵機のためにこいつは残しておきたい。AIM−9バルカン砲でやろう。  接近戦に備えてレーダーを ACM、モード VACQにセットする。とその間に敵機の高度がぐっと上がる。


ドッグファイト:ロックオン警報。高度を上げたSU−27はそのままインメルマンターンでこちらに正対したのだ。距離は4マイル。

 と、ミサイル警報!! ECMをON、バーナーを全開にし機首を右に振って回避運動を取る。この距離なら熱線追尾のはずだが念のため チャフフレアを同時にばらまく。敵機の方向から白い煙の帯が流れるようにせまる。

 「外れろ!」  かわした。ミサイル警告が消える。Su−27が高速ですれ違う。ミサイル回避のために右に機首を振った分だけ体制的には不利だ。左に切り返して機首を敵機に向ける。

 自機のバックシートの向こうにSu−27が回り込んで行く。機首を下げ、アフターバーナーを全開にしてコーナースピードまで増速しつつ敵機に向けて急旋回をかける。Su−27は速度が出すぎていたのかやや大回りに旋回している。 しめた。これなら内側に食い込める。

 Su−27がこちらに完全に正対する前にガンサイトがSu−27を捉える。トリガを短く3回引いて、バルカン砲の火線をSu−27に浴びせる。

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 命中!一瞬の間と共にSu−27が空中分解する。やった。撃墜だ。しかし安心している暇はない。もう一機いるはずだ。

 ロックオン警報が鳴っている。 AIM−120の最後の1発を選択し、機首を RWR警報の方向に向ける。

 レーダーモードを TWSモードに切り替えて敵機を捜す。距離20マイルにレーダー反応多数。こいつらはMi24だ。ロックオンの主は見つからない。現在速度は300ノット前後。この速度ではミサイルを撃たれれば回避は難しい。

 増速するために高度を下げつつアフターバーナーをONにする。  機首を下げたその時、「いた!」距離19マイル。こちらに正対している。まだミサイルの射程には入っていない。護衛のためにMi24と離れるのを嫌い距離をとったようだ。機種はMig−23

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 増速しつつ接近。Shootキューの表示と共に最後のAIM−120を発射する。

 と、同時にミサイル警報。Mig−23のアトールだ。アフターバーナーでさらに加速しつつ機首を右に振る。速度とアングルで振り切るのだ。

 こちらから発射したAIM−120が飛び去った方向の、やや下方から敵のミサイルの白い煙が流れるように接近してキャノピーの左側をかすめて消える

 「よし。かわした。」 すかさず左にロールして機首を敵機に向けるべく旋回。サイドワインダーを選択して第2撃に備える。敵機は側面を見せている。  軽くバレルロールをかけて敵機を正面にとらえる。

 こちらのミサイルは?と思った瞬間にロックオンした敵機が光る。 爆音と、黒煙が吹き出すのを確認。撃墜だ。

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 目標のヘリコプターの編隊との距離はもう8マイル以下に詰まっている。4機ずつ2つの編隊だ。手前の編隊の1機にロックオン。距離5マイルでサイドワインダーのシーカーがMi24の熱を捉える。数秒待ってAIM−9を発射。すぐに別の1機にロックオンして最後のAIM−9を発射する。

 これで対空兵装はバルカン砲だけだ。  「命中!」2発のAIM−9はそれぞれ目標のMi24を粉砕した。  バレルロールで減速しつつレーダーモードを ACM、VACQ にセットしてガンファイトに備える。ヘリコプターとホーネットでは速度が違いすぎる。一撃離脱をかけるしかない。

 生き残りの2機のうちの1機にロックオン。しかしもう一機の方が射線上にいる。ロックオンをやり直している時間はない。目視で照準を合わせてトリガを引く。

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 「命中!」衝突を避けるためバレルロール。  RWR の敵対空砲のレーダー波が強くなった。敵航空機基地の近くに接近しすぎたらしい。HARMシーカーをONにして対空砲を捜す。

 いた。滑走路の手前に2つ。 すかさずHARMでロックオンしてそれぞれに1発ずつ発射する。同時に右手のAAAのレーダーにロックオンされる。このまま接近すればたちまち撃墜されてしまう。

 「ドーン」という爆発音と共にAAAの警告灯が消えて RWRも沈黙する。HARM対空砲を2つとも破壊したようだ。 これで直接の脅威は消滅した。機首を敵航空機基地に向けてMi24を捜す。

 さっきのとは別編隊の4機が竿になって飛行している。

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 こちらと交差するコースを取っているので距離があると照準がとりづらい。高度200まで下げて接近して4機を続けざまに撃墜する。

 あとは最初の編隊の1機だ。  もうほとんど敵基地の上空だがレーダー警報は無い。旋回して最後の1機を捜す。

「作戦成功。基地へ帰還せよ」 AWACSから通信が入る。

 もう一回旋回して見つからなければ離脱しよう。機を左にロールさせてもう一度敵基地上空を目視で捜す。

 いた。低空を滑走路に向けて飛行している。接近してガンサイトを合わせてトリガを引く。黒煙を吹き出した最後のMi24は、補給品を満載したまま中東の大地に激突する。  離脱しようと機首を巡らすと、基地のハンガースポットに爆撃機のベアが2機駐機しているのが見えた。

 よしあれもいただこう。 バルカン砲を対地モードにセットして、ガンサイトが2機のベアを横切る一瞬トリガを引きっぱなしにする。

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 地上で爆発し砕け散るベア。  すかさずバーナー全開にし、ロールをかけて離脱。

 燃料をチェックする。帰還には充分な量だ。空のタンクを捨てて機首を自分の基地に向ける。

 「作戦は成功。基地に帰還せよ」 AWACSがもう一度告げる。


 帰還:敵基地から距離が取れたところで ECMとレーダーをOFFにする。

 「ビンゴ、ビンゴ」 燃料が帰投水準であることを合成音が告げる。 大丈夫。あの山を越えれば基地が見えるはずだ。

 「Hornet One. 機首方位を160度へ」

 「Hornet One. タワーと交信せよ」  グラウンドコントロールからの通信だ。

 滑走路を左手に見る形で基地上空をPASSする。

 「Hornet One. 着陸を許可する」 コントロールタワーの指示に従い着陸態勢に入る。 速度200ノットで車輪とフラップを降ろして滑走路に向けて降下する。 ILS表示が自機の進入が良好であることを告げている。

 ちっぽけだった滑走路が急速に視界一杯に広がる。軽い衝撃。着陸した。

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 減速しつつ滑走路左手のタクシーウェイに入る。

「Hornet One. 駐機場まで移動してくれ」 グラウンドコントロールから通信だ。

 対地攻撃のF−117A燃料トラックが見て取れる。自機のハンガーはもうすぐそこだ。

 ハンガーにゆっくりと進入してブレーキをかける。ハンガーの明るい照明がコックピットを照らし出している。スロットルを絞りエンジンをカットする。

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 任務完了だ。Hornet Twoは未帰還。 脱出確認無し。

 明日のフライトでは自分がそうなるかもしれない。


 

最後に:この Chopper Hop ミッションは、ミッションそのものの難易度は、難しい部類に入ると思います。 特に Su−27との空中戦は、ミサイルが命中すればよいのですが、かわされるとドッグファイトには苦労させられます。

今後もこうしたReplayファイルをご紹介していきたいと思います。

...とりあえず参加してみるか!!という方は