コントレイルとは、成層圏を飛行する飛行機が曵く「飛行機雲」のこと。
「隼」の持つ300km/hOVERのポテンシャルをベースに、200〜250km/hの
速度レンジで、快適に巡航しうる「余裕」と「快適」性をプラス。
「空気を切り裂く」ような隼のデザインに対し、RFの「風が道を開ける」ような優美なデザインが光る。
コンセプト:「快適なる防御」
ツーリングに伴う、雨・風・荷物からの解放。
ターゲット:趣味でバイクを楽しむ大人たち。 ライバルは「DUCATI:ST4」
【変更点】
- 【エクステリア】
-
「エイ」をモチーフとした、デザインをさらに熟成。「グラマラス」な
テール周りはそのままに、DUCATI、BMWと同様に、タンデムでホテルに乗り付けられる「エレガント」
さを装いました。
また、カウリング及びスクリーン端部には、二輪車では初の「ボルテクスジェネレータ」を装備。
200km/h以上の領域では、走行風から誘導された渦流束群が「不可視の鎧」のようにライダーを包み込み、
快適な高速巡航性能を補償します。「CONTORAIL」の由来となる高性能です。
- 【サイドバック】
-
現行RFは、テールカウル内部には何も無い「はりぼて」なので、ここを
「インテグラルサイドバック」にし、「デザインを生かしたまま」搭載量
を増やしました。
サイドバックの蓋は、上面全体がサイドにスライド
した後、下方にたたむ方式を採用。タンデムシート上の荷物を外す事無く、
容易に出しい入れが出来るようになりました。
- 【インナーバック】
-
「インテグラルサイドバック」は取り外しが出来ないので、「インナーバック方式」
を採用しました。これにより、雨天時でもバックは濡れることが無くなりました。
ちょっとした休憩でバイクを離れる時も、気軽に持ち運びができ、盗難の心配が
減ります。また、店や宿に濡れたバックを持ち込んで顰蹙を買う事が無くなります。
- 【タンデムシート】
-
タンデムシート部は「セパレート方式」を採用し、タンデムシート上に荷物を
積んだまま、メインのシートが取り外せる様になりました。(RF400R方式)
また、オプションの「シングルシートカバー」に交換する事も可能です。
- 【シングルシートカバー】
-
「シングルシートカバー」は、スタイルを向上すると共に搭載量を増します。
「シングルシートカバー」はタンデムシートを取り外して交換します。
カバー内部には2l程度のスペースが確保され、合羽等を収納出来ます。
また、カバー内側にフレームを内蔵しており、上面を簡易キャリアとして使用出来ます。
(GSX-R750方式)キャリア部は車体同色のゴムでコートされ、滑り止め効果を持たせて
有ります。(YAMAHA「TW」のキャリア参照)
- 【収納式荷懸けフック】
-
「収納式荷懸けフック」はシートレール側面に装備され、必要な時タンデムシート
下部から引き出して使用します。これにより、シートまたはカバー上に荷物を積む際、
サイドバックの蓋と荷懸けひもが干渉する事が無くなりました。
- 【スクリーン】
-
エアプロテクションを考慮し、大型化しました。スクリーン前部にはエアスクープ
が設けられ、巻き込み風、スクリーン内面の曇りが減少し、高速走行時、雨天時の
快適性が向上しました。
- 【フレーム】
-
剛性の向上と軽量化を目指し、アルミツインスパーフレームを採用しました。
- 【ヘッドライト】
-
視認性、被視認性の向上を目指し、マルチリフレクター方式の
デュアルヘッドライトを採用しました。
*小関さんの絵を改良致しました。
|