タイトル | : Re: 不達メールはチェックされているんでしょうか? |
記事No | : 23167 |
投稿日 | : 2008/02/09(Sat) 20:33 |
投稿者 | : 珍 萬宝 <メール送信> |
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-レス記事[23169]ID-code:5/mTVi0Io2A(本記事は投稿者自身により02/09-20:43に修正されました)
> 夜中だけメールアカウント削除したりしてみたんですが、 > アドレス拾われたようなところからは迷惑メールが減ったようなきがしますけど、 > 不達アドレスを自動的に削除されたりはしてるんでしょうかねえ? > 気のせいですか?
この冬、実は私も、大晦日から正月三が日だけアカウントを削除してみようと 密かに構想を練っていたのですが、年末の慌ただしさの中、ISPへの手続きが 億劫になり、結局のところ頓挫してしまいました。
それだけに小市民さまの貴重な試みは、私にとって大変興味を引くものです。
以下、みなさんの参考になるか分かりませんが、アカウント削除戦法の効果を Spamの類型別に検討させていただきました。
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1.送信アドレス偽装のSpam(効果望みなし)
まず、通常のSpamに関していえば、送信アドレスが大概偽装されておりますので、 こちらがアカウントを停止しても、「不達メールそのものが不達」という残念な結果に 終わってしまうハズです。 アカウント削除戦法は、したがって、一般的には対Spamの有効な作戦とは考えずらい でしょう(もちろんメールボックスを汚されずに済むという点では効果的ですが)。
2.送信アドレスが実在するSpam(子供相手なら効果望みあり?)
次に、仮に運よくSpamの送信アドレスが偽装されていなかった場合、不達メールは 実際にSpammerのメールボックスに放り込まれることになります。 ところが、通常、Spammerは、自分が世間から嫌われフィルタリングにかけられて いるのも、ISPから睨まれているのも百も承知で送信に専念できる「鋼のような神経」を 持っている連中です。すなわち、不達メールごときにいちいち対応しているようでは、 まだ青い! 逆に、ハラのすわっていないSpammerのタマゴやSpammerとはいえないアフィリエーター あたりには、削除戦法も一定の効果を期待できそうな気がします。
3.斥候Spam(効果望み大)
最後にオマケですが、Spamの中には相手のアドレスが実在するかを偵察するために 送信されるものもあるとききます(「斥候」のようなものでしょうか)。 モノがモノだけに削除戦法はかなり有効のハズです。
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小市民さまがアカウント削除戦法に多少でも手ごたえを感じたのであれば、 Spammerのタマゴちゃんをちょっとビビらせてあげたか、夜中に忍び寄ってきた 斥候さんを上手く撃退してあげたのかも知れませんね。
私は基本的に「アドレス変更は敗北」という当サイトの姿勢に共鳴しており、 Spam送信元ISPとSpam誘導先ISPへの対処依頼を日常のささやかな活動として いるものですが、「アドレスの一時削除」は、Spam被害拡大を防止する自衛 手段(タマゴから恐竜が生まれ、斥候が軍隊を呼ぶ状況の防止)としてなら、 充分検討に値すると考えさせられました。
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