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○-まだ「法律に沿っていればspam送信OK」というプロバイダが残.. - 黄泉 01/09-19:12 No.23137
 ┗Re: まだ「法律に沿っていればspam送信OK」というプロバイダ.. - 吉田 05/30-17:52 No.23257

タイトルまだ「法律に沿っていればspam送信OK」というプロバイダが残っていてビックリ
記事No23137
投稿日: 2008/01/09(Wed) 19:12
投稿者黄泉   <メール送信>
URLhttp://yom.b-log.in/
親記事[23137]
-レス記事[23257]
ID-code:tbCYvAuNtmA(本記事は投稿者自身により01/09-19:15に修正されました)

またまたお久し振りです。

なんかまたロリムトーと思われる投稿者が掲示板を荒しているみたいですね。
しかも、掲示板spamやブログへのコメントspamも同時に行っていた様で…
http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-fftbtop&p=http%3A//www.geocities.jp/mac_chanel/jisatu.html

さて、本題です。
迷惑メールに関する二法が施行された直後は、プロバイダ(ISPもASPも)の多くが、法律の表記義務を守っていればspamの送信OKという方針になっていて、
1年以上前に再調査した時は、ほとんどの所が反省し、法律の表記義務の遵守の有無に関係無く、spamの発信を禁止していた訳ですが、
ここ最近、私の元に届いていたspam(携帯のメルアドへのもの)の発信に利用されていた所が、下流上流共に、法律の表記義務さえ守っていれば、spamの発信を抑止しないとの回答を行い、非常にビックリ致しました。

その会社のひとつ(下流)は、飛猿(http://tobizaru.jp/)というメール送信サービスを行っているアイ・ティー・コンサルティング株式会社(http://www.itc-group.co.jp/)で、spamへの対処の返答として届いた内容は以下の様なものです。
(転載する旨は伝えてあります。)

-----< ここから >-----
<私のパソコンのメールアドレス>様


いつもお世話になっております。
アイ・ティー・コンサルティング株式会社と申します。

弊社運営の、メール配信システム「飛猿」について
お問合せいただいた件について回答させていただきます。

お送りいただいたメールの内容を解析した結果、
送信元が弊社システムの利用者であることが特定できました。

該当の利用者に対しては、改めて「特定電子メールの送信の
適正化等に関する法律の概要」に則り、メールを送信するよう要求しました。
具体的には、受信許諾があるメールアドレスへメールを送信すること、
受信許諾がないメールアドレスへメールを送信する場合は
次の事を明記することを徹底しました。

・特定電子メールである旨(⇒「未承諾広告※」)
・送信者の氏名または名称、住所
・送信に用いた電子メールアドレス
・受信拒否の通知を受けるための電子メールアドレス等

以上、送信者への上記徹底等に時間を要し、
回答に時間がかかったことをお詫び申し上げます。

--
飛猿サポートセンター
support-tobizaru*@*itc-group.co.jp
Tel:03-5348-5862 (10:00-18:00土日祝除く)
-----< ここまで >-----
(そのままメルアドを晒すのは抵抗を感じますので、@の両側に*を入れました。)

そこで、私はメールと電話にて、法的な表示義務を満たしていたとしても、spamの送信はモラルに反しており、その送信を認めるのも問題があるのではないかと、再度 「法律の表示義務さえ守っていれば、本当に不特定多数の相手への未承諾の広告メールの送信を許可するのですか?」と問いた所、「会社の総意としての回答をしたいので、即答が出来ない」との事だったので、"電子メールでの返答"を2007年12月27日に電話で求めたのですが、
2008年1月7日になっても回答が無かったので、電話で回答が無い旨を伝えたら、下記の様な返信がメールにてありました。

-----< ここから >-----
冠省

 弊社と致しましては,今後とも諸法令を遵守し,業務を遂行いたして参ります

ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 なお,貴殿が受領されたメールにつきましては,貴殿とメール送信者との間の
問題となりますので,弊社はこれ以上関与する予定はありません。貴殿の側にて
御解決下さい。

 また,貴殿より法律の解釈等についてご意見を承っておりますが,法律問題に
つきましては貴殿より専門家にご相談下さい。弊社としては貴殿のご意見に従わ
なければならない法的義務はありませんので,念のため申し添えます。

 貴殿は,電話にて交渉することを希望されているようですが,弊社はそれに応
じる予定がありません。悪しからずご了承下さい。

以上
--
飛猿サポートセンター
support-tobizaru*@*itc-group.co.jp
Tel:03-5348-5862 (10:00-18:00土日祝除く)
-----< ここまで >-----
(そのままメルアドを晒すのは抵抗を感じますので、@の両側に*を入れました。)

明らかに私の問合せを忘れていたらしく、"電話にて交渉することを希望されているようですが"と、私が言ってもいない事を記載している始末、
しかも、私の問い掛けの回答になっていないので、その旨を伝えた所、私が電子メールでの返答を求めていた事は認めたものの「電子メールの内容が全てです。」との一点バリ、
そうなると、法律を守っていればspam送信を許すとしか解釈する事が出来ないので、
上流の会社、アンカーテクノロジー株式会社(http://www.anchor.jp/)に対し、「御社の利用者(下流の会社)がエンドユーザーに対して、法律の表記義務さえ守っていれば、不特定多数の相手への広告メールの送信、spam行為を許す事を行っているのですが、御社の運営方針は、法律の表記義務さえ守っていれば、spamの発信を許す様なエンドユーザーへの提供を問題無いとしているのかをお聞きしたいのですが、もし、御社の方針に反する場合には、その会社を連絡して指導して頂きたいので、回答をお願いします。」と電話にて問合せた所、「当社は法律に反する利用を認めておりません。一般的な公序良俗に反する利用も許しておりません。」との回答だったので、「では、法律の表記義務を満たしていても、spamの発信を許可する様な運営は認めていないのですね?」と問い掛けた所、「その件は、法律の専門化に御相談下さい」との回答でした。

要するに、先に書きました様に、上流も下流も、表記義務さえ守っていれば、spamの発信を認める様です。
この二社に対して、spamへの問題意識の低さを感じたので、同胞のみなさまにお知らせし、この二社を経路とするspamが届いた場合には、この二社はspamへの問題意識が低い所なのだと認識した上で、対応を求めて頂ければと思い、こちらに投稿させて頂きました。

時間が出来ましたら、私のブログでも、この問題を追い掛けて行きたいと思っております。

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タイトルRe: まだ「法律に沿っていればspam送信OK」というプロバイダが残っていてビックリ
記事No23257
投稿日: 2008/05/30(Fri) 17:52
投稿者吉田
親記事[23137]+前記事[23137]
ID-code:o9k3p4AvbVc

tobizaru のメールサーバーは、RFC2821推奨の待ち時間 5分 を無視してメール送信を試みる不届きサーバーです。
よって、法の遵守の如何をとわず、tobizaru はspammerであると判断することが可能であり、そうであると思われます。
当方管理下のメールサーバーでは、tobizaru にgreeting messageまで、実験的に4分(長い(汗)の遅延を掛けておりますが、ことごとく弾いておりますので、お知らせまで。


修正は筆頭頁の一番下から