[ 14957 ] 迷惑メール(spam)撲滅私的調査会 HTML化ログ |
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ID-code:no_id
・・んです。
個人でドメイン取得して、友人のマシンにホスティングを依頼、
コンテンツを作ってる最中に、大量のワケわからんリターンメールが
来て、ビックリしたのが先週末でした。
どーやら、ウチのサイト名でSpamらしきメールが大量に送信されて
いるようなんです。
最初はウィルスの仕業かと思い、アレコレ対策しましたが、感染の
兆候はまったく無く、どーやら、メルアド詐称で別の場所から発信
されているようです。
訳知りのヒトに聞くと、メルアド詐称はとても簡単らしいですね。
だと、管理のしようもなく、誰でも被害にあう可能性があります。
でも、他人名義の、しかもまだ稼動前のサイトの名前でそんなことして、
誰か利益があるとも思えず、手の混んだイタズラなのか、それとも
Symantecのツールにもひっかからない巧妙なウィルスなのか、まるで
わかりません。
どなたか、こーゆー事例についての情報、お持ちの方はいらっしゃいませんか?
ID-code:no_id
現在、当該サイトのメールは閉鎖しています。
(きっとSpamの流布自体には、全く効果ないと思いますが・・)
被害元とは別のメルアド、ココです→hiroshige-xcrj@jcom.home.ne.jp
ID-code:w6SZ3BprNCg(本記事は投稿者自身により10/15-09:49に修正されました)
> どなたか、こーゆー事例についての情報、お持ちの方はいらっしゃいませんか?
当サイトが扱っている問題です。
ただし、その前に、サーバのセキュリティは
open relay
open ploxy
などに関して十分な対策を取っておられますよね?
実際にあなた様のサーバが踏み台にされているのと
単に詐称されたのでは大きく違います。
まずは
「spam情報 = spamと不正なメール中継についての解説 =」
http://www.hart.co.jp/spam/
「open http proxyによるspam中継」
http://spam.h1r.org/openproxy.html
上を御覧になり、御自分のサーバが踏み台にされていないか
(=半分は被害者、半分は加害者です)
確認し、
それについて十分に「自分のサーバは発信・中継に利用されていない」
と断定できるならば、当サイトの下記ページを参考に
対処を行って下さい。
以下のページですが、まず熟読し、
もし必要ならこの掲示板で相談なさるか、
あるいはもし自力で解決なされたら、
経過報告をして下さると参考事例として大変助かります。
「スパム行為冤罪被害対策調査室
(アドレス詐称・ドメイン詐称spam冤罪被害対策調査室)」
http://antispam.stakasaki.net/laji-yuanzui.html
ID-code:jxymMTCx/bo
こんにちは。
> 訳知りのヒトに聞くと、メルアド詐称はとても簡単らしいですね。
> だと、管理のしようもなく、誰でも被害にあう可能性があります。
> でも、他人名義の、しかもまだ稼動前のサイトの名前でそんなことして、
> 誰か利益があるとも思えず、手の混んだイタズラなのか、それとも
> Symantecのツールにもひっかからない巧妙なウィルスなのか、まるで
> わかりません。
> どなたか、こーゆー事例についての情報、お持ちの方はいらっしゃいませんか?
似たような事が前にありました。私の場合存在しないアドレスで
発信されたので、サーバーにリターンメールが送られてきても
User Unknownになるだけなのですが…。
結局60万通、2週間ほど嵐が通り過ぎるのを待ってました。
もちろん発信元の中国のISPにも連絡しましたが何の返答もなく、
発信元も数百箇所あって埒があかないのであきらめてました。
まず発信元を特定してみてはいかがでしょうか。
もしかしたらご友人のサーバーにセキュリティーホールがあって
乗っ取られているのかもしれませんし、発信元のISPが特定でき
ればそこに苦情を入れて対処してもらうこともできると思います。
ところでどんな内容のメールですか?
できればヘッダーもわかればアドバイスがしやすいと思います。
#それにしても、人がスパム対応で大変なときに From:アドレスを
#鵜呑みにして苦情言われるとスパム以上にむかつきます。(^^;
ID-code:no_id
上記の書き込みにあるホスティングをしている者です。
返信いただいた内容について確認してほしいとのことなので、
直接返信させていただきます。
まず、第三者によるメール送信は、拒否する設定になってい
ますので、Open Relayになっているというわけではありませ
ん。
kazuさんが書かれているパターンで、送信ホストは世界各地
に点在しており特定のISPから大量に、というわけではなさそ
うです。(リターンメールで送られてくるオリジナルメッセー
ジのヘッダから確認)
また、送信で名乗っているFromは、ドメイン以外すべて、人
名辞書による総当りのようです。
そのため、リターンメールはこちらのサーバでもすべてUser
Unknownになっています。
詐称されたメールアドレスは、xxxxx@example.comのようなド
メイン直下のものでした。
現在は、対策としてドメイン直下をやめ、xxxxx@subdomain.example.com
のように、メール用のサブドメインを増やして、ドメイン直
下のメールアドレスは、MXを引けないようにしました。
それでも、まだDNSのキャッシュが効いているところには伝播
していないので、リターンメールのための接続が1分に数件の
割合で続いています。
ID-code:w6SZ3BprNCg
> kazuさんが書かれているパターンで、送信ホストは世界各地
> に点在しており特定のISPから大量に、というわけではなさそ
> うです。(リターンメールで送られてくるオリジナルメッセー
> ジのヘッダから確認)
確かに
http://antispam.stakasaki.net/laji-yuanzui.html#yuanzui050302
にも書いたように、大元のネット業者を把握できない場合もあります。
サーバ管理をしておられるなら
見落としはないとは思いますけれども、
もしよろしければヘッダ、すなわち
エラーメールとして報告された中のもともとのspamのヘッダを
5〜10個ほど載せて頂くとこちらの参考になるかもしれません。。
分かっておられると思いますが、それらを片っ端から
http://antispam.stakasaki.net/tools/hdpar-fr.html
に突っ込んでみて、少しでも共通の、
といいますか、なるべく多くの共通の
サーバのIPがないかどうかを確認するということなわけですね。
で、それらを見てもやはり大元のネット業者を把握できず、
spam送信で中継された(世界中の)サーバのIPしか分からない場合には...
> 詐称されたメールアドレスは、xxxxx@example.comのようなド
> メイン直下のものでした。
>
> 現在は、対策としてドメイン直下をやめ、xxxxx@subdomain.example.com
> のように、メール用のサブドメインを増やして、ドメイン直
> 下のメールアドレスは、MXを引けないようにしました。
>
> それでも、まだDNSのキャッシュが効いているところには伝播
> していないので、リターンメールのための接続が1分に数件の
> 割合で続いています。
すでに今回は状況を判断して柔軟な対応をなさっているわけで、
非常に妥当だと思いますが、
あと出来ることとしては、
今までの私の経験(というか相談例)でいうならば
−−−
1.(もし極力エラーメールを減らしたいならば)
spamを受け取って、エラーメールを返してくるところが、
単一のネット業者すなわちhotmailやaol、もしくは
日本の大手プロバイダーなど。
いくつかに絞ることが出来ないかを確認する。
もし絞れる場合、それらのサーバ管理者にきちんと
状況を伝えれば、
「流しのエンジニア様」と御友人達のサーバへの、
そのspam絡みのエラーメールを
とりあえず送ってこなくなるようにしてくれるのが
一般的なようである。
2.もし英語でメールを書くことが苦痛でないなら、
上でおっしゃっている
「世界各地に点在している」中継サーバのうちどれか
適当な所のサーバ管理者に、
もし英語があまり得意でないなら
中継サーバのうち、日本のサーバのものを探して
そこサーバ管理者に、状況を伝え、中継のログから
大元のネット業者(IP)をお尋ねになることをお勧めします。
ただし不正中継されているようなサーバの管理人ですので
状況を理解し、またきちんとログなどを解析できるとは限りません。
−−−
今回の場合は、既にお取りになった措置によって、
しばらくしたら詐称はやむのではないかと思います。
常に出来る方法ではないとはいえ、
適切な処置をお取りになりましたね、
覚えている限りではそのような対処をした、
あるいは方法の一つとして
アドバイスされたことはなかったと思います。
(まあもっとも、今まで周知させてきたドメイン直下の
メアドが一時的とはいえ使えなくなるわけですので、
普通はなかなか使えませんかね、汗)
この手の詐称の際の対処ですけれども、
今まで見聞きする話では、詐称された側が何らかの形で抵抗しないと
ずるずると何週間、何ヶ月も詐称を続けられてしまう場合があるようです。
考えてみればそりゃそうで、
spammerはエラーメールのゴミ箱として詐称ドメインを使っているのですから
ゴミ箱がひたすらエラーメールを受け付けてくれる限り、
そのゴミ箱を使うのを止めようとはしませんし、
彼らに取ってみれば止める必要もありません。
彼らが止めようと言う気になるのは
そのゴミ箱が少しでも使いにくくなった場合なのです。
ゴミ箱として選んだドメイン(もしくはメールアドレス)は
適当に選んだだけですので、少しでも抵抗されれば
さっさと変えてしまいます。
本当に困ったものですね。
もしよろしければ事後報告をして頂ければ有り難いです。
IPAでもアドレス・ドメイン詐称の報告を受け付けています。
http://antispam.stakasaki.net/laji-yuanzui.html#yuanzui050304