OTOKICHI presents Christmas Song Collection

Christmas Tree

クリスマス・アルバム編

日本人のアーティストによるクリスマスアルバムを集めてみました。

日本のクリスマスアルバム
SURF & SNOW
SURF & SNOW / 松任谷由実 (1980.12.1)

これはクリスマスアルバムというよりリゾートアルバムというのが正しいでしょう。
クリスマスソングのスタンダード「恋人がサンタクロース」を収録。
日本のクリスマスが恋人たちの祭典みたいになったのは、この曲が出たあたりだったんじゃないでしょうかね?
いずれにせよ松田聖子をはじめ多くのアーティストにカヴァーし続けられるというのは名曲の証明であり後のクリスマスソングに大きな影響を与えたのは間違いないのではないでしょうかね?!
映画「私をスキーに連れてって」でもユーミンのナンバーが効果的に使用されてました

Tatsuro Yamashita
シーズンズ・グリーティングス / 山下達郎 (1993)

日本のクリスマスソングのスタンダードナンバー「クリスマス・イヴ」の英語ヴァージョンを含む、山下達郎のクリスマスアルバム。
アカペラとして以前にリリースしていた「きよしこの夜」「ホワイトクリスマス」の他、 現在、パーラメントのCFソングとしても使用されている「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」 などのクリスマススタンダードの他に、プラターズの「煙が目にしみる」なども収録。
クリスマスにはこだわらずウィンターシーズン向けの仕上がりです。 ちなみに「ハヴ・ユア~」は竹内まりやのアルバム「クワイエット・ライフ」収録の「クリスマスソング」とメドレーでレコーディングされていた物、続けて聴くとさらにGood!

オルケスタ・デ・ラ・ルス
フェリス・クリスマス / オルケスタ・デ・ラ・ルス (1994)

デ・ラ・ルスのクリスマスアルバム。もちろん全曲サルサアレンジによる楽しい仕上がり。
おなじみの「SilentNight」や「WhiteChristmas」は一部の歌詞をスペイン語で歌っています。
他にスタンダードでは「The Christmas Song」も収録されていますが、他はオリジナルとラテンナンバーのカヴァーで全9曲、ラテンファンはもちろん、それ以外の方にもきっと楽しんでもらえるでしょう。

Merry,Merry X'mas
メリーメリークリスマス / Various (1963)

ちょっと異色のものを1つ。アメリカでフィルスペクターが歴史的名盤のクリスマスアルバムを発表した1963年。
時を同じくして日本でもクリスマスアルバムが発売されました。
キングレコード所属のアーティストによるクリスマスアルバムがこれ。
参加ア ーティストは、ザ・ピーナッツ、伊東ゆかり、木の実ナナ、寺内タケシとブルージーンズ、そして我らが(?)ハナ肇とクレージーキャッツなど。
やはり聴き物は「クレージーのクリスマス」。スタンダードありオリジナルあり、そして得意の音楽コントなど。1曲でたっぷり楽しめます。 この曲に影響を受けたのが大滝詠一の「クリスマス音頭」であります。91年に復刻されたCDの解説は、萩原健太さんが書いてます。