お葬式とは?
お葬式は、故人に対する追善回向の仏事や単なる告別の式ではありません。遺族知友があいつどい、故人を追憶しながら人生無常のことわりを聞法して、仏縁を深める報謝の仏事です。
浄土真宗で現在行なわれている葬儀のお勤めは、第八代蓮如上人の葬儀次第に準拠し、伝承されてきたもので、他宗のように「引導」を渡すことではありません。あくまでも、道俗ともにお念仏をもうすなかで、故人を偲び、これを縁として仏恩報謝の思いと哀悼の意を表す儀式です。
なお、お通夜やお葬式に参列する際は、できるだけ聖典(お経本)・お念珠・門徒式章を持参するようにしましょう
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