箱根新道のインターの脇に旧東海道の入口がある。ここは見つけにくいのと車が来るので注意が必要である（ちょっと危険）。 ここは、坂の名称がやたらと付いていて立て札がいくつも出てくる。「挟石坂」「風越坂」「釜石坂」 「赤石坂」「向坂」の順で最初と最後に碑があった。
　石畳が終わると左側に「芦川の石仏・石塔群」があるが、満足な石仏は少ない。そのまま進むと国道１号線の信号で 合流する。そのまま進み左側に箱根ホテルがあり、その駐車場に１本の楓の木がここに本陣跡があった名残りである。
　 　　　

　ここからは旧東海道から外れて、仙石原のススキを見に行くことにした。箱根神社で休憩してから箱根園を抜けて湖尻 までを歩行者と自転車の専用道路を利用して快適にいける。湖尻から仙石原まで観光の車が多いので慎重にいく。やはり 仙石原のススキは素晴らしい。ある程度の風と光が織り成す風景は見ていて飽きない。しかし、急に空が怪しくなってきた。 車が多そうなので、遠回りだが来た道を戻っていくことにした。やはり、予想通り箱根神社辺りから小雨が振ってきたので、 スピードアップして旧道に入る。すぐに峠になりお玉ヶ池を見るが、すぐに下る。ここから小田原までは一箇所の信号以外 はノンストップの走行となり雨雲から無事脱出できた。