2009年11月29日(日) |
小町に素敵な画廊が開設 |
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小町通りのミカエル教会から50m歩いた先を、右に入ったところに素敵な画廊が(GALLERY
B)が開設された。初の個展が写真家・渡会審二さんの写真展。
渡会さんは、ギャラリー夢松洞で個展をした版画家・倉部今日子さんのご主人。
新画廊のオーナーが写真家の方であると。
写真展はモノクロの作品であるが、写真の奥深い印象を受けた。
渡会、倉部ご夫妻のアトリエは、稲村ヶ崎先の斜面地にあり、個展の期間、週末開放しているので訪ねた。アトリエからの眺めは素晴らしく、映画の撮影にも使われるそうだ。今日は、曇りであったが、天候によって変わる海の趣を魅せてくれた。
倉部さんがアトリエを案内してくれて、コーヒーもセルフサービスで飲める。
倉部さんは来年9月に、ギャラリー夢松洞で個展を開く予定。
今度、晴れた日に来て、是非、夕日を撮影しようと思う。伊豆の山に沈む夕日は素晴らしいとのこと。
アトリエの名前が、水平線。 www.suiheisen.biz アトリエ水平線ページ
行く途中で撮った秋の滑川風景を載せました。。 |
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アトリエ水平線
写真をクリックすると大きくなります。
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2009年11月29日(日) |
市への損害は市長個人の責任のケースが続々 |
市が損害を被った場合、首長個人や職員へ市民から損害賠償請求の提訴がされて、敗訴するケースがある。その額も年々、増えている。京都のポンポン山の住民訴訟では、損害賠償として市長へ26億円の支払い請求が最高裁判決で確定したときは驚いた。
鎌倉市の広町緑地買収問題のとき、話題になった。 今、藤沢市では、土地買収を巡って、賑やかなようだ。お隣のことは余り言えないが、気になることだ。
かって、鎌倉市でも助役の違法退職金が問題となり、市長が敗訴した。その後議会で制度を遡及して帳消しにしたが、市職員の高額退職金問題に火がつき、当時の小島小島市長は、行革市長であった中西市長に2期目の市長選で破れた。その後、市職員の退職金制度は国家公務員並みになった。
また、鎌倉市土地開発公社が買収した市民農園用地問題では、旧鎌倉同志会会派議員が告発し、問題が発覚、市職員数人が個人で1000万円を負担することとなった。それでもその市民農園用地は放置されている?いや、自然に戻した?
先日の臨時議会でも、固定資産評価問題で、最高裁まで上告したが、市は敗訴し、賠償額として3750万円を補正予算として議会では承認したが、その責任はどうするか、話題になったいる。当然、住民訴訟もありうることが予想されるとの話も出ている。
また、先日、松尾市長が視察した大船観音様前の岡本マンション問題でも、事業者からの訴訟に市が補助参加していることは、事業者からの損害賠償請求を想定しての参加であるので、裁判の結果次第では、相当な金額の賠償請求があり得るであろう。
松尾市長の決断は重い。一つ間違えれば、づるづると深みに入って、もがくばかりである。議会も開発側にいた議員の責任は重い。松尾市長はそれら議員とのスタンスはどうするか、注目である。来るものは拒まず、去る者は追わずか。重大局面である?
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2009年11月28日(土) |
秋には紅葉と天下の秋晴れ |
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紅葉盛りの鎌倉。妙本寺、八幡宮、円覚寺周辺を歩いたが、中には見事なもみじ(円覚寺)、イチョウ(八幡宮)。人では凄い。
妙本寺の参道は落ち葉で、晩秋の風情が。比企が谷幼稚園には、金柑のような橘の実が、木いっぱいについている。
下の写真をクリックすると大きくなります。
円覚寺から洞門山へと歩いたら、柿が鈴なり。これは面白いとパチリ。洞門を過ぎると、反対ののぼりが。まだ、解決着いていないようだ。石渡前市長からの宿題だ。岡本マンションと同様、松尾市長はどのような決断をするか、注目だ。彼には4万の民意がある。
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2009年11月25日(水) |
鎌倉と宇宙ミリタリゼーション(軍事化)開発 |
開発、開発というと、宅地造成の開発が鎌倉のキーワードの様に聞こえるが、世界最先端の軍事機器開発の工場が鎌倉にあることはあまり、話題にはならない。
人工衛星等が平和利用されていることは多くの事業でも見られる。先月、金沢市で行われた全国市議会議長会研究フォーラムの視察先で1時間講義を受けた町の産業おこしの例としての、羽咋市神子原(みこはら)地区のブランド米づくり成功話は、人工衛星による水稲解析によるものだ。確かに、山彦計画によって建設された農産物直売所で求めたブランド米は美味しかった。
タンパク質を多く含んだ米は美味しく、人工衛星で分析されたタンパク値高い良質な水稲を特別に集めてブランド米している。
そのお米は、ローマ法王へも献上されたと、講師は語っていた。かなり、知る人ぞ知るのブランド米とか。
ところで、解析の原理は、非破壊測定により水稲を痛めず、太陽光線に含まれる赤外線や可視光線が水稲から反射される数値を人工衛星がリモートセンシングするからだと。何か、浅尾慶一郎さんの講義のようでした。
人工衛星となると、どうしても、宇宙に目がいく。宇宙となると、鎌倉からも宇宙飛行士が来年誕生することが言われている。
ところで、最近、宇宙の軍事化とか、軍事化する宇宙とかが良く新聞の記事にある。青木節子慶大教授によると「地上の軍事作戦をより効率を進めるため、宇宙からの情報が欠かせない時代になったと」。日本の米軍施設には、アジア最大の通信傍受施設が配備されていると。「朝日・窓」より。
鎌倉の軍事機器工場は、世界最先端の技術開発がされているところだ。このことは、いつも平和都市宣言している鎌倉の特徴であることは指摘している。北朝鮮のミサイルが話題になることがあるので、関心を大きくもっている。
また、昨年、宇宙基本法も成立し、その中で特に注目することは、我が国の安全保障も入っている。もっと、勉強しようと。
(国民生活の向上等)
第三条 宇宙開発利用は、国民生活の向上、安全で安心して暮らせる社会の形成、災害、貧困その他の人間の生存及び生活に対する様々な脅威の除去、国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障に資するよう行われなければならない。
(地方公共団体の努力義務)
第九条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、宇宙開発利用に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の区域の特性を生かした自主的な施策を策定し、及び実施するよう努めなければならない。
(連携の強化)
第十条 国は、国、地方公共団体、大学、民間事業者等が相互に連携を図りながら協力することにより、宇宙開発利用の効果的な推進が図られることにかんがみ、これらの者の間の連携の強化に必要な施策を講ずるものとする。
鎌倉にある工場が扱っている事業の中から:
ミサイルシステム、航空機搭載用火器管制システム、これらの構成品及び関連機材の設計・開発、製造及びサービス提供(含む修理)
・人工衛星システム、宇宙機システム及び人工衛星・宇宙機/ロケット搭載機器の設計・開発、製造及びサービス提供
・地上及び艦船機器(ミサイルシステム、火器管制システム、電子戦システム、センサシステム、システム統合/戦術情報処理システム及び訓練・計測システム)の設計・開発、製造及びサービス提供(含む修理)
・人工衛星システム、宇宙機システム及び人工衛星・宇宙機/ロケット搭載機器の関連
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2009年11月23日(月) |
小さいお地蔵さん、ありがとう |
国指定史跡の名越切通近くにあるまんだら堂とやぐら群が臨時開放されたので、雨上がりの急な登り道を越え見学に行った。
亡くなった友人の大三輪君が調査研究に取り組んでいた鎌倉のやぐらである。つまり、中世当時のお墓で、武士や僧侶の他、有力な商人などが火葬されて葬られたところだ。あたりには供養のお堂があった遺構などもあり、やぐらの中には五輪塔が並んでいた。
関係者が刷り物やパースなどで説明もしてくれた。鎌倉の世界遺産登録予定地としてもリストに入っている場所だ。また、逗子市も古都法地区として指定されているのも名越切り通しが重要であるからだ。鎌倉とまたがっているところであり、他に和賀江嶋があるがここも国指定史跡である。
まんだら堂から越えてハイランド浄明寺緑地の公園に出ようとするなり、下に火葬場が見えた。あぁ、何か最近寺巡りが多いと思っていたが、ここまで来てしまったかと思った。複雑な思いがした。山道を歩く途中、供養塔や碑が立っていた。何かしんみり。
また、切り岸かと思ったが、石の切り出し場のようにも見えた。貰った資料によると石切場であったとも。また、切り通しは写真では狭いが、かっては、もっと広く、2,7mあったことが最近分かった。崖の崩落があって現在の90cmになったと推定されると。
晩秋、トボトボと枯葉を踏みながら歩いていると、何となく気が重くなる。自慢話を自分に言い聞かせながら、元気を出して歩こうと思い、鎌倉ハイランドの浄明寺緑地は、私が西武不動産と交渉し、4万坪を無償で寄贈させたところ、今は素晴らしい公園になっている、俺は頑張った、その俺だ、パノラマ台から鎌倉、富士山を眺めよと一気に登った。
そして、パノラマ台から下って平坦な道を歩きながらいくと、小さいお地蔵さんに出会った。何とも優しい小さいお地蔵さんである。何でも聞きましょうと言っているのだろうが、覗くだけでハッとして明るくなった。これは、嬉しい、有り難い。気が重くなっていた私を軽くしてくれた。何か歩いているところが私にとって意味深なところであったので、助かった。さらに、道案内に、巡礼古道とあった。
そうだ、何かに誘われ、巡礼をしているんだと思うと本当に気が楽になった。その、時々で出会う光景、人々、鳥たち、木々、公園は紅葉で秋の風情でいっぱいであった。ベンチや広場では昼食の休憩する人たち。あぁ、俺はいい仕事をしたんだ。自画自賛だ。
報国寺へ向かう巡礼古道で、ピーターさんに出会った。お互いに驚く。最後に、庚申塔の傍を通り、金剛窟地蔵尊にお参りした。
まだ、まだ続く小さい巡礼か。でも、憂いか、迷いか、自分を自分で傷めている気もする。もっと、自慢しろ、自惚れろ、無理かな?
人生の旅に病んで 夢は枯れ野をかけめぐり まだ、まだ、欲がある、未練がある。俺は元気なうちは頑張るぞ。オーバーだな?
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2009年11月22日(日) |
小さい秋、見つけた |
体の検査が今週も控えているので体調を整えるため、連日、最低1万歩のウォーキング。昨日は小春日和の秋、小さい秋を見つけようと八幡様、宝戒寺、安養院方面を歩く。宝戒寺裏、東勝寺橋からの滑川、さらに上に登り木々の間からの八幡宮、安養院のススキと秋の深まりを感じる。
今朝は歩くのには寒すぎる。でも、何か目的を考えても、歩かなければならない。
そうだ、今日はオバマ大統領の演説で話題になった長谷、大仏方面へ決め家を出た。冷えるし、今にも雨が降り出しそうであったが、途中、マスクを求め、スタスタと大仏方面に向かった。
昨日の八幡宮周辺は連休の影響か人出が正月並であった。今日の大仏周辺は天候の影響か、人出は通常の日曜並み。それでも、歩道は人で溢れていた。特に、オバマ大統領の演説で話題の抹茶アイスクリームの店は人気。
大仏門前に来たら、かまくら国際交流フェスティバルの看板が、覗いてみようと入場券を買い、境内に。やはり、秋の気配がいっぱいの大仏様の周り。さらに、国際交流のイベントが賑やかに開催されていた。
民族衣装も目立ち、どこかで見た方だなぁと思ったら松尾君の様な青年ではないか、言葉が通じないので、写真をパチリ。
さらに、どこかオバマ大統領に似た青年が、声を掛けて仲間とパチリ。何かオバマ大統領の青年時代の面影が。
バザーでいくつか買い物をし、雨が降らないうち、急いで家路に。途中、裏通りで、可愛い子を連れた方が。久坂さんではないか。
歩いていると思わぬ人に出会う。この前も、最近お目にかかっていなかった早稲田さんに早朝、鎌倉駅前で。ビラを配っていた。元気だ。
とにかく、最近不思議なことが起きている。何か話題にすると、すぐ、関係者と会う。恐ろしいように、続く。どうなっているのかなぁ。話が、あっち、こっち繋がってしまうので、頭がこんがらがってしまう。でも、すぐ忘れるのは年のせいか。でも、いろいろ憶えている事も多いので、気になってしまうことも。まぁ、元気なうちは頑張ろう。「思い出つまった、昭和は夢の中」。深夜便の歌です。
小さい秋の風景
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2009年11月21日(土) |
グラグラ、どこまで揺れる民主党、でも、遂に強行採決 |
衆院財務金融委員会は19日午後、金融機関に返済猶予などを促す中小企業金融円滑化法案を自民、公明、両党欠席のまま採決に踏み切り、民主党などの賛成多数で可決した。
あれ、これはいつか来た道、そうだ、自民党連立政権が通った道。これでは、民主党政権は元に来た道へ揺れ戻ってしまった?
今日の新聞の漫画に「ミイラ取りがミイラになる」と載っていたが旨く描くもんだ。
鳩山首相交代早いとか、解散もあるうる衆参同時選挙なんてことも言われ出した。強行採決の議会運営を批判していた民主党勢力に批判続出。
なんだ、自民党と同じではないかと、失望している先の衆院選で投票した有権者も多いのではないか。
でも、風や人気で政権取っても、やることが同じでは、小泉政権と同じ。首相は1年交代、挙げ句の果て、4年経てば3分の1勢力に。
やはり、パフォマーンスではなく、軸や理念がしっかりとした選挙ではなければ、どんなに、議席を確保しても、政治は不安定で、国民は迷惑。
運良く、経済が順調の時は良いが、世界的経済不況では、どうなるか、深刻である。これも、新自由主義の影響が原因か。
文化人類学の専門である慶応大学教授の渡辺 靖先生が、衆院選後、新聞で語っていたことを思い出す。
先生の内容を自分なりに理解したことです。
日本の選挙戦を見ていると、依然、心を揺さぶるのは「情」に訴えることでしかないのかという印象を受けると。
駅前に立って演説したり、ビラを撒いたり、自転車に乗って走り回って手を振れば、握手すれば支持が得られる。
彼や彼女は誰に、何を訴えているのでしょう。有権者は本当にこれでいいのと思っているのでしょうかと。
さらに、選挙の結果、勝者は敗者にどんな呼びかけをするのか、・・・・・・・・。民主主義は多数決と同じではありません。むしろ、勝者(多数派)が敗者(少数派)にどれだけ耳を傾け、信頼と共感を勝ちえていくかによって真価が問われると。「数の論理」を盾に敗者を軽んずることは19世紀のフランスの政治思想家トクヴィルが懸念した「多数決の専制」にほかならないと。
「日本の政治的漂流」への懸念が国際会議で必ず出ると。そして、勝った党首は国際社会に向けて明確なメッセージを発して欲しいと。これからの世界はどうしたいかを語って欲しいと。内向きのメッセージでは失望を繰り返すだけだと。
私も思う。とにかく、グラグラ揺れては、どうにもならない。はっきりしたメッセージを発し、論議をし、前向きに解決していくことだ。力ではない。その場しのぎ主義では、ツケが回るだけ。でも、かなり深刻な事態かも知れない。なにしろ、力優先政治で、論戦経験、訓練不足?まだまだ、時間がかかるかも知れない。日本の政治は腹芸、馴れ合い、談合、挙げ句に恫喝、金権、利権だった?
これも、力の自民党で50年のツケか。さらにこれからは、力の民主党で続くのか。そうだ、民主党の幹部は自民党経験者か。
やはり、自民党のやり方に戻るのか。無血平成維新だ、革命だは、のぼせているのかも?まだまだあるか、がらがらポン?
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2009年11月20日(金) |
寒かった、寒波襲来か |
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今朝は、寒かった。寒波襲来かと思った。早朝のラジオから、NHKスタジオから富士山がきれいに見えるとの話が聞こえてきた。
早速、カメラを持って海岸へ。和賀江島から富士山がバッチリ。まさに、真白き富士の嶺、緑の江の島が。感動。 |
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台風の波で倒された和賀江島の碑は撤去されていた。
近くにはライオンズの建立した碑がたっている。
でも、以前鎌倉町青年団によって、建てられた碑は、趣があって子供のころからの記憶に染みついて残っている。
是非、再建をして欲しいものである。 |
和賀江島からの富士山。中には鳥が写っていたり、この寒い冬の海を若者がサーフボードに乗り、沖へ漕いでいる光景も。
上をクリックすると大きくなります。
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2009年11月19日(木) |
マニフェストでふらふら |
鳩山首相の発言の軽さが目立ち、国内外の信頼感を失われかねないと。さらに首相は事態の深刻さを認識すべきだと、言われている。
首相の言葉遣いは丁寧だが軽いと。これは、何か以前に聞いたことある。そうだ、竹下元首相の言語明瞭、意味不明ことを。
ちょっとニュアンスが違うかも知れないが、鳩山首相も竹下元首相も何をしようとしているのか分からないことは一緒。
鳩山首相は発言が軽いので、一度言ったらお終いよという自分の立場に緊張感がない。
ネットで調べてみると、鳩山首相の発言の軽さを批判しているページが続々である。
それらの中に度々「綸言(りんげん)汗の如く」という文句があるので、このことを調べてみると、なるほどと思った。
皇帝が一旦発した言葉(綸言)は取り消したり訂正することができないという中国歴史上の格言であると。
(一旦出た汗は戻らない)
「綸言」は礼記の孔子の言葉「王の言は糸の如くなれば其(そ)の出(いず)るや綸の如し。
(ウィキペディアより)
王の言は綸の如くなれば其の出るや※(ふつ)の如し」が出典という。綸はひも、
※は綱、王の言葉は初め細くとも一度口を出れば、ひもや綱のように太く変わるという
王のちょっとした言葉(絲=細い糸)が重い意味(綸=太い糸)を持つとの教訓である
▲現代風にいえば、指導的な立場にある者の言葉はささいなことでも公言された以上は
重大な影響を及ぼすという戒めである。「故に」と孔子は続ける。「大人(たいじん)は
游言(ゆうげん)を倡(とな)えず」--地位ある人はいいかげんなことを口にしないというのである
トップになると思いつき発言は、慎重にである。まさか、マニフェストも思いつきで、質問されたら思いつきの答弁ではないでしょうねぇ?
友愛と聞こえは良いが、言うは易く、 行うは難しが、(友愛)が言うはに聞こえてしまうのは、耳がおかしいかなぁ?
友愛、ゆうあい、ゆうは、言うはと聞こえる? まぁ、マニフェストを言うは易く、 マニフェストを行うは難しか。昔の人は偉い。
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2009年11月18日(水) |
覚悟 |
毎週、ガンの疑いがあるため検査を受けている。今日はMRIの検査を東京の病院で受けた。さすが、30分であったが、ガンガン
ガン、ジンジンジン、ピッピッピッ、グングングンと鳴る音がMRIの装置から出てくる中で、私はまな板の鯉の如く、終わるのを堪えていた。
頭に浮かぶのは、「生まれて、生きて、生かされて」の文句が。どのような検査結果がいずれ出るのか、分からないが、覚悟はとなると、格好良いことは言えないかも知れない。でも、検査が終わって、歩いて30分のところに池上本門寺があるので、トボトボと歩いてお参りした。
池上本門寺は日蓮聖人の御入滅のところ。日蓮聖人は鎌倉とゆかりのあるので、是非、一度参拝したいと思っていた。また、中学時代の同級生であった金子君のお父上様が、当時、池上本門寺の管長さんと聞いていた。さすが、大本山、大きなお寺で驚いた。本当に、来て良かった。大坊本行寺・日蓮聖人臨終の間に上がって、素晴らしい庭を拝見した。庭を見るところの壁に書いてあった訓戒になるほどと思い、唸った。さらに、五重塔、日蓮聖人像には、圧倒させられた。さらに、鎌倉に帰って、夕日が素晴らしかった。何か仏心が、ほのかに?
「サビは鉄より出でて 鉄をくさらせ グチは人より出でて 人をくさらす」 反省!
池上本門寺
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2009年11月17日(火) |
今朝の天声人語に警鐘が |
鳩山政権のことで、度々、ブログ(下段)に書いているが、今朝の朝日新聞の天声人語は、私の思っていることを見事に載せている。さすがプロの方は違う。
私は勢いで書いているので、時には自分はうなずきながら、感心したり、反省したりである。また、誤字脱字も多いかも知れない。それでも、人を、鎌倉を、国を思い、憂えていることが自分の原点だ。そして、自分はと、考える。
今朝の天声人語の最後に、「首相の言動を筆頭に、議席に見合う安定感がないのは困る。再び裏切られたら日本の政治は救われない。早くも正念場である」と。全くその通りである。 今朝の天声人語(11月17日)
風や、人気、パフォーマンスで勝ち取った政権は、いくら300議席であろうと、浮き草のように、根無しである。水草の花のようだ。
無血平成維新と言うが、じっくりやって貰いたい。小泉政権のように、1年で首相交代したのは、やはり、300議席あっても、政権維持は人気だけでは保たない。
バトンタッチした安倍、福田、麻生前首相は自分のやった選挙での政権でないので、これまた、1年交代の政権であった。
日本に安定政権が出来るのにはまだまだ、時間がかかるのか。
また、国と地方のあり方で、これからどうなるかも、分からない。地方自治、地方分権、地方主権と言われるが、これらは、何がどう違うのかをはっきりしないと、これからの自治体運営も大変だ。廃藩置県から140年、まさに幕藩体制から国家、明治憲法から昭和憲法へ。主権も国民主権、主権在民となり、60年。今、また地方主権が登場、そして論議に。それには政権内一致が先。
また、国家財政、地方財政のあり方から、地方交付税のあり方の確立を優先すべきだ。それに、選挙制度の見直しは急務だ。国民主権であるので、一票の格差是正こそ最優先。 |
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2009年11月16日(月) |
ほらぁ、予想したようにくすぶりだした! |
最近の民主党連立政権に対する評価は、まちまちだ。みんなの党の江田憲司幹事長は鳩山政権の2ヵ月を振り返り、「本当にがっかり、失望させられることばかり起きている」と講演会で批判したと神奈川新聞に。
みんなの党はみんなで、鳩山氏を首相指名に投票したのに、「様子を見るが、鳩山政権を見切りたい誘惑に駆られている)とも。
あらぁ、もう愚痴かぼやきか知らないが、指名投票して、まだ、2ヵ月だ。早いもんだ、それなら、政権交代の倒閣運動を始めたらいい。
でも、民主党の人気は、天下り、普天間問題、献金等があるものの、格好良い事業仕分けで、点数を稼いでいる。
巨大権力の勢力組織であった自民党の政策事業をバッサ、バッサと仕分けして切っている姿は、国民に相当受けているようだ。
旧自民党の政策をこれでもか、これでもかと、事業仕分け切りをしていることは、巨大権力をとことん、やっつけているようでもあり、巨大権力の官僚に対しても、引っ込んでいろとばかりの姿が、テレビを通している光景は、凄いと映る。野党的与党か、かなり、民主党の支持率50%台維持に貢献しているとか。
でも、行政刷新会議に参加できる議員や党・政府一元化の政策決定に参加できる議員は良いが、朝から勉強会、研修会に新人議員のぼやく声が絶えないと神奈川新聞に。 まぁ、新人議員は3期まで、ひたすら地元周りと勉強を優先すること。所詮員数議員?我慢、我慢。
しかし、新人議員あっての300議席だ。でも、300議席の自民党でも、小泉チルドレン、一期で終わる方がほとんどだった。
さらに、地方選挙では、民主党派の候補が首長戦では、負け越しているようだが、地方には政党は余り関係ない。バラバラ。やはり、人物か?
だけど、政党の推薦を受けて負けると、負けた候補が蔭で言われることは「球が悪かった」の一言?そりゃぁ、余りにもひどいんじゃないの?
旧自民党が作った政策事業は、巨大権力があってのこと。でも、事業仕分けでばっさりも、300議席の巨大権力の民主党があるからだ。権力闘争で負ければ、惨め。勝てば官軍、負ければ賊軍?でも、既得権者はたまったもんじゃないと、陰の声。でも、良い思いもしていたのじゃないのとも。 権力を握れば、権力者?でも、民主的手続きを忘れていると、しっぺ返しがあるかも?
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2009年11月15日(日) |
西方浄土 |
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建長寺、円覚寺の風入れや国宝館で行われている光明寺展等で
気になったのが、十王地獄図や地獄絵である。
地獄絵は十王思想が背景にあるようだ。閻魔王が人の死後、来世に生まれ変わるところを決めるため裁いている絵など、迫力あるし、恐れをなして、すくんでしまう凄みの絵がある。
人は、地獄の想像はかなり出来るようだが、極楽の想像画はあまり見たことがない。
たしかに、光明寺展で見た来迎図などは、安堵の気持ちを感じさせるが、極楽に対する想像力が弱いのか、これぞ極楽というものに出会ったことはない。
でも、仏像、仏画に魅入ることは確かにある。また、オーラーを与えてくれる人もいる。清田保南老師との出会いは忘れることはない。
そんな、地獄絵のことを気にしながら鎌倉の由比ヶ浜海岸歩道を歩いていたら、ここ2,3日の荒れた天候から回復した西の夕空を見ると、なんとも神々しい光景が。
これぞ、西方浄土か。手を合わせ、拝したい気持ちになった。
人の想像もあるが、自然のなす姿に心打たれる。有り難い。 |
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2009年11月14日(土) |
オバマ大統領の演説の冒頭に鎌倉の思い出が。 |
知り合いとお茶を飲もうと待ち合わせをして、会ったとたん、オバマ大統領の午前中の演説を聞いたか、演説冒頭に鎌倉のことがと興奮して語った。
早速、喫茶店で携帯ニュースを調べてみると、「オバマ大統領:(大仏より抹茶アイス)思い出披露」とあった。
オバマ米大統領は演説の合間に巧みにユーモアを交え、センスの良さをみせた。演説冒頭、幼少時に母親のアンさんと初めて来日し、鎌倉を訪れたことを
紹介。「平和の象徴である大仏を見上げたが、子供だったので抹茶アイスにより関心があった」と話し、聴衆の笑いを誘った。昨夜の鳩山由紀夫首相との夕食で
もアイスクリームが出て、抹茶アイスの話題になったという。また、大統領は今回の来訪でも幼少時と同様、日本人の温かいもてなしを感じたと。(毎日jp)
夕方のニュースでオバマ大統領の演説を見たが、冒頭の部分は映らないので、朝日の夕刊で米大統領の演説要旨を確かめた。
オバマ大統領の演説の冒頭は「少年時代、母に連れられて鎌倉を訪れ、平和や静けさをたたえる大仏を見上げたことがある。子供の私は抹茶アイスクリームにより魅せられたが、日本の人の温かみやもてなしを忘れることはなかった。今回も同じ心を感じた。」と。
鎌倉として,なんと名誉のことか。是非、オバマ大統領、また、鎌倉を訪れて下さい。鎌倉市民として歓迎の意を表します。感謝。
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2009年11月14日(土) |
3権分立から2権へか |
民主党政権を見ていると、一気に3権分立から2権分立制へ変化しているようだ。議会の与党が行政を徹底管理する議院内閣制の政府だ。それも、与党による政権が徹底した行政見直しを計っている。それも、一気に、地方の声、現場の声を無視するが如くの僅かな時間で進んでいる。行政の継続性はもはや、過去のものか。
衆院選で過半数を超える民主党他与党議員を得たので、マニフェストは国民投票で計られたことのようで、政策方針は決定したことが前提になるようだ。各界による審議会、議会での審議の存在が薄くなっている感だ。まさに、衆院選でマニフェストと政権交代(過半数の議員)が国民からの支持得られれば、言いたい放題、やりたい放題になるかもしれない。それも、マニフェストの実現性は危うくても、変更自由となる。何しろ、議会で過半数を確保しているから。
だが、与党内をまとめることが、重要となる。与党内、連立政党間で意見が割れると、やっかいだ。沖縄の普天間米軍基地問題がいい例であろう。そこで、党運営実力者が登場する。党内独裁者が出なければいいが、出れば、首相は傀儡化する危険性がある。
逆の場合もある。戦前のように、行政職であった軍部が、政治体制を握り、軍部独裁体制となったように。
また、戦後、日本の政治は官僚主導と言われ、政治家が、官僚によって、動かされてきた自民党政治も遂に終わりになりつつある?
先日、全国市議会議長会の研究フォーラムを聞いていると、市議会議員は、市長選で動かない方が良いと言うことが分かった。
地方の政治は、完全、3権分流型であり、市長は大統領制型である。議会と市長は2元論で、どちらも、市民から選挙で洗礼を受けてきている。市長は行政側であるから執行権者であるが、議会は立法府であるので、完全に立場が分かれている。
つまり、市長が何かをするにも、議会の承認が前提である。勿論、人事のように専権事項もあるが、予算等重要なことは、議会の決定事項である。議会と、市長(行政)は車の両輪の如くと言われるが、慣れ合いのようにきこえるので、これからは、議会は徹底したチェック機関としても存在しなければならない。議会の根回しもこれから、厳しくなるであろう。議会選出の監査制度もおかしくなる。
松尾市長の口利き公開徹底で、市政の透明性は期待されている。かなり、市民の期待も高い。松尾市長の高得票の背景か?
大きな期待を背負っての新市長登場である。
まさに、2元論であるが、民主党連立政権の国では一輪車の如く、国会与党勢力と政府を完全一元化し、官僚政治体制脱却を計っているようだ。だが、政府に入れなかった与党議員は、蚊帳の外のように見えるが、員数議員として重要だが、欲求不満も出てくるだろう。いつ不満が爆発するか、いつまで続くか現政権。無血平成維新に相応しい結果を。でも、激変時の政権は短命?細川政権が?
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2009年11月13日(金) |
松尾体制固めが始まった |
いよいよ松尾市長の体制固めが始まった。今日、市長から、副市長人事として、候補者の話があった。私は、松尾君を市長に出るよう推したわけでもないし、誰かと相談の上、本人が決断し、当選したのだから、やりたいことをやった方が良いよと言った。
また、松尾市長は何をやりたいか、この鎌倉をどうしたいか、マニフェストがあってもどのくらい、出来るか、議会でのやりとりや、タウンミーティング等での市民とのやりとりで、どのように展開するか分からないから、様子を見る。だいたい、人生経験や実績がないのにどうして、そんな若くして市長をやりたいのか、私には分からないと。世代の断絶を感じる。
私だったら、経験も浅くして、若い時に市長に立候補するなんて、とても怖くて出来なかったと。考えられない。気が小さいからか。松尾君には、若さと勇気と度胸がある。また、人気もある。血気もあり、勢いもある。これなら、選挙は強い。
誰か、松尾市長の側に、強力な助っ人、番頭、参謀、支援者がいるのか分からないこともある。突然、私がついているなんて名乗りを上げる方がいるかも知れないが、今は、全く見えない。また、軽々しく、何でも了解して、何かあったとき、責任も取れないから、当分、私は後出しジャンケンの傍観者に徹する。
それにしても、松尾市長は、3年半で、一回市長を辞め、市議選と同日の市長選で、再度立候補するため、鎌倉を特区に考えているようだ。この様なことも考えるのだから、どんな市政へ展開していくのか、全く分からない。任期途中で辞職する前提であるのは凄い。選挙費用の経費節減を考えてのことのようだ。でも、3年半で辞めて立候補しなければ、特区にしなくてもいいのだが。犠牲的精神で?
でも、鎌倉は、県会議員が2人のところを、松尾君が辞めたため中村県議一人になった。それなら、鎌倉の県議は一人で十分だということだ。それより、相模原市が、政令市になるので、県は3分の1で十分との声もある。相当な経費節減となる?そして、道州制?
横浜市では、市議が衆院選、参院選に立候補したため、補選で選挙が重なった。そうだ、市長も辞めて、市長選があった。
また、松尾君のように鎌倉市議から県議へ移って、市議欠員となったとき、市議数も減らせとの声があったが、次の県議選に立候補する鎌倉市議も何人もいるようだからか、減員は必至。出たい方の頭は、県議選へ向かって必死の覚悟か。そんなに県議に魅力があるのか、いや、市長にでるため2年で県議を辞めた方も。でも、鎌倉市長なんてやるもんではないよとおっしゃた方も。なかなか、難しいもんだ。
とにかく、松尾市政の展開次第、成り行き次第では、注文をつけなければいけないが、それは、議会が始まってからだ。
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2009年11月12日(木) |
油断した |
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この1ヵ月の間に、友人二人がガンで亡くなった。50年以上の付き合いの仲間だ。葬儀の後、次はなんて話になり、急に淋しくなった。
友の死がガンだと聞いて、ここ2年、私は体の検査をしていなかったので、心配して、血液検査をしたら、案の定、数値がやばい数字であった。9年前、一般質問を1ヶ月続けた後、疲労のため、肝機能障害をおこし、強烈な黄疸症状を忘れたか。入院を2ヵ月して、何とか命が助かったことを。
当時、東大病院でも驚く黄疸の数値だとも言われ、奇跡的回復をした後、定期的検査を受けていたのが、議長に再任を受けてから、2年間検査をしていなかった。また、当分の間、東大病院へ通わなければならない。体調は何でもないと思ったが、数値は正直だ。激務から解放されて、分かった。油断していたのか、忙しくて余り自分のことを考えなかった。
とにかく、精密検査を受けるための準備の検査を、今日一日でいくつか受けた。途中、時間が空いたので、東大病院の近くに湯島天神があるので、お参りに行った。大菊花展が行われていて、天地人の菊人形、そして、大臣賞をはじめ多くの菊が展示されていた。お見事。
これは良いものに巡り会った、ついてると写真を携帯で撮った。気分転換になった。また、9年前に入院したとき、見舞いに来てくれた友人から電話が。何と、不思議なことか、検査を受けて鎌倉に帰り、、大船で再会した。
これは、大丈夫だと密かに思い、ビールを飲んだ。ああ、なんと気楽なこと。すぐ忘れるのだから。でも、今度は真剣でないといけない。当分の間、会合等は失礼しよう? 歩け、歩けだ。
湯島天神大菊花展スライドショー
湯島天神大菊花展
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2009年11月11日(水) |
相模湾は魚の種類が豊か |
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新聞にマンボウゆらり大水槽とあった。江の島の定置網で9日とれたマンボウ2匹が相模湾大水槽で飼育展示が始められた。
鎌倉の浜辺をよく歩くが、沖の相模湾には豊富な魚の種類があることが、マンボウを見に行った新江ノ島水族館で分かった。
藤沢市江の島は隣の町、腰越と隣り合わせ。お隣さんが何をやっているのか気になるのも人情。早速、新江ノ島水族館に、初めて訪れた。
館周辺の都市機能整備である地下駐車場、地下横断歩道、漁港等もすっかり落ち着いてきた。また、江の島海岸線地域の景観も
高層マンションが林立し、大型レストランもならんでいるのは、かっての観光地、遠足の見学地としてから、リゾート、若者の集う湘南の地になっている。
それでも、新江ノ島水族館は、家族連れ、遠足の生徒たちにとって、魅力ある施設だ。館では企画の充実や展示方法も大型化させ、来館者に感動を与えている。この日も、マンボウのいる大水槽の中には、ダイバーが魚の顔をクローズアップしたりして、観客を楽しませていた。見学中、見たことがある方がいると思ったら、NHKの鎌倉・湘南方面の記者である中村さんが。取材で、撮影を始めた。
かって、鎌倉にも水族館があった。坂ノ下の現ホテルとなっている場所に。少年のころ、見学したことを憶えている。
新江ノ島水族館を見学して、相模湾にはいろいろな魚がいることに改めて認識した。鎌倉の海ではシラスか鰺か、鰯と思っていた。
そう言えば、「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」の初鰹は鎌倉の鰹?だなんて、江戸で自慢していたこともあると聞いたことがある。そのくらい鎌倉の海、沖の相模湾は魚が豊かである。地魚の旨いところはないかとよく聞かれるが、どこでしょう?コラッ、水族館は見るとこ!
マンボウ等スライドショー
マンボウの大水槽
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2009年11月10日(火) |
君子豹変、清濁併せ飲む |
市議会議員になって、新人のころ、先輩議員から良く言われた言葉で、(「もっと大人に成れ、細かい、細かい、小さい、小さい」であった。
また、ちょっと反論すると「態度がでかい、黙って聞いてろ」。さらに、質問で追及すると「もう良いだろう、止めとけ」となる。
なに、その質問は、先輩議員から「どんどんやれ、良い質問だ」と言われていたのに。それが止めとけとは、腑に落ちなかった。
それが後で分かる。煽った議員は「若いやつの質問を押さえた」となると、職員幹部から「有り難うございます」とお礼が。一杯呑みにいくこともあったとか。ははー、これがマッチポンプか。自作自演のパッチポンプも?
また、追及が鋭くなると、「やっは、評論家だ」となる。そして、「清濁併せ呑むのが大人、大物よ」となる。取引がチラチラ?
先輩やボス議員の手に負えなくなると、「休憩、休憩」となる。そこで水面下交渉となると、実力者?いや、水面下で揺さぶり、潰しもあるから先輩議員のご登場で「一件落着」で貸しを作られてしまう。それからは子分扱いだ。これらの話は、昔話?
最近は、情報のパックリが流行っている。マニフェストまでパクリで、政策に違いがないとか。質問もパクリ、後出しジャンケンでパクリ。良いとこ取りも当たり前。さらに、「こんな質問すると良いよ」と情報を提供して、はめようとしたら、見事ホームランで、提供者が悔し涙なんてケースも。でも、絶対いけると自信を持って質問したら、相手にかわされ、ポカーンなんて国会での質疑も。
国会でのやりとりを聞いていると、マニフェストも先取りで困れば、待った有り、後出しジャンケン有り、挙げ句に検討が必要ですとか。まさに、政権取ったら、公約で君子豹変?献金問題では清濁併せ呑むの大物政治家か?。
マニフェストに書いてもらいたい。「これはあくまで4年の取り組みで結果が出ます。結果には責任はありますが、保証はありません。」と。
でも、首相が1年交代であった過去4年。どこまで信用できるか。300議席とっても、4年経つとがらりと変わる場合も。まず、1年保つかだ?
ところで、君子豹変とは、本当は「豹の毛が生え替わり、輝きが増していくとのこと」。
そうか、豹変は良いことなのだ。鳩山政権の豹変は?
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2009年11月9日(月) |
平和・戦争 |
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先の台風に打ち寄せられた海草等のゴミも浜辺から整備、取り除かれて、もとののどかな風景の美浜となった。関係者に感謝である。
この平和な海は、どこでも同じであろうが、ふと思い出した、昨年のこと。 沖縄県・摩文仁の丘の「神奈川の塔」において行われた、神奈川県南方諸地域戦没者追悼式
に神奈川県市議会議長会の代表として参加した時のことである。
その日は、どんよりとした曇り空、すぐにでも雨が降り出しそうであった。途中、ひめゆりの塔、そして平和祈念公園内にある平和祈念資料館に寄った。館内には沖縄米軍基地の米軍兵も見学していた。さびた鉄兜、水筒等大量の遺留品が展示されていた。また、沖縄攻撃上陸への作戦か米軍艦からの激しい艦砲射撃のビデオが放映されていた。息詰まる思いであった。外に出て海の方を見ると、断崖絶壁へ波が激しく打ち寄せていた。なんとも、重い気持ちになった。
それまで、丘に来る途中、運転手の方から、いろいろ、激戦中の沖縄戦のことについて聞かされていた。それだけでも、身の引き締まる思いをしていた。私が追悼式参加のため、黒っぽい服を着ていたので、話をしてくれたのであろう。現地で聞いてみなければ分からない話である。
沖縄の海も静かな時は平和であろうが、一度思いが、過去に戻れば、静かな海にもつらい戦争のことが染み込んでいるのであろう。崖に打ち寄せる激しい波しぶきを見ると、地獄絵を想像してしまう。何度も、何度も見た当時の撮影された写真等が蘇るのかも知れない。
沖縄の現地の人たちの中には、それが、体験として残っている方もいるのだから。また、ひめゆりの塔はじめいくつもの場が悲惨なことを語っている。
鎌倉で平和に暮らしていると分からないのは私だけか。分かろうとしないのか、語ろうとしないのか、それでも、どこかで思っていると思う。
今あるのは、誰のお陰か、聞きたくもない、語りたくもない、平和と戦争とを思うと。ましてや、本音でなんてと思ってしまう。
何か、平和と戦争を語るのは勇気がいる。なぜだ、分からないから避けているのか。難しいからか。いや、論戦どころか論争となるからか。
私は若いころ、2年間、横須賀米海軍基地に勤めていた。ジーパンにあこがれた時代だ。コカコーラ、ハンバーグが珍しいころだ。
アメリカ文化に憧れ、英会話を憶えてアメリカに行こうと思った。鎌倉には米軍関係者が住んでいたし、基地から近いから米兵も観光で多くきていた。少年のころは、戦争が終わって、平和が来たのもアメリカのお陰、民主主義もと言われたころだ。チョコレート、チューインガム等が入り、クッキー、ケーキが最高のお菓子だ。
それが、今、新聞報道のあるように「政権迷走 いらだつ沖縄」 普天間県内移設 反対集会の記事、テレビニュースに目がいき、考えてしまう。民主党、党内不一致でどうなることやら。風雲急を告げるようなことにはなりはしないか。
マニフェストで自縄自縛の鳩山政権。思わぬことに発展したらどうするのか。
鎌倉は平和都市宣言している。また、基地の多い神奈川県内、そして、世界最先端の兵器工場のあるのも鎌倉。沖縄を無視できない。
アメリカに頼らない自主防衛となれば、重武装での防衛必至である。無防備防衛はない。そうだ、非武装中立のスタンスを政権取ったら自衛隊容認に変わった政党もあった。これから、もっと、沖縄や防衛を考えていこう。民主党のお陰で、真剣になってきた。平和漬けはありえないから。日本だけといかない。日米同盟があるさぁがいつまで続くか?
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2009年11月8日(日) |
今度の市長さんどうですかと |
今度の市長さんはどうですかとOB議員から聞かれた。私は後出しじゃんけんですから分からない、誰かが親身になって相談にのっている方がいるでしょうと言った。
副市長はどうなるのかとも言われたから、任期だから辞めるでしょと答えた。辞職願いは出ているのかとも言われたが、進退伺いか、辞職願を出すのが通常でしょうと言った。それりゃ、当然だと。副市長を決めるのは市長だが、議会の議決が必要だから、慎重に検討しているのではないでしょうか。
また、市長は市長の退職金制度を廃止すると言っているので、副市長や特別職も当然検討するでしょう。退職金貰えないなら副市長やりたがらないなんて声もあるが、そんな副市長はいらないでしょうと言われてしまう。市長に従う副市長は当然?
それとも、市長は退職金を貰わないが副市長には上げるから、やって下さいと言うのか。とにかく、特別職報酬審議会で検討され、議会で議決される内容であるから、市長の提案待ちである。
とかく、市長は、市長の給与半額に減額や退職金廃止とかは、議会の議決事項なので、議会に下駄を預けて、議会に責任を取らせる例が多い。この様なことで選挙で勝った他市の市長の例がある。結局、実現できない?そこで、議会が悪ものになって、市長と議会は対決型?
今度の市長は、口利き公開積極派であるので、いずれにしても、いろいろなことで、市議や県議、国会議員等がどのような口利きをしたか正直に話してくれるでしょう。記録も残し、透明性が売り物の政治姿勢。その前にどんどん、オープンか。オフレコは?
それにしても、マニフェスト等選挙公約をいろいろ訴えて市長や首相を取った政権体制は、立場変われば、攻めと守りが変わるのであるから、空転や会期延長は当然である。でも、中身は以前と変わらないと怒る以前の方。そう簡単に変わらない?変わったのは立場だけ。それでは、政策のぱっくりこ。よくあることだ。でも、不信を招き、寝た子を起こす事態が。変わっていくが、良い方か、悪い方かは歴史の判断なんて、某大物政治家が。歴史の審判を受ける覚悟をと。どれほど、泣いた人が。
政権交代は勝った負けたでの権力闘争、選挙であるから政権交代は無血革命、無血維新と誇るであろうが、立場変われば人変わるであるから、どのような展開になるか分からない。
政権とは政治権力体制。権力とは、支配者と被支配者。決定権と伝達さらに制裁。なるほど、力か、数か。民意は議席数か、選挙投票数か。
野党になった自民党、与党ぼけだなんて言われているが、確かに迫力無いが、それでも、前大臣が質問者で段々、勢いづいてきた。
民主党は野党ぼけで、答弁に大臣に、大臣になんてことを繰り返していたが、ご愛嬌か。
鎌倉の市長は、8年の市議、県議経験者、市議会は4年以下の経験議員が半数以上。ベテラン対若手議員の論戦は楽しみだ。
初議会のやりとりは市民も期待しているようだ。新人市長、始めが大事。手強いか、柔いかで4年が決まる。議員も同じ。裏取引はなし、あっても口利き公開で、すぐばれる。松尾新市長、政治改革へ大きく登場である。馴れあいが一番危険。
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2009年11月7日(土) |
物騒な時代で恐ろしい。 |
国内外の恐ろしい事件のニュースが連日報道されている。アメリカの陸軍基地での軍医が銃乱射、死亡のニュースは、オバマ大統領が心痛の思いである。
また、鎌倉から車で30分の横浜繁華街での拳銃によるトラブルで道路封鎖とある。さらに、奇怪な殺人事件の連続の日本。
ヤフーで銃を検索すると、世界のどこかで、銃犯罪事件が起きていることがいくつも出てくる。覗くと怖い。
今日のテレビによると、各国犯罪者が増えていて、アメリカでは100人に一人が受刑者とか。ここまで犯罪社会になっているのか。
先日の全国市議会議長会研究フォーラムで講演した地方分権改革委員会の委員長
である丹羽宇一郎さんが語っていた。「アメリカ・カリフォルニア州では財政破綻で、刑務所がいくつか閉鎖される」と。刑務所閉鎖で囚人が釈放されるとは恐ろしいと。
経済不況と新自由主義や競争原理至上主義で格差社会が世界で広がっているから犯罪も増えているとの分析もある。
社会での相対的貧困による格差感が増し、余りにも極端な富裕層と貧困層等を生じた現代社会は、どうなるのか。
格差是正とは、格差をなくすことか、それは、弱者救済か、経済を活性化し、生活水準を上げることか。
グローバル化の時代である、日本だけで済むか、新型インフルエンザ流行のように、日本だけでは済まない。1年の内に全世界の広がる時代である。経済不況も同時不況と言われるくらい、一瞬に広がる。そして、格差も広がる。
さらに先祖帰りではないが、人種、民族、言語、宗教の違いが絡んでくる。テレビで世界が見えるだけに、複雑である。
成長経済から脱成長経済、脱成長主義と言われて久しいが、そうは簡単にいかない。さらに地球温暖化現象で、環境問題が経済に絡んでくれば、生活態度を考えなければならない。各国、頭を悩ましている。外国、国内、地域とはいえ、皆、地球に存在する世界の中。足下を見ながら国、世界を見ることが大事であると言うが、やはり、看脚下、いや、脚下照顧か。
うねっ、バブルで寝ぼけ顔の私か、まず、目を覚まそう。そうか、先があっても10年か、遅いか。でも、我は行く。トボトボでも。
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2009年11月7日(土) |
今までにない波の力 |
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材木座海岸で、知り合いの漁師の方に「今年の台風被害はひどかったですねぇ」と話をすると、和賀江島の碑が倒された、30年ぶりの風と波であったと。また、和賀江島あたりは、波も護岸に打ち寄せるようになり、浜辺を歩けなくなったと。
砂が積もって浅瀬になったのではないかと。また、温暖化の影響か、海水位も上がっているのか。それにしても、今回の台風には、波の力の凄さで被害がひどいと。
海草等のゴミで、埋まっていた波打ち際は、整理されてきたので、快適にはなってきたが、漁師小屋周辺は整備中である。
天変地異にはいろいろあるが、何か、思わぬことが起きる。自然による被害は天災であるが、人災ではないかとも思ってしまう。
また、最近の世相は、妙な事件が起きている。これは、人災であること間違いない。恐ろしい時代だ。人が信用できなくなってきたら大変だ。周りに注意し、神経を使いながら生活するとは。誰を信用して良いのでしょうかと。君子の豹変もひどいから。
自民党、今までにない、民主党の風と波にやられて、散々。これは、一過性か、それとも立ち上がれないか自民党、でも、民主党、渦が壊れてきたようでも。求心力を失うとバラバラになる。 |
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2009年11月5日(木) |
幻想? |
8月の衆院選で大勝した民主党、政権交代して50日。大丈夫かなぁと思ってしまうのは、考えすぎだろうか。
今朝の朝日新聞の漫画に、「自縄自縛内閣、苦闘する」とのタイトルで、鳩山内閣がマニフェストのタグ付きの縄で縛られている。
また、鳩山総理総裁、小沢民主党幹事長の周辺の献金問題は新聞各紙の扱いが大きくなってきた。どうなっちゃうんだろう。
さらに、選挙で勝つが為のバラマキ公約(マニフェスト)で、自縄自縛どころか、公約即変更で自爆しちゃうかなぁ。
政権交代、政権交代で国民に、期待と希望を与えて大勝利を収めたが、もしも、短命内閣に終わったら、まさに、幻想に酔わされたのは国民だとなる。
小泉首相の劇場型選挙で大勝利の自民党、その後、首相毎年交代と大不況で国民は何とかして欲しいと、民主党政権実現に期待したが、鳩山政権の出だしが、これでは、政治不信がさらにひどくなる。選挙上手な政治家ばかりで、政治が停滞どころか、退化である。
これでは、選挙に出る新人候補者の予備選から始めないと、とんでもない政治になってしまう。選挙うけの候補者で、勝利を収め、員数議員で過半数を勝ち取る選挙戦略が旨い党幹部に牛耳られて、新人が発言も易々とは出来ない政党政権が出来てしまう。
なぜ、鳩山総裁、小沢幹事長に、新人は抗議しないのか。やはり、怖いからであろう。睨まれたらお終いか。新人の数は多いのに。
党内独裁政党政治型政権なんてことにならないよう、注目である。もし、政治混乱が起きれば、選挙で大量に投票した民意は、なんだったのか。民意とはそんなものかとなってしまう。だけど、駄目なら、また変えようとなるか、それも、すぐ。
でも、300議席を超えていると、なかなか解散はしない。では、次の方は?これまた、混乱?首相の使い捨て?いや、投げ出し?
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2009年11月4日(水) |
都市風景の変化が早すぎる |
鎌倉市制施行70周年を迎えた。私は昭和17年生まれ、60半ばを過ぎた。
昨日の市制施行記念講演者は養老孟司さんであった。
私は、鎌倉由比ヶ浜生まれ、先生の話に思い当たること暫しであった。
先生とは御成小学校卒業生として、5年違いであるけれど、同世代とも言えるから。
先生の語る由比ヶ浜は白砂青松であった。砂浜が広く、日本軍の戦闘機が不時着したことも憶えている。
また、若宮大路の松並木は、出雲大社参道のようにかなりの松の木があった。松並木で父や兄とかくれんぼしたり、おっかけっこしたことが、強烈に蘇る。
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また、住んでいた周辺には、洋館建て等のお屋敷がかなりあった。私の生まれてところは、銀行頭取の大きな洋館敷地内の一角に新築された借家であった。現在はマンションとなっている。近所には作家の芥川龍之介が住んでいた並びでもあった。また、家の前には、三井の番頭の方のものと言われたお屋敷でかなり広かった。後で知ったがそこの方は浅尾慶一郎衆議院議員の親戚の方であると。
戦後、米軍によって大きなお屋敷、洋館が接収され、B-1とか、大きな印がペンキで描かれていたが、現在でも塀に残っている。
昭和23年ころ、鎌倉駅近くの若宮大路に父が建築業を開業したので、事務所兼住宅に引っ越した。それ以来、結婚する28歳までそこに住んだ。
鎌倉生まれ、鎌倉育ちの私として、議員になって最初の質問が鎌倉の庭園都市構想の提唱であった。初の質問であったが、新聞に取り上げられたので、記者の方にどうしてかと聞いたら、ユニークで良い質問であったからだと。その、嬉しかったこと忘れない。
その質問するにあたり、都市設計家の菅君等が協力してくれた。そのころ、鎌倉に都市問題研究会という会があり、大学教授の星野郁美先生、後藤先生、野村総研の青山君、建築家の松島君、厚生省役員の鈴木君、出版社編集者から大学教授になった吉田君、東慶寺の井上君、会社員の太田君等都市問題に関心のあるメンバーであった。私もメンバーで、菅君も会に協力してくれた。
また、建築業と不動産業を営んでいた父の影響でか、まちづくりに私は興味、関心があり、市議会議員立候補の、強い動機でもあった。
そこで、鎌倉八幡宮裏山御谷開発問題に取り組んだ井上禅定東慶寺住職にも影響受けて、議会で問題取り上げ、鎌倉ハイランド周辺緑地をはじめ46haの緑地を無償で市に寄贈させたことも、鎌倉への思いであった。
菅君と取り組んだ若宮大路の電柱地中化も実現し、さらに、小町通り商店会と取り組んだ小町通りモール化、電柱地中化も実現する。
また、先日訪れた旧前田邸鎌倉文学館の、浄明寺の旧華頂ノ宮邸の保存に取り組んだのも、鎌倉で生まれたことの影響であるかも。
鎌倉の60年が染み込んでいるのかも知れない。 それに、他の都市にも関心がおきる。特に景観法の運用で。
今年、NHKで洋館の建築家でメンターム創業者のヴォーリズの番組を見た。そのことを菅君に話すと、新橋・パンソニック館でヴォーリズ展が行われている言われ、見学した。鎌倉にも洋館が多いので参考になると思い、総務の視察に提案し、近江八幡市のまちづくりを視察した。京都から30分、大阪から1時間の距離にありながら、駅周辺の高層ビル(20m~30m)街と伝統的風景、里山風景が共存するところとして、景観法の運用によるその取り組みは見事なもので、これからの近江八幡の展開が興味深い。さらに来年、3月には近江八幡市と安土町を合併し、新「近江八幡市」が誕生とか。安土町は織田信長の安土城遺跡で有名なところ。
また、近江八幡市には、重要文化的景観(日本第一号)として水郷周辺、八幡堀を中心とした伝統的建造物保存地区の町並みを体感すると、癒し、質実剛健、質素倹約、コミュニティーの良さ、開放感などを多くの人が感じるそうだと。私も、本当に感激した。
まちづくりの精神として、100年先のまちづくりのあるべき風景づくりが謳われているが、「時代時代のまちづくりの中で、流行にははやされることなく、50年、100年先のまちのあるべき姿を見据えたまちづくりが重要であると。また、市民一人ひとりの熱い思いが主体でもあると。敬服した。今回は時間の都合で、ヴォーリズの建築物は見学できなかったが、ヴォーリズ展 in 近江八幡が開催されていたので見学した。再度訪れたいと思う。 それにしても、鎌倉周辺の都市風景・景観の変化は早いと思う。守るべきところは守ろうと思う。
近江八幡市ホームーページ
近江八幡市まちづくり
近江八幡市伝統的風景等スライドショー
近江八幡市伝統的風景等(写真の上をクッリクすると大きくなります。)
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2009年11月2日(月) |
栄枯盛衰 |
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大阪歴史博物館をじっくり見るには、半日はかかるであろう。
視察後の一時間見ただけでも、かなりの歴史体感を得ることが出来た。
大阪には古代の都・難波宮があった。この遺構の上に歴史博物館は建っている。最初は10階に上がり、「難波遷都-大化改新がもたらした難波の変化-」が開催され、
さらに大阪の中世、近世、現代と展示はかなりのものである。さらに、特別展も行われている。
館からは大阪城を見下ろすことが出来、高層ビル群と重なり合っている光景を見て、時代の栄枯盛衰を感じた。
栄枯とは草木が繁った後、枯れることを言うそうだが、つまり、エネルギーの盛衰の繰り返しということ。大阪城から高層ビル群を作り上げた人々のエネルギーは時代の変化を物語る。なにか、スケールが違う。
でも、古今東西に栄枯盛衰の絵巻模様がある。
鎌倉のように、「夏草や 兵どもが夢のあと」の栄枯盛衰もあるが。
鎌倉の世界遺産登録推進には、武家政権発祥の地・鎌倉の歴史体感の工夫を考えるべきだ。武家から別荘族では、寂しい。そうだ、仏都がある。
それに、質実剛健。地球温暖化対策に必要な生活態度。 厳しい? |
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2009年11月1日(日) |
どうも神仏づいている |
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どうやら神仏頼みの身となったか。いくところが、神社仏閣、神仏関連博物館の今年である。
東京国立博物館にて、世界遺産である奈良興福寺からの国宝・阿修羅展を5月に見学。
秋には、神奈川県立博物館にて鎌倉の日蓮聖人 (中世人の信仰世界)を見学、さらに鎌倉国宝館にて大本山光明寺と浄土教美術展を見学。その前に、長谷寺の見学もあった。国宝館で鶴岡八幡宮の国宝展も見た。
先々週は、石川県金沢で全国市議会研究フォーラムの視察先から能登・輪島にある鶴見の総持寺祖院(上の写真)を訪れた。
また、先週、大阪歴史博物館へ「伊勢神宮と神々の美術展」を総務常任委員会の後、交通の便を遅らせて見学。
そして、今日は天下の秋晴れ、北鎌倉のギャラリー結いで写真家・関戸勇写真展「台峯」(先ほど浅尾慶一郎さんも見えたと関戸さんが)を見学した後、円覚寺で「円覚寺の歴史とともに・鎌倉彫26人展」、法塔で、原田さんの写真展、小泉淳作画伯の龍を見学。さらに円覚寺・宝物風入展、建長寺・宝物風入展を見学。それから、鶴岡八幡宮にて菊花展を見学。いや、かなり足が疲れた。
そんなに、神仏づいているのは、心境の変化か、悩みごとでもあるのかと思ってしまう。これから娑婆では修羅場が展開されるのから、胸騒ぎでもしているのか。時代の変化の予兆か。そろそろ私も地獄行きか?
しかし、それでも記憶に残るものがある。いかに日本の仏教は、近世まで神仏混淆であったかと思う。伊勢神宮展でも仏像が展示されていた。 また、十王思想の掛け軸では、地獄絵が強烈であったが、閻魔様が菩薩として慈悲深いことを知り、ホッとする。やはり、心の底で地獄行きを心配しているなぁ。建長寺で淋しい笛の音に、妙に反応していたのは、どうしてかなぁ。
また、円覚寺で気になったのが、松平不昧公の「慎独」という書であった。
帰ってきて、インターネットで調べると、独りでも慎むこととあった。独りになったら、人が見ていないから大丈夫かなぁ思ってはならないとか。あぁ、修行が足らない私。でも、もう遅いかなぁ。
菊花展で思わぬことを知った。菊の御紋の菊は、一文字という名の菊だと。いろいろ歩いていると、驚きがある。

円覚寺・建長寺風入風景等スライドショー
下の写真は、写真の上をクリックすると大きくなります。
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2009年11月1日(日) |
今朝の新聞に試練のマニフェストとある |
試練のマニフェスト 「必ず達成?柔軟に? 民主迷走」 選挙重視で「理屈は後」 連立相手と協議不十分と朝日新聞に。
さらに「本家」の英国では 時間をかけて民意吸い上げ、政権獲得後に見直しをとも。
鳩山政権は300席を越える大世帯の連立内閣。圧倒的とはいえ、各党の意見がバラバラ、その整合性が問われる。
また、昨日の東京新聞に吉田・横須賀市長の選挙公約に関し、「白旗!?」 「裏切られたと、応援市議反発」と。
横須賀市議会議員は42人、そのうち僅か3人が吉田市議を応援、現職蒲谷市長を倒し、当選させた。もう、内紛?
思い出す、中西市長が誕生したとき、5党相乗りの現職小島市長を倒し、応援市議は松尾、石井、米山、松中の4人であった。
当選して、喜びはつかの間で、当選の美酒も飲めなかった。ただただ、公約であった高額退職金引き下げ実現まで、頭の下げ放しであった。中西市長が当選して、恐怖の連続であった。無言電話、嫌がらせ、脅しの電話は当たり前であった。
議会では応援議員は質問はほとんど出来なかったし、市長はヤジで圧倒され、初議会は12月から越年で、3月いっぱいの4ヵ月間続いた。
全く、もの言えば唇寒し応援議員であった。生意気なことを言えば、先輩議員から怒鳴れた。震え上がることしばしであった。
まさに、2年間は地獄であった。石渡市長は退任にあたり、涙ぐんだとあったが、中西市長は、当選し、議会のしごきに、後援会長のところで悔し涙であった。野球の特訓から比べれば、どういったことはないとテレビで報道された時は、凄かった。
町内では若い3人は、市長当選で大きな顔をして歩いているとか、いずれ応援した市議は県会、国会、市長を狙ってくると言われた。
確かに、後、3人の中に県議に挑戦したもの、市長選に出馬した市議がいた。
私でさえ、県会、国会へ挑戦したらと、小泉純一郎氏、江藤淳先生等にもに言われた。また、三谷県議から、俺の後は松中、道を作ってあるからとも言われた。さらに、俺が席を持つから、中西市長との時間を作れとも言われた。それどころではなかった。
幸い、二人の助役の任期が1年残っていたので、助かった。それでも、公約の高額退職金引き下げ条例の一回目は否決され、同じものが次の議会で可決された。しかし、助役任期切れの後、助役なしの中西市政が1年あった。助役人事のため、苦労したことも懐かしい。
また、我々の苦労を周りの湘南の先輩等が慰めてくれて、飲めない酒の場に引き回してくれた。かわりに食事は寿司等たっぷり戴いた。また、ゴルフ仲間の多い中西市長周辺、私もゴルフを憶えた。そのゴルフも、竹内市長誕生でお終いとなった。
竹内市長誕生の時も、右翼団体関係のものによる怪文書バラマキで竹内市長は初議会では追及されて大混乱であった。
私は、逮捕者が出た竹内陣営の後始末で2年間県警とのメッセンジャーをやらされた。また、当時、中村省司候補と竹内謙候補と告発合戦となり収めるのに大変であった。松尾(現市長の父)市議は、議会で竹内市長追及で先頭立っていた。これまた、越年議会となった。
とにかく、少数与党で市長を当選させたり、実現に苦労する選挙公約、選挙違反が出たりするとなおさらである。
松尾市政のスタートである。マニフェストとなると、岡本マンション問題では、応援議員同士が対応でまっぷたつに割れているので、市長は整合性をはっきりさせないと前途多難である。
それも、議会前にやらなければならない。訴訟に関係した補助参加取り消しについての松尾議員の約束は、まず、第一であろう。そうでなければ、混乱は必至。そして、副市長人事であろう。それらの対応を見て、支持する議員が増えるかも知れないが、当分は無理であろう。少数与党の議員で乗り切らなければならない。それとも、松尾市長の人柄で?でも、市長は孤独だろうと思う。寄する波、引く波。
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