太宰府跡地と九州国立博物館
九州視察の最後は、出来たばかりの九州国立博物館である。その規模には驚かさせられた。
愛知万博のような見学者であり、内容も近隣諸国から一級の文化財が展示されていて、九州がアジアからの文化の入り口というコンセプトで建てられた博物館であるだけに見応えがある。
中世の武家政権発祥の地鎌倉もこのような博物館が欲しいが、複合館ではあるが旧野村総合研究所跡に中世歴史研究所が計画されることになったのは、これから本格的な研究機関設立のため嬉しいことだ。

九州国立博物館
は太宰府の天満宮とトンネルのエスカレーターでつながっており、まさに、交通のアクセスを考えて、思い切った設計になっている。鎌倉の施設もこのぐらいのことを考えるべきだ。

また、九州国立博物館を出て、太宰府の遺跡をけんがくした。見事に整備されていて、古代の思いが馳せる。