2006年6月の戯れ言


6.27

●6月23日(金)

「ムサシノカチューシャナイト」のDJ、鈴木風太郎さんと東京市さん主催の DJイベント「少年扇」に遊びに行く。
サラリーマンのコスプレして。
遅刻して風さんのDJは見逃したけど。
とにかくスーツで踊り狂う。
本当は22時くらいで中座しようと思っていたんだけど。
AZマジック(東さんの魔法のように素晴らしい選曲)により、結局 最後まで踊り狂う。

勝手にVJジャックもしちゃった。

グッド・ミュージックに酔いしれて、知人たちと会って、 はじめましての人たちと知り合って、猛烈に楽しいイベントでした。

いつもカチュに遊びに来てくれている方に声をかけられなかったのが 心残りです。


6.18

●6月17日(土)

1998年6月27日(土)。
知人に連れられて初めて「その店」に行ったのがこの日だ。
それから3年ほどその店に通い詰めた。
ピーク時には週に3日も行った。
ボトルも何本入れたか分からない。
その店が、今年の6月20日に閉店することとなった。
馴染みの店がなくなる。
一大事とばかりに、知人達と久々にその店に集まって飲んだ。
顔見知りの店員がひとりいて、俺のことを覚えていてくれた。
久々の店で、遠い過去を振り返りながらまったりと飲む。
店を出たら土砂降りの雨が降っていた。
駅までの道のりを走った。
途中、横暴な運転をするタクシーに蹴りを入れた。
家に着き、ズブ濡れの髪を乾かして、すぐに寝た。
店がなくなっても、この店のこと、S木U子とK子の事は忘れない。

と思うよ。:-P


6.8

●6月4日(日)
ムサシノカチューシャナイト008、終了。
今回は満員御礼。
いつも遊びに来てくれる皆様、初めて遊びに来てくれた皆様、 本当にありがとうございました。
俺は個人的理由により途中からやさぐれておりましたが 皆様がフロアを熱くしてくれて嬉しかったなあ。
初めてトリをやりました。
せっかくなので、俺のセットリストをば。

REBEL REBEL/DAVID BOWIE
Be My Baby/あがた森魚
レモン/ワンノート
ANGELIC/SPANK HAPPY
涙のマネーロンダリング/堀込高樹
100 LOVE-LETTERS/原田知世
COME BACK AND STAY/Cloudberry Jam
ようこそ/メカネロ
さみしくないもん/UNDER17
Point Up/リダルトバルサ
THE MADMEN/YMO
LOVE ALIVE/NONA REEVES
RADIOS IN MOTION/XTC
塀までひとっとび/サディスティック・ミカ・バンド
Show Business/Cymbals
太陽の下の18才/ムーンライダーズ

ほとんどの曲でBPM上げまくりました。

詳細はコチラを参照してね。


6.1

「帰ってきたウルトラマン」たぶん全話鑑賞終了。

正直、今まで「ウルトラマン」シリーズって「セブン」まででしょ?
とか思っていましたが、ここに訂正します。
新マンにも良いところ、あるじゃあないのよ!

とりあえず総合的な感想としては、こんな感じでしょうか。
 ・坂田アキ(榊原るみ)が圧倒的に可愛い!
 ・るみちゃんはスタイルも圧倒的に良い!
 ・MATは何かあると「費用削減」だの「解散」だの言われて大変。
  こんな組織の隊長になんか、なりたくないよ!
 ・しかしMAT隊長、頼りがいありすぎ。こんな人が上司だったら幸せだね。
 ・「セブン」がSFとして傑作が多かったのに対し、新マンはヒューマンドラマで良作が多い。
 ・子役の次郎をきちんとドラマで活かしきっている。脚本家、偉い。

以下、特に印象に残ったエピソード。
(思いつきで書いているから他にもありそう)

第5話「二大怪獣東京を襲撃」

夕日をバックに砂塵にまみれながらの グドン・ツインテールVSウルトラマンの戦闘シーンが素晴らしい。
何故、毎回このクオリティで戦闘シーンが撮られないのか?
ミニチュア(特に工業地帯)は毎回良い出来なのに。

第11話「毒ガス怪獣出現」

旧陸軍が開発した毒ガスの影響で怪獣発生。
その毒ガス開発に自身の家族が関わっていたことが判明し、 孤軍奮闘する岸田隊員。
その姿が岸田のキャラを引き立たせている。
脚本は金城哲夫。元凶が「旧陸軍の毒ガス兵器」というあたりに 金城イズムを感じた。

第25話「ふるさと地球を去る」

常日頃から優秀な隊員である南が、実は幼少時にはいじめられっ子 だった事を郷にカミングアウト。
丁度その頃、怪獣が出現した村にも南同様に「ジャミっ子」として いじめられていた子供がいた。
怪獣出現のために避難する住民たち。
それをよそに、MATの武器を万引きして単身怪獣に戦いを挑む 「ジャミっ子」。その姿が幼少時の南とダブる。
ラスト、怪獣が倒された後、得意げに銃を乱射するジャミっ子。 それを見て「もういいだろう」と諭す南。
もうこの子はジャミっ子としていじめられる事はないだろう、 という余韻を持って終わる。
いい話だー。

第33話「怪獣使いと少年」

ウルトラマン・シリーズにおいて、異色にして傑作中の大傑作。
ウルトラマンAで言えば「お前は神を信じなさい、ほれ信じなさい」に匹敵するか。
もうこの回に関しては好きすぎて、どこから何を語ればいいか分からないくらい。
差別問題、「今に地球は人が住めなくなる」(公害など)といったテーマが盛り込まれている。
脚本、演出(差別される少年が持つ傘の壊れ具合とか)、ともに最高でしょう。

第34話「許されざるいのち」

郷の小学校時代の親友で学者となった水野。
彼は「動物と植物の合成生物」の研究に執りつかれ、 結果的に大怪獣を生み出してしまう。
挙句、怪獣に殺される水野。
それを見て絶叫する郷「水野ー!!!」
そして小学生時代の郷と水野が共に遊ぶシーンがフラッシュバックする。
BGMはPYGの「花・太陽・雨」。
グッときた。
多分(いい加減な予想だけど)、脚本には「小学生時代とダブる」 くらいしか書かれていないと思う。
それをこれほどまでにグッくるシーンを作った演出の勝利かと。

第37話「ウルトラマン夕日に死す」

内容はどうでもよろしい。
しかし、いつも郷にろくに相手にされず不憫極まりない キャラだった坂田アキちゃんが死んじゃったよ!
このショックは、るみちゃん好きな俺にとってあまりに大きすぎた。

第44話「星空に愛をこめて」

MAT一の堅物男、岸田隊員が恋に目覚める。
が、相手の正体は宇宙人だった。
そこに怪獣出現。
ウルトラマンでも倒せない!
そこで、地球を愛し、岸田を愛してしまった彼女は、 全てを岸田に打ち明け、怪獣と共に自爆する。
いい話だー。

第49話「宇宙戦士その名はMAT」

故郷の星で泥沼化する星間戦争に嫌気がさした ミステラー星人(善)は、地球に逃亡し、娘とひっそり暮らしていた。
そこにミステラー星人(悪)が飛来し、MAT隊員を傭兵として拉致しにくる。
さらにミステラー星人(善)の存在を知った(悪)は、娘を人質にとり、 ウルトラマンを倒すよう、(善)を脅す。
最終的にはウルトラマンが(悪)を倒して、(善)と娘はいままで どおりひっそりと地球で暮らせることに。
いい話だー。

第51話「ウルトラ5つの誓い」

以前、「内容はどうでもよろしい」旨の発言をしましたが、ここに撤回します。
ストーリーはさほど悪くはない。
悪いのはバット星人の造形と、バット星人・ゼットンVSウルトラマンの 戦闘シーン。
最終回でこれはないでしょ・・・。
そして白眉なのは(以前も書いたけど)ラストのシークエンス。
死んだと思われた郷が次郎くんの前に現れる。
そして、「自分は故郷に帰らなければいけない」と次郎に告白する郷。

 郷「次郎、ウルトラ5つの誓いを言ってみろ」
 次郎「嫌だ!!!」
 郷「嫌なら言わなくてもいい」

加えて次郎に対して、将来MAT隊員になること、勇敢な男に成長すること を諭す。
そして次郎の前でウルトラマンに変身して故郷へ帰る郷。
飛び去るウルトラマンを追いながら、海辺を走りながら、次郎は叫ぶ。

 ひとつ、腹ペコのまま学校へ行かないこと!
 ひとつ、天気のいい日は布団を干すこと!
 ひとつ、道を歩く時には車に気をつけること!
 ひとつ、他人の力を頼りにしないこと!
 ひとつ、土の上を裸足で走り回って遊ぶこと!

 聞こえるかーい!
 郷さーん!!!

子供の頃には「何じゃそれ!?」とか思っていた、この誓い。
大人になって見直すと、実は凄く大切な事を言っていることに気づく。
とても素晴らしい最終回じゃあないの!


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