2000年12月の戯れ言
12.20
年末、ドラッグ、ロッケンロー!
いやあ。そろそろ今年一年も終わりですなあ。
したっけ、やれ世紀末だ新世紀だ言ったところで、どーせいつもの年末年始と変わるわきゃないっつの。
どーせお前ら今年も紅白観て年越しだろ?コノ野郎!
というわけで
「21世紀に残したいこの映画 ベスト5」
- 「狂い咲きサンダ−ロード」
- やってやろうじゃないの!ロック&ヴァイオレンス。
デストロイ&男の哀愁。激情エキスプロージョン&やるせなさ。日本映画史に残る大傑作。
- 「デッド オア アライブ/犯罪者」
- ガンスモーク、血飛沫、マズルフラッシュ、死体、死体、死体。キリングタイムに酔えっての。
因みに俺のお気に入りの台詞は「四級です。四級」と「金なら家にあるって言ってんだろ!
ここにも。ホラ!」のくだり。最高。
- 「ファントム オブ パラダイス」
- 俺の曲と女を返せ!!!血の叫びがパラダイスに響かない。
自分の声と曲と女(本当はまだ友だち)と魂を奪われた男の雄叫びを聞けっての。
実家にセルビデオがあるんで。これは物理的に来世紀に残ります。
- 「ゾンビ」
- ヘリのローターで首ふっとばし、ナタで脳天唐竹割りなど残虐を通り越してある種
爽やかで清清しい暴力シーン連発。やっぱ映画は殺人シーン
だよ。
- 「時計仕掛けのオレンジ」
- ビデオは訳あって、顔射マニアの友人Tグロくん(職業:漫画家)のウチにあります。
あ、でもキューブリックは「博士の異常な愛情」も大好き。
じゃ、つぎ。
「20世紀に封印しときたいこの映画 ベスト3」
- 「さくや妖怪伝」
- 妖怪・土蜘蛛の征伐に、江戸から富士山へ旅する少女さくやと太郎少年のロードムービー。
・・・って。もう駄目。全〜然駄目だ、コリャ。あまりのお粗末な出来栄えに失笑の連続です。
ストーリー、演出その他全部ペケ。出てくる妖怪すべてぬいぐるみにしかみえないのもある意味凄い。
ブルックボンド黒田勇樹もバカ殿にみえるし。唯一誉めることができる点は、
爆風で屋根瓦が吹き飛ぶ特撮。いやあ、このスタッフ、日本家屋の屋根瓦吹き飛ばさせたら
世界一だよ。
ついでにゆっとくと、安藤希(しゅごく可愛い)の初主演映画という事実も、
「宇宙からのメッセージ」に真田広之が主演していたという事実と同じくらいに、
封印しておきたい。この際、彼女の今後のためにも。
そうそう。この映画、安藤希(めっさ可愛い)のアップが極端に少ないのもいただけないよ。
あと、安藤希(デラ可愛い)の未発達な演技力についてはあえて触れないでおきます。
- 「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを君に」
- 自閉症アニメというジャンルを確立させた金字塔的作品。
あ、アニメーションの技術は誉めます。凄い。でも俺が観たい内容じゃないな。
- 1990年代初頭の「ゴジラ」シリーズ
- 具体的に言うと、監督や脚本で大森一樹がからんでるヤツ。この人、自分の映画を
エンタテイメントだと言い張っているんですが。どれも退屈で途中で寝そうになりました。
ていうか実際寝たし。はっきしゆって大森一樹、こいつこそ
20世紀に封印したい映画監督。
おまけ。
俺が観た今年公開作品のベスト3。ちなみにかなり僅差です。どれもこれもオモロかった。
- 「発狂する唇」
阿部寛「待て。怪しいものじゃない!」いやもう最高。「霊的・・・逆探知!」だからもう最高。
- 「漂流街」
吉川晃司格好良すぎ!仲間をボッコボコに蹴りまくるシーンが最高。俺の中では吉川主演です。
- 「トイ・ストーリー2」
なんか、人が死なない映画を誉めるのはえらく久しぶりな気もしますが。
いいんだよ、これ。ジョージ所とトシオ唐沢の漢の友情が。泣いたよ、俺は。
未見の人は是非日本語吹き替え版で観れ。
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