DT30+ presents
ムサシノ カチューシャ ナイト 002
『*** 指きり 乱れ髪』 セットリスト

●Opening
雨の音/湯川潮音
●東 京市
01.夜のウィウィ/鈴木さえ子
鈴木慶一の“イイ仕事”の一つ。本来、鈴木さえ子の一連のソロ作は、さえ子+慶一のユニット“パーチズ”名義になるはずだった。
02.Pure Jam/SKETCH SHOW
03.渚の「…」/うしろゆびさされ組
これは後藤次利+うしろゆび仕事の中でも特に好きな曲なんだけど、どうもハロプロ方面にも同じように思っていた人がいたみたいですね。
04.イメージ/越美晴
越+細野、2人の化学反応というか、錬金術レベルでなにか得体の知れない領域に突入している名曲だと思います。
05.マ・ティカリカ/立花ハジメ
4、5曲目は「アルファレコード再発祈願」としてプレイ。
06.cosmic tone cooking/capsule
ここで突然、21世紀に作られた音をぶつけてみました。
07.Good/PIZZICATO FIVE
小西康陽 meets 立花ハジメ。至福!
08.Memorabilia/POLYSICS
ナメててゴメン、ポリシックス。Soft Cellのカバー。
09.SPIDERS INN/HONESTY
アイゴン+高桑圭の新ユニット登場!
10.すきすきソング/水森亜土
11.キャンディーズ/キャンディーズ
「すきすき」が小西康陽、「キャンディーズ」が宮川泰の手によるもの。約30年の時を隔てた兄弟のようなトラック。なお、本物のキャンディーズでは伊藤蘭が好き。
12.花屋の娘/フジファブリック
13.I'm a Believer(ver.2.0)/Cymbals
14.I can wait no more/Scudelia Electro with 五島良子
12〜14曲目は、いま、ただ単に好きなロックを3連発してみました!
EX.そのぬくもりに用がある/サンボマスター
<Look Back>
トップでゴリケンばりにテンパッてましたが、(DJに関しては)なんとかなったとは思います。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。 そして、VJに関して。素材は頑張って突っ込んだのですが、アウトプットの準備がまったくできず、いろんな意味でヘナヘナでした。申し訳なし。そのあたりの問題をクリアするのはもちろん、素材も、オリジナル&過去の遺産の愛ある引用も含め、たっぷりと用意して楽しんでいただけるよう努力します。各DJとのシンクロ率も高めます!


●巨匠大先生

01.TAXMAN/高橋幸宏
ジョージ・ハリソンの凄く格好いい曲のカバー。
02.砂の女/鈴木茂
03.恋の極楽特急/小島麻由美
04.NICE AGE/YMO
今回、TAGちゃんに頼まれてDJをしたんだけれども。そうやってロックに接して思うのはね。いいものもある、悪いものもある。
05.宇宙野郎/チェルシィ
ここから、ガレージパンク2連発。「えらくでっかい太陽!」て凄い歌詞だよなあ。
06.JACK THE VIOLENCE/MAD3
07.叱ってリーゼ/BAZRA
「天誅ミー!」て凄い歌詞だよなあ。
08.THE THRILL OF IT ALL/ROXY MUSIC
ロキシー、最高!ブライアン・フェリー、今ではシブい大人ですが若い頃はヒョウ柄の皮ジャンにメイクしてイカれたpopを唄ってました。2nd.アルバムまではブライアン・イーノも参加していましたがこの曲は4thから。
09.オートバイ/Noodles
10.BURNING WITH OPTIMISM'S FLAMES/XTC
ライブバージョンにしようか迷いましたが、素直にアルバムバージョンをかけました。
11.無防備都市/MOONRIDERS
「カメラ=万年筆」は好きなアルバムのひとつです。1曲3分くらいのところが特に。
12.An Apple A Day/bice
池袋HMVで偶然インストアライブを観れたんですよ。この時のアコギ・バージョンも良かったです。
13.ちょっとツラインダ/THE BEATNIKS
この曲は幸運にもリアルタイムで聴いていました。幸宏の隣にいるヘンなオッサンが慶一と知るのは随分と後のことになるのでした。しかしこのセットリスト、幸宏率高いね。
14.Everybody Shake/和田アキ子
「ちょっとツラインダ」を受けて、ノーモー悩み無用!
15.君はGANなのだ/有頂天
有頂天、最高!!!(この曲は、慶一・作曲/糸井・作詞だけど)そして長介、R.I.P.。
EX.環七フィーバー/ギターウルフ
<Look Back>
いゃ〜。好きな音楽を爆音で聴いて体を揺らす、てホント楽しい。 参加してくれた皆様、ありがとうございました。


●TAGRO

・・・


●鈴木風太郎(対談BGM)

01. Easyrider/Plagues
深田恭子への提供曲のセルフ・カヴァー。この手のフリーソウルを書かせたら、深沼元昭(現在はメロウヘッド名義で活動)の右に出る者はあまりいない。 前任者が酒をブチ撒け、ベトベトになった床を気にしつつ(またオメェかTAG!)、トークのセッティング完了を待つ。
02. Don't you know/clammbon
トークBGMは“オーガニック・スロウ・グルーヴ/邦人による英詞”しばりで選曲してみた。 東君曰く「普段から使う気満々なのに、“上げ曲”としては使えそうで使えない」クラムボンも、ここではシックリ。
03. Home/Bonnie Pink
前回も書きましたが、日本の自作自演女性歌手で一番好きな人。ルックス込みでネ。
04. Back on My Feet Again/ROUND TABLE
“渋谷系リアルタイム”には遅すぎて、capsuleら“渋谷系リヴァイヴァル”には早すぎた微妙な立ち位置の彼ら。特に思い入れはないけど悪くないよ。
05. toto/坂本真綾
ここで云う事じゃないけど、菅野が多用する“静かな一番、ビートは二番から”ってアレンジ(プログレ風?)。勿体ぶってて好きじゃない。
06. FEELS LIKE SUMMER/NORTHERN BRIGHT
ホント偶然なんだけど、デュエットしてるのは市川君も掛けてたbice。ノーザン聴くと、「大好きだったヴィーナス・ペーターが解散してなかったら今頃は…」っていつも想う。
07. COFFEE-MILK CRAZY/Swinging Popsicle
フリッパーズ・ギターのカヴァー。この人たち、まだ活動してたよTAGちゃん(前回のタネ明かし参照)。


●きぃ

01.Maiden Voyage/Herbie Hancock
02.mexican flyer/Space Channel 5
昼間別のイベントで聴いたら想像以上にゲームミュージックとは思えないかっこよさだったので思わず。
03.ポルシエ25/A.S.P
04.Robot/PSY・S
05.ロス疑惑/Fantastic Explosion
06.THE LOVE PARADE/CORNELIUS
07.ドライブ/高橋徹也
08.例え/空気公団
「地味ながらも良い」という言葉がとても似合う二組。今回のテーマが当初「無免許ドライヴァーズミュージック」だったものの名残な二曲。助手席でとにかくスピードあげて無責任にイェイェ煽る気分を表しています。「♪車は走るーひたすらにー♪」「♪スッピードーをーあっげーてー♪」で二曲ともピッチ上げすぎて原曲の良さをちょっと壊してしまいました。反省。
09.すけべな女の子/くるり
10.All I Wanna Do/Sheryl Crow
11.Carnival/the Cardigans
12.LONG TRAIN RUNNIN'/the Doobie Brothers
ベタで誰もが聞き覚えのあるような洋楽はどうなんだろうと三曲かけてみました。最後のは次のカーネーション直枝声に負けない声力をと。
13.EDO RIVER/カーネーション
14.JUMPIN' JACK JIVE/ORIGINAL LOVE
何も言っていないのにTAGROさんがナイスマイクパフォーマンス。ありがとうございました。
15.バイバイ・ブルース/ヒックスヴィル
前回やたらと好評だったので、あれから手に入れて聴いてくれた人もひょっとしたらいるかなあと思い再登板です。
EX.銀砂子のピンボール/キリンジ
ライブでも終盤やアンコールに置かれることの多い曲。前回の感想で「キリンジは2ndから一曲もかからなかったのが印象的」というようなものがあったのを受けて、2nd好きですよーという表明。


●鈴木風太郎

01. Homme Sympathic(Charmant)!/EEL
この日の選曲コンセプトとして自分が考えたのは、まず“前回の四大キラー・アクト(カーネーション/ムーンライダーズ/キリンジ/青山陽一)を敢えて封印”した上で“イマの音源を用いて、90年代前半に自分が好きだったサウンドを再構築”する事。機能性(踊れるか否か)を優先して、著名性を半ば捨てた形に。まずはウィスパー・ヴォイス+ブレイクビーツによるファンカラティーナをリセット曲として。
02. Jet Setter/TICA
元ザ・チャンの石井マサユキによるユニット。往年の渋谷スパイス溢れる唄物ハウス。武田カオリは、ゆら帝の名曲『恋がしたい』のデュエット相手。
03. before sunrise/plectrum
かつてはグレイト3の弟分的存在だったオルタナ・パワーポップ・バンドによるファンカラティーナ。
04. やがて鐘が鳴る/no return
へっぽこサンバ・ハウス。フリッパーズ・ギターのカヴァー。
05. ダンシング・シスター/Bonnie Pink
ノーランズのカヴァー(CMオンエア中)。制作はエルマロ/FOE/そして東君がプレイしたオネスティの會田茂一。俺のセットにボニピは不可欠!
06. キミノヒトミニコイシテル/深田恭子
四つ打ちデジポップ歌謡。制作・小西康陽(スネアロールの連打が“まんま”ですね)。
07. Moon base/Scudelia Electro
元スパイラル・ライフの石田小吉によるユニット。インディーダンス〜マッドチェスター指数高めのドライヴィング・グルーヴ。
08. Early Riser/PLUS-TECH SQUEEZE BOX
変拍子シューゲイザーとアノラック調「パパパ」コーラスが交錯する、ある意味とても日本的(或いはスウェディッシュ)なギターポップの鑑。
09. 半透明少女関係/ZAZEN BOYS
元ナンバーガールの向井秀徳/アヒト・イナザワによるバンド。土着化したポスト・パンク或いは南無ヘヴィーメタリックお囃しディスコ。ここらが中盤のハイライトでした。フロア炎上!俺もバリ炎上!
10. STRAIGHT FROM MY HEART/NORTHERN BRIGHT
元NG3の新井仁によるバンド。この日プレイしたのはノーザン・セルフRMX。インディーダンス〜マッドチェスター指数高めのドライヴィング・グルーヴ。
11. I'm sleepy/AIR
元スパイラル・ライフの車谷浩司によるバンド。ファンキー・ラウド・ミクスチャー。
12. 少女ロボット/ともさかりえ
インダストリアル・トリップホップ或いは早すぎたエレクトロ・クラッシュ歌謡。制作・椎名林檎(平メロもサビもコーラスもトラックも“まんま”ですね)。
13. オートバイ/hal
只のオーケストラル・ポップにしては定位やMIXが変。その為スピリチュアライズドによるゴスペル・ガレージ級の覚醒感が。匿名制作者の正体は曽我部恵一(当時はまだサニーデイ・サービス)だと思うのですが、さて?
14. Wait till I can dream/Tommy heavenly6
S・アルビニ音響をまとったスマパン歌謡(ゼペット・ストアを彷彿)。フェブよりヘヴが好みDeath、つかGoth。
15. ゆらゆら帝国で考え中/ゆらゆら帝国
ラスト・ナンバー。“クレイジー・ワールド/漫画の世界でこれからやっていく訳なんだけど/漫画の世界も本当はラクじゃないぜ”というサビに全ての想いを託してヤリ逃げする心算が……何故かフロアが発狂してるよ!ありがとね〜!
16. Por Las Tardes/NIZA
スペイン産フレンチ・ボッサに乗せて本日のメンバー紹介。そしてリレー・タイムへ。