YB7 の方はもう、液晶が半分お亡くなりになってますし、 FBW
の方も健康体(?)とはいえ、DXIIでは、現在の環境では流石にきついので、時々WIN3.1を起動する時にしか使ってないのですが、このまま埋もれさせてしまうのは、機械にもサインを下さった方にも申し訳ないんで、ここで紹介させていただきます。取敢えず、下の写真をご覧ください。
で、えー、ご覧の通り、サイン入りなわけです。 まずはこちらの写真、1995年暮れの「パークタワーブルース・フェスティバル」で来日した、ソウル・シンガー、ヴァーノン・ギャレットのサインです。このフェスティバルの常で、ロビーにアーティストが出て来てたところをサインしてもらったのですが、やっぱり書くのに一瞬躊躇してましたですね。(すこし消えてますが文句は"God
Bless Always Know Vernon Garet"と書いてあります) でも、非常にいい人で、サインをもらいにならんでる人達一人々々に丁寧に話し掛けながら、サインをしてくれました。多少英語の心得のある人達とは結構会話もはずんでたようで、この時ほど過去の不勉強を怨んだ事はなかったです(笑)。
え?、ワタシですか??いやぁやっぱり話し掛けてくれてたのですが、「ぐれいと、ぐれいと」とLiveの感想をアルカイックな微笑みとともに返すのがやっとでした。
でも、これだけは断言できます。ヴァーノン・ギャレットのサインが入ったPCは世界にこれ一台しかないと。 だから「本当はジョージ・ポーターJr.のサインが欲しかったの」なんて口が裂けても言いません(笑)
これで、味をしめたワタシは、この「世界に一台」をさらに確固たる物にすべく次なる行動に出たのです。この二枚目の写真がその成果です。
(1)は1996年にブルース・ブラザース・バンドで来日した往年のSTAXのギタリスト、スティーヴ・クロッパーのサインです。
公演はブルーノート東京であったのですが、丁度席が彼等が出入りの時通る通路の前だったので、演奏が終わってはける時に、思い切ってこのPCとマーカーペン(実は修正ペン(^^;)を無理矢理突き出してみたら、PCを手に取ってサインをしてくれました。本当は握手もお願いしたかったのですが、何故かワタシにPCを渡すとさっさとはけちゃったのでした。
で、クロッパーさんの場合、ひょっとして、過去に世界のどこかでPCにサインをしたことが有るかもしれないという予感がしたりするのですが、少なくとも、「ヴァーノン・ギャレットとスティーヴ・クロッパーのサインがして有るPCは世界にただひとつ」ということは間違いではないのではないか?とほとんど確信しておるワタシです(^^;
でもって(2)のサインですがこれは1996年の暮れに前年と同じくパークタワー・フェスティバルで来日した、女性ソウルシンガー、トゥルーディー・リンのサインです。いやぁ、ほんま感動のLiveでした。 この時はフロアでなくて、会場内のCD売り場で彼女のCDを買うとそれにサインをしてもらえるってヤツだったんですが、取敢えずCDは買って、PCの方にしてもらいました。
やっぱりとまどったようで、「ここにしてくだはい」というような事を英語で言った気がしたのですが、何故か通じず隣の通訳の方に助け船を出してもらってたっとこさしてもらえました。じつはもっとコンパクトに書いてもらって、あと数人はいけるな・・・と思ってたのですが、トゥルーディーおばさんは見事に目一杯書いてくださりました(笑)。
これでまた世界で唯一の ThinkPad
、いわば真の意味での"BLUES MOBILE PC"という事実が揺るぎないものになった訳です。おそらく本国アメリカでもこんな組み合わせでしかも NOTE PC
にサインがされているってのはないでしょう(こんな事する奴おらんて?)
こんな事をしているうちに、新しくFujitsuのノートPCを購入してしまったので、YB7
の代わりに使っていた FBW も現役を退いてしまいまして、嬉しがりの持ち主は、2台目の Blues Mobile PC をつくり上げようと画策したのでした。 これが、その2代目 Blues Moble ThinkPad
230Cs FBWです。 まず、記念すべき、2代目の最初のサインを入れてくれたのは、'97年暮れにやはりパークタワー・ブルース・フェスティバルに来日した、カーター・ブラザースのリード・ヴォーカリスト、ロマン・カーターでした。(97/12/14)[念の為に書いておきますが、決して、上の写真のPCから、ヴァーノン・ギャレットを消してサインもらったわけではありません(笑)。ちゃんと2台あるんだよん(^^;]
写真の(B)のサインがそうです。来日を前にP-VINEからでた、ニューアルバムが非常に良くて期待が大きかったのですが、当日、喉の調子が悪かったというものの、素晴らしい熱演で我々の期待に応えてくれました。終演後は客のはける出入り口で、結婚式の新郎新婦よろしくおにーさんと二人でお見送りまでしてくれて、遠い日本にきてウケたのが余程嬉しかったのでしょうねぇ。
残りは、98年8月15日に行われた、モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパンでの
"レジェンズ・オブ・ザ・シカゴ・ブルース"オール・スター・バンド"の面々のサインです。 (A)ヒューバート・サムリン(g,vo)、(C)カルビン・ジョーンズ(b)、(D)アブ・ロック(Sax,vo)、(E)ジョン・マクドナルド(g,vo)、(F)ヘンリー・グレイ(p,vo)、(G)リトル・スモーキー・スモーザーズ(g,vo)
、(H)ウィリー・スミス(dr.har,vo) です。
はっきりいって、打ち合わせ不足の感がするステージでしたが、すっかり芸人さんで唯我独尊、バッキングでもウケをとるサムリン、スクィーズ・スタイルのギターが決まってたスモーザーズ、登場しただけでもうカッコイイ!ヘンリー・グレイに、ホンモノ!のシカゴブルースのリズムでそれなりに楽しめるステージでした。終演後CDを購入してサインをもらうシステムでしたが、とりあえずサムリンのを買って(輸入盤で3000円!!)全員にしてもらいました(白人のギタリストはでてこなかった)。
というわけで、2代目の Blues Moble
もすっかりサインで埋まってしまい裏側を残すのみとなりました。で、次回は今年(98年)末のパークタワー・フェスになりますが、さて、どうしようかなぁ・・・
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