お釜神社

okamajinnjya

お釜神社は,塩土老翁神を祭り,海水を煮て塩をとる方法を教えた神とされ,塩竈創置の神として深い信仰を集めています。今でも古い手振りによって塩を作る藻塩焼き神事が行われています。(7月4日〜7月6日)この神事は宮城県指定無形民俗文化財に指定されています。

 今年のお祭りの日の夕方には、境内で塩竈神楽が奉納されました。あいにくの天候で、雨がぽつぽつ降りました。

      牛石藤鞭社(うしいしふじむちしゃ)

お釜神社の奥にあります。塩竈神社の祭神、塩土老翁神(しおつちおじのかみ)がこの地で塩作りを教えた時、牛に海水や塩を運搬させた牛が石に変わり、藤で作った牛引きの鞭もいつしか根づいて大木になったと言われています。この社の池の水が抜かれる毎年7月7日の例大祭に、牛の背中を見ることができます。