塩竈の名産


笹かまぼこ…塩竈市は水産加工業の盛んな町です。笹かまぼこ,ちくわ,さつまあげ,なると巻き,はんぺんなど様々な加工品が作られています。最近は「お豆腐かまぼこ」なども作られています。また,「おでんセット」はヒット商品です。

 *マリンゲート塩竈の近くの「かまぼこ館」では,かまぼこづくりの体験学習に協力していただいています。  

 *高浜食品工業KKでは,魚肉ねり製品,ちくわ,笹かまぼこ,揚げかまぼこ,かに風味かまぼこ,レトルト食品などを製造しており,北は北海道から南は大阪まで販売しているとのことです。   

    詳しくは……高浜食品工業KKのホームページへ


○志ほがま…丹六園は本塩釜駅から塩竈神社へ向かう途中にある店で,塩竈の伝統的な銘菓「志ほがま」を製造しています。

この「志ほがま」は,享保5年から製造されており,丹野六衛門という名を受け継いで,現在で11代目だそうです。このお菓子は,製塩する時のイメージで作られたもので,海水を蒸発させてできあがった塩の中に緑色の海草が入っているのを表したものだといわれています。(原材料は餅米,白砂糖,水飴,青じそだそうです)


○銘酒「浦霞」…塩竈を代表するお酒です。

しぼりたて浦霞は期間限定商品のなま酒です。

佐浦家初代富右衛門は初めは糀(こうじ)製造業を営んでいたが,享保9年(1724年)に酒造株を譲り受けて以来,仙台藩主伊達氏の崇敬あつい塩竈神社の御神酒屋として酒造りをしてきた。現在,社長の佐浦茂雄さんは12代目に当たります。大正年間に,当時摂政宮であった昭和天皇に酒を献上する栄を賜り,それを機に,万葉時代からの歌枕であった塩竈を呼んだ源実朝の歌「塩かまの浦の松風霞むなり八十島かけて春や立つらむ」から,浦と霞をいただき「浦霞」を酒の銘柄名としたそうです。

     

○銘酒 吟醸「四季の松島」 本醸造「男山」

塩釜にある阿部勘酒造店では低温で長期発酵させた芳香豊かな清酒「四季の松島」と良質の米、麹を使い糖類を加えずに醸造したさわやかな辛口の清酒「男山」を作っています。