1月31日 金曜日 快晴
ゴルナーグラードへ着いて、まだいっていないシュトックホルンを目指してロープウェイに乗る。途中、凍結した坂道で外人さんの女性が転んでいた。犬の糞だらけのところでだ。それを見てみんな慎重に歩き始めたのはいうまでもない。その女性は一人でシュトックホルンへ行くようだった。そんなにうまいようには見えないんだが、あんなコブコブの斜面を滑べる積もりなのだろうか…
古いロープウェイを乗り継ぎシュトックホルンへ。景色は素晴らしい。しばらく写真を撮りまくって斜面へと向かう。…… 凄い斜面だ。日陰で下の方までびっちりとコブコブ。斜度もかなりありそうだ。柳田氏はこれをみてロープウェイで引き返してしまった。一応、ゴルナーグラードで会おうということにして。
いや〜凄いとこだった。下までずーっとコブばかり。コブが好きな人はいいだろうが。嫌いな私にとっては酷いところだった。とりあえず2回転んだだけで下に降りることができた。疲れたぞ。で一番下まで降りるとスネガの方にしか行けないので、途中のTバーに乗ることになった。急斜面で轍の入ったTバーはなかなか辛かった。で、その後、ロープウェイの駅まで登りがあるのだ。まいった。
待ち合わせのゴルナーグラードへ到着。柳田さんらしき人影が下へ滑べって行くのが見えたが気のせいだろうか? とりあえず、しばらく写真でもとりながら柳田さんを探す。しかし、居ない。みんなもお腹が減って来たので昼食をとりにRiffel Bergへ向かうことにする。え?柳田さん? 大丈夫大人なんだから一人でも帰れるって(笑)
Riffel Bergのレストランで昼食。非常に景色がいい。ここで久しぶりにケーゼシュニッツェを食べた。で食べてる途中に何故か柳田さんが現れた。なぜここにいることがわかったんだ。どうやら我々の目立つウェアが滑べっている柳田さんの目に止まったらしい。なんともラッキーな。 | |
Riffel Bergから見たMatterhorn |
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食事をしながら写真を撮っていると、隣のテーブルの外人さんが撮ってあげようと声をかけてきた。聞いたところによると昔日本にいたことがあるそうだ。この外人さんとその娘と一緒に写真を撮るなどしてしばらく歓談し住所を交換しあう。なんでもスイスのAron近くに住んでいて、Zermattにはおばあさんが住んでいるのだそうだ。それで、毎年冬休みにはZermattに来ているらしい。なんとも羨ましい限りだ。
親子と別れ我々は近くのJバーに乗り近くを滑べった。その後、下山コースへと向かった。私と柳田さん、明神さんは初めて通るコースだ。結構広くて降りやすいコースじゃないか。途中で、昨日探しまくったレストランAlmを発見。こっちからくると非常にわかりやすい。なんでみんな覚えてないんだ。まあ、前の下山の時には和加美ちゃんがいなかったのでしょうがないのかな。
今夜で最後なので飲みに行くことにした。クリスチャニアに泊まっていた人々と一緒にだ。ちょっと遠かったが駅の先にあるバーで飲む。でも、なんだかいまいち気分が乗らない。うーむ…なぜだろう。とりあえず、パナシェを飲みつつ過ごすがいまいち乗り悪し、早々と引き上げる。おかげでゆっくりと眠ることはできたぞ。なにしろ明日は早起きだからね。