プリントゴッコの特徴の一つに「1版多色刷り」が有ります。これは。製版 した原紙(以後マスター)に複数の色の異なるインクを乗せる事で、1版で 多色の印刷物を得る事が出来ます。「版画」は基本的に「1版1色」で色数 と同じ版を必要とするのと比べると、「1版多色刷り」は手間とコストを、 大きく減らしてくれます。しかし工夫次第で、もっと版数を減らすことが 出来ます。例えば、年賀状に「謹賀新年」と右上にする場合、版の左下が無駄になって しまいます。逆に、表側の宛名の左下には、差し出し人の住所が入ります。 この場合、右上が無駄になってしまいます。そこで、「2版を1つの版に まとめて製版」して、印刷時に「2回に分けて」印刷をすれば、マスターが 1版節約出来ます。 |
合体させる版は、上下、左右等簡単なエリア分けにする。 (作例は、右上「謹賀新年」と左下「住所」の2版を合体)
【応用編】