[ 22894 ] 迷惑メール(spam)撲滅私的調査会 HTML化ログ |
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ID-code:7HyD4yl1cNU(本記事は投稿者自身により11/13-17:16に修正されました)
投稿のタイトルは『スパムを退治する(3)』
を予定していたのですが、進捗があまり良くないので、
別の方法を併用しようと考えているところです。
元記事につきましては、以下をご覧ください。
スパムを退治する(1)
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/nospam_bbs/past/log/022806.html
スパムを退治する(2)
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/nospam_bbs/past/log/022820.html
さて、思わしくない理由としては、
(a) ファイアウォールを構築するための囮にしているダミーアドレスを
なかなか喰ってくれない。
(b) ファイアウォール用のデータベース更新よりも新しい発信源の
増え方のほうに勢いがある。
(c) たった1回だけ使うIPアドレスが多くなってきたように思える。
そこで、以下では、討論のたたき台として「逃避作戦」について述べます。
これは自分のメールアドレスを頻繁に変更して、
スパムの直撃を回避する方法です。
前提は、2個以上のアドレスを持てることと、
アドレスの新規取得と廃棄が可能なことです。
現用のアドレスを adres01 とします。
このアドレスにスパムが着信するようになったとき、
現用のアドレスを adres02 に変更します。
このとき、発信時の from には adres02 を使い、
受信は、引続き adres01 と adres02 を使います。
アドレス変更は、主要な連絡先には通知します。
adres01 は更に3ヶ月は受信用として使った後、停止します。
そうやって、順に変更していきます。
撲滅には程遠い手法ですが、これは常識の範囲とか、
改良について良いご意見がありましたらお願いします。
もちろん、「退治する」のほうも検討を続けます。
ID-code:mG11UlRCZEU
Zeitです。
> 投稿のタイトルは『スパムを退治する(3)』
> を予定していたのですが
えっと、以前に何か関連する記事があるなら、そのスレッドにつなげるか、その記事のURLを記入していただけるとよいかと思います。今回の場合なら「スパムを退治する(1)」「同(2)」があるスレッドのURLとか。
# 検索すりゃ見つかりますが、それは読み手に対して不親切というもの。
> そこで、以下では、討論のたたき台として「逃避作戦」について述べます。
> これは自分のメールアドレスを頻繁に変更して、
> スパムの直撃を回避する方法です。
いきなり否定的な意見で申し訳ありませんが、私にはあまりいい方法のように思えません。
結局、「アドレスを持つ」→「スパムが来る」→「アドレスを変える」→「またスパムが来る」→「まだアドレスを変える」→「またスパムが来る」……という、永遠のいたちごっこが続くだけのような気がします。
> 前提は、2個以上のアドレスを持てることと、
> アドレスの新規取得と廃棄が可能なことです。
「2個以上」はまだしも「新規取得と廃棄」は、オリジナルドメインでも持たない限り、なかなか難しいと思います。
また、メールアドレスの取得・廃棄は手間がかかります。連絡先が多いと、その通知だけでも1日仕事になったりします。また公開しているアドレスの場合、その公開箇所(自サイトなど)の修正も必要になる等、とにかく煩雑なことになります。
スパムの着信を防ぐ一案として、よく言われる方法があります。
まず、
1.公的なところには絶対に出さない「大切なアドレス」を1つ持つ。これは、総当たりなどで当たらないような、少々複雑な文字列を含む、長めのものにしておく。
2.Hotmailなど、フリーメールのアドレスを2つ持つ。
3.懸賞応募や企業からのメールマガジン購読などをするなら、それ用のアドレスを別に1つ以上持つ。
とします(計3つ以上のアドレスを持つ)。
懸賞応募など以外でアドレスを外に出す時(掲示板の書き込み、名刺への印刷など)は、2.のフリーメールアドレスを使います。2つ取得したもののうち、1つはインターネットでの公開用(掲示板の書き込みなど)、1つはオフラインでの活動用(名刺への印刷など)とします。
2.のフリーメールアドレス2つには、どんなにスパムが着信しても気にしてはいけません(もちろん各所報告が望ましいですが何もせず即刻削除でも構いません)。受信メールボックスがあふれないようにすることと、重要なメールを見落とさないようにすることだけ、気をつけておきます。
一方で、1.のアドレスは、通常はどこにも出さないようにします。
名刺を見たり、掲示板の書き込みなどからメールを送って来た個人で、確実に信用できる人には1.のアドレスを通知して、以後はそのアドレスでやり取りします。
こうすれば、少なくとも1.のアドレスにスパムが着信することはほとんどありません。
さらに、2.のアドレスにあまりにも多くスパムが着信するようなら、その変更を考慮してもいいでしょう。特にインターネットでの公開用のアドレスは、スパムメールの着信状況により、必要に応じて変更しても構わないと思います(名刺用や懸賞応募用とは別なので、連絡すべき先も少なく、変えるのはさほど煩雑ではないはず)。
また、自サイト(個人でも企業でも)で連絡先を書きたい場合は、メールアドレスではなく、フォーム(特にHTML内にメールアドレスが含まれないCGIなど)を使うようにします。こうすれば、アドレス収集ロボットにHTML内のアドレスを収集されてスパムが来る、ということはありません。
さらに、このフォームからの問い合わせなどにメールで回答する場合は送信専用のアドレスを用い、回答の中で続けて問い合わせが必要なら返信メールではなく再度フォームから問い合わせるように案内します(多くの企業サイトで、この方式が使われています)。
このようにするだけで、かなり精神衛生によい環境ができると思います。
私の場合、スパムが問題化する前から使っているアドレスを変えるわけにいかない等の事情もあり、残念ながらこれほどよい環境はできていませんが……。