[ 12355 ] 迷惑メール(spam)撲滅私的調査会 HTML化ログ |
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ID-code:hPwWO58RYt6
溝口です。
すいません、どうも多少身構えるとこがあるのですが..
>いいかげん世論が....
規制が被害に追いついてくると言う事ですか?
判らなくも無いですけどね。
できれば行き着くとこまで行く前に何とかしたいと思っているのですけど
難しいでしょうねー。
#sage
ID-code:V91efetXxF6
虎さん、どうもです。
> まず、スパムはなくなりません。それはお金になるからです。
本当にそうなのでしょうか?先だってのレスにも記しました様に、
効果無しと断言している事業者のサイトも有る以上、「スパムは金になる。」で、
括られているならば、早計ではないかなあ?とも思うのですが…。
> 実際、罰金うんぬんを上回る利益が出てるから業者が
> なくなりません。利益にならなきゃやらなくなるでしょう。
ということは、現在の罰金制度上の罰金を払っても旨味のあるビジネス、
スパム被宮者側からすれば、罰金が低廉過ぎるが故に、
スパムは無くならないと、考えても宣しいのでしょうか?
> 騒いで世間に問題視させないといつになったらなくなるのやら・・
> 訪販とか詐欺とかブツブツ・・
本来なら、ネットの自主制、自浄性に委ねられれば良かったんですけどね。
騒いでも、結局定められた指針はオプトアウト傾向ですし。ということは、最低一回は
送りつける事は可能な訳で。オプトアウトも、外面だけ受けつけるフリしておけば、
いくらでも垂れ流せるのかもしれませんしね。
(オプ卜イン主普の方がまだいく分かはマシなんですけどね。)
それでは。
ID-code:V91efetXxF6(本記事は05/27-01:31に修正されました)
虎さん、御返信有り難う御座いました。
> わたしの周りからはスパムが悪いことだとかいう人は
> 全然いませんでして、現実のつらさを思い知らされます。
そりゃあ、そういうことはあるでしょうね。業界に染まり
すぎると他の事が見えにくくなることは、スパムメール送信業
のみならず、どの業界でもあるんじゃないかなぁと思います。
> 論じるつもりはないです。
論じると言うより、(御見解をお伺いしたいと言う、)質疑応答の
つもりでしたが、御不快になられましたら、御寛容願えれば
幸甚に存じます。
> はやくなくなるといいですけどね すぱむ
> ショートメールすぱむが流行れば間違いなく
> すぱむ規制が厳しくなると思うのでそれまでのがまんかな
既に一時期流行してたらしく、また、その勢力が出てきてる
ようですね。僕のところにも、auの端末に閉口するほど来てますし。
それのみならず、料金先払いの携帯のメールにも届いてますし。
#料金先払いの携帯は、Webが出来ないケースが多いと思うけど、
#そんなのに送ると、送信する側も、Web見てもらえないから、
#無駄なのにとも思えたり…(爆)。
> 駄文申し訳ございませぬ
いえいえ、これからもいろんなご意見期待していますです。
それでは。
ID-code:V91efetXxF6
この元を書き込んだときはアドレスを失念していましたが(出先のため)、
ある方が、以下の部分に疑念をよそで呈されましたこともあり、
> > まず、スパムはなくなりません。それはお金になるからです。
> 本当にそうなのでしょうか?先だってのレスにも記しました様に、
> 効果無しと断言している事業者のサイトも有る以上、「スパムは金になる。」で、
> 括られているならば、早計ではないかなあ?とも思うのですが…。
ココの部分なんですが、リンク先は、出会い系サイトですが、
このページは違うようですので、記した根拠のページを記しておきます。
[http://www.kiss-kiss.com/dm/]
では。
ID-code:Yo7xBLCvwI6(本記事は05/27-21:01に修正されました)
御意見有り難うございます。
さて、当サイトは
「スパムはなくならない」
というスタンスではなく
「スパムは無くすべきものである」
というスタンスに立っています。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/faq-spam.html#wuli
私はスパムの問題を
公害問題、マルチ商法問題、ワンギリ問題
などによくたとえます。
−−−−−−−−−
■公害問題
公害問題は言うまでもなく1960年代の高度経済成長期に
企業の工場が出す廃棄物によって、多くの人々が被害を受けた問題です。
第二次産業が経済発展を支えた業界だったことを考えると、
経済全体−産業廃棄物
インターネット−スパム
という対比は興味深いものがありますね。で、公害問題は
どうなったでしょうか?
「工場のある限りなくならない」
「それでお金を儲けている人々がいるのだからなくならい」
「それで作られている商品は大衆にも必要なものであるから
それらを作る際に出てしまう廃棄物は無くならない
そして公害もなくならない」
「公害に対して(当時は)法律などないのだから
企業は産業廃棄物を出しても問題はない」
「違法じゃない、犯罪行為じゃない」
それらの言い訳が正しいもの、結局のその被害が永続したでしょうか?
言うまでもないですね。
いろいろな人の努力により、公害問題は
日本にとって極めて小さい問題になりました。
いえ、無論、廃棄物を垂れ流せば今でも大きな問題になるわけですが
それを抑える道をみつけたのです。多くの人の努力で
「小さい問題にした」
のです。
■マルチ商法問題
第二次世界大戦後、経済活動が活発化する中で
ネズミ講を代表とする、問題性のある商法が何回か
ブームになりました。
豊田商事事件では金銭で禁止されていた問題ある商法
(ねずみ講だったか?)を
法律をかいくぐって厳禁以外のものでそういうことをし、
多くの被害者を出した事件だったと思います。
それ以降、現金でなくてもそういう商法は禁止になりました。
同様にして、その時々で悪質な商法が出るたびに
法律が出来るなりして対処がなされてきたのです。
「引っかかる人があるから無くならない」
確かに問題となる商法は一部に根強く残っていますが消
費者が注意していれば引っかかることは少なくなり、
大規模な行為は行われなくなりました
(無論、行われた場合にはマスコミによって
大きく取り上げられるのは御存じでしょう)
■ワンギリ問題
これは
「ネットワークを使った問題行為、犯罪行為が意外にも解決が早い場合もある」
という好例だと思います。
上のページで、私はワンギリ問題が起こる前から
「インターネットというのは、確かに中央集権的な統制機関は
ありませんが、しかし一方で高度な技術を背景にした
システムですから、実はその気になれば取り締まりは可能なのです。」
と書いてきましたが、ワンギリではまさしくその
「可能であること」
があっという間に証明されたものと言えましょう。
−−−−−−−
上の社会問題の特徴は
「無くならないよー」
といっていたら、決して無くせなかったもの、
小さくできなかったものばかりです。
そういえば、上でマルチ商法の話題を出しましたが、
スパムで多いのにマルチ商法が多いのはよく言われることです。
マルチ商法問題は「人と人とのネットワーク」を使って発生する問題ですから
「ネットワークを拡大させるインターネット」
でマルチ商法が頭をもたげてくるのは当然だったと言えましょう。
しかし実際にはどうでしょうか?
2001年以前には、確かにネズミ講を行おうとするスパムが
多く配信されていました。しかし2001年からスパムメールを
使ったねずみ講行為者が相次いで逮捕されると
あっという間にネズミ講スパムは激減しました。
これはここ数年間、日本語のパソコンスパム被害を受けていれば
必ず感じることです。
http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/lianjie-qingbao.html#funzui
> すこし極端な表現ですが、スパムと絡みのある業界は
> 莫大な雇用と税金を生み出しています。
> そういう側にいる人間にとっては命にかかわる
> 問題かもしれません。世の中は善じゃなくて金で動いてますよ(ぉ。
産業廃棄物は製造業に取って死活問題だったでしょうね。
公害対策をうまく出来ない企業、対策をすることで足が出た企業は
潰れていったわけです。
また、日本においては私はまだスパムに関しては
取り返しがつかないほど、
真っ当な業種に根を下ろしていないと考えています。すなわち
日本では
「莫大な雇用と税金」
というのはなく、一部のモラルの低い悪徳業者が
手を出している程度だと考えています。
一方で米国のスパムの酷い状況、すなわち
日本人ですら英文spamを毎日何十通も受け取っており、
なかなか対策が進まない状況を見ていると、
おっしゃるように半ばスパマー産業が根を下ろしているのではないか、
と危惧するところがあります。
しかしながら、それでも真っ当な業者、消費者、政府が
指をくわえて看過しているのではないことは
http://bbs.spamstop.net/past/log/012357.html
http://bbs.spamstop.net/past/log/011946.html
などの、毎日のように日本語化される米国のスパム状況を
見ても明らかでしょう。
まあ、公害問題と同じです。
私と虎様のどちらの主張が生き残るか
それは後になってみれば分かることです。
なお、文面を拝読する限り、どうも携帯電話のスパムメールの
重点があるように聞こえます。携帯電話の電子メールは
http://earth.endless.ne.jp/users/stakasa/spam/xiedai/jiedailaji.html
で書いているように、電子メールとしては欠陥仕様であり、
スパムを無くせるか以前の問題でした。
ようやく最近、私が主張していたようなヘッダの提供が
行われるようになり、パソコン並のレベルで議論できるように
なりつつあります。
(なお、当たり前ですが、別にキャリアが
私個人の意見を入れたのではなく、必然的な道であったということです)
しかしまだまだパソコンに比べると抵抗が難しく、
その状態での議論は困難すなわち「無くならない」とおっしゃるのも
ごもっとも、その前にそういう欠点規格のサービスが
いずれ無くなるでしょう。
ID-code:Yo7xBLCvwI6(本記事は05/27-21:23に修正されました)
追記ですが、私のサイトでも書いていますが、
諦めるには全くもって早すぎるんです。
インターネットは現在、良い部分も悪い部分も一緒に拡大している状況であり、
本当に前述のたとえで出した高度経済成長期の日本全体の経済のようなもの。
「なくならないよー」などと言うのは、
また小学校に入らない子供の悪い手癖を見て、
「この子のこの癖は一生無くならないねー」
というようなものです。なんという無意味な論調でしょうか?
パソコンスパムではホームページからのアドレス収集が
送りつけ先の主なものとなっていると言われています。
しかしホームページが日本で登場してまだ11年にもなっていないのです。
http://www.ibarakiken.gr.jp/www/
スパムメールのそもそも存在するベースは電子メールというツールです。
これは登場して三十年になるそうですが
http://web.archive.org/web/20020611071058/japan.cnet.com/News/2001/Item/011012-1.html?il
http://web.archive.org/web/20020611072622/http://japan.cnet.com/News/2001/Item/011012-8.html?il
多くの人に使われるようになったのはほんのこの十年です。
私達が目指すのは、この子供のようなインターネットが
大きく真っ当な形に成長すること。
その中の「悪い癖」は直していく努力がされるのはこれからです。
確かに「三つ子の魂、百まで」という諺もありますから(笑)
直せる悪癖なのかそうでないのかは、
成長して見ないと分かりません。
しかしそれを育てるのは、周りであることを忘れてはいけないでしょう。
スパムを無くすのは私達ネチズン全員の責任です。
どんな大人に成長するか、楽しみですね。
ID-code:3n3Vtswvvrg(本記事は05/24-00:58に修正されました)
虎さん、初めまして。スパムメール(迷惑メール)に
相当苦しめられている市井の一人です。
拝見したところ、スパムメール擁護派か業者様のようですが、
業者様でしょうか?そう仮定して話を進めさせていただきます。
> 最近は一日にSpam50〜80は受信しますね。
僕も多い時期でコンスタントにそれ位は来ますね。
来て欲しくないんですが。
> なくなることがないのは、いまだに広告効果上げれる
> からなのだと思いますが。
果たしてそうでしょうか?嫌がられている手を使って広告しても、
効果はあがるとは思えませんし、あるサイトでは、
広告メールを配信した事業者が、結果を元に、サイト上で、
『広告メールは効果無し』とも断言しておられているようです。
> わたくしもできることなら配信はしたくないのですが、
> 生きるために必死なんでしかたないですよ。
お気持ちは重々分かりますし、業者の方なら、ちゃんとした良心も
御持ちなんだなぁと、感心も致します。
#オプトアウトメールアドレスを明示しておきながら、
#恣意的に?か受信を拒否している?かの様なの状態のまま
#オプトアウトメールすら送れない状態の某社に
#爪の垢でもせんじて飲ませたいほどです。<「さ○○○広告社」
でも、生活の為とか言って、そのために何をしても良い、人に迷惑
掛けてもよいというのは、道理が通らないと感じますが、如何で
しょうか?
> 業者はみんな馬鹿だからすごい勢いで競争初めて配信してるので、
馬○云々以前に、まともな良心と抑制心があれば、このような、
スパム配信と言う迷惑行為は為され難いんじゃないか、そうなると、
絶対数も少なく問題視されることも無いんじゃないか。でも、現実は
逆で、良心が無いか、抑制心が無い、もしくは両方無い業者が
多いからこそ、非難されているんじゃないかと思いますが…。
今回、もし業者の方なら、貴重なご意見ありがとう御座いました。
こういう意見もあると、心の片隅にでも、留め置いて戴ければ、
幸甚に存じます。それでは。