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何を隠そう,もとはといえば私は光栄の三国志のゲームから中国史の世界にずぶずぶと入っていたのでした.それほどゲームをやりこむ性格では無いのですが,中国史に関するゲームには、やはり目が離せません.ここではいくつか紹介します.
なお、最後以外は何れもPC9801で出たゲームですが、最近では家庭用ゲーム機に移植されたりしているものもあるようです。それにしても三国志ばっかりだー,どこでもいいからそれ以外をもっと作ってくれー.
孫子の兵法 百家争鳴(TGL) |
[ゲーム情報]
ここでは最近発売予定、又は発売中のゲームを紹介します。本頁の更新はたまになので新作でない可能性もあり!(^^;)
[昔のゲームの思ひ出]
思えば結構買ってきたものです。ここでは懐かしき過去のゲームを振り返ってみましょう。あなたの知っているゲームはいくつでしょう?
そういえば最近は中国史関係以外でパソコンゲーム買う気無いのでは?(^^;;)
孫子の兵法 百家争鳴 TGL 対応:Win95 - 日本で春秋戦国のシミュレーションゲームが出るのは初めてでしょうか?
94の領土があって,8つの勢力が争うなか,一カ国を選び,配下の将軍を用いて国力増大などを目指します。TGLとはこういう会社らしいのですが,そんな雰囲気は流石にありません(^^)。でもなんか面白くないなー、何しろ戦争が「完全自動」だしなー、あんまりやることないしなー...あんまりやってないけど(^^)。続編に期待!
たくさんの情報、有り難うございました(_o_)
情報一 情報二 情報三 情報四
項劉記 -楚漢春秋- 光栄 PC98
- 当時,天下の光栄から珍しく中国関係の新ゲームが出るということで非常に期待したのですが...はっきりいって私は面白くないと感じました(ああー,作った人,好きな人,ごめんなさい^^;;;).なんだかなー面白味に欠けるんだよなー.
私の大好きな蕭何とかって全然使えないしー(このゲーム,文官が使えないんだよね).おそらくあまり人気も出なかったんでしょう,あっと言う間に値崩れしていたのを覚えています.
補給とか、新しいコンセプトは入っていたんですけどねえ。
これにめげずに中国ものの新しい製品出して下さいよー,光栄様.
三國志 光栄 PC88,PC98 - 私を中国史にひきずりこんだ元凶のソフト. 当時,部下達を使いこなす(それも一部は在野に隠れている!)というアイデアにすさまじい衝撃を受けたものでした.顔も一人一人違っていて(きちんと始めから書かれた顔とモンタージュみたいな顔がある),非常に個性が感じられたのが楽しかったです.今から考えても現在の歴史シュミレーションの基本的なコンセプトがぎっしり詰まった良い作品です.
思い入れある人もきっと多いことでしょう.
三國志2 光栄 PC98 - 上の続編.家庭用ゲーム機にも移植されたため,これから知っている人も多いはず.計略が豊富になり,人数も増えました.でも個人的には,顔が気にくわなかったり,国数が減ったりと、あんまり好きになれませんでしたが、巷の人気はとても高いようです。
やたらと戦争中に裏切るのも特徴で、一発逆転の多いゲームでした。
余談ですが、当時私はローマ数字のIIがついたことに若干の違和感を感じたものです。最近ではすっかり定着したようですね。
三國志3 光栄 PC98
さらに続編.個人的には一番すきです.戦闘シーンに城という概念が持ち込まれ,クオータービューになるとともに,戦場での攻撃・計略がバラエティになりました。内政では配下を将軍や軍師などに任命するほか,将軍には自分で名前をつけることが出来ました.マニアな人は自分で歴史上の将軍名をつけ,役職を上げていったことでしょう.(私だけ?^^;)
三國志4 光栄
もっと続編.決まった人物に内政などをやり続けさせるシステムなどが加わり,絵もきれいになっています.実際の戦闘に近くするためか,攻城戦の形になり,門を攻めるという形になりましたが,個人的には逆に戦争の面白さが減ってしまった気がします.
でもちょこまかアニメが復活したり、民や兵が(画面で)しゃべったりして楽しかったです。
三國志5 光栄 PC98 - あんまりやっていない(^^;).戦闘などに陣形の考えが盛り込まれ, また将軍の地位を上げることで,多くの兵士を持たせるシステムになりました。「名声」という概念が盛り込まれ、これを増やすべく、目標達成や内政充実を目指すようになっています。アイデア豊富で、面白くできており、流石光栄様のゲームといった感じでしょうか。
三国志6 光栄 Win95 - 白木様から貴重な情報を頂きました。以下引用。
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三国志6
光栄
1万3800円
1997年冬発売予定システムとしては,気候・風土・住人の違いなどを表現するために,雇え る兵種の違いや,農業・商業・交易といった経済面でのまた都市(城)の立 地による戦略・戦術的な優位性を表現している。
登場する武将は詳細な能力値を持っており,その数値は実行したコマンド により変化する。また自分の夢を語ったり,局面に応じて様々な意見を主張 するなど個性を持たせ,自分の好きな武将を徹底的に使って成長させるとい うことが可能になります。
戦争は,攻撃側,防御側があらかじめとりたい行動を入力してその後同時 にその行動を実行する「同時プロット」制を採用。このため,おそらく同数 の兵数で戦ったときには,相手の戦術を読むという要素が加わり,AIがよほ ど間抜けでない限り,おもしろい戦いができるように思えます。一騎打ちで はプレイヤーが実行武将に指示を与えることも可能になったそうです。
今回の目玉は,シュートシナリオが数本掲載されていることでしょう。プ レイヤーがシナリオ・武将を選択すると,クリア条件と期限が設定され,シ ナリオクリア時にはシナリオごとのエンディングを見ることができるそうで す。その後はプレイヤーの任意により終了することも,中国統一まで続ける ことも可能ということなのですが。このあたりはちょっとだけ楽しみたいと いうときには便利でしょう。
中国を統一すると,自分だけの「三国志年表」を作成する機能がある。ま た,時代背景や,事件,人物などゲームを楽しむためのデータベースも充実 しているそうです。
--------------------------------------------------------天下の光栄様のホームページはここ。
例の如く私自身はあんまりやってませんけど,劉虞が出来るようになったのが滅茶苦茶嬉しいです(^^)
天舞 ウルフチーム PC98 - まだ三国志ゲームがあまり多くなかったころの作品です.光栄のが演義ベースだったのにたいし、このゲームは史実をもとにしており,1000人ぐらい武将が出てきてくれました。内政は,各分野の役職に優秀な人を任命することで、その分野の効果値が上がっていくというものであり、そのアイデアは新鮮で面白かったです。でも戦争はかなりしょぼくて、しかも私の買った初期バージョンはよくバグりました。しくしく。
臥竜伝 NEO・GETEN PC98 - 軍師になって行うというのが売り物のゲームでしたが,全然立場が君主と変わりませんでした。それよりも、戦闘シーンがリアルタイムで,陣形を変えたり,立て直したりしながら進めていくシステムが非常に面白かったです.
昇龍三國志・龍王三國志 龍 PC98 - 「龍王」は「昇龍」の続編です。城作りができたり、部下が直訴してきたり、戦闘シーンがリアルタイムだったりとなかなかいろいろなアイデアが詰まった面白い作品です。
私説三国志 天水ソフトウェア PC98
知られざる超名作っ!(思い入れありまくり^^)。君主に限らず,誰でもなれ,隠棲,放浪,裏切り,独立,忠臣,なんでも自由な生き方ができ,役職も任命されたり,勝手に名乗ったり出来ます!画面は派手でないですし,操作性は悪いし,パンフレットも粗末ですが,ゲーム内容は大手に劣らず,極めて優れた作品だと思います.
従来の歴史シュミレーションが,所詮は決まった生き方しかできないことに不満を持っている人は是非お薦めです!武将の顔を作ったりする自由もあります。
後漢志 天水ソフトウェア PC98 - 上の作品の続編。残念ながらパワー落ちしてしまったように思います。ちっとも自由ではなくなってしまいました。しかもこれを最後に天水ソフトウェアの名は聞かなくなりました。しくしく。
新説三国志−虎狼章- 武尊プロジェクト PC98 - 中国史ゲームに飢えていた時、友人に唆されて買ったゲームです。 彼がやって面白くなかったら、値段の一部を払わせる約束をしました。
払わせました(^^;)。ちなみに私は見ていただけなので、発言は控えさえて頂きます。
水滸伝 天命の誓い 光栄 PC98 - 普通の歴史ゲームと違い,高キュウを倒すというのが目的だったゲームです.性格により集まる仲間が決まってくる,義兄弟のいる国ではないと命令できない,「人気」というパラメータが重要など,非常にユニークなアイデアが盛り込まれた面白いゲームでした.それに戦場では川が流れるとか,体力がものをいうとか,バラエティに富んでいました.そうそう,初めて妖術が痛快に決まったときの感激と、皆が宴会を楽しむゲームエンディングは今でも忘れられません。
飽きっぽい私が,随分時間がたった今でもさくさくっと楽しめる数少ないゲームです。
水滸伝 天導一○八星 光栄 価格:9800円 対応:Win95 - 光栄水滸伝の続編がついに発売!手に入れたけどやってないよん(;_;)。内容的には要塞作りゲームになっているらしいですが、結構面白いそうです。
WWW上の情報では光栄の新作情報の水滸伝とかにあります.
蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 光栄 PC98 - シリーズ第三作品目で初めて買いました.一族のものしか信用できないという考えが非常に納得出来る作品です。そのための子供を作るオルドではデートゲームの雰囲気も楽しめます.また,戦闘シーンも独自で面白いです.
全世界に同じ制度を押しつけている強引さは結構笑えます.それにしても... しくしく,南宋が出来ないよー.
チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿 4 光栄 Win95 - 世界史が舞台の壮大なるゲームの続編。内容的には都市育てゲーになっています。素晴らしいことに南宋でもプレイが出来る!さあ、中華文明信奉者の諸君,モンゴルに対して北伐開始だ〜!(^^)
都市を育て,新たな都市を造り,それに付随して土地の支配を広げるというかなり歴史学的にも納得できる感じのするゲームで,育てゲーらしい地道な楽しみが味わえます(^^)。南宋の場合には杭州と泉州しかありませんが,自分でどんどん作っていけますので,思う存分歴史上の地名をつけましょう(^^)!
人材は史実通りの人が結構出ますが大部分は架空人物。まあ仕方ないわな。文化向上もゲームの要素になっていて多面的な遊び方が出来ます。
GE・TENV 〜全世界大戦異聞〜 GE・TEN PC98 - 西暦1500年頃からプレーし、全世界への征服または同盟を果たすことが目的です。世界各国、たくさんの国から選ぶことが出来、もちろん中国も選べます。しかし王朝の概念は全くなく、人物も「英雄」という形で超有名な人しか出てこないようで、中国史関係ではヌルハチぐらいしか見あたりません。そんなこんなで中国史らしい雰囲気はほとんど味わえません。4つのシナリオうち史実に基づくのは最初(中国では明に相当)だけなので清の大帝国時代もありません。しくしく。
GE・TENのホームページはここ。
[ああ、幻の中国史ゲーム]
中国に行くようになって知った中国の中国史関係ゲーム達。ようやくパソコンをAT互換機に変えたお陰で出来るようになりました(^^)!。
でも最近はゲームを手に入れてもやんないんですよねえ(^^)。まっ,こんなのもあるということで。
春秋争覇伝 問鼎天下 大宇資訊有限公司 DOS/V
やったことありません.友人が香港で買ってきてくれたゲーム雑誌に載ってました.非常に熱望している春秋時代ゲームが,中国では出ていたことに感動しました.思わずDOS/Vが欲しくなってしまいました.どこか移植してくれー.
皇帝 全[山威]資訊 DOS/V
98年秋に入手。「Win95だから(NEC製)PC98でも出来るよ」という言葉を信じて買ったのですが出来ませんでした。DOS/Vでは出来ました。皇帝となり,部下にいろいろ内政をさせたり,対外戦争に出たりするゲームのようです。結構面白いらしく,中国にモバイルパソコンと一緒に持っていったら友人が楽しそうに遊んでくれました(^^)。
戦国策 大宇資訊有限公司 DOS/V
- DOS/Vの友人にいつか譲って貰うかも知れないことを条件に一部援助して買わせました。自分は取りあえず出来なくてもどんなゲームかは知りたいと思って...ところがなんと今は珍しい5インチフロッピーでした(^^;;)。現在なんとか出来るよう画策中です。
劉伯温伝 ? DOS/V
劉伯温とは朱元璋を助けて明の建国に携わった劉基のことです。中国のあちこちでみかけたので人気在るのかな。手に入れましたがやってません(^^;;)
阿片戦争 ? DOS/V - 科挙及第者から始めて阿片戦争で敵をやっつけるゲーム,かな(^^;)。映画の作成と同時期に作られたらしく,かなり面白そうです!中国語を喋る喋る!いやあ面白そうですねえ(^^)。友人に借りたんですけど結局やりませんでしたね。えへへ。
抗日地雷戦 ? DOS/V - 友人が持っています。抗日を扱ったアクションゲームのようです。
伍子胥 ? DOS/V - DOSのゲームらしい。買ったのにやれませんでした。
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