- はっきり言って素晴らしいです。素晴らしいというか、すご〜く私好みでした。
ここ数年、日本に来た中国史関係特別展にはなるべくいくようにしていましたがその中でもトップの部類に入る展示揃いでした(中国現地のものは別)。
良い点だったのは
●「中国文明展」の名の通り、美術品的な紹介より中国文化の流れを説明するという「歴史文物的」な展示が中心になっている点(つまり台湾故宮より北京歴博に近い)
●教科書などで馴染みになっている「中国文化」を代表するものを展示する一方で、
新しい発掘品(ここ十年以内とか)などの成果を盛り込んでおり、多様である
●動物とかが多くて楽しい物が多いし、よく持ってきたなと感心するような大きな品も多い。
分量もたくさんあり、ゆっくり見ていると非常に疲れます。それでも結局中国文明を全部は紹介しきれず、隋唐で終わっているところが私としては不満ですがまあ仕方ないでしょう。
中国文化を是非一度は肌で味わいたいものですね!
以下、MLに投稿した展示物のほんの一部についての感想です。
○陶鷹尊(酒器)
私の長年のお気に入りの可愛い尊です。また会えました。
私的中国史調査会のバナーにも使っているアレです。
原型はイヌワシだそうですがキュートな目はとてもそうとは
思えません。
○太陽神石刻
石にかかれた人物像とその上の(おそらく)太陽です。
太陽崇拝の対象として使われたか?とか書いてあります。
中国ではこんなふうな石にかかれた壁画みたいなものをあまり
見たことがありませんでした。というかこれも1998年出土で
かなり新しいですし、おそらくこういうのがぽこぽこ
見つかりだしたのも最近なのでしょう。
古い時代に関してはまだまだまだいろいろ楽しそうな物が出そうですね。
○玉鷹
左右の羽はどうみても豚だよなあ...やはり豚は富の象徴だったのでしょうか。
○二里頭の爵
二里頭は夏の時代とも言われ論争が激しい。儀式に使う青銅器も
初めて出現します。
○青銅器
中原を代表する鄭州の鼎と婦好墓のイ、湖南省の四羊尊と人面鼎、
そして三星堆の青銅器というように、夏商時代の青銅器といっても
各地の地域性を強く感じさせますね。
それぞれが比較して見ることができ、お得な感じです。
それにしても婦好墓のものはいつみても動物模様が多くて
のんびりとして女性的な青銅器ですねー。今回のは
さらに形が変わっていて面白い。
○カク季子白銅盤
高木様の言うとおり、デカイですねえ。盤というのは
イメージとしてはその中に水を入れ、祭祀の前に
水差しを使って手に水を注ぐという感じがあります。
しかしこれをそんなふうに使ったとはとても思えないですなあ。
なんだか裸になって体全体でも清められそうな感じがしてしまいました。
あ、でも考えてみると、今、神社などでちょろちょろとした
噴水(?)の周りでみなさん、手を清めますよね。
これも水を入れて置いて入り口の所においておおいて
入ってくる人がてんでに手を清めるとか....
というよりもこういう周王から賜ったような品って
実際には使わないんでしょうか。
○ゲツ「月リ」人ユウ銅守挽車
これは足を切る罰にあった番人が動物小屋を守る姿を現したもの。
う〜ん、現場ではよく見えなかったけど、カタログで見ると
膝より先のない番人が立ってます。
京都の泉屋博古館にも同様の番人が守るのはあったような。
しかしもうこうなるとどうしてこういうものを作ったのか
よくわかんないですね。何かを入れる小箱にでも使っていたのでしょうか。
○ジョウガン宴楽採桑攻戦紋銅壺
このつぼ、すっかりさび付き、模様が直には見えなくなっていますが、
実は非常に当時の生活様子が詳細に書かれている有名なものです。
上の方には木に登って桑を採っている姿、すなわち絹織りのためですね、
3段目には船上での戦いの場面が描かれています。
ここでもな〜がいカで戦っています。
○兵馬俑
高木様が書いていた兵馬俑は実は彩色されてハデハデで不気味だったというやつ。
私はパネルを見て笑うと共に、感動してしまいました。
というのも中国の観光地に行くたびに何故か見せられる蝋人形の数々、
今回の兵馬俑の彩色バージョンのパネルを見て
「もうすでにあそこに原点があったのかあ〜!」と
納得したからです(^^)
○祭祀場面貯貝器
私、最近
「古代中国と倭族 黄河・長江文明を検証する」鳥越憲三郎(中公新書)
という本を読んだのですがそこでこの貯貝器について載っていました。
それによると前漢の雲南省当たりの風習を表現したものです。
これがともかくスゴイ!たった口径30cmばかりの所に127名もの人物と
しかも高床式住居が描かれています。
そしてその内容は人物やら動物が生け贄として張り付けにされ、
司祭者達(?)に供されると言う、なんともすさまじいものです。
まあまあ、商の墓でも陪葬というか、首のない死体やら
首ばかりやら、どう考えても凄惨な場面が行われてきたはずなわけですが
このように青銅器としてはっきり様子を残されるとそれはそれで
なんともすごいです。
そういえば1998年頃、このMLで殺人祭鬼の話題が出て
中国西南部の風習と関連があって云々という話がありましたが
これに関係したものなのでしょうね。
たまたま最近上の本を読んだ後、見事にこの貯貝器が
今回やってきていたのでびっくりしてしまいました。
出土も1957年と古いですし、きっとその筋では有名なのでしょう。
しかしごちゃごちゃしてよく見えないし、
普通の人はその隣に飾ってあったテン王の金印の方に
ついつい惹かれてしまっていたようでした。
上の本を一部でも立ち読みしていれば
興味深くこの貯貝器を眺められると思いますよ。
[昔の思ひ出]
- 来年は辰年ですね。辰年と言えばもちろん龍。さて龍は想像上の動物ですが一体中国人はいかにしてこれを作っていったのでしょうか?
青銅器で様々な怪物が描かれているのはよく知られていますが、この中にまさしく龍の発祥があった!....と思われます。本特別展の3つのテーマのうち、一つがトウテツ文から龍までを、文様の上から追っていっています。個人的に見物は漢代の壺に書かれた龍などの文様!「げ〜、本当に残っているのか〜」と怪しむくらいに色鮮やかに残っています(^^)
あと新石器時代からの陶器、装飾品などを中国のものと西アジアのものと比較して類似性を探ったりする試みもされています。昔は中国の独自性が確認されたとなっていましたが、最近見直されつつあるんでしょうか?(あ〜勉強不足だ;_;)
で、今回のメインは恐らく「いっぱいの青銅器」(^^)。
出光美術館の青銅器を一気に見れる機会はそうそう多くありません。内容的には文様などがはっきりしているものが多くて、感嘆してしまうものもあり、青銅器好事家としては一件の価値あり(^^)。
良いもの見させて貰いました。来年前半には白磁展があるようです。
- 中国の五彩は赤絵などと呼ばれて日本で愛好されました。日本に関係したもの、そうでないものも含み、民窯の五彩を展示しています。行って3週間、既に印象を忘れてます(^^;)。
別な部屋の雑雑とした陶磁器も、宋磁とか青花とかあったりして結構見物でした。
英国デヴィッドコレクション |
セゾン美術館(池袋) その他,大阪、福島、萩で開催予定 | (池袋 98/10/13-11/23) |
- 知る人ぞ知る英国のデヴィッド卿が集めた世界で一番と言われる中国陶磁器個人コレクション。その一部が来日です。
これだけ素晴らしい展示を半世紀以上前に集めたとは確かに驚くばかり!全時代,比較的満遍なく展示していますが,元以降の青花と清時代の紛彩が目立ちました。
甦る!消えた中国皇帝の秘宝 |
三越美術館(新宿) その他,名古屋、福岡、大阪、広島で開催予定 | (新宿 98/10/17-12/6) |
- 台湾の故宮の文物は国民党が北京から持ち出し,南京や重慶を経て,最後に台湾へ持っていったものでした。近年,南京の倉庫から忘れ去られた故宮の文物が発見されました。以下,MLに投稿したものの一部。
「文物ですが、まあ確かに故宮らしいかな、って感じです。時代は明清のみで、本当に北京に紫禁城が置かれてからそこで作られたものばかりです(といっても洪武帝時代の品はあるけど)。台北故宮が元以前の文物も豊富に展示しているのとは対照的です
ということで歴史文物っつーより、明清皇帝の愛玩美術品です。
陶磁器は結構楽しいのがありましたが、それ以外は仏具とか、衣装とか、私好みでなかったり琺瑯も大したやつではなかったりいまいちでした(私はですけど^^;;)。
あ、明時代のマテオリッチによって作成されたとされる坤輿萬国図という世界地図があり,これは壮観で人だかりもしていました(もっともこれ自体はマテオリッチが作成したものの模写らしい)。」
大黄河文明展 |
江戸博物館(東京、両国) 福岡,京都でも開催 | (東京 9/29-11/23) |
- 黄河流域の様々な文物を展示しています。現在研究が進められている新石器時代の各種遺跡の図があったりするのが嬉しいです。結構珍しいものもあったりして面白いです。以下,MLに投稿した一部を掲載。
「私が面白かったものを挙げておきます。
○商周春秋戦国
*商代の埋葬者が分かっている墓として有名な「婦好墓」の青銅器2点
やはりこの墓のものは結構立派なものだと思います。
*鄭の祭祀セット
鼎9個を含む祭祀セットが発掘されているそうで、春秋時代に覇者と先駆けとなった鄭のものだと思うと興味深いですね。デザインはシンプルです。
*楚の出土品青銅器
商周伝統の伝統の紋様が立体的に表現されているのが楚の文化を感じさせて力強く面白いです。
〇漢時代
先日話に出た銀ル玉衣もありました。
*漢時代の怪物、獣の壁掛陶器
いやあ、漢時代ってやっぱり変なのが多いですねえ。前者はハクション大魔王みたいなやつで、後者は犬が服を着たような動物と、下半身が獣化したような人間が支え合うものでした。壁掛壷は壷の縦半分が平べったくなったやつですがそういえばあまり見たことが(私は)ないですね。
*燭台
漢時代の神仙思想を表現したもので、昇竜、羽人、蝉などが留まっている三星堆で出た神樹の縮小版。
〇唐時代
*伏義、女カの陶像があった。こんなのを見たのは初めてかもしれません。非常に珍しい気がします。説明にもありましたが、唐時代の西域では確かに伏義女カの絵が描かれた帛が出土していますが、こんな像になっているのは初めて見る気が。面白すぎ。
もっとコンパスなどは持っておらず、二人の半身蛇なだけなので本当にそれかは分かりませんが。
宋時代以降はお情け程度に置いてあるだけでろくなものはなかったようです。
清明上河図の模造品(しかも粗悪)がおいてあったりしました。」
東洋館開館30周年記念展 |
東京国立博物館(東京・上野) | 98年度 |
- どひ〜、こんなものやっていたのか。題記の通りの記念展で東洋史に関する様々展示会をやっています。今年は何回か行かなくては。私が特に惹かれた中国史ものは以下のようなものがあります。
98/8/11-9/20 中国書画の名品
99/1/5-3/28 甲骨〜漢字文化の始まり
98/12/8-99/3/28 館蔵の唐三彩
99/2/2-3/28 漢代画像石の世界
98/10-11/23 特別展・中国美術にこめられた意味
[中国の漆工芸 6/30-9/20]
内容は明以降を中心とした漆工芸です。いかにも漆工芸って感じのものや、楼閣人物図が描かれた工芸品が多くありました。
漆工芸では皇帝にしか認められないという五本足の龍の模様のがたくさんあったのですが、やっぱりもとは宮廷品のものだったのでしょうか。
特別展 「吉祥 〜中国美術に込められた意味」 |
東京国立博物館(東京・上野) | 98/10/13-11/23 |
- 中国の文様は元時代以降,特に華やかになりますが,そこに描かれる文様には大概あるお決まりの意味が込められていました。すなわち吉祥文です。本展示では吉祥文という観点から,中国歴史全時代の中国文物を捉え,説明した非常に面白い展示です。中国文物に興味のある人は勿論,中国史に興味のある方も必見だと思います。東洋館30周年記念の特別展だけあって,日本全国の博物館等から文物を集めた東博ならではの力作展示です(^^)
以下,中国史MLに投稿したものの一部。
「良かった理由を挙げると
一。テーマが良かった。
中国文物の模様には確かに吉祥紋が多く見られます。トウテツ文が吉祥文かは怪しいですが、少なくとも漢時代以降の文物にはなんらかの縁起がいいものを描いた文物が多くみられます。
一般の人でも龍の模様や、丼に描かれる模様を考えて貰えれば
分かりやすいでしょう。
その観点で、青銅器、陶磁器、絵画、玩具(というか家具)などを並べてあるのですから壮観で、また視点が非常に新鮮でした。
二。説明が詳しくて良い。
東京国立館の常設展示、または今年度の30周年記念の小特集展示は説明が非常に不親切です。しかしこの展示は違いまして部屋内の大説明はもちろん、文物ひとつひとつに
つける丁寧さです。これをじっくり読んでいれば数時間はのんびりできるでしょう。
もちろん室内の雰囲気は基本的に静かでゆったり鑑賞できます。
三。文物が良い。
これに関しては鑑定眼には自信がないので感覚ですがかなり文物も素晴らしいと思います。結構珍しいものも多かったりします。
そもそも今回借りている先が、中国文物の所有では名だたる博物館、美術館ばかり!おそらく東京国立博物館の威信を以って集めまくったに違いありません(^^)
そのせいでかかなり逸品、というかあまり見た覚えのない気がするものが多かったように思います。また数も結構ありまして250点近くだったようです。」
-
館蔵 中国の陶芸展 |
五島美術館(東京・上野毛) | [98/6/27-7/26] |
- 中国の陶磁器、50点ほどが展示して有ります。時代は戦国時代の漆製品から清代まで幅広いですが、半分くらいは明時代です。
当館所蔵の宋の青磁なども展示されていて陶磁器に興味があるなら一見の価値あり....ですかね(^^)。説明はまあまあ丁寧。
-
中国絵画を楽しむ |
渋谷区立松涛美術館(東京・渋谷) | [〜98/7/20] |
-
明清時代の作品を展示。う〜ん、素人の私にとっては知らない人の作品ばっかり(^^;)。やっぱり絵は難しいですねえ。
-
三星堆 中国五千年の謎・驚異の仮面王国 |
世田谷美術館(東京) | [98/4/25-7/20]京都、福岡、広島でも順次開催。 |
- 青銅器の仮面が出てきて中国考古学会を驚かせた文物がとうとう来日!
でかい!しかも中国青銅器ではほとんど見られない人面像!マスコミがセンセーショナルに書くのは抵抗がありますが、その珍しさは確かに圧倒されます。中原の文物との共通点も多く、独立した文化とは到底思えませんが、蜀の文化の独自性も強く感じます。
まず人名像がわんさかあり、続いて戈や璋を中心とした玉製品やその他文物があります。中国古代神話を彷彿、というかどう考えても結びつけちゃう巨大神樹も注目。いやあ、凄すぎ!
売っていたパンフは内容豊富で2500円の価値十分にあり。読むともう一度行きたくなるかも知れません(^^)
東洋絵画の精華 クリーヴランド美術展のコレクションから |
サントリー美術館[98/5〜6](東京・赤坂見附)
- あっ、終わっている(^^;;)。題記の通りアメリカ合衆国の美術館にある東洋絵画の展示会です。中国ものも結構あり、馬遠、董其昌、朗世寧の作品などがありました。まあ、精華と呼ぶに値する作品が多かった気が。
が〜ん、でも前期と後期で分かれており、前期を見損ないました(;_;)。
- 五島美術館(東京・上野毛)[1998/5/16-6/21]
- 1フロア90点余りで漢から三国時代の鏡が中心。あまり量は多くないですが、銘文を全て書き出しているなど、説明がまあまあ丁寧なのが嬉しいですね。ただ錆のひどく絵柄が不明瞭なものも多かったです。
具体的には西王母や東王父、伯牙がはっきりわかる鏡(説明)が多く、結構楽しめました。そうそう、月と太陽を表すヒキガエルと烏の絵もありました!
方格規矩鏡が無かったのが悲しかったです。あれ、いろいろ珍獣(?)が書いてあって楽しいのに(^^)。
- 出光美術館(東京有楽町)[1998/4/7-5/31]
- ああ、これを書いている時、あと6日間しかない(^^;;)。
俑というのは副葬品の一種で、被葬者が死後の世界でも現世と同じように暮らせるように作られた飾りものです。有名なのは始皇帝の兵馬俑ですが、今回それはなく、比較的地味な俑、でも副題にぴったりな雰囲気の俑が集められています。唐時代の泥人形とかもあったりしてまあまあ面白かったです。相変わらず、展示数は少ないですが。
秦の始皇帝 兵馬俑と銅馬車展
[同時公開 中川コレクション 中国陶磁器の名品展] |
そごう美術館(横浜)[1998/5/21-6/14]
- 銅馬車も兵馬俑も複製品なので、今一つ迫力がありません。展示品もそれだけなので、なんだかなあという感じでした。同時公開の中川コレクションの方が見甲斐がある?
- 富岡美術館(東京・大森)[98/5]
- もう終わっているのかな?(^^;;)
明清時代の陶磁を扱っていました。数は多くなく、素人としては内容も今一(^^;;)。しかしちょっとだけあった清時代の単色釉は良かったです。茶葉末とか、特に黄釉はむちゃくちゃ綺麗でした。
- [97/10/4〜12/1]
- 東京池袋のセゾン美術館でやっています。
主な展示物は宮廷衣装です。乾隆帝から光緒帝までの皇帝と皇妃の(結構似たような)衣装が、これでもかこれでもかというほど展示されています。各展示品に丁寧な説明が付いていますが、丁寧すぎて似たような文も多く、きちんと読んでいるだけで疲れます。
絵画もあり、清の皇帝像と言えば必ず出てくるおきまりの朝服像があります(光緒帝)。そういえば私は実際に見るのは初めてかも。結構感動しました(^^)。
工芸品もありますけど、おまけみたいな感じでほんのちょっとです。全体的に見て清の雰囲気はかなり堪能できると言えるでしょう。
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- (大阪・96/5)
- 確かに故宮らしい「宝物的」なものばかりで,清時代のものが多かったです.あまり宝物関係には興味はなかったつもりでしたが,それでも惚れ惚れするような逸品がたくさんありました.そのせいかやたら人も多かったなあ.売っていたパンフが結構お得で、今読むと名宝にうっとりします。
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- (京都文化博物館・96/8)
- 秦の時代,南越に派遣された将軍が,独立し,小王朝を開きました.それが南越国....そんなんもあったかな(^^;).金印とか玉衣とかがあって結構面白かったです.
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- (全国・96)
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- 結構マスコミで騒がれた気のする展示会.何を名品というのかよく分かりませんが,確かに想像力を掻き立てられる品が多かったです.私が好きなせいもありますが,青銅器がやっぱりよかったです.ただちょっと後半が不満でした(青銅器が無かったから...だけじゃないはず^^;).
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- (大阪府弥生文化博物館・96/10/12-12/8)
- 斉・魯国のあった山東省の春秋戦国から漢時代の文物が展示されています。数はそれほど多くないですが、いくつか素晴らかったり面白いものもありました。青銅器も結構あったけれど、う〜ん、やっぱり青銅器は商周時代の方がいいなあ。
おっ、そういえば磬と呼ばれる古代楽器の模型があって、「きーん、こーん」と見学者が勝手に鳴らせました。あんふうになっているのは私は初めて見ました。
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