塩竈神社
奥州一宮塩竈神社は,松島湾千賀ノ浦を眼下に見下ろす一森山の頂上にある塩竈市のシンボル的な神社です。202段の表坂の階段を上ると,立派な構えの社殿と境内があります。昔から航海安全・国土開発・安産の神様として厚く信仰されていました。江戸時代伊達政宗の保護を受け発展しました。家内安全・延命長寿・海上安全・大漁満足・交通安全・安産の守護神として信仰されています。今年の初詣客は57万2900人でだそうです。
<1月の風景>
(元日の塩釜神社の
裏参道入り口からみた風景。大晦日から元日にかけての夜店の屋台がずらり)平成10年1月1日境内で
<4月の風景>
4月12日神社の境内は4分咲きでした。 花より団子「おさんこ茶屋」のあんこ・ごま・醤油の三色団子がおいしいです。
4月19日桜が満開になりました。
志波彦神社
塩竃神社の境内には、塩竈の神に協力した神として志波彦神を祭っている志波彦神社があります。こちらは、農業守護・国土開発・殖産の神として信仰されています。社殿は、明治・大正・昭和の三代にわたる神社建築の粋を集めたものです。
境内の植物
塩竈神社の境内には、およそ117科目・344属・500種に及ぶ植物が生い茂っていいます。その中でも珍しい植物としては
塩竈桜(しおがまざくら)…昭和15年国の天然記念物に指定…一度枯れたが、昭和62年に再び国の天然記念物に指定
蝋梅(ろうばい)
多羅葉(たらよう)…昭和45年宮城県の天然記念物に指定。多羅葉の葉の裏に釘で文字を書くことができます。
冬山椒(ふゆざんしょ)
紅羊歯(べにしだ)
松島笹(まつしまささ)
赤目樫(あかめかし)
などがあります。境内で探してみてください。